漫画映画に熱中するなつ / なつぞら 第11話

2019年4月12日(金)第2週「なつよ、夢の扉を開け」

あらすじ

小学校で行われた漫画映画『ポパイ』の上映会で、なつは、生まれてはじめて見るアメリカ製のカラーのアニメーション映画に心をうばわれてしまいました。映画の上映が終わっても、その場に座り込んだままになってしまうほどの衝撃をなつは受けました。

なつは、漫画映画への感激を、絵が上手な同級生の天陽に夢中になって話しました。漫画映画に夢中になるなつを、天陽は自宅に誘いました。天陽の家には絵の具があり、天陽が描いた絵を、なつは見せてもらえることになったのです。

その数日後、天陽の家に遊びに行ったなつは、天陽の家、山田家の農地の開墾が窮地に立たされていることを知りました。天陽一家の土地は荒れ地のため、農業を断念。天陽の父は郵便局に勤め、母は近所の農家を手伝っていたのです。

天陽一家の窮状を見るに見かねたなつは、泰樹に懇願しました。天陽一家を助けて欲しいと。泰樹は、なつの頼みを拒みました。しかし、泰樹の答えになつは納得せず、必死に働く天陽を助けようとしない泰樹に対して、なつ嘘つきと詰るのでした。

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予習レビュー

事前に告知されている情報によれば、なっちゃんと漫画映画との出会い、すなわちヒロインがライフワークと出会う場面は、前回のうちに描かれる模様。

今回はその続きです。

漫画映画に打ちのめされるほどに感激するなっちゃんが、今回は描かれるのでしょうか。

そして、その直後になっちゃんは、生涯のパートナーとなるらしい天陽くんの才能に出会います。

天陽くんそのものとは、すでに前週のうちに出会いが描かれていますが、なっちゃんの人生を大きく左右するはずの彼の才能との出会いは今回になるようです。

そんなわけで、とても重要な回に当たる今回。様々なフラグが立つものと思われます。今回の映像一つひとつをしっかりと記憶に留めながら鑑賞しようと思います。

一方、天陽くんの家の農業の窮状が、今回のドラマの中で描かれるようです。

北海道の農家の窮状で思い出すのは『北の国から』のある場面。

主人公が恋した女の子の家は、たしかに大雨の被害で畑のジャガイモが全滅。その家は、ある日、夜逃げをしてしまうという切なすぎる場面があったと記憶しています。

そんな展開にならないといいのですが・・・

感想

将来の恋バナへのフラグ?

リトルなっちゃんは天陽くんのことが好き!?これは、将来の恋バナへのフラグなのか。それとも、今回限りのものなのか。

数作前の作品『半分、青い。』では、幼少期を通り越して、ヒロインと相手役がこの世に生まれたその日に、早くも恋バナのフラグが立つという異例の展開でした。

しかし、今回のドラマの中での発言はフラグは判断が難しいところです。何故なら、なっちゃんはその後、上京することが確定。

一方の天陽くんは、十勝の土地に強いこだわりがあるみたいなので。

「嘘つき!」

なっちゃんが泰樹さんに「嘘つき!」と叫ぶ場面に驚きました。なっちゃん、いつの間にかストレートに怒りをぶつけられるまでになっていたとは。

そのなっちゃんの怒りを静かに受け止め「あの子の怒りはあの子にしかわからん」と応える泰樹さんの大人の態度が渋い。

でも、なっちゃんの怒りは、なっちゃんにもわかってはいませんでした。ところが、なっちゃんの怒りの理由を「お父さん」だけは、深く理解していました。

「それはお前が今、少なからず幸せだからだ」

父親の深い愛情を感じずにはいられない、味わい深い言葉でした。

コメントへの返信 by 朝蔵

「なつぞら」で当時の自分の 夢 を追いかけたいと思います(Amoさん:10週)
驚きました。奇しくも『なつぞら』のヒロイン・なっちゃんと同じ夢を追っていたんですね。

