東京で陽平と偶然の再会 / なつぞら 第31話

2019年5月6日(月)第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」

あらすじ

東京にやって来たなつは、一度は咲太郎との再会を果たすものの、もう一度会おうと約束した場所に、咲太郎は姿をあらわしませんでした。深い失意の中、川村屋で食事をするなつと富士子は、そこで思いがけない人物と再会をしました。

その人物とは、天陽の兄・陽平です。偶然に再会した陽平は、その頃、漫画映画を制作する会社で働いていました。陽平からそのことを聞かされたなつは、陽平の職場を見学させてもらえることになりました。

陽平の招待で、なつは漫画映画を制作する「新東京動画社」に、足を運びました。なつはそこで、紙に絵を描き、動画の試作をさせてもらいました。そして、なつが試作した動画は「新東京動画社」の社員から思いがけず高く評価されました。

アニメーターとしての資質を認められ、アニメーターになることを強くすすめられたなつは「新東京動画社」からの帰り道、想像の中で動画を動かしてみました。その想像の中の動画は、なつの夢のはじまりとなるのでした。

<<前回30話 | 次回32話>>

第6週 | 第7週 | 第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週

Sponsored Link

予習レビュー

お兄ちゃんの咲太郎くんを探しに東京までやって来たなっちゃんは、咲太郎くんの居場所を突き止めるものの、なっちゃんの姿を見て、再び姿をくらましてしまいます。

それが前週。そして、失意の中で新しい週のスタートです。

上京したなっちゃんと富士子さんがアパートの一室を貸してもらうなど、何かとお世話になっている川村屋さん。

そのお店でなっちゃんと富士子さんが泣きながら食事をしていると、そこに天陽くんの兄で東京芸大に通っている陽平くんが登場。

この陽平くんとの再会が、なっちゃんのその後の人生を大きく変えることになります。

なっちゃんの人生を動かすことになるのは、漫画映画を制作する会社「新東京動画社」の存在です。

陽平くんに誘われるまま、「新東京動画社」のスタジオに足を運んだなっちゃんは、そこでついにライフワークと出会います。

しかし、ライフワークと出会ってただちに、なっちゃんがその道を進もうと決意するかどうかは不明です。

でも、「新東京動画社」のスタジオ見学の体験が、なっちゃんに強い印象を残すことだけは間違いなさそうです。

ところで今回、陽平くんは画材を買いに新宿に来て、その足で、食事をするために川村屋にやって来たとか。

川村屋の実在モデルは、おそらく新宿中村屋。だとすると、陽平くんが画材を買いに来たという画材店は、きっと世界堂と思われます。

新宿中村屋、紀伊国屋書店本店、そして世界堂。新宿通りの名店三つが揃いました。

感想

「色のキレイな夢を見ているみたい」

小学校の時に観たアメリカ映画の感想を「色のキレイな夢を見ているみたい」と述べたなっちゃんの「夢」がついにはじまりました。

今回のところは、なっちゃんはまだ自分の「夢」への自覚はないようです。

しかし、アニメーターの資質を本気で認められ、絵の勉強をしていなくても、勉強などいつでもできるとまで言われてしまいました。

その道に進む最低限の条件が揃いました。

そして、帰り道に、想像の中ではありますが、はじめて制作したアニメーション。

小学生の頃に観た漫画映画の体験が「夢のタネ」。そして、今回の「新東京動画社」の見学体験では、その「夢のタネ」に水をまいてもらったと言ったところでしょうか。

再来週か、その次の週あたりには、今回描かれた「新東京動画社」が、なっちゃんの新たな舞台に。

大型連休最後の日に、なっちゃんのライフワークの大きなフラグが立ちました。

コメントへの返信 by 朝蔵

そのお馬鹿は私、とばかりに名乗り出る(オペラ座の怪人さん:30話)
マダムの光子さんがはじめて登場したときは、その腹黒さが怖いほどでした。

なっちゃんを「人質」にとった時など、蜘蛛の巣に獲物が引っかかったことを喜ぶ蜘蛛みたいだなとすら思ったものです。

あの腹黒さは偽悪。お馬鹿さんを隠すための、精一杯の偽悪だったのかもしれません。

最初はかなり腹黒なイメージでしたけど、逆に「善過ぎる人」でした(よるは去ったさん:29話)
光子さんご本人も認めたように、バカがつくほどの善人ですね。自分でも、バカがつくほどのお人好しであることを自覚してるんでしょう。

そんなバカレベルの自分が恥ずかしくて、腹黒いマダム、ブラックなキャラをてらっていたような気がしてきました。

自分が天然であることを自覚している天然キャラ。それが光子さんでしょうか。かなり、楽しそうな人です。東京編が楽しみになってきました。

山口智子さんのご出演(中略)重要な役なのかしら?ちょい役なのかしら?(オペラ座の怪人さん:30話)
山口智子さんが演じるキャラクター。ここでは詳しくは省きますが・・・

