富士子と泰樹が対立する / なつぞら 第3話

2019年4月3日(水)第1週「なつよ、ここが十勝だ」

あらすじ

柴田牧場で働かせてほしい。そのなつの言葉を試すかのように、泰樹は、夜明けから酪農の仕事をなつに対して教え込みました。柴田牧場で働いている戸村菊介と悠吉の親子は、なつの働きぶりに感心します。

一方、富士子はなつを働かせることには反対でした。そして富士子は、なつが学校に通わないことを心配していました。しかし、剛男は、泰樹と同様に働きたがるなつの好きにさせるべきだと考えていました。

なつは早朝から夕方まで働きづめでした。夜明けからの酪農の仕事を終えると朝食。朝食の後は畑仕事。夕方には、牛舎に帰ってきた牛たちの乳しぼり。そんな中、仕事で疲れきったなつは、夕食を食べながら居眠りをはじめました。

そのなつの姿を気の毒に思う富士子は、ついに泰樹に対して、感情を爆発させました。一方、夕見子もなつに対して不満を募らせていました。そんな中、泰樹はなつを場所に乗せて、どこかに向かうのでした。

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予習レビュー

なっちゃんを働かせることをめぐって、泰樹さんと富士子さんの対立が勃発します。

剛男さんが、戦友の娘だと言って、なっちゃんを連れてきたとき、富士子さんはなっちゃんを柴田家で引き取ることをこころよく受け入れました。

子供が一人くらい増えたところで、大した影響はないと。富士子さん、太っ腹です。

しかし、泰樹さんは、なっちゃんを引き取ることに猛反対しました。牛なら、引き取っても役に立つ。しかし、人間の子供など、引き取ったところで何の役にも立たないと。

9歳の子供に対して、ここまで言ってしまう泰樹さん・・・鬼です。

なっちゃんが連れて来られたときの、富士子さんと泰樹さんの意見の食い違いが、ここにきて表面化してしまいました。

泰樹さんは、富士子さんにとって実の父親です。だから、富士子さんは泰樹さんに対して、言いたい放題言ってしまうのではないか。

その逆もあり得ます。泰樹さんが富士子さんに対して言いたい放題言う状況のことです。

富士子さんと泰樹さん。娘と父の対立の行方が心配です。

感想

泰樹さん、剛男さん、照男くん、そしてなっちゃんの立ち位置

頑固ジジイの泰樹さん。婿養子に入った剛男さん。剛男さんの息子の照男くん。この三人の男たちの位置関係が見えてきました。

剛男さんが自分で言ったように、剛男さんは働くことよりも勉強することが好き。働くことというのは、もちろん酪農の仕事なのでしょう。

そんな剛男さんの本心を察する泰樹さんは、剛男さんを頼りにしていない。

剛男さんの息子の照男くんも、きっと剛男さんに似たところがあるのでしょう。剛男さん同様に、見るからに線が細そうだし・・・

だから、照男くんのことも、泰樹さんは跡継ぎとして頼りきっていない。そのことを照男くんも敏感に察している。

今回、照男くんが父親のことをさすがだと言い、息子から褒められた剛男さんはそのことをあまりにも素直に喜びました。

同病相憐む。そんな空気が二人の間に流れたような気がします。

そんな、泰樹さんからあまり頼られていなさそうな剛男さんと照男くんの前に、強力なライバルの出現です。なっちゃんのことです。

手際よく乳しぼりをするなっちゃんを見守る泰樹さんの表情が忘れられません。そして、馬車に乗ってどこかに出かける泰樹さんとなっちゃんの姿。

祖父と孫娘、というより相棒どうしのようでした。

コメントへの返信 by 朝蔵

なっちゃんにサツマイモをくれたおばあさんが、朝ドラ1作目のヒロインの北村早苗さん(真夜中の太陽さん:2話)
そうだったんですか!?さりげなく登場した方が、最初のヒロインだったとは驚きです。ずいぶんキレイな人だなとは思いましたが。

劇中のネタ探しはとっても苦手です。前作『まんぷく』では、ほとんど見つけることができませんでした。

もし何か見つけましたら、コメント欄を通じて教えてください。

「富士子ちゃ〜ん」『ルパン三世 カリオストロの城』(Amoさん:2話)
「富士子ちゃ〜ん」にも既視感がありましたが、ドラマを観ている最中は、今回も既視感の正体を突き止めることができませんでした。

