番長に呼び出されるなつ / なつぞら 第19話

2019年4月22日(月)第4週「なつよ、女優になれ」

あらすじ

農協に対する考え方をめぐって対立をはじめた、泰樹と剛男のギクシャクした関係を何とかしようと、すずは高校の演劇部に入部することになりました。なつは、十勝農業高校の女優第1号でした。

昭和30年(1955年)7月。さっそく、女優として舞台に立つための特訓がはじまりました。しかし、運動部並みに体力を求められる演劇の練習は思いのほか厳しく、放課後の酪農の仕事にも影響が出るようになってきました。

そんなある日、同級生の雪次郎と良子とともに、なつは不良学生たちに取り囲まれてしまいました。動揺するなつに、不良学生たちが告げました。番長の門倉がなつのことを呼んでいる。学校の裏の神社まで来いと。

門倉は、女子学生であるなつが演劇部に入ったことに異を唱えました。その門倉に、なつは反論。なつの意思が固いことを知った門倉も、演劇部への入部を決意。そんな中、演劇部顧問の倉田が、台本を完成させるのでした。

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予習レビュー

通っている農業高校の演劇部の顧問・倉田先生にすすめられ、演劇部に入部し女優に挑むことになった、なっちゃんの受難の日々が始まります。

最初の受難は、演劇の稽古と柴田家の酪農の仕事の両立です。

演劇部に入るまで、なっちゃんは授業が終わると家に直行し、酪農の仕事を続けていたようです。

9歳の頃から9年間、酪農の仕事を続けてきたので慣れているとはいえ、それでも十分にハードなことかと思います。

そんなハードなスケジュールに、お芝居の稽古が加わりました。

そして、このお芝居の稽古がまた、思いのほかハード。酪農の仕事とお芝居の稽古。これら二つの両立が日に日に難しくなってくるという一つ目の受難。

そして二つ目の受難。

なっちゃんは、通っている農業高校の演劇部で初の女子部員なのだとか。なので、期せずして目立つ存在になってしまいました。

目立つ存在、すなわち出る杭は打たれる。

番長に呼びされたなっちゃんの二つ目の受難。この受難は今回のうちに回収されるのでしょうか。

感想

「泰樹ロス」の日

こよなく愛するなっちゃんの演劇出演に、泰樹さん、本人以上にノリノリに。

主役になれ、やるからには一番を目指さんとつまらん!と、なっちゃんをけしかける泰樹の姿が、朝から楽しい。

泰樹さん、これまでのやり方にこだわる頑固者のようでいて、実は新しいことへのチャレンジが大好きな人なんですね。

さすが開拓者だけのことはあります。

週を重ねるごとに泰樹さんの意外な一面が次々と出てきて、もはや意外な一面がデフォルトに(笑)

意外が意外でなくなりつつある泰樹さん。

いつかきっとやって来る「泰樹ロス」の日が、今から怖くて仕方ありません。

チャーミングな番長・門倉くん

番長の門倉くんのキャラが実にチャーミング!

