鈴子が熱海旅行から戻る / ひよっこ2 第4話

2019年3月28日(木)第4話

あらすじ

奥茨城村に帰省していた、みね子と秀俊が東京に戻る日の朝。東京に向かうみね子は、出発前に助川家に帰ってきている時子を訪ねました。スキャンダルに巻き込まれ悩む時子に対して、みね子は言葉をかけました。その言葉は、意外にも厳しいものでした。

みね子と英俊が東京に戻ると、熱海旅行から帰ってきた鈴子はすっかり元気になっていました。家族旅行は、愛子だけでなく、鈴子にとっても心から満足できる体験でした。家族旅行の体験が、鈴子の落ち込んだ心を癒したのです。

そんな中、サンフランシスコに渡っていた早苗が、あかね荘にやって来ました。早苗は、アメリカに行ってから、よく笑うようになっていました。そして、祐二と啓輔のつまらない漫画も、早苗は笑いながら読みました。

同じ頃、ちよ子は家族に宣言しました。ちよ子は、孝行卒業後、就職ではなく大学進学することを決めたのです。ほどなくして、みね子、時子、三男があかね荘に集まりました。時子はすでに立ち直り、三人は絆をさらに深めるのでした。

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予習レビュー

たまらなくチャーミングだった好青年・三男くんの登場です。そして、三男くんのことが大好きだったさおりちゃん、改め、米子ちゃんも登場します。

三男くんは、ずっと片思いだった時子ちゃんと結ばれるのか。それとも、三男くんが大好きだったさおりちゃん=米子ちゃんが、三男くんを射止めるのか。

『ひよっこ』クライマックス近くで描かれた、恋の行方。懐かしく思い出します。

最終的に、三男くんはさおりちゃんと結ばれ、それを機に、さおりちゃんは、大嫌いだった本名・米子に戻りました。

さおりちゃんが米子という名前を嫌っていたのは、大嫌いだった父親の家業が米屋だったからです。

でも、さおりちゃんは、父親をようやく受け入れることができ、米子という本名も受け入れることができました。

すべてが円満に解決したかに見えましたが、米子ちゃんが本名に戻っても、性格はそう簡単には変わらないようです。

名前が変わっても性格は変わらない米子ちゃんをめぐる、三男くんの受難が、笑わせてくれそうで、楽しみでなりません。

そして、最終回の今回。あの早苗さんも登場します。洋行帰りの早苗さん、さらに素敵な女性にパワーアップしているのでしょうか。

感想

キャラクターがチャーミングだと・・・

待ちに待った『ひよっこ2』がはじまったと思ったら、あっという間に最終回の日を迎えてしまいました。

一昨年、半年間にわたって泣いたり笑ったりしながら、こよなく愛した奥茨城村と赤坂の愉快な面々。

全4話。朝ドラ換算で全8話からなる、『ひよっこ2』は、ほぼほぼストーリー展開はなし。近況報告に終始しました。

にもかかわらず、これだけ楽しめるなんて。近況報告を、半年間見続けたいくらいの面白さでした。

キャラクターがチャーミングだと、ストーリー展開なんて不要なんですね。

牧野家の歴史

家族旅行に癒された鈴子さんの元気な姿を見て思い出しました。すずふり亭・牧野家の秘められた悲しい歴史を。

戦後の復興期。

すずふり亭の再興に必死で、ずっと働き詰めだった鈴子さんと省吾さん。そんな中で、省吾さんの前の奥様、すなわち由香ちゃんのお母ちゃんは亡くなってたんですね。

そのことをすっかり忘れていました。というか、今回の鈴子さんを見て思いました。

省吾さんの前の奥さんが亡くなったとき、鈴子さんは、家族旅行に行くことなど夢にも思わなかったのでしょう。

戦後の復興期、そんな時代が来るなど想像すらできなかったかも知れません。

でも、時代が変わりました。

そして、時代の変化というのは、こんな素敵な側面があるのかと鈴子さんは思ったに違いありません。

それまで、時代の変化の負の側面ばかりに気持ちが集中していたけれど、時代の変化によって、家族がこんなに幸せな時間を過ごせるのかと。

一泊二日のささやかな旅行だったかも知れませんが、愛子さんが子供の頃からの願いをかなえ、鈴子さんも時代の変化によって生じた明るい側面を知ることができた。

素敵なエピソードでした。

