なつが卒業式をむかえる / なつぞら 第42話

2019年5月18日(土)第7週「なつよ、今が決断のとき」

あらすじ

なつは、ついに東京に行きたい理由がアニメーターになる夢をかなえるためであることを、家族に打ち明けることができました。そして、そのことを泰樹が認めてくれたことに感激したなつは、天陽の家に向かい、そのことを天陽に報告しました。

なつから報告を聞かされた天陽の父・正治は、なつが十勝の地を離れても、陽平とつながっていられることを喜びました。同じ頃、照男は砂良に夢中になっていました。頼まれもしない牛乳を砂良に届ける照男の行動の理由を、なつは感づきはじめていました。

そんな中、夕見子は北海道大学を受験するために富士子に連れられ札幌に向かいました。一方、なつは、卒業までの日々を酪農の仕事に没頭して過ごしました。月日は流れ3月。なつは高校の卒業式を迎えます。

卒業式の数日後。高校の卒業式を終え、十勝を離れ東京に旅立つ日を間近にひかえたなつは、天陽の家を訪問し、天陽一家に別れを告げました。その帰り道、なつを追って来た天陽は、なつにはなむけの言葉を贈るのでした。

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予習レビュー

なっちゃんが東京に行って夢を追いかけたいと、本当の気持ちを泰樹さんたちに打ち明けることができたのが前回。

なっちゃんは、心の中に雲ひとつない晴れ渡った状態で卒業式を迎えることができました。

しかし、心の中に雲が残ったままの人物が一人だけいます。天陽くんです。

天陽くんは、なっちゃんのことが好きでした。そして、その気持ちを告白する機会を得ながらも、ついに告白することができずに今日を迎えてしまいました。

そんな天陽くんが、最後の最後にまさかの行動に出ます。詳しくは伏せておきますが。

一方、泰樹さんも、照男くんも、なっちゃんは天陽くんのことが好きだと、長らく信じ続けてきました。

この泰樹さんと照男くんの観察は、はたして当たっていたのか。

なっちゃんが天陽くんのことが好きだと、なっちゃん本人だけが気がついていなかったのか。

それとも、なっちゃんは天陽くんに対して特別な感情を抱いてはいなかったのか。

今回、天陽くんのとった「まさかの行動」の直後に、なっちゃんの本当の気持ちがわかるのではないかと思います。

というわけで、北海道十勝編は今回で終了します。ブログ主の大好きな泰樹さんの出番が少なくなり、寂しくなります。

感想

照男くんと砂良ちゃん

なっちゃんが彫刻家の阿川さん宅を訪問したちょうどそのタイミングで、照男くんが阿川家にやってきたときの、彼の気まずそうな顔と言ったら・・・

でも、気まずさよりも、砂良ちゃんに会えることの喜びが勝る、照男くんの素直すぎる笑顔がかわいくて。

でも意外だったのは、砂良ちゃんは照男くんの顔を見ても、それほど嬉しそうにはしなかったことです。

はじめて、照男くんと砂良ちゃんが出会った場面では、砂良ちゃんも照男くんのこと興味ありげに見つめていたのに。

それとも、あまりにも急な訪問で砂良ちゃんはビックリしてしまっただけなのか。

照男くんと砂良ちゃんの二人の今後は、ほぼほぼわかっているので、安心して見ていられはしますが、砂良ちゃんの素っ気ない態度がちょっと心配になりました。

門倉くん再び撃沈

一方で、先の展開が全くない見えない気になる二人がまた登場しました。

門倉くんと良子ちゃんです。

卒業式の日。最後に言いたいことがあると門倉くんが宣言したとき。彼の言いたいことはすぐに察しがつきました。

もちろん、良子ちゃんへのプロポーズです。

予想していたよりも早いタイミングでこの日が来たなとも思いましたが。

そして、予想外だったのは、門倉んのプロポーズへの良子ちゃんの反応です。

演劇部の稽古をしていた頃。あの頃は、良子ちゃんが門倉くんに気のあるそぶりを見せ、一方の門倉くんは、良子ちゃんから逃げ回っていたような・・・

立場がいつの間にか逆転しました。

この逆転劇、この先、どう展開するのでしょうか。この二人の将来が楽しみでなりません。

コメントへの返信 by 朝蔵

やはりこういう時は「年の功」ですかね。(よるは去ったさん:41話)
年の功に加えて、泰樹さんととよさんの、まるで長年連れ添った夫婦みたいな、あ・うんの呼吸が成り立つ関係も大きく影響しているかもしれませんね。

