なつが北海道十勝に来る / なつぞら 第1話

2019年4月1日(月)第1週「なつよ、ここが十勝だ」

あらすじ

終戦の翌年、昭和21年(1946年)初夏のある日。この物語の主人公・奥原なつが、北海道十勝にやってきたのは、なつが9歳のときのことでした。なつは、柴田剛男に連れられ、東京から十勝にやってきたのです。

その日、戦地から戻った柴田剛男は、家族が待っている十勝に到着。夫である剛男の帰還を喜ぶ富士子や、柴田家の家族たち。しかし、富士子と家族たちは、剛男が東京の焼け野原から連れてきた見知らぬ少女の姿に戸惑いを隠すことができません。

剛男は家族に、なつのことを説明ました。なつは、満州で戦死した剛男の戦友の娘でした。剛男が日本に戻ると、戦友の家は空襲で焼失していました。父親を戦地で失ったなつは、母親も東京大空襲で失っていたのです。

なつのことを見て見ぬフリができなかった剛男は、なつを引き取ることにしたのです。富士子は、なつを受け入れる覚悟をかためました。しかし、剛男の義父・泰樹は、なつを引き取ることに異を唱えるのでした。

<<『なつぞら』トップページ | 次回2話>>

Sponsored Link

予習レビュー

記念すべき朝ドラ100作品目のはじまりです。

物語の最初の舞台は北海道。

これまでの朝ドラの野外ロケ場面は、実際の季節が真冬であっても真夏の場面を撮影したり、その逆で、実際の季節が真夏であってもドラマは真冬などということがありました。

例えば『とと姉ちゃん』。夏の夕方、ヒロインが運河に飛び込む場面、ヒロインの吐く息が真っ白で、それが痛々しかったことを思い出します。

一方、前作『まんぷく』の、福ちゃんと萬平さんの独身時代のデートの場面。庭に椿が咲く季節を描きながら、映像の中の日差しは、記録的な猛暑の炎天下を感じさせるものでした。

そんな、季節を逆転させるような撮影が決して出来ないのが北海道です。

夏の場面は夏にしか撮れない。冬の場面は冬にしか撮れない。

撮影のタイミングが限られてしまう北海道をロケ地に選んだことに、朝ドラ100作品目の意気込みを感じずにはいられません。

そんな、リキの入った記念作品。これから半年間、前作『まんぷく』に引き続き、当ブログで感動を共有できますと幸いです。

感想

る『なつぞら』がはじまりました

新しい元号が発表される記念すべき日。記念すべき朝ドラ第100作目にあたる『なつぞら』がはじまりました。

ドラマは戦後間もない頃の混沌とした時代からスタート。

でも、このドラマは、その後の復興の時代。日本が元気を取り戻し、そして元気いっぱいだった頃の時代が主な舞台になるはずです。

そんなドラマに重さや暗さを与えすぎない演出なのでしょうか。空襲の場面、母親と離ればなれになる場面はアニメーションでした。

そして、そのアニメーションは、具体的な空襲を描きながらも抽象的な表現でもありました。

そのアニメーションの悲劇の印象を消し去るかのような十勝の青空。その十勝の風景が、こちらも明るさに満ちたアニメーションになりました。

春から夏にかけての毎朝を、明るく迎えられるようなアニメーションによるオープニング映像が、心地よい。楽しい作品になりそうです。

今回はまだ登場人物の紹介に終始しましたが、泰樹さんと富士子さんの「苦労」の応酬の会話が気になりました。

どのような苦労があって今の柴田家があるのか。どのような苦労があって「怖いおじいさん」になったのか。

そして、その「怖いおじいさん」が、ヒロインなっちゃんにとって、一番大切な存在になるまでのドラマの展開が楽しみでなりません。

これから半年間。『なつぞら』でも当ブログとお付き合いください。

コメントへの返信 by 朝蔵

今回は『なつぞら』初日のタイミングということもあり、前作『まんぷく』最終回にちょうだいしたコメントへの返信が中心となっています。

コメントをちょうだいした皆さま、半年間、当ブログにお付き合いくださりありがとうございました。

本日からはじまる『なつぞら』でも、引き続きよろしくお願いいたします。

レオナルド君も!?いましたね(Amoさん:『まんぷく』最終回)
半年間の福ちゃんと萬平さんの冒険旅行。終わってしまいましたね。その最後を飾る回で、ダヴィンチくんがいたことには気がつきませんでした。