そして、元気になった鈴子さんを見て、涙ながらに喜ぶ元治さんに、泣かされました。元治さん、よかったね。次は旅行に連れて行ってもらえる上に、鈴子さんが元気になって。

またね

『ひよっこ』本編の最終回。最後のみね子ちゃんのセリフは「またね」でした。そして、みね子ちゃんは「またね」の約束を守ってくれました。

さて、『ひよっこ2』も、すずふり亭が閉店して「またね」。

『ひよっこ3』確定ですね。

次は2年も待ちたくない。いつになるのかな?ということで『ひよっこ』の岡田惠和さんの大ヒット朝ドラで、パート4まで制作された『ちゅらさん』の続編制作時期をまとめて見ました。

『ちゅらさん』2001年4月2日 – 9月29日(回数:156)
『ちゅらさん2』 2003年3月31日 – 4月28日(回数:6)
『ちゅらさん3』2004年9月13日 – 10月11日(回数:5)
『ちゅらさん4』2007年1月13日 – 1月20日(回数:2)

2と3の間が一年半。またそれくらい待たされるのでしょうか。

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コメント

  1. AK より:

    懐かしい人々との再会という感じでした。4回×30分では近況報告に時間を割かれてちと短すぎた!と思いましたが、鈴子さん、ちよ子と時子エピソードはその中でも深く扱われていて良かったです。

    印象に残ったのは
    主人公夫婦…見ていて気恥ずかしくなるアツアツ(死語か?)ラブラブ。

    鈴子さん…老いの問題と商店街を巡る問題が示唆されている気がした。

    愛子さん…本当に演技??

    ちよ子…豊子の不幸をなぞらなかった。(理解ある周囲の人々・家が経済的に立て直された?)茨城大学がこんなにフィーチャーされるのは珍しい。同級生が進学しました(笑・中部地方からですので、「随分変わったところに行った」と思いました。筑波大学はさすがにメジャーでしたが、この当時は無いですね)

    時子…地方の訛りや土地への偏見をギャグにしたりする風潮はその後悪化したのだった(1980年代のタモリの名古屋ジョーク、「ダ埼玉」「おら東京さイグだ」)

    ヤスハル…ああいう自営業者の息子って結構います。

    宗男…ヒッピー風になっていた。雰囲気は「真夜中のカーボーイ」?だが宗男さんはアメリカンニューシネマと違って明るいです。

    漫画家…不憫

    世津子…エピソードのモチーフは岸恵子とデヴィ夫人か?

    …3が楽しみな内容でした。しかしこの後はオイルショックの時代なのであまり明るい要素がない??

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      『ちゅらさん3』が制作されたタイミングから考えて『ひよっこ3』は『2』の二年後前後かなと思います。その頃には、もしかするとみね子ちゃんの子供がいるかもしれませんね。または、みね子ちゃんの子供の誕生からスタート、なんていう展開も。

  2. ともぞう より:

    次回はぜひとも元治さんとヤスハルくんに幸せを!すずふり亭慰安旅行編もいいですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      身寄りのない元治さん。家族を持たせてあげてほしいなと、ブログ主は願っています。

  3. CSR より:

    いつも楽しく拝読しております。

    待ちに待った「ひよっこ2」がアっという間に終わってしまいました。とても懐かしく、そしてとても楽しく視聴することができました。

    チラ見を含め、主要登場人物がほぼ全員登場したのに驚きましたし(乙女寮の和夫さんまで)、これまでのファンには十分伝わる近況報告でした。

    このシリーズは、千代子に持って行かれましたね・・・。

    家族の面々に対し大学に行かず就職しようと思っている理由を説明する場面とか、後に気持ちを変化させて大学に行こうと思った動機を母美代子やみね子に話すときの表情とか、とっても上手に演じられていて、この先の展開がとても楽しみになって来ました。