泰樹さんだったら、どう考えて、どう行動するのか。とよさんには手に取るようにわかるんでしょう。

そして、とよさんにすべて見透かされていることで、泰樹さんも安心感を得ているのかもしれません。

それでこそわしの孫じゃ(よるは去ったさん:41話)
「それでこそわしの孫じゃ。東京を開拓してこい。」という泰樹さんの言葉。半分はなっちゃんに対して。残りの半分は自分自身に対して言っているのかなと思いました。

泰樹さんとしては、なっちゃんが十勝に居続けて酪農を継いでくれることを期待していたので、今はまだまだ寂しい気持ちを隠せません。

でも、柴田農場の将来もじきに安泰になるはず。

そして、なっちゃんが「東京の開拓」に成功したとき、泰樹さんは「わしの孫」を心から埃に思うことでしょう。

その日が来るのが楽しみです。

じいちゃん「よく言った!」私、泣いちゃいました。(オペラ座の怪人さん:41話)
ブログ主もここで泣きました。

泰樹さんを裏切ってしまったというなっちゃんの思い込みを、優しい言葉を使って否定したとしても、なっちゃんの心にはもしかすると届かなかったかもしれません。

泰樹さんの、ふざけるな!の一喝で、なっちゃんの迷いは一瞬にして覚めたでしょうね。

さすがは泰樹さん。なっちゃんのことをよく知り抜いている。でも、よく知り抜いているなっちゃんの巣立ち。

泰樹さんにはつらいものがあるはずです。

「それでこそ赤の他人じゃ」から「れでこそわしの孫じゃ」(浩二さん:41話)
ちょうだいしたコメントではじめて気がつきました。

泰樹さんが十勝に連れてこれらたばかりのなっちゃんに対して放った第一声。そして、なっちゃんが十勝を去る決意を固めたときの泰樹さんの言葉。

二つの言葉は一対になっていたんですね!

赤の他人からわしの弟子を経てわしの孫へ。泰樹さんとなっちゃんが絆を深める日々を思い出すと、泣けてきます。

段々名前のスケールが大きくなっているのです(1013さん:41話)
泰樹さんが木。富士子さんが山。三人の子供たちのそれぞれの名前は太陽をあらわす。言われてみれば、たしかにその通りですね。

スケールが大きくなっています。

このパターンが繰り返されるとしら、照男くんの名前は銀河系か宇宙全体か。でも、その後が続かなくなりますね(笑)

個人的に現在も「まんぷく留年中」のようです(ひるたまさん:『まんぷく』)
ブログ主も、まんぷく留年中の一人です。『まんぷく』以前には、存在すら忘れていた、まんぷくヌードル、ではなかった、カップヌードルにはまっています。

数十年ぶり(?)に再会したカップヌードルは、ラーメン文化の発展の影響を受けてなのか、種類もさまざま。

はじめて体験する新種のカップヌードルを試しては、萬平さんのスピリットを受け継いだ人たちの仕事はすごい!と感心しています。

浅草の場面を見た時に、思わず現在放送中の大河ドラマ『いだてん』と似ているな~と感じたのが第一印象でした(ひるたまさん:28話)
同じセットを使っているのは十分に考えられますね。あれだけ立派に作ったセット、一作品だけでしか使わないのはあまりにももったいない。

ちなみに、かなり昔の話になりますが、『スターウォーズ』シリーズと『インディ・ジョーンズ』シリーズの一部が、セットを共有してコストカットをしていたみたいですね。

二作品とも、同じルーカスフィルムの作品なので、こんなこともできたのでしょう。

アルバイトしている大学生の身の上で、決してお手頃価格とは言い難い川村屋の‘カリー’を食べている陽平くん(ひるたまさん:32話)
陽平くんがいきなり新宿に来たのは、川村屋の通り沿いにある世界堂に来たのだろうと、ブログ主は自分に言い聞かせました。

でも、ひるたまさんのおっしゃる通り、決して裕福ではないはずの陽平くんが、見るからに高そうな川村屋で食事?

