咲太郎の行方が判明する / なつぞら 第28話

2019年5月2日(木)第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」

あらすじ

咲太郎を探しに東京にやって来たなつと富士子は、川村屋の従業員のためのアパートに泊まらせてもらうことになりました。その日の夜。川村屋の従業員アパートで、富士子はなつに告げました。

夕見子は、高校卒業後に北海道大学に進学するつもりだ。そして、夕見子はこう言った。自分は自由になりたい。柴田農場は、なつに託してほしいと。夕見子の言葉をなつに告げた富士子は、続けてなつに言いました。自分をいつまでも母親と思う必要はないと。

なつのことを思っての富士子の言葉でしたが、なつは、その富士子の言葉を聞かされて泣き出してしまいました。その明くる日も、なつと富士子は、川村屋に足を運びました。そこへ、信哉が駆けつけてきました。

咲太郎は浅草で働いているらしいという情報を、信哉はつかんできたのです。信哉は早速、なつと富士子を浅草に案内。咲太郎が働いているらしい浅草の六区館に、なつは足を踏み入れるのでした。

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予習レビュー

東京での夜。富士子さんは、なっちゃんの将来を気づかって、いつまでも自分を母親と思わなくてもいいと言うそうです。

なっちゃんのお兄ちゃんが見つかれば、一緒に妹の消息もわかるかもしれない。

兄と妹に再会できれば、なっちゃんは本当の家族を取り戻すことができる。そのとき、なっちゃんは、本当の家族のもとに戻っていいんだ。

富士子さんは、そんな気持ちでいたのでしょうか。

しかし、その富士子さんの言葉は、かえってなっちゃんを傷つけてしまいます。なっちゃんにとって、もはや柴田家は家族以外の何者でもないのでしょう。

ところで富士子さんがなっちゃんにこんなことを言い出したのには、もう一つ理由があります。

ちょうどこの頃。夕見子ちゃんは北海道大学への進学を決めていました。北海道大学に進学すれば、同じ北海道内でも十勝から離れることになります。

本州では、他県くらいに距離がありますから。十勝と札幌は。

十勝を離れることになる夕見子ちゃんが、富士子さんにこう言うらしいのです。十勝に縛りつけるのはなっちゃんだけにして。自分は自由にしてほしいと。

遠慮というものを知らない、いかにも夕見子ちゃんらしい言葉ですが、なっちゃんにとっては、夕見子ちゃんのこの言葉の方が嬉しいのかもしれませんね。

自分のことを、完全に家族の一員とみなしてくれていますので。

感想

なっちゃん・雪月・川村屋のトライアングル

腹黒さ全開の「川村屋」のマダム・光子さんは、今でこそなっちゃんの敵というポジションにいますが、いつかなっちゃんの味方になるのだろうとは思っていました。

でも、ここまで腹黒さを全開させてしまっては、光子さんがある日突然、なっちゃんの味方になるのは、あまりにも不自然。

光子さんのポジションの変化には、緩衝材が必要。というのがブログ主の昨日までの感想でした。

その緩衝材になるのが、雪月の存在、または雪之助さんの存在かもしれません。

今はまだ、なっちゃんは川村屋のクリームパンが、雪月のシュークリームの原点であることを知りません。味がそっくりだと気がつきましたが。

雪月の面々も、なっちゃんの行き先が、雪之助さんが修行を積んだところ。雪次郎くんがこれから修行を積むところだということを知りません。

そして、光子さんもまた、かつて自分の店で修行した雪之助さんの息子が、目の前にいるなっちゃんとクラスメイトだということを知りません。

このトライアングルが、しっかりとつながれば、光子さんのなっちゃんに対する気持ちも、自ずと変わるかもしれませんね。

そしていつか、川村屋のバターカリーに、柴田牧場のバターが使われる日がやってくるかもです。

コメントへの返信 by 朝蔵

私ケチなんですのよ(よるは去ったさん:27話)
光子さん、腹黒くて、そろばんづくの性格の人が持っている要素を、いくつも持っていますね。

人の名前を決して忘れないのは、それが人の心をつかむと計算しているから。「私ケチなんですのよ」発言は、いつも人のことを観察するための地獄耳の証。

考えはじめたら止まらなくなりそうです。光子さんに対して警戒し過ぎでしょうか(笑)

茂木社長は田辺茂一氏がモデル(よるは去ったさん:27話)
茂木社長の実在モデル。面白いエピソードがあるんですね!はじめて知りました。ただの本屋さんではなさそうですね。

だからこそ、海外にまで展開する、あれだけの大型書店になったのでしょう。

放送開始時刻は8:15ではなくて8:45~(ひるたまさん:『まんぷく』トップページ)
元のコメントも訂正しておきました。ご連絡、ありがとうございました。

「変なおじさん」キャラの人が出ていないですね(にゃんこさん:27話)
言われてみればたしかに変なおじさんキャラがいないですね。なっちゃんは天涯孤独の身。泰樹さんも、たった一人で十勝にやって来た人。