ヒロインのお兄ちゃんの咲太郎くん。両親を失った痛みをヒロインと共有する咲太郎くんという重要なキャラが、母親として慕っている人物。

というのが、川村屋にやって来た本屋の社長さんの説明だったので、それなりに重要なキャラになりそうですね。

藤田親分を川村屋に連れてくるなど相当に力があるところも見せた(ぱぽりんさん:30話)
暗黒街の顔役。とまでは行かないかもしれませんが、明らかに新宿を表と裏の両面から仕切っているであろう藤田親分。

そんな人物を、お兄ちゃんを探しに北海道から来た見ず知らずの女の子のために、引っ張り出してしまうなんて。

ぱぽりんさんのおっしゃる通り、茂木社長、なかなかの大物ですね。

咲太郎はなぜ施設から逃げ出したのか(ぱぽりんさん:30話)
咲太郎くんは、お父上が戦前に営んでいたような飲食店を再興することを目指していました。孤児院に収容されるまでは。

だから、咲太郎くんは、飲食店を再興し、そこに二人の妹を迎えるという夢を持っていたのかなと、ブログ主は考えていました。

空襲で焼け落ちた飲食店の再興。

『ひよっこ』のすずふり亭も、焼け跡の中で、そうやって建てなおされた飲食店の一つでしたね。

「ソルトイン軟膏」傷口に塩を擦り込む、って、なんて恐ろしい軟膏(ぱぽりんさん:30話)
そんな電柱広告があることに、まったく気がつきませんでした。よく気がつきましたね。さすがです。コメントで教えてくださりありがとうございます。

仮に気が付いたとしても、傷口に塩を塗り込むという恐ろしい意味(笑)が込められていることにはまったく気がつかなかったかも。

今後、セットの細かいところもしっかり観察しようと思います。

<<前回30話 | 次回32話>>

第6週 | 第7週 | 第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. チャコ より:

    この週のタイトルですが小説では「雪空」になっていますが、ドラマでは「雪原」です。

  2. へるるん より:

    なつの描いた動画の凄いところは開始原画(斧が頭上)~終了原画(斧が薪を割り終わったところ)の間をコマ割りする最初の1枚め(開始原画の直後になる絵)が斧が頭の後ろに行っているところですね。
    要するに大きく振りかぶっているんです。
    まったくの素人だと、開始原画から終了原画の間をコマ割りしろって言われたら、最初の1枚目は、斧が頭上からちょっと下がったところの絵を描きがちなんですよね。
    ここをサラっと振りかぶった絵を描いちゃうところがまさに才能がある、っていうんでしょうね。

  3. ぱぽりん より:

    「ちゃんと重力を感じますよ」

    ジブリのアニメが好きですが、重力のみならず、動き出す前の予備動作、加減速、それらの表現がリアリティーを感じさせ作品世界に引き込む大きな力になっているのではないかと思います。

    なつの絵はこれまでのところ「線を捜しながら描いている」わけですが、これは意図してなのかな?
    「流れる線を描く」に至って基本ができた、となるのでしょうか。

  4. オペラ座の怪人 より:

    元警察官の、アニメーターさん、
    どっかで見たような、と思ったら、
    「麒麟です」
    大爆笑。
    すっごく良さそうな人で、
    「なつぞら」がますます、楽しみです。

    おしまい

  5. よるは去った より:

    今日のラストでセル画から飛び出したウサギは、なっちゃんの新しい道の案内人(?)って解釈も出来ますかね。途中駆けて行く背景が「雪道」は「楽な事ばかりじゃないけど。」って意味で。

  6. よるは去った より:

    仲努氏役の井浦新君と言うとNHK ドラマの中では大河ドラマ「平清盛」の「崇徳上皇」の役のイメージが強いですね。世の中に恨みに恨みを残しつつ「魔界転生?」するのでは?とも思わせる恐ろしい形相が未だに残ってます。

  7. オペラ座の怪人 より:

    川村屋で、信さんと入れ替わりで、
    陽平さんが登場、って、
    はーい、はーい、ご都合主義が過ぎます!
    陽平さんが偶然、この店に現れるなんて!
    って言うか、陽平さんにも、なつたちの東京行き、
    連絡するでしょうに。

    で、アニメ見学。
    いかん、いかん、なつよ、あなたは北海道で、
    泰樹さんの牧場を継ぎなさい、
    というわけで、なつの東京生活には、
    私は反対です!
    まあ、私が反対しても、シナリオには何の影響もありませんが。

    おしまい

  8. よるは去った より:

    なつ「動きが綺麗・・・・・。」克己「迫力がある・・・・・。」これはさきに二人が切磋琢磨し合う同士になるというフラグ?警察官からアニメーターに転職したという人がいることもなっちゃんには充分な驚きだったろうけど。