家出をしたなつは帯広へ / なつぞら 第7話

2019年4月8日(月)第2週「なつよ、夢の扉を開け」

あらすじ

ある日の朝、柴田家で騒動が起こりました。なつの姿が消えてしまったのです。剛男と富士子が激しく動揺する中、泰樹だけは、なつの行動を察していました。なつは、兄に会うために東京に行こうとしているに違いない。泰樹はそのように考えたのです。

剛男と富士子があわてているその頃、なつは帯広にまでたどり着いていました。お金を持っていないなつは、帯広の闇市で靴磨きをして、東京までの旅費を稼ぐつもりでした。そして、靴磨きをはじめました。

しかし、なつが靴磨きをはじめてすぐに、なつは警察に捕まってしまいました。警察の取り調べを受けたなつは、警察官に言いました。自分は東京から来ていること。そして、兄が住む東京に帰してほしいと頼みました。

その頃、柴田家の一家は、帯広の闇市に、なつの姿を探しに来ていました。しかし、闇市でなつを見つけることが出来なかった面々は、帯広の菓子店・雪月にも足を運びました。その頃、警察に捕まったなつは、ある行動に出るのでした。

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予習レビュー

今回から第2週。第2週も、リトルなっちゃん時代が描かれます。

第1週の前週は、登場人物たちの紹介や、物語の前提の説明が中心となりましたが、第2週を迎えた今週から、いよいよドラマが動き出す予感でいっぱいです。

なっちゃんが家出をしました。

おそらく、前週の土曜日の回の終わりのあたりで、なっちゃんが家出という行動をとるか、または家出のフラグが立つものと思われます。

ところで、なっちゃんを柴田家で引き取るかどうかをめぐって、いちばんはじめ、泰樹さんは、反対の立場にいました。

家畜を引き取るなら役に立つが、子供を引き取ったところで何の役にも立たないと、かなりきつ〜い言葉を使って反対しました。

しかし、そんた泰樹さんが、もっとも深くなっちゃんと心を通わせることになる様子が前週の帯広の場面を通して描かれました。

そして、今回の家出騒動を通して、なっちゃんの行動をただ一人察していたのは泰樹さん。

今週、なっちゃんと泰樹さんの絆がより太くなる様子が描かれるのでしょうか。

血はつながっていないけれど、血のつながりのある祖父と孫娘を超えた絆を育むことになるらしい泰樹さんとなっちゃんの関係の描写が、ブログ主は何よりも楽しみです。

感想

咲太郎くんの先見の明

なっちゃんのお兄ちゃん、咲太郎くんのことが、はじめて詳しく紹介されました。

身寄りをなくした戦災孤児が、防空壕の跡らしき場所で、何もしないで雨露をしのぐ中。

たった一人、二人の妹と生き抜くために頭を使い、身体を張って生きる咲太郎くんの、生活力に目を見張りました。

誰からも愛される性格なのは、両親から存分に愛情を注がれながら育ってきたからなのでしょうか。

そんな天分とも言える性格を存分に活かして、米兵たちの人気者となり、米兵の前で芸を披露することでお金を稼ぐ。

ここまでだけでも、子供とは思えない生活力に脱帽です。

子供とは思えないどころか、大人でもここまでは出来ない。少なくとも、大人のブログ主にはこんなことは出来ません。

でも、咲太郎くんの抜け目のなさは、ここで終わらない。

普通の子供なら、米軍から買ってきた食べ物を、自分と妹たちとで食べて終わりです。そしてまた、米兵の前で芸を披露してお金を稼ぎ、食べ物を買う。この繰り返しかと。

しかし、咲太郎くんの行動は、別次元。

米兵から安く買うことが出来た食べ物を闇市で高く売って、お金を殖やす。そして、どうやら殖やしたお金は、ほとんど使っていない様子です。

なぜなら、あれだけ豊富な食べ物を安く手に入れられることが出来ながら、食べているのは池で釣ったザリガニ。

そして、珍しく釣り針にかかった鯉がごちそう。

殖やしたお金は使わず、ご両親のお店の再興に使うという咲太郎くんの発想。ただ者ではありません。

将来が楽しみなキャラが登場しました。

帯広警察のおまわりさん

東京の闇市で浮浪児たちを一斉に摘発したコワモテのおまわりさんたち。それに対して、帯広警察のおまわりさんの優しいことと言ったら・・・

一番はじめに、なっちゃんの目の前に、おまわりさんがその姿をあらわしたときは、ちょっとばかり怖く見えました。

しかし、帯広警察署の中で、なっちゃんの取り調べを行うおまわりさんの口調の優しいことに癒されました。

警察にはつかまってしまったけれど、ちょっとだけ安心。

しかし、なっちゃんが次に出た行動は・・・

コメントへの返信 by 朝蔵

天陽くんにアニメーション効果なんて意識はなかった(よるは去ったさん:6話)
動画(のようなもの)の面白さに激しく反応を示すあたり。なっちゃんが、まだ自分でも気がついていない資質のフラグでもあるのかもしれませんね。

