乙女寮の仲間たち集まる / ひよっこ2 第2話

2019年3月26日(火)第2話

あらすじ

実がはじめた花の栽培は軌道に乗り、宗男は、花の出荷を手伝うために谷田部家へ。そんな中、花を東京方面に出荷するトラックに、宗男は乗り込んでしまいます。東京に憧れる宗男は、トラックが東京に向かうと知って、居ても立っても居られなくなったのです。

その頃、ちよ子は、通っている高校で、卒業後の進路指導を受けていました。ちよ子は、ひそかに胸に秘めていた卒業後に希望する進路を担任の田神に打ち明け、ちよ子の希望をはじめて知った田神は、そのことに心底驚かされます。

同じ頃、鈴子は時代の変化を感じていました。これまでの洋食屋のあり方が、客から求められなくなり、将来に不安を感じていたのです。インスタントラーメンに押され、売上が落ち続ける五郎と安江も、同じ不安を感じていました。

そんな中、あかね荘に、懐かしい顔ぶれが集まってきました。乙女寮の仲間たちが、あかね荘の裏天広場で同窓会を開くことになったのです。集まった面々は、それぞれが近況を報告し合うのでした。

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予習レビュー

ブログ主が大好きだった、あの宗男おじさんが登場です。嬉しすぎて泣きそうです。

宗男おじさんは、実さんの花の出荷のお手伝い。『ひよっこ』のクライマックス近くで、まだ記憶が戻りきれていない実さんは、花の栽培をはじめました。

その事業が軌道に乗ったようです。よかった・・・

花の栽培は順調ですが、実さんの記憶は、その後、どれくらい戻ったのでしょうか。それとも、記憶の回復が必要ないほど、谷田部家や奥茨城村に馴染んているのでしょうか。

そして、もう一つ嬉しいことが。

乙女ちゃんたちが集まってきます。

幸子ちゃんもやってきます。身体が弱かった優子ちゃんは、赤ちゃんを連れて登場します。

一方、仲良くケンカを繰り返していた澄子ちゃんと豊子ちゃんは、その後も、あかね荘で一緒に暮らし続けているのでしょうか。

大好きな人たちに次々と会えて、もう泣きそうな第2話です。

感想

今回も、前回に引き続き、愉快な面々の近況報告が中心でした。

そして、近況報告だけで十分すぎるほど面白い。ストーリーの展開がなくても面白い。愛すべき変人たちと再会そのものが、嬉しい回でした。

そんな中、ちょっと切ない時代の変化が暗示されました。

「商売はいつどうなるかはわからない」
「洋食屋のあり方が変わってきた」
「ナポリタンを食べて、これはイタリアンではない」

平成の最後の年を迎える今なら、すずふり亭のメニューは、昭和の懐かしい洋食屋の味です。とってもレアな味です。

もし、すずふり亭が、都心のどこかに開店したら、きっと人気店になるかと思います。

しかし、萬平さんが、核家族化を見据え、まんぷくヌードルの価値を世の中に問うた昭和45年(1970年)当時。

すずふり亭は、時代遅れの食堂です。

時代の変化の中で、時代に追いつくか、取り残されてしまうのか、岐路に立っているすずふり亭。

鈴子さんの古き良き時代が過ぎ去ろうとしています。

鈴子さんが元気がないのは、足腰や記憶力の衰えよりも、もしかすると時代の変化についてゆけない悲しみ。

または、時代の変化にはついてゆく自信はあるものの、これまでの時代とのお別れへの悲しみが、元気のなさにつながっているのかなと思いました。

ちょっと切ない場面でした。

でも、その切ない空気を、まさかの『まんぷく』ネタが吹き飛ばしてくれました。

「インスタントラーメン、どこのどいつだ、出て来い!」

ちょうど『まんぷく』と同じ時代。見事にケンカを売ってくれました(笑)

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コメント

  1. Yoshinari Hama より:

    光石研さんから長谷川博乙さんへってのが。これ明智光秀繋がりなんですよね。

  2. ひるたま より:

    「まぁ、あのインスタントラーメンが出来てから、こっちはもう右肩下がりよ…どこのどいつだよ、あんなもの発明したのは?…出て来い!」←福翠楼の五郎さん&安江さん夫妻のこのセリフ、正に現在放送中の『まんぷく』を意識したセリフ(&演出)としか思えませんね。オマージュ演出とも解釈出来る一方で、喧嘩売ったようにも捉えられかねないですし。「『まんぷく』制作陣に対して喧嘩売ってる!?」というのが個人的な第一印象だったのですが(^m^;)。まぁ、『まんぷく』制作陣も、そして脚本を担当された福田靖さんも大人でしょうし、おそらく笑いながら御覧になっていた…と思いたいですね。

    そして、ようやく‘借金’を返せた雄大くん&綿引くんは今回も屋台で「一緒にラーメンを食べた仲」。これまた、『まんぷく』へのオマージュ演出でしょうか。「茨城からの交通費の方が高かったぞ」という綿引くんのセリフに対しても‘立て板に水’で流した雄大くんのKYぶり…何故だか萬平さんと被るような?(^^;)

    ところで。
    ‘乙女ちゃん’達の中で、澄子ちゃんは相変わらずマイペースで食いしん坊キャラ…しかしながら、2年前に比べて放つオーラが違う。2年の間に民放ドラマ(しかも脚本担当は同じ岡田さん…だったように記憶しています)でヒロインを演じた「澄子」=松本穂香さん御自身の成長と被るな~と思いながら見ていました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      五郎さんと安江さんのセリフ。間違いなく萬平さんと福ちゃんにケンカ売ってますね(笑)。大阪は、こうした遊びをよくやりますが、東京もなかなかやってくれますね。捨てたもんじゃないですね。

  3. mouyan より:

    インスタントラーメンなんか誰が作ったんだ!と中華屋の親父が怒っている場面がありましたが、そこに萬平さんが呼んだ?と出てきたら面白いだろうなあと思わず想像してしまいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      福ちゃんが、まんぷくヌードルを食べ歩きしながら出てきたら、ケンカは避けられないでしょうね(笑)