学校の生徒たちの誰もが恐れる門倉くん。でも、倉田先生に対してはとっても素直な態度を見せる。いかにもあの当時のワルです。かわいい。

ところで、彼の見た目や性格から言っても、両親や学校の先生を除いて、彼に対して異を唱えたり、逆らったりする人は、これまでいなかったかと。

なっちゃんに、あそこまで反論されたのは、門倉くんにとって生まれて初めての体験ではないかと思います。

なので、逆らわれることに免疫がなかったのでしょうか。

なっちゃんの反論はあっさりと降参。門倉くんがなっちゃんに降参したその証が、門倉くんの演劇部入部なのかなと、ブログ主は思いました。

門倉くんが自分で演劇部に入ると言い出したのか、それともなっちゃんに説得されて入部することになってしまったのか。

そのあたりの経緯を詳しく知りたいところです。

ところで、一週間後の月曜日の回。ここではまだ伏せておきますが、門倉くんに関するとっても可愛らしいエピソードが描かれます。

可愛らしいエピソードとは恋バナです。恋の相手はもちろんなっちゃん。

門倉くんの演劇入部の動機。もしかすると、なっちゃんへの一目惚れなのかもしれません。次週にはそのあたりが明かされるのでしょうか。

追伸:門倉くんの第一印象。どおくまんのギャグ漫画『嗚呼!!花の応援団』の青田赤道を思い出したのはブログ主だけでしょうか。

あくまでも見た目だけの話ですが。

コメントへの返信 by 朝蔵

何が『正義』か?(よるは去ったさん:17話)
そこに人が関わり、一定の時間が経過すると、関わっている人たちの欲望が熟成されてきますからね。

熟成、発酵、というより腐敗と言うべきなのかもしれませんが。

『美の壺』の時のもの(うこちえすさん:17話)
同じことを考えていました。泰樹さんのダミ声ではないなって。ささやくような声で、泰樹さんのダミ声を出すのは難しいのかもしれませんね。

東映長編漫画映画 太陽の王子 ホルスの大冒険(Amoさん:18話)
『太陽の王子 ホルスの大冒険』について調べてみてびっくりです。高畑勲さんの初めての監督作品なんですね。

アニメーションのジャンルに詳しくないブログ主でも、さすがに高畑勲さんのお名前はよ〜く知っています。『平成狸合戦ぽんぽこ』が大好きなので。

ところで『太陽の王子 ホルスの大冒険』の声優の豪華なことを知って二度びっくりです。市原悦子さん、東野英治郎さん。豪華すぎる作品ですね。

農業実習するための作業ズボンでしょうか(アーモンドさん:18話)
スカートではなく作業ズボン。そういえば『ひよっこ』でも、みね子ちゃんは高校時代、スカートではなくズボンだったと記憶しています。

みね子ちゃんは農業高校ではありませんでしたが、昭和30年代の高校の女子の制服は、スカートあり、ズボンありで統一されていないところが多かったと教えてもらったことも記憶の片隅に残っています。

おじいちゃんが間違ってると否定するのではない(ぱちぱちさん:18話)
ブログ主もそこを心配していました。泰樹さんだけが一人、分からず屋の悪役のポジションで終わってしまうのは、いやだなって。

泰樹さんのプライドも守られて、剛男さんの理想も正しく評価される。そんな締め方が見えてきたので、安心して観ていられます。

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コメント

  1. アーモンド より:

    制服について、最近また女子もスカートだけでなく、ズボンも選べるようになってきましたし、性同一性障害などの人にも配慮するようになってきましたね。例えば男性もスカート可能にするとか。

  2. よるは去った より:

    努「お前ら、もう行ってもいい。」の後でバキッと板割り。なっちゃんだけ怯まなかったのは、戦火の下を駆け抜けて来た強さ?

  3. より:

    制服のズボンについて話題になってましたが、
    私の子供のころ、冬の寒いとき、女子がズボンをはいているのは普通でした。
    地域によるのではないでしょうか?

  4. より:

    武骨で、愛想なし、冷たそうに見える泰樹さんが、時々見せる「武骨なやさしさ」が、このドラマを支えていると思っているのですが、農協とのやり取りで、「本心」「理由」を語らずに話し合いを拒否する態度には少し違和感(嫌悪感?)を感じていました。(私が田舎の農家なので)
    でも、なつに対して
    「やるんなら、一番になれ!応援する!」(先週土曜日と今日月曜日)
    というあたりで、なんか「泰樹流『じじばか』武骨風味」を感じられて、ほほえましく思ってます。
    (夕見子ちゃんが今後どっかで、ぐれたりしないか心配になるくらいです)

  5. より:

    シリアスな場面が苦手な私にとって、「良子ちゃん」の存在はありがたかったのですが、ここにきて「門倉くん」登場!一瞬で大ファンになりました。
    恋バナについて書こうと思ったら、既に・・・。
    ただ、私のさらなる予想では、その後に、「・・・」となり、最終的には尻にしかれている旦那役として登場してくるのではとも思っています。願っています。(ちょっと前作の『マスター』に似た匂いがします。)

  6. ともあき より:

    真田丸で草刈さん演じる真田昌幸が「源三郎、源次郎、ワシはどこでまちがった?」と言っていました。
    なっちゃんのおじいちゃんを傷付けたくないと思う優しさを見ると柴田家は間違っていませんね。
    そして泰樹おじいちゃんに鍛えられたなっちゃんは、番長なんぞにはビビらない!