このとき、ブログ主は『ひよっこ』を思い出していました。

お父ちゃんがお世話になった、憧れのすずふり亭に来たものの、みね子ちゃんのお財布の中には、すずふり亭で食事ができるほどのお金がない。

やっと食べたのがコロッケ一個。

この『ひよっこ』のリアルが欲しかったですね。

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コメント

  1. よるは去った より:

    砂良ちゃんが照男くんに振舞い、更に柴田家の面々に至っては牛乳嫌いの夕見子ちゃんまでがハマった『牛乳鍋」(いや、正確には『牛乳と味噌の鍋』) 私は未だ食べたことはないけど、数年前にコミックの「美味しんぼ」に出てきた時は、先に牛乳で玉ねぎ、人参、ジャガイモといった火の通りにくい野菜から煮て、後から豚の腿のハム、鮭のハラス、白菜を加えてました。砂良ちゃんの鍋は具は「鮭」を使っているのはわかったけど、他の具は何を使ったのかな?「牛乳』は照男くんが持って来たのをその場で加えていたところを見ると、最初は「味噌味』の鍋にするつもりだったのかな?具の「鮭」はなっちゃんや明美ちゃんの言葉を借りるなら「『熊さん』からの『ラブレター』」を使ったのでしょう。「牛乳」は明らかに「照男くん」からの・・・・・。てとこですかね?

  2. Morningstar より:

    照男兄ちゃんは本当はなっちゃんのことを好きだったのではないかという気もします。あるいは、泰樹じいちゃんに言葉で意識し始めたとか。でも、なつには本当に好きな人と一緒になってほしいから映画のチケットを用意して、誰を好きなのか知りたかったのかも。チケットが2枚で、「もしかしておにいちゃんと?」と言われた時の慌てぶり、「天陽と行け」と言われてうれしそうにするなっちゃんを少し寂しそうな顔で見ていたことなど考えると。今日もなっちゃんが「照男兄ちゃんは時間をかけすぎるところがあるから、気をつけれ」の一言に、ちょっと苦笑い。

    スキーの大会の約束は、照男兄ちゃんも天陽くんも、なっちゃんの幸せを第一に考えるまっすぐな気持ちがあんな風になったのかもしれませんね。

    でも、砂良ちゃんに出会えてよかったですね。そして、砂良さんのことをからかうなっちゃんとの会話、仲のよい兄妹に戻れてよかったですね。砂良ちゃん、なっちゃんといる時はお姉さんっぽいのに、照男くんとの出会いの時は天真爛漫ななっちゃんの笑顔に負けない笑顔でした。でも、なっちゃんがいる時にはやっぱりお姉さんっぽっくしているのかしら。

    今日の天陽くんの笑顔はちょっと切なかったです。でも、じ~んと来ました。

  3. tonko より:

    照男にいちゃんのデレが意外でした!?
    奥手で静かなイメージを勝手にもっていただけに
    「なまらきれいな娘さん」の段階で
    ちょっと反応していたのが面白かった(´∇`)
    1度会ってからは、浮き足立ってる感じで
    なんだか一気に可愛くなりました(≧∇≦)

    じいちゃんは、焦りからか
    やることが裏目に出ている感じですね…
    なつの東京行きは、どちらの理由でも
    最終的には許してくれただろうけど
    “本当の”家族であるお兄ちゃんの事より
    自身の夢のために、っていうほうが
    じいちゃんのショックは小さいんじゃ
    ないかな?と、個人的には思いました

    北海道のイケメントリオの恋が
    中途半端に終わりませんように…(._.)

  4. ひるたま より:

    昨今は親が介入し過ぎる嫌いがあるかな?と大学受験シーズンの度に個人的にはいろいろと考えさせられます。(数年前には某大学で、大学行きのバスに肝心の受験生が乗車出来ず(親子連れが多過ぎて肝心の受験生を積み残す羽目になってしまったため)、入試開始時刻にまで影響が及んだ…という事がニュースになって物議を醸した事もあったように記憶しています)

    しかしながら今回、北大受験に臨む夕見子ちゃんにも母親:富士子さんがちゃんと付き添いで行く描写にむしろホッとしました。夕見子ちゃんの性格を考えると「札幌まで1人で行けるわよ」と言い張るかな?などと勝手に想像していたのですが(^^;)。なっちゃんがヒロインである故にどうしてもなつ中心に描かれてしまうのは仕方がない事ですが…夕見子も柴田家の一員として大切に育てられた実の娘の筈ですからね。

    地元の方達から見るとどう映るのかは???ですが…道外住まいの当方の目から見て、夕見子ちゃんが通学している高校のモデルは帯広柏葉高校若しくは帯広三条高校のどちらかかな?とずっと想像していました。サクッと調べてみたら帯広三条高校は帯広駅から数駅行った西帯広駅が最寄り駅との事…という事は、やはり帯広柏葉高校の方が可能性大でしょうか。
    なお余談ながら、中島みゆきさん(『マッサン』主題歌「麦の唄」)とドリカムの吉田美和さん(『まんぷく』主題歌「あなたとトゥラッタッタ」)は共に帯広柏葉高校のOGでいらっしゃいますね。(^^)

  5. アーモンド より:

    広瀬すずさんと草刈正雄さんが、スズキの車のCMに出ていますね。朝ドラとタイアップ?