アニメーションの世界は、ほとんど知識がありません。ぜひ、いろいろ教えてください。

北海道にはソビエトの侵攻を恐れる空気が強くあったのではないでしょうか(ぱぽりんさん:10話)
昔、樺太生まれの知り合いがいました。戦後、ソ連軍が実際に侵攻してくる中、ソ連兵に見つからぬよう、文字通りの命がけで北海道に渡ったとか。

たしか、吉永小百合の主演映画でも、その時代の樺太を扱った作品があったはず。

吉永小百合の主演映画の樺太から逃げ出す場面。かなりエグい描写でした。朝ドラでは描ききれない重すぎるテーマなのかもしれませんんね。

クリエイターさん達に 目で楽しみ 夢を育くませていただきました(Amoさん:10週)
アニメーションに限らず、映画もドラマも、作品そのものだけが語られがちです。

しかし、その作品の背後にいる人たちのストーリーに対して思いを馳せる、いい機会となりました。本作『なつぞら』は。

(ひるたまさん:『あさが来た』101話)
『あさが来た』の再放送、まだ終わっていなかったんですね!?もう、とうに終わって、その時間帯は別の作品の再放送が始まっているものとばかり思ってました。

しかも、このタイミングで銀行の神様の登場ですか!

話がそれますが、銀行の神様が、その後、まさかの赤坂の和菓子屋の親父に転身。その落差に驚いたことを懐かしく思い出します。

私の第一印象は「あ!?神部くんだ!」(ひるたまさん:102話)
『あさが来た』の登場人物たちは、いずれも強烈なキャラでしたが、成澤泉だけが、ブログ主は強烈さを感じずにいました。

だから印象にもそれほど残っていません。

印象に強く残る瀬戸康史さんの仕事は、の後の『まんぷく』の神部くんにすべてを持ってゆかれました。

「バターだ!福子!」ではないですが(ひるたまさん:10話)
終戦後、世良さんが萬平さんに紹介した物件が泉大津ではなく、十勝だったら。きっと萬平さんはバターづくりをかなり大掛かりにやっていたかもしれませんね。

神部くんが帯広の闇市で、働き手になりそうな若者たちをスカウトし、塩軍団ならぬバター軍団を結成していたかも(笑)

ダネイホンも乳製品をふんだんに使うなどして、形の異なる健康食品に・・・妄想は、これくらいにしておきます。

父親は日本橋で料理店をしていた(ひるたまさん:9話)
なっちゃん一家の戦前の住まいは日本橋でしたか!?

だとすると『ひよっこ』の三男くん&米子ちゃん夫婦が暮らす米屋があるところですね。あの米屋が日本橋なのはよく覚えてます。

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コメント

  1. 五島便(偽 より:

    追記

    来週からすず編となりますが、
    親の不在でどう生きるか、をモチーフにした「海街diary(監督:是枝裕和)」がありますね。万一ご覧になってなければどうぞ

    しかし、、草刈正雄の昌幸役までの空白期間がもったいなかったなぁ、と。若かりし頃の大作や資生堂のCMも覚えていますが、正直だいこ(ry 
    ツボにはまった役では、渡辺謙・役所広司すら霞ませてしまうほどですね。

    さっきの予言ついでに、
    トライのCMにおんじ役で出演、あると思います(令和だし100作だし

  2. 五島便(偽 より:

    ウッチャンがパパだと2話で喝破したので調子に乗ってひとまず2件予言
    (ちな年末はガキ使派)

    1.アニメーターとなったなつは、「アルプスの少女ハイジ」、「火垂るの墓」を制作する(タイトルは流石にそのままではないかもだけど)

    奥山玲子さんとは全く違う幼少期。この創作された過酷な幼少期の思い出がなつがつくる作品のモチーフとして結実。当然、おんじは草刈おんじが色濃く投影。恐らく草刈おんじが亡くなってから(もしくは亡くなる直前に)完成てな感じの想定。

    作品に直接関わらないものの、なつの境遇を知った

    あと、1週小なつ編が続いてたら、トトロやもののけ姫なんかにも繋げられてたなぁ。
    キタキツネ出してたら、北の国から(?)とのハイブリッドで吉岡秀隆、中嶋朋子のスポット参戦でネットは盛り上がったでしょうw