最後の最後まで、観察力がないブログ主でした。

ピンクのウサちゃん、中が加地谷さんだったら素敵だな(ずんこさん:『まんぷく』最終回)
あのピンクのウサちゃん、中は加地谷さんに違いないと信じながら観ていました。最終回、萬平さんを応援しに来てくれたのでしょう。

一度はすっかり落ちぶれてしまった加地谷さんでしたが、素敵な人生を送れたと思います。

『夢枕システム』も発明(どさん:『まんぷく』最終回)
たしかに、亡き人を、登場人物たちの人生の導き手にする手法、画期的な発明でした。

しかも、『生前葬』に加えて『夢枕システム』があったことで、実質的に、ヒロインの身内は誰も亡くならない展開にもなりました。

ヒロインの家族が亡くなる場面はつらすぎるので、救いになりました。

初めてコメントします(ちいさん:『まんぷく』最終回)
初のコメント、ありがとうございます。

『まんぷく』を、こよなく愛されたちいさんに対して、このブログが少しでもお役に立てたのなら幸いです。

ちいさんが次にハマる作品にめぐり会えるまで、お待ちしています。

夢枕シーン満載のドラマ(どさん:『まんぷく』最終回)
真一さん、思いがけず最後の最後まで登場場面がありましたが、その一方で、真一さんのプライベートはほとんど描かれませんでしたね。

特に再婚後の家庭の描写は皆無。

真一さんの夢枕に立つ咲さん、観てみたいです。

最初から最後まで実に破綻のない安定したドラマ運び(まーちゃん:『まんぷく』最終回)
『まんぷく』がはじまったばかりの頃。このドラマは、福ちゃんと萬平さんの人生の最期までを描くものとばかり思っていました。

しかし、二人の人生のピークともいえるイベントを最終回に据えるところが、また安定感をかもし出していたかと思います。

半年間、安心して観ていられる作品でした。

ピンクのウサギの着ぐる(ぐうたんさん:『まんぷく』最終回)
ピンクのウサギ。あの中に入っているのは加地谷さんだったとブログ主も信じています。

萬平さんが社運を賭けたイベント。萬平さんに気づかれないように、ウサギの中から応援していたのでしょう。

スピンオフ構想(どさん:『まんぷく』最終回)
最愛の二人の娘を嫁に出すときの忠彦さんの悲哀が、みごとなまでに省略されていたことが気になっています。

娘を嫁に出す忠彦さんの懊悩を観てみたいです。

森本さんが嬉しさのあまりガッツポーズをしたシーン(うみがめさん:『まんぷく』最終回)
森本さん。萬平さんのところに来たばかりの頃、塩軍団の一員の頃は、いつも暗い目をしてばかりいましたからね。

神部くんに次いで、萬平さんに救われた人かもしれません。

凄いものを食べていたんだと改めて考えさせられました(もふもふさん:『まんぷく』最終回)
ブログ主も、『まんぷく』がきっかけとなって、何年ぶりかにカップラーメンを食べました。そして、カップラーメンの開発の苦労に思いを馳せながら食べるようになりました。

ピンク色のウサギの着ぐるみ(通りすがりの猫さん:『まんぷく』最終回)
加地谷さんが、ピンクのウサギの着ぐるみを着る仕事をしていることを萬平さんは知らないはず。

きっと加地谷さんは、萬平さんに気づかれないようにピンクのウサギ姿に身を隠して、萬平さんを応援しに来たのだと、ブログ主は信じています。

もしそうだとしたら、加地谷さん、やることが粋ですね。

トムヤムクンヌードルの原型(1013さん:『まんぷく』最終回)
トムヤムクンヌードル!そこには気がつきませんでした。

旅立つ前の萬平さんが宣言したとおり、新商品開発のための旅だったんですね。

<<『なつぞら』トップページ | 次回2話>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. アーモンド より:

    オープニング、今回はヒロインの広瀬すずの実写ではなく、アニメですね。アニメの女の子は、ヒロインそっくりですね。なんかハイジのアニメに似てますね。

  2. まーちゃん より:

