なつ、農業高校の三年生 / なつぞら 第13話

2019年4月15日(月)第3週「なつよ、これが青春だ」

あらすじ

なつが、北海道十勝の柴田家に連れて来られてから9年が経過した、昭和30年(1955年)6月。十勝の農業高校の三年生になったなつは、学校に通うかたわら、今もなお泰樹の酪農の仕事を手伝っていました。

そんなある日の朝こと。柴田家で飼育している牛が産気づきました。しかし、生まれてくる仔牛は逆子でした。泰樹や富士子は、逆子の仔牛をやっとの思いで引っ張り出すものの、出産が終わったとき、その仔牛はすでに息をしていませんでした。

牛の出産に立ち会った面々が気落ちする中、なつがとった行動は、柴田家の家族たちを驚かせました。なつは、農業高校で習った牛の蘇生術を施し、息をしていなかった仔牛は、立ち上がることができたのです。

その日。なつは、泰樹から馬を借りて登校するものの遅刻してしまいました。しかし、仔牛の命を救ったことを報告したなつを、担任の倉田は絶賛。そして、その日の搾乳を免除してもらったなつは、放課後に天陽の家を訪ねるのでした。

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予習レビュー

リトルなっちゃんの時代は前週までで終わり。今週からは広瀬すずちゃんが演じるなっちゃんによる『なつぞら』がスタートします。

なっちゃんは高校三年生。

幼少期を経て高校三年。これから大人の階段を昇りはじめる直前の年齢からの、ヒロインの幼少期からはじまる朝ドラとしては定番の展開です。

さて、9歳で十勝の柴田家に連れて来られて、連れて来られたその翌日から酪農の仕事を手伝い、ほどなくして泰樹さんの「弟子」として認められたなっちゃん。

高校三年生になった今もなお、農業高校に通いながら泰樹さんの「弟子」として酪農の仕事を手伝っている様子です。

そんな、成長したなっちゃんの姿が描かれる第一回。

柴田家が飼育している牛が死産。柴田家の面々が落胆する中、なっちゃんは、柴田家の面々の意表をつく行動に出るのだとか。

その意表をつく行動で、酪農の仕事の技量に磨きをかけたことが表現されます。

意表をつく行動はここでは省きますが、このころのなっちゃんはすでに、泰樹さんの単なる弟子では済まない存在になっているかもです。

感想

正真正銘の祖父と孫娘

なっちゃんが仔牛の蘇生に成功したときの泰樹さんの笑顔が忘れられません。泰樹さんもきっと仔牛のことをあきらめていたんでしょう。

それが、なっちゃんによるまさかの蘇生。

弟子が、自分が期待している以上の仕事を成し遂げたときに見せるような満足感に満ちた泰樹さんの笑顔。

あの笑顔だけで、今週一週間分の元気をもらえました。

なっちゃんと泰樹さん。正真正銘の祖父と孫娘になりました。しかも、普通の祖父と孫娘以上の「相棒」としての絆で結ばれて。

一方、白蛇はん、こと柄本佑さんが、月曜日から登場してくるとは!これは意外。

倉田先生、そして良子ちゃんという同級生の新キャラなども加わり、広瀬すずちゃんがヒロインを演じる『なつぞら』がいよいよスタートしました。

コメントへの返信 by 朝蔵

マウスツーマウス ならぬ、マウスツーノーズ(ぱぽりんさん:13話)
ワンコの救命方法の牛への応用でしょうか。それとも牛も、ワンコと同じ方法をとるのでしょうか。と、思っていたら・・・

ぱぽりんさん、ご明察でした。マウスツーノーズ、しっかりとやってましたね!