    また、想像通りに、三男&米子のパートは爆笑の連続でした。大笑いしてしまいました。でも、米子は人妻になってキレイになりましたね。

    個人的には、ヤスハルとユカの恋バナのフラグが立つといいなぁと思っていましたが、小生の見る限りはそのようなフラグは立たなかったように思います(見逃していたらスイマセン)。

    他の皆様と同じように「ひよっこ3」が待ち遠しいです。

    朝蔵さん、いつもありがとうございます。

     

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ヤスハルくんと由佳ちゃんになにがしかの変化があることをブログ主も期待していたのですが、そこまで描くと4回では収まらなくなりますからね。ちよ子ちゃんの可愛らしい恋でちょうど良かったと思います。

  4. もふもふ より:

    あっという間の4回。幸せな気持ちで見ることが出来ました。
    悪い人がいなくて、みんなのその後があって、見終わった後はあったかい気持ちになれます。
    なかなかそんなドラマはないのではないでしょうか。
    そして、どこでみるよりも、みね子役のときの有村架純ちゃんはかわいい。みね子=有村架純しかあり得ない、という脚本家の岡田さんのおっしゃることもうなずけます。
    なまじスピンオフにするより、ひよっこ2というかたちがよかったと思うので、3も期待しています。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      見終わった後にあったかい気持ちになれる・・・本当にその通りのドラマでした。日々のあわただしさの中でうっかり忘れがちな優しい気持ちを取り戻してくれるドラマだなって、あらためて思いました。

  5. すずか より:

    泣いたり笑ったり、ですよね〜
    今日は特にちよ子ちゃんに泣かされました。
    良かったね、ちよ子ちゃん (ToT)

    かと思えば米子ちゃんの
    「実家に帰らせていただきます」で爆笑(笑)

    3が待ち遠しいですね!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      米子ちゃんの「実家」がどこなのか、三男くん同様、数秒考えてしまいました。まさか、あんな展開になるとは思いもよりませんでした。

  6. まーちゃん より:

    今回の「ひよっこ2」のヒロインはちよ子ちゃんだったようですね^^もともとちゃっかりさんでしっかりさんでもあったちよ子ちゃんは私のお気に入りでしたが他のキャラがほぼほぼ変わらない中で一番成長を見せました^^V「ひよっこ3」はいつになるかわかりませんがそのときは進君も思春期の悩みを抱えていたりするんでしょうね^^

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      『3』は、女子大生になったちよ子ちゃんと、茨大の先輩の恋バナ確定ですね。

  7. ひるたま より:

    バタバタした後(加えて今日の『まんぷく』見直しも重なって)、ようやく少し落ち着いて録画を見直しています。
    率直に申し上げて、30分×4回(朝ドラの話数に換算すると8話分)ではあっという間でした。これはもう『3』も制作しないと、視聴者側が収まらないのでは??(^^;)
    大学進学を目指す事を決めたちよ子ちゃんのその後は…学校の先生か、もしくは公務員??(周囲の茨大出身者を見ていると、どうしてもそのように想像してしまうのですよね^^;)

    現在放送中(といっても、あと2話で終わってしまうけれど)の『まんぷく』に見慣れた状態で『ひよっこ』を見ると、ドラマの世界が全体的にホンワカホワ~ンとしている≒お伽話のようにも映る…というのが率直に感じている事です。スリリング&サスペンス感溢れる展開は(本編には所々ありましたが)『2』には無縁でしたね。

    繰返しますが、『3』も制作しないと視聴者側が収まりませんよ…きっと。(^m^;)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      最後に、みね子ちゃんの「またね」と、すずふり亭の閉店のプレートの「またね」。二度の「またね」をしてしまったことで『3』は確定ですね。『3』も、大きな変化がありませんように。