    「なつぞら」はじまりました^^最初にアニメを持ってくる演出、ヒロインが将来アニメーターを目指す設定ですから当然アリなのですが空襲の場面は「火垂るの墓」を思い出してちょっと切なかったです;;あと草刈正雄さんがどういう意図をもって役作りをされているかはわかりませんが雄大な自然の中で少しずつ心を通わせていくであろう不器用なおじいさんと女の子という設定は「アルプスの少女ハイジ」も思わせますね。

    松嶋菜々子さんと藤木直人さんは酪農農家にしてはいささか小綺麗でスタイリッシュ過ぎるかとも思いますがお二人とも朝ドラゆかりということで何とも豪華なキャスティングですね^^

    例によって子役ちゃん大好きな私は今週一杯くらいは子役ちゃんたちのキラキラした演技が観たいなとひそかに願っています。

    p.s.
    [火垂るの墓」や「アルプスの少女ハイジ」との類似、ネットでも話題になっていますね。私も含めてそう感じた人が多かったということは演出的に確信犯だったということですね^^;

  3. Amo より:

    なつぞら 始まりましたね これからの展開が楽しみです
    冒頭の ヒロインがイーゼルを立て絵を描いてところは ジブリ作品 「風立ちぬ」ワンシーン 素晴らしいです そしての東京大空襲は人物が焦土と化した凄惨極まる街を逃げ廻るシーン これをテクスチャーを用いて表現 流石です「火垂るの墓」を思わせました
    そこからの朝ドラ名物 水落ちシーン
    これだけでも 見どころテンコ盛りだけど OPアニメで もう感激してしまいました
    北海道十勝の山々がまるで アルムの風景 最初の牛2頭を山羊に替え 赤い服の少女とあったら そのまんま「アルプスの少女ハイジ」
    シカ クマ キツネ リス等 小動物の愛らしいデフォルメは 森康二さんを彷彿とさせます
    私には「わんわん忠臣蔵」を思い浮かべてしまいました その一場面に(モールス信号を打つキツツキ)
    がいるんですが なつぞら にもキツツキがいて嬉しかったです^ ^
    ヒロインがパラパラと動画を描いているところで 一枚一枚 動きが繋がるように確認しながら描きますが
    色トレースのところは赤 青 で描かれてましたね
    当時は全て手作業でしたからね 色指定とか色トレース カラー何番とか指定されてましたよ そして一番驚いたのは これがフルアニメだった事です すごいなぁ それから どう見ても 草刈正雄さんが アルムのオンジにしか思えないです

  4. ひるたま より:

    今日から『なつぞら』が放送開始。そして先程、新しい元号「令和」が発表されました。
    こちらのブログで今まで「??」となっていたパズルのピース(?)が埋まりますね。(^^)

    先に余談から入っちゃいましたが…冒頭の東京大空襲の場面がアニメーションによる演出でした。おそらく他の作品では出来ない=アニメーション(の世界&業界)を採り上げる今作だからこそ許される演出なのでは?と思いながら見ていました。
    今日の放送分で子供なっちゃん(子役さんの演技が秀逸…朝ドラではいつも唸らされます^^)と剛男さんが歩く場面を見ながら…同じ頃に大阪では忠彦さん達が復員し、世良さんが闇市で逞しく立ち回っているのだろうな~とふと感じました。(『まんぷく』についても書きたい事が少なからずあります…もう少し先になるかもしれませんが)
    自分が‘招かれざる客’である事を、なっちゃんが子供心にもすぐに勘付いた事は想像に難くありません。今までの朝ドラでもこのパターンは少なからずあった筈…見ながらつくづく、前作『まんぷく』の戦後描写は(朝蔵さんもレビューで指摘されていた通り)レア=少数派(明るかった)だったのだな~と感じ入りました。率直に申し上げて、小さい子供が初めて行った家で歓待されない状況は見ていてえぐいものがありますね。昭和時代に制作されたドラマには結構普通にあった描写なのでしょうけれども。

    今しばらくは様子見に徹しようかと思いますが、前作から切り替えるのにもう暫くかかりそうです。

  5. よるは去った より:

    ヒロインのなっちゃんの回想である空襲の場面をアニメーションにしたのは今回のドラマならではでしょうね。ああいう場面は実写で見せられても朝からヘビーな気持ちが募るばかりだし、アニメーションにしたのは正解かな?終戦から数十年経ち本日が新元号発表。