「おじいさん」ではなく「おじいちゃん」と呼べるようになったなっちゃんの変化が嬉しい(真夜中の太陽さん:12話)
もし、なっちゃんがいないままの泰樹さんだったら、ただの怖いじいさんだったかもしれません。

なっちゃんが来たことで、泰樹さんの心の優しさが引き出されたのかもしれません。なっちゃんと泰樹さんの年の差コンビ。大好きです。

農協的考えのタケオさんが後に農協職員になるであろう小さなフラグ(ちゃーちゃん:12話)
「おじいさん」から「おじいちゃん」への変化はわかりやすいフラグでしたが、剛男さんが農協職員になるという、地味なフラグの発見さすがです。

そして13回で、剛男さんはしっかりと農協職員になっていましたね。

「シェーン」で何日もかかって大きな切株を取り除くシーン(よるは去ったさん:12話)
既視感のある場面だなと思いながら観ていました。『北の国から』で、こんな場面あったかなって・・・

『北の国から』ではなく『シェーン』でしたね!

おんじは草刈おんじが色濃く投影。恐らく草刈おんじが亡くなってから完成(五島便(偽さん:11話)
今後の、アニメーションネタの展開予想。興味深く拝見しました。

この世界の偉人たち。そして名作の数々が、ドラマの中でどれだけ再現されるか、本当に楽しみですね。

「海街diary(監督:是枝裕和)」(五島便(偽さん:11話)
映画『海街diary』は観ましたよ。この作品がきっかけとなって、広瀬すずちゃんに注目するようになりました。

言われてみればこの作品でも、広瀬すずちゃんは親がいない子でしたね。

台詞にディズニーが出てきてビックリしました(tonkoさん:12話)
ディズニー、ではなくウォルト・ディズニーと言えば、個人名なので問題なかったのでしょうが、あえて際どい「ディズニー」だけを狙ってきましたね。

リアル剛男、太田寛一のことを知ったおかげで・・・(ぱぽりんさん:12話)
ブログ主も、太田寛一という人物の存在を知ったおかげで、剛男さんの存在意義の大きさをようやく理解できました。

農協のエピソードがなければ、なっちゃんを十勝に連れてきた以外、剛男さんには特段の役割はないですからね。

子役時代が丸々2週間あり子役ちゃんたちのみずみずしい演技を存分に堪能することができました(まーちゃん:12話)
子役時代が2週間にわたったのは『花子とアン』以来のことでしょうか。

前作『まんぷく』に子役時代がなかったので、なおさらのこと新鮮でした。やっぱり子役ちゃんたちの姿を見るのは、すがすがしい気持ちになりますね。

小麦粉が手に入らない…という会話(tonkoさん:12話)
『ごちそうさん』の終戦直後の、焼け跡の中で、そもそも食べ物自体がなかなか手に入らないというエピソードを思い出しました。

その一方で、郊外の農家に嫁いだ和枝姉さんの家は、食べ物がいっぱい。

朝ドラだけで、終戦直後の食糧事情をいろいろな角度から知ることができますね。

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コメント

  1. ひるたま より:

    ヒロイン:なっちゃんの友達=良子ちゃんが今回で初登場。
    演じられている富田望生(みう)さん、わろてんかで「歌子さん」を演じられていた枝元萌さんを彷彿とさせる方ですね(体格のせいもあるかもしれませんが)。安定感ある演技で将来が楽しみな女優さんがまた1人現れたな、と個人的には感じました。
    ところで、今回最後の方でなつがよっちゃんを牛役に見立ててクラスメイトの前で‘実演’する場面を見ながら…率直に申し上げて「うー…ん」と首を捻ってしまいました。よっちゃんが痛がっていたのに手加減しないなっちゃん…悪く言えば雑≒無神経な一面を持ち合わせている⇒将来何かでトラブルになってピンチに陥る伏線なのかな?とも感じ取れるのですが。
    とにかく、よっちゃんが本当に痛そうにしていて、あれではよっちゃんが気の毒です。
    (余談ながら…主人公にモヤモヤするのは、昨年の鈴愛ちゃん(『半分、青い。』)でもうお腹一杯ですね…)