    天陽くんが「ディズニー」って禁句のセリフを言えたわけでその辺の交渉はキッチリとやってるでしょう。

    トライのハイジCMは、、、触れないでしょう

    2.日本アニメ界の巨人・手塚治虫役に大泉洋
    奥山玲子さんの7-8歳年上の手塚治虫氏は登場人物として欠かせない。ただ直接的な接点は少なかった模様。多忙な大泉氏がスポット出演するにはうってつけかなと。
    もしくはモンキー・パンチ氏役。なつの境遇を知った同氏が、育ての母の富士子→峰不二子とイジりで名前に反映とか

    森崎氏は同じ職場の先輩(東映動画想定)とかでどうか。なつ結婚のときにNACSが5人揃う(多分、ヤスケンはそこで酒を吐くとみるw

    なお高畑勲はほぼ同年代、宮崎駿は5歳ほど年下。誰がやるんだろう?(またイケメソ?)

    ひとまず2題

  3. ぱぽりん より:

    「剛男のモデルは太田寛一である」との記事を目にし、太田寛一のことを調べてみたらびっくりです、マッサンや萬平に勝るとも劣らぬ人物。
    熱い心を持って北海道の農業、酪農の改革に取り組み、それを変えた正義の人物。
    朝ドラの主役で何ら不思議が無い。
    朝ドラ100話目は、当初太田寛一を取り上げるつもりだったのではないか、まんぷくの企画がヒロインの話しであったなら、きっとなつぞらは全く違う話になっていたのでは、と思うばかりです。
    勿論、今のなつぞらの企画に不満があるわけではありませんが、太田寛一を主人公としたドラマを見てみたいとも強く思ってしまいました。

  4. ともあき より:

    ポパイ映画はフライシャー兄弟の作品、フライシャー兄弟と言えば、宮崎駿監督に「
    アニメーターをやるやつは見ておくべき。」と言わしめたスーパーマンアニメなど数多くのヒットメイカー映画製作者です。
    後にアニメーターになるなっちゃん、夢の始まりがフライシャー作品とはさすがです!
    そして、魔女の宅急便でキキの似顔絵を描いたウルスラのアトリエに天陽君のアトリエ化した部屋が重なりました。
    たった15分の中に濃厚にアニメネタをオマージュしてくるのに全くわざとらしさがない、この脚本は本当にすごいです。

  5. アーモンド より:

    BSでは、なつぞらの前にちょうどおしんが再放送されてますが、なつぞらでは、大人になった小林綾子が友達のお母さん役ですね。
    ウン十年前の子役の小林綾子と大人になった小林綾子が同時に見られるなんて。
    これも100作品目記念ですね。

  6. ずんこ より:

    なっちゃんの「うそつき!」には、驚かされました。
    それだけ天陽君を助けたい気持ちが、強かったのでしょう。

    それだけでなく、それだけ泰樹さんとの信頼関係が深くなった証でもあると思います。
    信頼関係がなければ、ストレートに怒りをぶつけることはできません。
    十勝に来て日も浅かった頃のなっちゃんなら、相手に遠慮し、また今後の自分の立場を思えば、あれほど強い言葉を発することはできないでしょう。
    まずは自分の身を守り、生き延びることが第一だったからです。
    でもその遠慮を廃し、正面からぶつかることができるようになった。
    そして泰樹さんも、避けたりごまかしたり、ましてや逆ギレすることなくきちんとその怒りを受け止めた。

    二人の信頼関係を、見た気がしました。

  7. ちーぼー より:

    今回の内容は、丸々「アルプスの少女ハイジ」でしたね。ハイジがおじいさんにペーターの家を助けるようにお願いするところ。助けられたなつの存在で、おじいさんが優しさを取り戻したり、照男くんが家業に熱意を見せたり、そうやって変化をしていく前半なのかな。剛男さんもお義父さんに強く言えるようになるのかしら?
    それにしても、大人も子供も以前の朝ドラヒロインやその相手役、大河の出演者だらけですね。やはり100作目だからなのでしょうか。