  6. ぱぽりん より:

    皆さんが感じたのと同様、自分も<ブラック夕見子>の登場はないだろうと思います。ただ、心配事はあります。

    夕見子の<偽悪>について先に書きましたが、それは夕見子本位で考えると、夕見子の逃げだと考えることもできる。望まれる娘の姿をなつに委ね、自身は現実から一歩引いている。実の妹の明美がなつに懐き、あるいは褒めていてもなつへの悪い感情が沸き起こらないのは、そうしたなつが実は自分でもあるから。だからこそ、望まれる娘であり続けることのなつの苦しさを理解している、そんな風に感じます。

    なつが柴田家にずっといるのであるならば、夕見子は、札幌での自分がどうであろうが帰省した時には以前の自分のままでいられる。しかし、なつが東京へと旅立ってしまう。自分の半身ともいえるなつを失い、自分自身であらためて自分一人にならなければならない。
    そんな事態が起こるのか、描かれるのか、だとすればそれをどう克服するのか気になります。

    もっとも,そこまでドラマに入れてしまうと収まりきれないでしょうから、問題になることもなくサラッと流れてしまうのかな?

  7. ぱぽりん より:

    1013さんの、「名前がどんどん大きくなっている」、面白いです、一本取られちゃいました。
    自分はと言えば、富士子という名前を<朝ドラ主人公母親の定番ネーム>として捉えてしまい、発想の飛躍がありませんでした、残念。

    前に茨城にあるワープステーションのことを書きましたが、なつぞらのロケ、いだてんのロケともにその施設を使用しているとのこと。なにしろ現在の運営者はNHKエンタープライズです。
    近現代の建物は2階までは実物で3階以上は建物のデータを張り付けているとあるので、看板とかの小物だけでなく、建物上部のデータを入れ替えればかなり雰囲気を変えることもできそうに思えます。

  8. ひな より:

    照男くんが砂良ちゃんに向ける笑顔を見ていると
    太田裕美の「恋のうた」が頭の中でぐるぐると

  9. ぱぽりん より:

    今週解ったこと。
    柴田牧場と山田家、阿川家の位置関係。

    帯広から北、士幌方向へと延びるトテッポ。通学するのに帯広から乗った雪次郎がなつ達の乗る駅からさらに先へと行くのだから、柴田牧場は帯広と勝農の間にある。
    降雪期、勝農にはスキーとトテッポを使うのに山田家まではスキーで行き来、ということから、山田家は柴田家と勝農の間にある。
    なつが山田家に向かう途中で道に迷い阿川家の世話になるのだから、柴田家から見て阿川家は山田家と同じような方向、そして距離にある。
    早朝阿川家から<まっすぐ>に家路を辿るなつが進行方向にある山越しに朝日を見ることから、阿川家は柴田牧場の北西に位置する。
    山田家は柴田牧場より山がちの地域にあり、阿川家は山田家よりさらに深い森にある。

    以上から、(多分あるあるの)音問別川の西側に柴田牧場山田家阿川家はあり、山田家は柴田家の概ね北北西、山田家は北西に位置する、と推測。

    ただし、グーグルアースで見るところ音問別町のモデルにしているらしい音更町には収まりきらず、又、山田家阿川家があるだろうと想像する地域の現実の地形はずっと平坦。

    番長のよもやの告白でしたが、番長の卒業も自分にとっては意外でした。
    ドラマの裏設定では「番長は留年している」とのことで、倉田先生が高木に
    「お前には来年がある」
    と言ったことがフラグとなって、番長、再度の留年、高木、ついに舞台に立てず、の展開があるのかと想像していたものですから。

    それにしても、番長を窘める雪次郎、強くなったものです。
    これなら新宿でアブナイ方々に怯むことなくやっていけるでしょう。

    鈴子 「がんばれ、雪次郎!」

  10. Amo より:

    万感の〜 のナレーションは
    城達也さん 銀河鉄道999 ⁉︎

  11. オペラ座の怪人 より:

    昨日は涙涙の回でしたが、
    今日は笑いの回でした。

    阿川さんちで、さらちゃんと照男兄ちゃんに笑い、
    演劇部の卒業で、角倉君が振られて、またも笑い、
    また、夕見子の、北大への受験出発、これも笑い、

    そして、天陽君とのお別れはとっても爽やかでした。

    おしまい