    それから、天陽くん(演:吉沢亮さん)の髪型に関して…丸坊主にとまでは申し上げませんが、せめて短めの方が当時らしくなったのでは?と思わずにいられませんでした。他のお仕事との兼ね合いもあったのかもしれませんが…短くしても吉沢亮さんの魅力が失われる事は決して無い筈かと思います。

    今回はイチャモン(?)ばかりになってしまいましたが、子役時代の2週間が期待以上に良く出来ていただけに、つい書かずにいられず…大変申し訳ないです。
    「倉田先生」=柄本佑さんが奥様である安藤サクラさんに続いて朝ドラに登場(^^)。この先どのように絡んで行くのか楽しみです。(余談ながら柄本さん、現在は夕方にも「白蛇はん」で登場しています^^)

  2. よるは去った より:

    明美ちゃんは何かで視た子だな?と思ったら、土曜時代劇「悦ちゃん」でユースケ・サンタマリア君と息の合った父娘役を演じた平尾菜々花ちゃんなんですね。

  3. Amo より:

    小なつちゃんの「おじいちゃん 大好き‼︎」から9年
    大人なっちゃんは「じいちゃん」と呼び 剛男さん
    富士子さんには「父さん 母さん」夕見子ちゃん なっちゃんは互いに呼び捨て 明美ちゃんは「夕見姉ちゃん なつ姉ちゃん」照男君は「なつ」と呼び捨てに
    と本当の家族の関係になっていました が剛男さんと泰樹さんの関係は農協を挟んで何やら確執がありそうですね 今はまだ語られていない亡くなった泰樹さんの奥様の話とかが関係しているのでしょうか
    それにしても なっちゃんの産気づいた牛の お腹の様子の違いを よく観察していましたね 気になっているのは当然のことですが その観察力が将来アニメーターになる 一番の素質です 史実の奥山玲子さんは原画担当をされています 1秒間に24コマ(フルアニメの場合)のうち多い時で5〜6枚手掛けてられたそうです (その原画の間を描くのは動画さんの作業になります)如何にリアルに見せるか(実際それだけではありませんが)ということに対象物の動きを微にいたり細にいたり しっかり観察しなければなりません そのために動物園など 色々 表情や動作 その時の筋肉や関節の動き 被毛の風合い や なびき方など勉強されてました
    なっちゃんの観察眼が後々 絵に生命を吹き込むのでしょう 今日の人工呼吸はまさに そういうことじないでしょうか
    で そこからの『クララが立った!』『牛が立った!』和みました^ ^

  4. ともあき より:

    なっちゃんの白馬にまたがる姿で牧善之助を思い出して、絶対に人が笑わない場面で笑ってしまいました。

  5. ぱぽりん より:

    生まれたてとはいえ、なつの肺活量で牛の人工呼吸は無理なのではと思っていたのですが、鼻に口をつけるのは羊水を吸い取るためであり、人工呼吸そのものは前足を動かしてとは。
    人間と骨格の構造が違うので可能なのですね。

    対人間の心臓マッサージや止血法などは、講習の機会があれば極力参加するようにしています。
    いつ何時、どんな災難に巻き込まれあるいは遭遇するかわかりませんので。

  6. ちゃーちゃん より:

    先週の「開拓者の歌声………」私の中では「ヨイトマケの唄」(この曲は北海道を舞台にした曲ではありません)でした。そしてそれが私の好物で北海道の銘菓「よいとまけ」を思い出させました。
    単なる食いしん坊です。
    先週は特に考えさせられる週でした。
    子供を子供として見るか子供も人として見るのか?私の子育ては終わりましたが反省しきりです。

  7. あいし より:

    今日の放送直後のあさイチで、ノブさんが
    木曜あたりに、なつぞらに出ると言ってましたね、

  8. ぱぽりん より:

    なっちゃんの行動、予想としては マウスツーマウス ならぬ、マウスツーノーズ なか?