みね子の結婚から2年後 / ひよっこ2 第1話

2019年3月25日(月)第1話

あらすじ

みね子と秀俊が結婚してから2年の歳月が経過した昭和45年(1970年)。みね子と秀俊の二人は、その後もすずふり亭で働き続け、すずふり亭の隣のあかね荘の一室で新婚生活を送っていました。

二人で店を持つことを夢見ながら、多忙な日々を送るみね子と秀俊のその頃の悩みは、忙しすぎてゆっくりとデートに出かけることが出来ないことでした。同じ頃、奥茨城村では、美代子、君子、きよの三人が、その後も定期的に「母の会」を催していました。

一方、すずふり亭では、省吾と愛子が、鈴子のことを心配していました。その頃、鈴子は元気を失っていました。人前では元気そうに振舞っていましたが、実は杖がないと歩けないほど、足腰が弱りはじめていたのです。

そんな中、みね子と秀俊はバー砂時計に足を運びました。砂時計には、すでに省吾と愛子が先に来ていました。愛子は、仕事が出来ないフリをして、鈴子の仕事への情熱を奪わないように気を使っていました。そんな愛子の気づかいに、みね子は涙を流すのでした。

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予習レビュー

『ひよっこ』の最終回が2017年9月30日。それから約一年半。ついにみね子ちゃんたちが帰ってきました。

最終回から一年半が経過しましたが、ドラマの中の時間も経過したのは2年だけ。

時間の経過もわずかなら、『ひよっこ』のときと、愉快な面々の状況もそれほど大きく変化はないとのこと。

半年間、泣いたり笑ったりした、あのときの世界観が、そのまま再現されるようです。

続編というのは、登場人物たちの状況の変化を描きがちで、それが、正編の世界観を損なうことがよくあります。

でも『ひよっこ2』では、その心配はなさそうです。それがブログ主には何より嬉しい。

さて、『ひよっこ2』第1話は、懐かしいすずふり亭、あかね荘、そして奥茨城村が舞台となるようです。

『ひよっこ』のときから、それほど変わりない面々。それほど変わりない景色。それほど変わらない生活環境。

わずか4日間ですが『ひよっこ』の世界観を、当ブログで一緒に楽しみましょう!

感想

『ひよっこ』の最終回の日から2年後。赤坂も、奥茨城村も、経過した2年という歳月に相応の変化はありましたが、際立つような大きな変化はありません。

そして、今回のドラマの中でも、際立つようなストーリーの展開も皆無です。

にもかかわらず、あっという間に引き込まれる。目が離せない。ワクワクが止まらない。朝ドラよりも長い時間にもかかわらずまったく飽きない。

ところで、漫画家の鳥山明氏が『Dr.スランプ』の中に登場させた、マシリトさん。少年ジャンプの名編集長は言いました。

キャラクターが魅力的であれば、ストーリー展開など不要。

まさに、名編集長の言葉通りの『ひよっこ2』第1回。登場人物たちの近況報告だけで終わった回なのに、その近況報告の面白いことと言ったら・・・

キャラクターが魅力的であれば、キャラクターのわずかな変化すらも面白くなる。ただの近況報告すらも魅了的になってしまう。

キャラクター造形のお手本のような回でした。

みなさん、涙が出るほどお変わりありませんでした。2年前とほぼほぼ同じでした。特に中高年キャラたちは、時間が止まったかのようでした。

若い人たちには変化がありました。それもごくわずかですが。

ちよ子ちゃんがバスに乗る。かつてさおりちゃんのテーマ曲でもあった太田裕美さんの楽曲とともに、ちよ子ちゃんが視線を注ぐその先にいるイケメンの青年。

ちよ子ちゃん、もう恋をする年齢です。

お布団に地図を描いていた進くんも、坊やから少年になっていました。

養子として迎えられた直後は、借りてきたネコみたいにおとなしかった茜ちゃんも、いつしか大人たちを仕切る人気者に。

でも、変化といえばこれくらい。

変化がないのが嬉しすぎる第1回となりました。

そんな中、最大の変化は、米屋の阿部家でしょうか。

あれほどパンにこだわっていた旧さおりちゃんこと、米子ちゃんはいつの間にかご飯派に。一方、パンを毛嫌いしていた親父さんはパン派に転向。

しかもパン派に転向した理由がいかにも親父さんらしい。角に開店したパン屋の奥さんに惚れたのでパン派に転向。あの親父さんなら、十分にあり得る、納得の変化の理由です。

パンと米は逆転しましたが、阿部家の人間関係はまったく変わらず。

そして、米子ちゃんが三男くんにラブラブなのも、まったく変わらずです。米子ちゃん、最愛の男性と結婚できてよかったね。

変化がないことにこだわり抜いたという点で稀有な続編。変化がないということが、どれほど幸せなことなのかを実感する第1回でした。

追伸:角谷家の長男が太郎。三男が三男(みつお)。不在の次男の謎がようやく解明しましたね。産後一週間で亡くなっていたとは、

きよさん、悲しい思いをしたんですね。『ひよっこ』の中で描かれた、三男くんへの深い愛情の理由とともに、すべてがようやく明らかになりました。

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コメント

  1. キヨコ より:

    朝蔵さん、ひよっこ2にもコメントありがとうございます(*^^*)

    公式サイトにあった有村架純さんのインタビューを、放送前に読みました。
    他の作品の撮影をしながらだったので、声の感じがみね子と違う時があり、
    スタッフに「戻ってきてー!」と言われたとか。
    「砂時計」に入った時のみね子の声が、ちょっと高めかな?と感じましたが、
    ヒデと一緒でラブラブだから、だよね。

    本当に30分はあっという間でした。
    あと3回しかないのは寂しいですが、(初回からこんなこと言うのもなんですが)
    しっかり観て、楽しんでいきたいと思います。

    さて、余談ですが、北海道では先週、芳根京子さん主演のドラマが放送されました。
    「水曜どうでしょう」制作ローカル放送局がモデルとなったコミック本が原作で、満を持しての放送です。
    テレビ局にまさかの「バカ枠」で採用されたヒロインは、おっちょこちょいで、真っ直ぐ一直線に突き進んで周りを巻き込んでいく、いわゆる「べっぴんさんのすみれ」とはまるっきり違うキャラでしたが、見事に演じてらっしゃいました。
    劇中で、ももクロの夏菜子ちゃんがゲスト出演。
    「どこかでお会いしたことありましたっけ?」なんてやり取りがあり、朝ドラファンには、たまらない場面もありました。
    もちろん、チームナックスの面々とその仲間たちも総出演。
    全国放送されるのかな?

    長々とすみません。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      子供の2年間の変化はとてつもなく大きなものがあります。でも、大人の2年間は、変化したのかどうかもよくわからない。そんな微妙な変化が心地よいですね。みね子ちゃんの声の微妙な変化は、やっぱりラブラブな気分が影響してるんでしょうか。

  2. ひるたま より:

    今日の回は、ストーリーが展開するというよりはむしろ、登場人物達に関するおさらい(復習)&近況報告の色が強かったような気がします。
    今作は基本的に、視聴者が本編を見ている&キャラクターを把握している事を前提に作られているような気がする…と、見ながら感じていました。言い換えると、本編を見ていない状態で今作を初めて見る方達にとってはちょっと話について行きにくいかもしれませんね。

    ところで、米屋パートの場面で出たセリフ「ブルガリア‘の’ヨーグルト」ならば放送してもNHK的には問題無し、という事でしょうか…?(^m^;)