信哉が十勝にやって来る / なつぞら 第26話

2019年4月30日(火)第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」

あらすじ

ある日、十勝の風景の絵を描いているなつのところに、学生服姿の一人の青年が近づいてきました。なつは、その青年が誰なのかすぐにわかりました。東京の空襲の中で、なつを救ってくれた信哉でした。

信哉が十勝までやって来たのは、なつの安否を確かめることが目的でした。そして、行方がわからないままになっているなつの兄・咲太郎は、四年前まで新宿にある芝居小屋で働いていたという事実を、信哉はなつに告げました。

なつが信哉を柴田家に案内すると、柴田家の家族たちは緊張の面持ちで信哉を迎えました。面々は、信哉がなつを連れ戻しに来たと思い込んでいたのです。しかし、その誤解はすぐに解け、面々は安堵しました。

信哉との再会を果たし、なつは兄の咲太郎と会いたい気持ちを募らせていました。そして、そのなつの気持ちを察した富士子が、なつに告げました。東京に行こう。咲太郎を探しに東京に行こうと。

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予習レビュー

『なつぞら』第一回のオープニング。十勝の丘の上で風景画を描いているなっちゃんのもとに、学生服姿の青年が近づいて来る場面が、一瞬だけ描かれました。

この、一瞬だけ描かれた場面が、今回、再び登場します。

なっちゃんを東京の空襲の中で救った信哉くんが登場します。

演じるのは工藤阿須加さん。夕方の再放送が続いている『あさが来た』で、間も無く描かれるヒロインの娘の恋バナを好演した役者さんです。

なっちゃんが柴田家で暮らすようになった頃から、なっちゃんは兄の咲太郎くんに手紙を書き続けて来たはずです。

でも、咲太郎くんからの便りは一向にありません。

あれから9年。ようやく咲太郎くんの消息がわかるものの、それとても4年前の情報です。

しかし、この4年前の情報を手がかりにして、今週のサブタイトルである「お兄ちゃんはどこに?」のエピソードがスタートします。

感想

初夏の十勝の風景を描くなっちゃんの姿考察

なっちゃんが、初夏の十勝の風景を、小高い丘の上から描く場面。『なつぞら』第1回のオープニング映像の場面に戻ってきました。

ところで、朝ドラの第1回のオープニングで、成長後の主人公が描かれる場合。

『マッサン』や『あさが来た』のように、主人公の最晩年の成功を収めた姿から始まるオープニング。

または『花子とアン』のように、主人公の人生の中でもとりわけ大きな出来事から始まるオープニング。

いずれのパターンも、人生の一大エポックがオープニング映像に登場するのが定番でした。

しかし『なつぞら』の場合。なっちゃんが十勝の風景を描く場面は、なっちゃんにとって人生の一大エポックと呼べるほどのものでもない。

なのに、どうして十勝の風景を描く場面が、オープニングを飾ったのだろうか。ずっと疑問に思ってました。

まだ、その疑問が完全に解決したわけではありません。しかし、この場面が、なっちゃんの人生にとって重要な瞬間だということが、少しだけ見えてきました。

信哉くんと再会したことで、なっちゃんの中で、お兄ちゃんに会いたいという気持ちが再燃。そして、その気持ちを富士子さんがするどく察しました。

そして、なっちゃんの気持ちを見抜いた富士子さんの提案によって、おそらく次回あたりは東京へ。

この東京行きが、なっちゃんの人生を変えるきっかけを与えるのかもしれません。

また、高校を卒業した後に「絵」を生業とするなっちゃんが、仕事ではなく、あくまでも自分の楽しみのために「絵」を描く、最初で最後の瞬間になるかもしれませんね。

初夏の十勝の風景を、小高い丘の上から描くなっちゃんの姿は。

コメントへの返信 by 朝蔵

そして、佐々岡青年。東京から?誰でしたっけ?(オペラ座の怪人さん:25話)
『なつぞら』第1回のオープニング映像を覚えておいででしょうか。リトルなっちゃんではなく、18歳のなっちゃんが十勝の風景画を描いていた場面です。

なっちゃんが、小高い丘の上で風景画を描いていると、丘の下から学生服姿の青年が、なっちゃんに近づいてきました。

その青年は、映像の中でアニメとなり、アニメの中の青年は少年に。その少年は、東京大空襲の中、なっちゃんをを救う。

そんなオープニング映像です。

このオープニング映像で登場した学生服姿の青年=なっちゃんを救った少年が、東京から柴田家にやって来た佐々岡くんです。

<番長門倉を秒で泣かした女、奥原なつ!>として、十勝最強伝説に(ぱぽりんさん:25話)
しかも、この伝説はその現場を見てしまった目撃者が何人もいますからね。目撃者の確かな証言に支えられているという点でも、最強の伝説です(笑)

ところで、十勝最強伝説を実際に自分の目で目撃してしまったうちの一人、良子ちゃん。

彼女はまた、秒で泣かされた門倉くんの「男らしさ」に、ハートをわしづかみされている様子でしたが、彼女の胸中はいかばかりか。

複雑な気持ちを抱いていることが考えられる、良子ちゃんのその後が気になります。

そして、門倉くんは、失恋の痛手から立ち直れるのかな。おそらく、これまでの彼の人生の中で、味わったことがないレベルの挫折体験かと思われますので。

ゲゲゲの女房のアシスタント役は、今をときめく窪田正孝さんと斉藤工さん(あっきさん:25話)
アシスタントは、そんな大物ぞろいだったんですか!?しかも、そのうちの一人は来年の朝ドラの主人公。

