なつが十勝に帰ってくる / なつぞら 第32話

2019年5月7日(火)第6週「なつよ、雪空に愛を叫べ」

あらすじ

東京に行ったなつは、咲太郎と一度は再会。しかし、再び行方をくらました咲太郎と会うことができないまま、北海道十勝に戻ってきました。その頃、十勝は冬を迎え、一面、雪景色になっていました。

なつが、普段の暮らしに戻ったある日のこと。照男は、なつにあるものを手渡しました。それは、帯広の映画館で上映されるディズニー映画『ファンタジア』のチケットでした。明美と一緒に観に行くというなつに、照男は、天陽と行くようにすすめました。

その、なつと照男の二人のやりとりを見ている者がいました。泰樹でした。なつと照男の二人の様子を観察していた泰樹は、誤解をしていました。照男が、なつを映画に誘ったと思い込んでいたのです。

そして泰樹は、なつと照男の二人を結婚させるつもりであること、剛男と富士子に告げました。さらに、照男にだけは、そのことを伝えてあることも告げました。泰樹の突然の言葉に驚く剛男と富士子は、泰樹の考えに異を唱えるのでした。

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予習レビュー

一度は再会を果たしたものの、その後すぐに再び姿を決してしまった咲太郎くんと会うことができないまま、なっちゃんは十勝に帰ってきました。

そして、十勝に帰って早々、新たなドラマが動きはじめます。

ある日、照男くんがなっちゃんを呼び出しました。呼び出した理由は映画のチケットをなっちゃんにあげるため。

しかも、照男くんはその映画のチケットを2枚持っていました。

なっちゃんを、その映画に誘うつもりでいたのでしょうか。でもどういうわけか、照男くんはなっちゃんを映画に誘わず、天陽くんと一緒に観に行けと言う。

意味ありげな照男くんの行動が気になります。

でも、意味ありげな照男くんの行動の、その奥に隠されている照男くんの胸の内を、なっちゃんは察することはないようです。残念。

しかし、その照男くんの胸の内を、泰樹さんは察したようです。

照男くんの葛藤のドラマがはじまります。

感想

若者世代がそれぞれの道を歩み始めるフラグ

なっちゃんたち十勝農業高校の生徒たちが通学のために乗っている汽車と、夕見子ちゃんたち進学校の生徒たちが乗っている汽車が正反対の方向に走り出す。

まるで、なっちゃんたち若者世代が、それぞれの道を歩み始めることを暗示するような場面でした。

そして、それぞれの道を歩み始めるフラグが、今回のドラマの中の至るところに立っていました。

泰樹さんは、照男くんがなっちゃんに映画のチケットを手渡したと思い込んでいました

。もしかすると映画のチケットは、泰樹さんが照男くんにあげたのかもしれません。このチケットでなっちゃんを映画に誘えと。

しかし、照男くんは、泰樹さんの思い通りには行動しませんでした。この照男くんのとった行動も「それぞれの道」のフラグの一つかと思います。

ついで、夕見子ちゃん。

なっちゃんと夕見子ちゃんが、駅までスキーで向かう場面。

夕見子ちゃんがなっちゃんに言いました。「自分で生きる場所は自分で選べる人間になりたい」と。

夕見子ちゃん、どうやらなっちゃんの生き様に対して劣等感を抱いているらしい。その劣等感の反動から、北海道大学を目指すことにしたのだとか。

ところで、ヒロインへの劣等感を抱くヒロインの親友や幼馴染みが、劣等感への反動からダークサイドに転落するというパターンがこれまで繰り返し描かれてきました。

夕見子ちゃんがそんな道に進まないか心配です。夕見子ちゃんのフラグは、ちょっと心配な「それぞれの道」のフラグでした。

そして、なっちゃん。

アニメーションスタジオを見学したのを機に、漫画映画との接点が急に増えてきました。でも、なっちゃんは、まだそれが自分の進む道だとは気づいていない。

気づいてはいないけれど、その道に少しづつ近づいてゆく、なっちゃんの人生が動きはじめる予感に満ちた『なつぞら』第32話でした。

追伸:雪次郎くんが、夕見子ちゃんへの恋心をあらわにしはじめたのも、若者フラグの一つですね。

雪次郎くんと夕見子ちゃん。幸せになれるのでしょうか。夕見子ちゃんが、菓子屋・雪月の女将・・・今のところ、その姿が想像できません。雪次郎くんには気の毒ですが。

コメントへの返信 by 朝蔵

二つのシュークリームを三人でどう分けるか、だ(ぱぽりんさん:34話)
2つのシュークリームへの3人の反応。脚本家ごとに想定される4つのパターン。楽しませてもらいました。

岡田脚本のイメージの「二度とないかもしれんし」。キャラをいじるセリフを巧みに取り入れて、キャラに対して愛着を持たせる手法の再現が見事です。

そして北川脚本のイメージ。脚本というより、脚本の場外での発言に吹きました。

先のコメント、28話に入れるつもりが1週間違えてしまいました。(ぱぽりんさん:34話)
移動はできなさそうなので、34話に表示させています。あしからずご了承ください。

警察官からアニメーターに転職したという人(よるは去ったさん:31話)
おまわりさんが職務をはたしながら勉強してアニメーターになれるのなら、たとえまだ勉強したことがなくても、これから高校を卒業する自分にも十分可能性はある。