  7. ちゃーちゃん より:

    >アーモンドさん 
    ひよっこの舞台茨城のお隣り県で青春時代(笑)を過ごしました。中学生の女子制服はスカート、スラックスどちらもOKでした。多くが自転車通学だったことと寒さ対策でした。

    高校時代演劇部で部長をしてました。
    文化系の部活の分類に入れられながらも体力作りの為のランニングや腹筋運動は欠かせませんでした。 
    私の学校は昼休みに発声練習、早口言葉の練習もしてました。校内で部員に会うと挨拶はどんな時間帯でも「おはようございます」でした。

    提灯ブルーマーも懐かしい! 小学1年生の時だけ履いてました。
    なつよりは20年以上後に生まれた私ですが今回はチョットだけ青春時代にタイムスリップしました。

  8. オペラ座の怪人 より:

    >>>いつかきっとやって来る「泰樹ロス」の日が、今から怖くて仕方ありません。

    え!?
    泰樹ロス!?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    それは恐ろしい。
    泰樹さんが番組終了まで、長寿を全うされますように!

    おしまい

  9. Amo より:

    台本が出来たのは良いけれど 字が⁉︎ まさかの!というか やっぱり〜という残念なまでに いや 見事なまでの蛇文字⁉︎でした (^ω^)
    倉田先生は魂で書いてると云いますが だから魂で読まなくてはと ウンウン 黒板の文字は仮の姿であって 実は正真正銘の白蛇だったようです (爆笑)
    字のキレイな なっちゃんに清書して貰わなくてはです
    新しく部員になった番長さん 何となくですがキャラ的に 『ど根性ガエル』の『ゴリライモ』みたいで
    妙に懐かしかったです 差し詰め 強気な口調のなっちゃんは ヒロインの『京子ちゃん』かなと

  10. ひるたま より:

    いきなり濃いキャラがまた1人登場(^^;)…本日初登場の‘番長’門倉くん、一見コワモテだけれど根はきっとイイ奴なのではないでしょうか。(^^)
    外見的には『まんぷく』の赤津くんをもっとごつくしたような印象を感じました…あくまでも私見ですが。演じている板橋駿谷さんはリアルでは34歳(!)との事。

    おそらく現時点では‘青春篇’=高校時代だけの出演の可能性も大いに考えられますが、出来れば将来大人になった時の門倉くんの姿も見たいです。(どこかの村長さんになっていたりとか、或いは大きな農場の経営者になっているとか…)
    出来ればぜひ、ドラマ後半で門倉くんには再登場して欲しいです。

  11. オペラ座の怪人 より:

    なつぞらは、毎日、ドキドキしながら見たいので、
    新聞に載る「今週のなつぞら」とか、
    このホームページの予習レビューとか、
    一切見ないで、
    放送を見てビックリ!ということが多いのですが、

    不良(というか)、番長(って言い方も実にふるいですが)、
    門倉君の入部にビックリ。
    なつのことが好きなんでしょうね。

    あと、先生の台本「白蛇伝説」にはビックリ、というより大爆笑!

    明日が楽しみです。

    おしまい

  12. よるは去った より:

    菊介「そんなにつらいんか?」私の母校でも演劇部の部員が朝早くから、窓から外に向かって大声で「ア!エ!イ!オ!ウ!」の発声練習している光景をよく見たり、「無名塾」の塾生が筋トレしている光景を雑誌で見たことがあるけど、高校の演劇部もあそこまでやるのが普通なんですかね。