帯広の有名二大菓子店は「六花亭」と「柳月」(もとおびひろさん:4話)
帯広のお菓子屋さんの歴史を詳しく教えてくださりありがとうございました。「六花亭」はよく知っていましたが、浅学非才にして「柳月」は初めて知りました。

このブログにちょうだいしたコメントによると「六花」は「雪」をあらわす言葉との由。

「六花」の「雪」。そして「柳月」の「月」。帯広の有名二大菓子店の「雪」と「月」を合わせて、ドラマの中の菓子店は「雪月」という店名に決められたのかもしれませんね。

泣かせてしまったのは夕見子ちゃんじゃなくて明美ちゃん(みすゞさん:6話)
ご指摘ありがとうございます!早速、訂正させていただきました。

当時でも空襲の無かった地域では、他所の話的感覚なのか?(tonkoさん:6話)
戦時中、ブログ主の父は、親戚が暮らす空襲がまったくなかった地域に疎開していました。その頃の話を聞く限りでは、実際に「他所の話的感覚」だったみたいです。

靴磨きの道具は肌身離さず持っていたんですな(よるは去ったさん:7話)
お兄ちゃんがくれた思い出の品でもあったので、靴磨き道具は、なっちゃんにとっては単なる道具以上のものだったんでしょうね。

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コメント

  1. ひるたま より:

    訂正です。
    「鮭を加えた」⇒「咥えた」ですね。(失礼致しました)

  2. ひるたま より:

    ヒロイン:なっちゃん(及びその兄弟達、そして幼馴染の信哉くん)に関して現時点(第7話)までで判明している事柄。
    ◇生家は商売を営んでいた。(小売店か、飲食業系かまでは???ですが)
    ◇なっちゃんの兄は浅草の芸人、さもなくば芸能方面に何かしらの縁がある人物からタップダンスのレッスンを受けていた。⇒あくまでも私見ですが、いわゆる公務員や教員系の‘お堅い’お家とは少し趣が異なるような気がしています。浅草界隈の芸能界(?)や芸術系統と何かしらのコネクションを持っているお家だったのかな?

    ところで、咲太郎兄ちゃんが‘商売’していた場面で、売り物の中に缶詰も映っていました。その缶詰を見ながら何故か前作『まんぷく』の‘野呂缶’=野呂さんを思い出してしまいました。(個人的には、目を皿のようにして(?)見ながら前作のオマージュ演出を探してしまっています。なお『まんぷく』では最終回の最後の方で鮭を咥えた木彫りの熊が映り込んでいましたね)

    そして「信さん」=信哉くんについて。
    ◇実家は医院を営んでいた。⇒親が医師、という事はなかなかのインテリにして育ちが良い&秀才の可能性大いにあり、と睨みます。
    ◇公式HPに掲載されている信哉くんの紹介文を見ると「苦労して大学に合格」という一文があります。第1話そして今日(第7話)の冒頭で成長したなっちゃんの前に現れた信哉くんは、制帽&制服姿。ひょっとしたら北海道大学を受験して合格⇒進学するのか?

    ヒロイン含めた奥原兄妹そして信哉くんのバックグラウンドが、明日以降少しずつ明かされて行くのでしょうか。現時点では昭和30年パートの、草原の中に立っている信哉くんが最も気になる存在です…この先ヒロインの人生にどのような形で絡んで行くのか、という点も含めて。

  3. 地方都市住民Y.M. より:

    お兄さんのタップダンス、格好良かったですね。エノケンやチャップリンなんだろうけれど、母を訪ねて三千里のペッピーノ一座やアメデオのようでもあるなあと思いました(^_−)−☆

  4. ともあき より:

    なつさんの兄への手紙、そして東京へ…
    これは『母をたずねて三千里』のマルコがお母さんに手紙を書いても返事が来ず、心配したマルコがアルゼンチンに行く。の、オマージュではないでしょうか。
    なつのモデルとなった奥山玲子さんは『母をたずねて三千里』で作画監督補佐を務めていたそうです。
    粋な演出だな、と思いました。
    ほかにも5話の先生のクラスへの紹介が皆さん、仲良くしてくださいね」と、
    『となりのトトロ』にメイちゃんを紹介したときのセリフだったり見ていて本当に楽しいです。

  5. うみがめ より:

    『おしん』『なつぞら』と続けて視聴しています。先週末から今日にかけて、両作とも子どもが辛い目に合うハードモードなので、朝からメンタルが大変です。

  6. よるは去った より:

    なっちゃんは北海道の家に引き取られても靴磨きの道具は肌身離さず持っていたんですな。咲太郎「金さえ稼げば・・・・・。」が心の中に残ったままだったのかな?