富士子という名前にしたところから、ネタだったんですね。そして「富士子ちゃ〜ん」と言わせてネタ全開。間違いなく確信犯です。

サポート役(CSRさん:『まんぷく』151話)
内助の功ではなく、プロスポーツ選手の家庭のようなサポート役。萬平さんに対する福ちゃんのポジションを見事に言い表していると思います。

真一さんも、製塩業に参加してから、萬平さんの名参謀に徹してましたね。

日本の代表的なアニメの一つ、ルパン三世へのオマージュか?(きゅうぽんさん:2話)
ヒロインがアニメーターという職業を選ぶ本作。アニメの名作へのオマージュと思われるネタが満載になりそうですね。

ブログ主は残念ながらアニメの知識はあまりないのですが、アニメファンにはたまらない場面がこれからたくさん出てくるんでしょうね。

アニメのことをもっとよく知っていれば、もっと楽しめるのにと、自分の勉強不足が悔やまれます。

食べ物たくさんあって着る物あって寝るとこがあって(ゆきこさん:2話)
食べ物があれだけ豊かな環境。あの当時の東京人から見たら、夢の世界ですね。

改めて自分のしゃべり言葉を字面で見ると不思議な気持ち(キヨコさん:2話)
『ごちそうさん』以降、たくさんの朝ドラを一回も欠かさず見てきて思うのは、日本には表情の豊かな方言がいっぱいあるということです。

そんな方言に馴染みすぎたせいか、標準語が味わいのない、ロボットの言葉みたいに感じることがあります。

GTOでの共演以来(そら豆さん:2話)
藤木直人さんと松嶋菜々子さんの出演歴をよく知らないので、答えることができません。申し訳ないです。

どなたかご存知ですか?

「火垂るの墓」では富士子さんとまるで逆の性格の役(よるは去ったさん:3話)
そんなリアルな鬼伯母を演じた過去があったんですか!?なっちゃんを無条件で受け入れた富士子ちゃん役で、鬼伯母イメージの払拭ができますね。

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コメント

  1. よるは去った より:

    先日、松嶋菜々子ちゃんが「火垂るの墓」で富士子さんと正反対の役を演じたという書き方しましたが、「火垂るの墓」では自分達の生活を守るためにまだ子供の甥と姪を心を鬼にして追い出しながら奥底で良心の呵責を感じずにいられずにいる複雑な性格でしたね。そして、幼い甥と姪を閉め出した事を涙ながらに激しく非難する自分の娘(井上真央)を懸命に涙隠しながら思わず平手打ちしてしまう。そんな役だったようにおもいます。

  2. Amo より:

    アニメ作品による 既視感も さることながら 今日は草刈正雄さん演じる泰樹の表情の変化に注目しました 初対面の頃 なっちゃんを見る眼が 一体何者だと訝しがる とても怖い印象を持ちました 2話目 依然 未だに理解しようともせず 気持の歩み寄りもありませんでした そして今回 劇中では 既に幾日かが過ぎ なっちゃんも いくらか仕事に慣れてきた頃 ようよう搾乳を許されました なっちゃんの明るく懸命に仕事をする様子に 日頃は寡黙な泰樹さんも実は情の深い人物を思わせる あの眼差しが忘れられない程 優しかったです 草刈正雄さん本当に渋いですね

    夕見子ちゃんが書き物している机には 古びたコケシ人形がありました これがどう繋がるのかわかりませんが コケシ といえば やはり「おしん」アイテムです 銀山温泉へ出稼ぎに行った母ふじが「母ちゃんの代わりだ」と云い おしんに渡したのが コケシ

  3. そら豆 より:

    反町隆史さんが先生役でも松嶋菜々子さんが同僚の先生、藤木直人さんが反町隆史さんのお友達のおまわりさんの役です。

    今から20年くらい前にテレビ静岡で放映されてました。その後、AKIRAさんが先生役でも放映してました。

  4. ともあき より:

    ここで「ふじこちゃーん」へのコメントを見て、皆さん鋭い!さすがだな~と思いました。
    と、同時に、なつが「ここで働かせてください!」と言ったのは、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』の主人公の千尋の一言だったのかな?と今さらながら思いました。

  5. よるは去った より:

    夕見子「あの子鼾煩くて・・・・・・お祖父ちゃんのところで寝る。」とじいちゃんの部屋へ行くと・・・・・・(笑)実は泰樹じいちゃんとなっちゃんは気の合う同士?

  6. よるは去った より:

    松嶋菜々子ちゃんは以前、民放でドラマ化サレタ「火垂るの墓」では富士子さんとまるで逆の性格の役だったのでは。生活苦からまだ子供の甥と姪を閉め出してしまう伯母さんの役だったのでは。