主人公とその周辺に親戚が少ないからでしょうか。

なっちゃんの進路は『半分、青い。』の鈴愛ちゃんと通じるところがあるので、願わくば秋風先生みたいな愛すべき変人が登場しますように。

少しでも学生気分を味わえたんじゃないか(Anneさん:27話)
お久しぶりです。Anneさんのこと、覚えていますよ。印象に残るお名前なので。

『ごちそうさん』で、和枝姉さんがヒロインのめ以子のことを、いつも「あんさん」と呼んでいたので、それで印象に残っていました。

それはさておき、天陽くんもなっちゃんも、二人揃って学生気分が味わえ、視聴者も我々もつかの間の学園ドラマを楽しむことができましたね。

門倉くんのスパイスにより、平成の終わりに昭和の学園ドラマのテイストを満喫することができました。

東京の人はひと癖以上ある&東京は怖い所(ひるたまさん:27話)
「東京の人は皆良い人&東京は良い所」の『ひよっこ』では、上野駅に到着したみね子ちゃんが、はじめての東京に動揺し「どうなるんだろう、私?」と独り言。

でも、向島電機という緩衝材があったおかげで、ゆっくりと東京に馴染むことができました。

一方、なっちゃんは、緩衝材どころから、いきなり罠にハマってしまいました。

しかし、みね子ちゃんと違って、東京大空襲、その後につづく終戦直後の混乱を生き抜いて来たなっちゃんは、東京の闇に対して免疫があるのかもしれませんね。

子供だけで生き抜いた日々に比べれば、光子さんの腹黒さなど、なっちゃんには大したことはないかもしれません。

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コメント

  1. ひるたま より:

    些か遅めのコメントで失礼します。
    今日改めて録画を見直してみました。なっちゃん&富士子さん&信哉くんの3人が行った(乗り込んだ?)先の浅草の場面を見た時に、思わず現在放送中の大河ドラマ『いだてん』と似ているな~と感じたのが第一印象でした。ひょっとしたら(若干の手直しを加えた上で)同一のセットを使用して撮影されたのかな?…などとも勝手に想像してしまいました。何処かから志ん生師匠がヒョイと現れてもおかしくなさそう…。(^m^;)

  2. ぱぽりん より:

    これまでにも「ひよっこ」に出てきたのと同様なセリフ回し、シチュエーションなど気になっていたのですが、今回富士子がイメージした、
    <グレイビーボートからホールスタッフがルーを掛ける>
    は、明らかにすずふり亭を意識してのものですね。
    川村屋のホールに高子がいたら笑ってしまうところですが、さすがにそれではドラマが壊れてしまいます、残念。

  3. ぱぽりん より:

    最近の朝ドラオープンセット、凄いな、と思っていたのですが、茨城県に「ワープステーション」などという施設があるんですね、驚きです。
    ディズニーランドやUSJ行くより面白いかもしれませんね。

  4. よるは去った より:

    信哉「合間の『コント』という・・・・・。」後に大物コメディアンで名を為す人たちはああいう劇場からスタートしてるようですね。だいぶ以前、某大物男性コメディアンの経歴で「『スト〇ッ〇劇場』に出演」と記してあるの見て、「男なのに?(*_*)」と違和感を覚えたものですが、まただいぶ後になってそのへんの事情がわかりました。

  5. ぱぽりん より:

    <川村屋>のなつとのかかわりが、これまでネタバレ読んでいても理解できずにいました。
    それこそ、ホワイト川村屋とブラック川村屋があるのか?と思ってしまったくらい。
    今回のドラマを見、朝蔵さんの書かれた感想を読んでようやく整理できました。

    それにしても、富士子となつ、ストリップ劇場に入って大丈夫なのか、と考えてしまいましたが、
    「裸の女は牛で見慣れてる」
    ので、案外どうとも思わないのかな??

  6. Amo より:

    魔女姫様(戸田恵子)が唄い 川村屋では『人質』と『真田丸』ネタ 色々興味深いですね
    その川村屋の店員に近藤芳正さん 「カレー」ではなく「カリー」と発音を直すのは 朝ドラ「おひさま」で女学校の英語教師 飯田小太郎 イイダコタロウ(オクトパス)を思い出しました 懐かしいな

  7. オペラ座の怪人 より:

    お休みなので、家で、BSの方を見ました。
    (台詞、うろ覚えですが)「母さんを取らないで」には、
    早速、涙腺崩壊です。
    (T_T)

    雪月のマスター(?)、え!?川村屋で修行?
    って、今、なつたちがいるお店?

    このお店、(確か昨日)近藤芳正さんが出てきて、
    悪い予感がしたんだけど、やっぱ、咲太郎に敵意があるみたい。
    ひよっこの、あの、鈴掛亭だったか、鈴ふり亭だったかみたいな、
    み~んな良い人、ってわけには、いかないのね。

    あと、私が大好きな夕見子ちゃんの、シュークリーム差し入れ、
    ぐっと見ました。
    で、彼女、北海道大学ではなくて、東京の大学を目指せ!
    いや、目指してほしいかな、と。

    おしまい

  8. よるは去った より:

    野上「マダム、カリーでごさいますんで。」光子「面倒くさい。」 本場インドだけでなくイギリスでも「カリー」と発音しているようですが「カレー」は何語の発音なんですかね。