なっちゃんがそう考えても決して不思議ではないですね。

スタッフが、揃いも揃って、陽平くんみたいに芸大やら美大を卒業した人ばかりだったとしたら、なっちゃんは自分でもやってみたいとは思わなかったでしょうね。

たとえ、絵をほめられたとしても、です。

泰樹さんの牧場を継ぎなさい(オペラ座の怪人さん:31話)
ブログ主もできることなら、なっちゃんと泰樹さんの二人が一緒にいるところをずっと観ていたいので、なっちゃんには上京してほしくありません。

東京編でも、泰樹さんに負けないくらいの素敵なキャラが登場しますように。

話がそれますが、東京編ではアニメーターの先輩として登場する貫地谷しほりさんの出演が楽しみです。

彼女がヒロインを演じた朝ドラ『ちりとてちん』が、ブログ主のベスト朝ドラなのです。

「魔界転生?」するのでは?とも思わせる恐ろしい形相(よるは去ったさん:31話)
残念ながら『平清盛』は観ていないんです。魔界転生しかねないほどアクの強い演技だったんですか!?

魔界転生した姿が、アニメーションスタジオの作画監督だったというわけですね。

ウサギは、なっちゃんの新しい道の案内人(?)って解釈も出来ますかね(よるは去ったさん:31話)
あのウサギがこれからも出てきたら、間違いなくっちゃんの新しい道の案内人ですね。

なっちゃんは、これから道に迷うことがなんどもあるかもしれません。その時に、ウサギがなっちゃんの歩むべき道に導いてくれますように。

すっごく良さそうな人で、「なつぞら」がますます、楽しみです。(オペラ座の怪人さん:31話)
東京編も素敵なキャラがいっぱい出てくる予感がしてきました。アニメーションスタジオの見学場面を通して、それがわかりました。

スタジオ見学の場面で、この先も安心して観ていられそうです。

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コメント

  1. ひるたま より:

    先ず率直に申し上げて…個人的にこの辺りからドラマに「???」が付き始めています。見なければ良い、と言われてしまえばそれまでなのですが…やはり展開は気になるものでして。(^^;)

    前日(第31話)で、陽平くんが川村屋を訪れる場面が先ず唐突過ぎて…!(「ご都合主義が過ぎる」点は他の方もコメントで触れられており、自分だけじゃないのね…と少しばかりホッとしました)
    奨学金を受けている+アルバイトしている大学生の身の上で、決してお手頃価格とは言い難い川村屋の‘カリー’を食べている陽平くん…お給料が出た直後だったのかな?と想像すれば繋がるのかもしれませんが…苦学生設定の方がしっくりと来るような??
    それと、咲太郎兄ちゃんが警察に捕まった場面について。前作『まんぷく』では結婚する前の赤の他人だった福ちゃんが萬平さんの無実を晴らそうと奔走していた場面が忘れられません。これに対して今回は捕まったのが実兄…せめてなっちゃんが「警察に行く!」と言い張るのを信哉くんや富士子さん等が制する、という展開が入っていたならば話の流れとしてはもう少し自然だったのでは?と私は感ぜずにはいられませんでした。そして今回いきなり季節&場面が飛んで厳冬の北海道十勝に…!
    はっきりと書いてしまうと、この辺りの展開のさせ方が強引&雑だったように感じられて、今もモヤモヤしています。
    最初の2週間が結構丁寧に描かれていたので、こちらの期待以上のドラマになるのでは?と密やかに期待したのですけれども。(あまりネガティブ&アラ探し的なコメントは極力差し控えたいのですが…)

    若手の俳優さん達の演技にはキラリと光る物が複数感じられます。←この点を楽しみに見進めて行こうかな。

  2. ちゃーちゃん より:

    えつ!? なっちゃん!! あんなに会いたかったお兄ちゃんを逮捕されたまま置いてきたの?
    普通、身内が逮捕されたとなると釈放されるように動くものじゃないのかしら?
    自分と富士子お母さんは北海道に帰らなきゃいけないなら東京にいる人にお願いするとか?アニメを作るスタジオに行ってる場合?
    心情的に月曜日、火曜日の内容は違和感です。
    その辺なんとかなるのでしょうか?

  3. オペラ座の怪人 より:

    ブログ主様、本当に、申し訳ありません、
    夕美子、とお書きになっておられますが、
    夕見子、が正しいのではないでしょうか?

    すみません、すみません、
    私の一押しの「夕見子」ですので、
    少し、気になりました、すみません。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  4. オペラ座の怪人 より:

    スキーしながら、通学する、なつと夕見子。
    夕見子の「負けたくない」にグッと来ました。
    負けるな、夕見子!
    私の一押し夕見子、ますます好きになりました。

    で、隣り合わせの電車で、
    雪次郎(?)が「夕見子ちゃ~ん!」
    好きなんだ!
    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    がんばれよ、雪次郎!
    しかし、雪次郎は東京の川村屋で修行、
    というプランを、父親が持っているはず?
    ここは1つ、夕見子も東京の大学へ進学でお願いします。

    で、なつよ、てるおと結婚して、
    十勝に住み続けなさい。
    って、絶対にかなわないプランだけど、
    なつの東京行きに反対に私の立場で、いいました。
    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  5. よるは去った より:

    なっちゃんの夢の中の警察官たちのタップダンスは傑作!!(笑) これで中に元・警察官だったという下山克己君の顔があったら抱腹絶倒だったかも。