思えば『ゲゲゲの女房』は、その後の朝ドラで、強烈な印象を残したキャラを演じた役者さんが、何人も出演してますね。

本名でちゃうとよくないですね(あっきさん:25話)
本名を伏せておきました。ご安心ください。

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コメント

  1. ひるたま より:

    昨日~今日の回で本格的に物語の真ん中に姿を現した‘信さん’こと信哉くん。
    学校の場面でないのに関わらず何故に制帽&制服(に見える)姿なのか?という突っ込みは置いておいて。
    以前にもコメント差し上げたのですが、やはり気になる登場人物の1人である事は当時と全く変わり無いですね。
    「信哉くん」=工藤阿須加さんのお辞儀の仕方(所作)が綺麗だな~と感じたのが個人的な第一印象でした。(欲を言えば、前日(第25話)でお辞儀をする時に帽子を取っていればもっと完璧だったかもしれませんが^^;)
    その工藤阿須加さんといえば…お父様は言わずと知れた工藤公康さん(往年の西武ライオンズ黄金時代を築いた投手のお一人で、現在はソフトバンクホークスの監督。率直に申し上げますと、やはり阿須加さんはお父様に似ておられますね^^)。そて『あさが来た』では‘リンゴの君’=東柳くんを演じられておられました。

    余談が長くなってしまいましたが…信哉くんの存在がなっちゃんのみならず、夕見子ちゃんにも僅かばかり影響を及ぼした様子。家事等を全く手伝う描写が無かった夕見子ちゃんがいきなり家事(洗ったお皿を拭く)を手伝っていました。あの夕見子ちゃんの中にも何か感じる所があったのかもしれませんね。

    将来的に見ると、夕見子ちゃんと信哉くんは共有出来るものがありそう(出来そう)な気がします。が、それと同時に雪次郎くんと夕見子ちゃんの関係も気になります。

  2. オペラ座の怪人 より:

    予習をしない私ですが、
    なっちゃんが東京でアニメーターになる、ということは知っていて、
    ああ、北海道を、忘れないでね、なっちゃん。
    って、ちっと気が早いかな?
    明日は東京かあ?

    おしまい

  3. よるは去った より:

    明美「めずらしい!いいの勉強は?」夕見子「いいの!」 辛口ながらも夕見子ちゃんは愛すべきキャラ・・・・・・というより信哉君に一目惚れ・・・・・ってことはないか。雪次郎君がいるし。

  4. あみ より:

    なぜ『ゲゲゲの女房』の話をしていらっしゃるのかと思い、前に戻ってよく読んでみましたら、再放送されるんですね。なるほどです!大ブレイク前の星野源さんにも注目ですよ。
    私はこのドラマが大好きなので、野際陽子さん、佐々木すみ江さん、大杉漣さんと立て続けに亡くなってしまったことが悲しすぎて見れないかもです(泣)
    連投してしまいすみませんでした。

  5. あみ より:

    朝蔵さん、こんにちは。久しぶりにお邪魔させていただきます。
    確か『半分、青い』の途中で海外に行かれたんですよね?今も海外赴任中なのでしょうか。
    ブログのご継続、有難うございます。
    『なつぞら』いいですね。広瀬すずさんの演技と声が大好きです。私は漫画の『ちはやふる』の大ファンなので映像化の話を聞いた時は不安だったのですが、実際に映画を見たら素晴らしかったです。広瀬すずさんがこの世にいてくれてよかった!と思ったほどでした。
    話がそれてすみません。
    今日の回、照男くんがなっちゃんたちを呼びに来たとき、なんだか嫌な感じだったので、この人こんなやな人だった?と不思議でした。しかし次の場面で納得しました。きっと照男くんも、信哉さんがなつを連れ戻しに来たと思ったのでしょう。柴田家のみんなと牧場の従業員さんたちの、なつが大好きって気持ちを知って泣けました。そんな中、お兄さんを探そうと提案する富士子母さんは立派です。

  6. ぱぽりん より:

    夕見子はなつに、本当の自分の気持ちを表に出せと言うけれど、では、夕見子はどうなのか。
    人の心に波風立てる、これは本当の夕見子でしょう。
    しかし、家の手伝いを全くしない、これはどうも、しいて言うなら偽悪ではないか。
    確かに進んで手伝いをする性格ではないのでしょうが、なつの為に、良い娘とは言えない夕見子を演じてきたように思えます。
    生きる為に、柴田家に置いてもらう為に一所懸命ななつの前で自分が良い子であったなら、なつがどれだけ頑張り続けなければならないか、そしてみんなになつが愛されるにはどうすればよいか、そのことへの夕見子の回答。
    今日の回の夕見子のお手伝いは、なつがここを出ていくかもしれない予感にふと漏れた、本来の夕見子、或いはなつを旅立たせるための後押し、そんなことのように見えました。

  7. オペラ座の怪人 より:

    ブログ主様、毎々、色々教えていただき、ありがとうございます。
    そうでした、第1回のオープニング、あのシーンの再現ですね。
    この役者さん、ソフトバンクの工藤監督のご子息?
    なかなかのイケメンで、
    こりゃ、てるお兄ちゃん、うかうかしていられない?

    この佐々岡青年(工藤さん)との、一家の対面中、
    泰樹さん(草刈さん)が一言も言わなくて、ちと、不気味。
    泰樹さんも「なつを取られてたまるか!」と内心思っている、
    と思ったら、どうやら、快く東京へ送り出してくれるようですね。

    あと「大学」に関する、松嶋さんと次女夕見子との対立、
    っていうか、「フン!」っていうシーンで爆笑でした。

    おしまい