富士子と剛男の馴れ初め / なつぞら 第18話

2019年4月20日(土)第3週「なつよ、これが青春だ」

あらすじ

ある日の夜。なつは富士子に尋ねました。泰樹と考え方がまるで違う剛男と、どうして結婚したのかと。富士子は、剛男との馴れ初めをなつに語りました。そして、富士子と結婚する前の剛男が置かれていた境遇を、なつは初めて知りました。

富士子は続けて、泰樹の過去をなつに聞かせました。泰樹は、一目惚れした女性のもとに通い詰めて結婚の許しを得ていました。そして、妻となったその女性を病気を亡くしたとき、泰樹が「組合さえあれば」と口にしたことを、富士子はよく覚えていました。

そんな中、なつは高校の演劇部の練習室に足を運び、顧問に倉田に相談しました。泰樹のために、自分は何かできないだろうかと。そんななつに倉田は答えました。女優になれ。なつが女優として芝居に出演すれば、泰樹は芝居を観にくると。

あくる日。なつは、農協のことで騒がせたことを泰樹に謝りました。そして、泰樹に頼みました。演劇をやりたい。そして、泰樹にもその演劇を観にきてほしいと。泰樹は、なつの願いを受け入れ、なつの演劇を観に行くことを約束するのでした。

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予習レビュー

農協をめぐる泰樹さんと剛男さんの対立がきっかけとなり、十勝の酪農家と乳業メーカーとの関係。

泰樹さんの眼中にないらしい剛男さんが、富士子さんと結婚した理由。

そして、富士子さんのお母さん。すなわち、泰樹さんの奥様の話などなどを通して、柴田家の歴史が、今回のドラマの中で語られます。

詳しくは当日までのお楽しみということでここでは省きますが、酪農家の仕事が似合わない剛男さんが、似合わない仕事をしている納得の理由も語られます。

そして、ブログ主が注目しているのが、泰樹さんの奥様のエピソードです。

回想映像によって、泰樹さんと奥様との馴れ初めが語られるのか、それとも富士子さんの説明だけで語られるのか、どちらになるのかはわかりません。

しかし、泰樹さんと奥様との馴れ初めが明らかになることで、泰樹さんの意外な一面によって、泰樹さんファンがさらに増えるのではないでしょうか。

また、泰樹さんが奥様を亡くしたときのエピソードは、もしかすると涙腺を攻撃してくるかもしれません。

涙腺決壊の日が土曜日で助かりました。

感想

柴田家の過去

柴田家の過去が語られました。富士子さんと剛男さんの馴れ初め。そして、今は亡き泰樹さんの奥様のことも。

とりわけ泰樹さんの過去は切ない過去でした。

恋をして結婚した、心から愛した奥さんを病気で亡くしていたとは!病気で亡くしたというよりは貧乏で亡くした、と言った方が適切かもしれません。

そして、そのときに「組合があれば」と泰樹さんが口にしたという衝撃の事実。

このときの心の傷があるからこそ、農協のことを口では否定しながらも、剛男さんが農協で働くことを認めていたわけですね。

自分が育てた乳牛から搾乳した品質の高い牛乳へのプライド。その一方で、農協などのような組織がなければ弱い酪農家を守れないことを、泰樹さんは誰よりも理解しているようです。

だから、泰樹さんはなっちゃんの謝罪を素直に受け止めただけでなく、天陽くんの牛の面倒を見ることを認めたのでしょう。

そして、今回の最後。

演劇をしたいというなっちゃんの願いを認めたときの泰樹さんの笑顔が忘れられません。

追伸:もしかするとなっちゃんは、泰樹さんから演劇に対して難色を示して欲しかったのかな?やめる理由が欲しかったのかな?

演劇参加を、泰樹さんからあっさりと認められてしまったなっちゃんが動揺した姿を観て、本当は反対して欲しかったのかなと、ふと思いました。

コメントへの返信 by 朝蔵

小林綾子さんご自身がテレビで「あっおしんの家と同じだ!と思って演じていた(地方都市住民Y.M.さん:16話)
天陽くんの家。特に、彼が幼い頃に一家で暮らしていた家は『おしん』の生家へのオマージュだったんですね。

『なつぞら』は、ありとあらゆるところに、朝ドラの過去作品へのオマージュが仕込まれているようなので、朝ドラを長年愛してきた方にはたまらない作品ですね。

ちなみに、過去作品だけではなく、来年の春にスタートする未来作品のネタまで仕込まれていたそうです。

きちんとした議論があってこそ、より良い解決策もある(オペラ座の怪人さん:17話)
最終的には、泰樹さんが農協の考え方を受け入れるという展開になる見通しですが、泰樹さんが心から納得した上での「転向」であってほしいですね。

相変わらず農協の考え方は納得しかねるものがあるが、時代の流れに逆行することはできず、止むを得ず、農協を受け入れる。

こんな展開だけは、避けて通ってほしいものです。時代の流れに降参する泰樹さんの姿だけは見たくありません。

人生で、そういう大好きな、信頼できる人に出会えることって、なかなかなくて(オペラ座の怪人さん:17話)
朝ドラには、こんな素敵な人が身近にいたら、人生がどれだけ豊かになるだろうというようなキャラが、ときおり、登場します。

泰樹さんは、まさしくそんなキャラの人です。

ブログ主も、「おやっさん大好き」みたいな出会いには、リアルではなかなかありませんが、朝ドラを通して、そんな出会いを楽しませてもらっています。

今回の「なつぞら」もどうなる?どうなる?毎回ハラハラ。たまりません!(オペラ座の怪人さん:17話)
『なつぞら』も、実話がベースになっている部分もあるようですが、今のところ、実話の歴史にそれほどなぞっているわけではないので、本当に毎回ハラハラです。

また、前作『まんぷく』は、主人公夫婦は基本的に仲が良いし、キャラクターたちの人間関係も、まあまあ良好な方。

しかし『なつぞら』は、泰樹さんと剛男さんの一触即発の対立あり。夕見子ちゃんと明美ちゃんの姉妹バトルあり。

人間関係がどうなるの?という展開が、ハラハラの理由かもしれませんね。

『エール』先生の奥様役はオーデションの最中でしたかね?(よるは去ったさん:16話)
古関裕而先生は、今はオーディションの最中の頃かと思います。夫婦が主役ということで、『マッサン』みたいになるのかもしれません。

『まんぷく』は、表向きはヒロインだけが主人公でしたが、実質、この作品も夫婦が二人そろって主人公でしたね。

ちなみに『まんぷく』は、ヒロインが天才の夫を徹底的に支えるという夫婦関係が描かれましたが、『エール』では、天才の夫を支えるヒロインは、自分こそが世界の中心だと確信しているのだとか。

天然キャラのヒロインになるのかもしれません。『ひよっこ』の愛子さんや『まんぷく』の鈴さんを超える天然キャラになってほしいものです。

日本初のカラーアニメーション白蛇伝からきているのでは?(へるるんさん:20話)
この後の展開の中で、なっちゃんが実際にアニメーション『白蛇伝』の仕事にたずさわり、再び「白蛇伝」に関わることに不思議な縁を感じる場面があるそうです。

アニメーション『白蛇伝』の史実から逆算して演劇の場面が生まれ、その演劇の場面の中心人物は「白蛇」から逆算して「白蛇はん」が起用されたのかもしれませんね。

この三人に漫才、コントのトリオ組ませたらどんなだろう(よるは去ったさん:17話)
明美ちゃんは、今は中学生くらいなのでしょうか。この年齢にして、これだけ口が立つ。秀才の姉が反論に詰まるほどに口が立つ。

あと4〜5年が経過した頃の明美ちゃん、どれほど「口が成長」しているのかが楽しみでなりません。

その頃に、漫才トリオを組ませたら、それはもう面白いでしょうね。

滋養不足に汚い着物、そして実はインテリ(ひるたまさん:『あさが来た』114話)
みごとなまでに神部くんと重なりますね。最悪の第一印象と、その実態とのギャップの大きさ、そっくりです。

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コメント

  1. ぱちぱち より:

    どうやらお話の流れ的におじいちゃんが間違ってると否定するのではないとわかってホッとしました

  2. アーモンド より:

    なつの通う高校の制服、上はセーラー服だが、下はスカートではなく、農業実習するための作業ズボンでしょうか。

  3. Amo より:

    次週予告で少しだけ なっちゃんのアイヌの民族衣装姿が見えましたが 思わず 太陽の王子 ホルスの大冒険のヒルダかとTVに向かって云ってしまいました
    白蛇伝説はアイヌの伝承話とのこと
    ザリガニ大王さんがURLを貼っておいて下さったおかげで大変勉強になりました ありがとうございます

    さて 東映長編漫画映画 太陽の王子 ホルスの大冒険
    ですが (1968年7月21日公開)これもアイヌの伝承話で『チキサニの太陽』が元になっているそうです
    ヒロインのヒルダは悪魔の妹で次第に人の心に触れ
    躊躇 葛藤を繰り返しながら 自分の中の何をするべきかを見つけ自浄し主人公ホルスに迎えられ やがて村人達にも受け入れられる…
    アイヌ衣装姿のなっちゃんが このヒロインのヒルダに見えました このキャラクターデザインが森康二さんで とても美しい少女を描かれています
    ドラマの後半になりますが 私は彼の活躍がとても楽しみです