なつの東京生活が始まる / なつぞら 第44話

2019年5月21日(火)第8週「なつよ、東京には気をつけろ」

あらすじ

昭和31年(1956年)春。念願かなって、なつは東京の新宿にやってきました。なつと、東京の川村屋で菓子の修行をすることになった雪次郎の二人を、東京まで連れてきたのは、雪之助でした。

雪次郎の、雪之助とともに、なつは新宿の川村屋を訪問。川村屋は、かつて雪之助が若い頃に菓子職人として修行を積んだ店でした。なつは、咲太郎を探しに富士子と東京に来たときに世話になった川村屋の店主で、マダムと呼ばれている光子と再会。

川村屋で働いていれば、兄の咲太郎にも会えるはずだという光子のすすめによって、なつも川村屋で働くことになりました。なつは漫画映画への抱負を光子に語り、光子はなつの夢を応援しました。

その日の夜、なつは雪之助と雪次郎を誘い、かつて富士子と上京した際に会ったことがる煙カスミの歌を聴きに行きました。「メランコリー」で煙カスミの歌を聴きながら、なつは、咲太郎と過ごした終戦直後の東京での日々を思い出すのでした。

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予習レビュー

前回の、帯広・雪月での送別会を経て、今回、なっちゃんは東京に到着。東京編の物語が今回から本格的にはじまります。

かつて、なっちゃんが富士子さんに連れられてやってきた東京新宿の川村屋。

そこが、東京編スタート時のなっちゃんの職場にして住まいです。

さて、咲太郎くんに会えるかもしれないからという光子さんのすすめで、なっちゃんは川村屋で働くことになりました。

その咲太郎くんの近況をちょっとだけまとめておきます。

いつだったか、腕時計の窃盗容疑で逮捕され、その後、無事に釈放された咲太郎くんが、借金の一部を返しに光子さんを訪問。

このことは、信哉くんからの手紙によって、なっちゃんに知らされました。

ここまでが、ドラマの中で知らされている咲太郎くんの最新情報です。そして、その後の咲太郎くんは、というと・・・

咲太郎くんは、それっきり光子さんのもとに来ていないようです。

もちろん、借金の大部分も返さないままです。

なっちゃん、再び、光子さんの「人質」なのでしょうか。

感想

腹黒いのか天然なのか:光子さんの本当の姿

腹黒いのか天然なのか。以前の登場場面では見えなかった光子さんの本当の姿が見えてきたような気がしました。

他人の言葉で安心感など得ようとするな。

こんな言葉が口をついて出てくる光子さん。自分をしっかりと持っている方のようです。

雪之助さんが尊敬してやまないらしい先代。その先代の遺志をしっかり引き継いでいると、雪之助さんが絶賛する光子さん。

こんな女性の近くにいれば、なっちゃんも安心ですね。

今週のサブタイトルは「なつよ、東京には気をつけろ」ですが、気をつける相手が光子さんなのかな?って警戒していました、ブログ主は。

少なくとも光子さんに対する不安は完全に消えました。

まさかの和夫さん

『ひよっこ』の和夫さんの登場に感激です。しかも、和夫さんは『ひよっこ』のときと同じ職業。さらに、カレー(カリー)の場面で、もう一度、和夫さんを登場させる徹底ぶりと言ったら・・・

『ひよっこ2』では、和夫さんはテレビコマーシャルに一瞬出ただけだったので、ちょっと寂しい思いをしましたが、今回の和夫さんで寂しい気持ちは回収されました。

これで和夫さん=カレーライスのイメージが定着しましたね。

大阪局制作の朝ドラでは、はるか師匠が集合写真のカメラマンとして定着してしまっていますが、和夫さんもこの路線を進むことになるのでしょうか。

・・・って、あまりにも嬉し過ぎて「和夫さん」で通してしまいました。

コメントへの返信 by 朝蔵

なつ姉ちゃんはいつまでも私のお姉ちゃんだよ(よるは去ったさん:43話)
なっちゃんが十勝の柴田家にやってきたとき、明美ちゃんはまだまだ幼かったので、明美ちゃんが、なっちゃんに対して最も違和感なく家族だと認識できているのかもしれませんね。

明美ちゃんの「私のお姉ちゃん」という言葉は、心から出てきたものなのでしょう。

妹の明美ちゃん、今まで、あんまり気にしませんでしたが、なっちゃんのことが大好きなのね(オペラ座の怪人さん:43話)
明美ちゃんは、日夜、夕見子ちゃんからバカにされていたので、明美ちゃんからしてみたらなっちゃんは心強い味方なのかもしれませんね。

味方も失い、敵であるお姉ちゃんも実家を出てしまい、明美ちゃん、寂しくなりますね。

夕見子に関する、素晴らしい分析(オペラ座の怪人さん:43話)
朝ドラに関する書籍を出している方が執筆されたものですね。誰よりも、多く、深く、朝ドラを見続けている人の分析だと思います。

これまで他の人に恋する気持ちを封印してたのかな?(ぜっとさん:43話)
照男くんは、少年の頃から、泰樹さんの期待に応えたい。泰樹さんに認められたいという気持ちを強く持っていましたからね。

しかも頭脳も聡明。

泰樹さんに言われるまでもなく準備をしていた。でも、なっちゃんは天陽くんのことが好き。だったら、なっちゃんの気持ちを優先しよう。そう考えたのかもしれませんね。

旧牛舎の煤けた壁には、小さななつとの出会いからこれまで続く思い出(ぱぽりんさん:43話)
新牛舎と旧牛舎。そんな違いで、泰樹さんの別れの悲しみを表現していたことにまったく気がつきませんでした。

なっちゃんと過ごした9年間の思い出を、そんな形で表現していたことに、リアルタイムで気付けなかったことが残念でなりません。

泰樹さんの牛小屋での声を殺した泣き声(ともあきさん:43話)
泰樹さんの泣く姿。思い出しただけでも、泣けてきます。あれほどの場面を出先で観てしまったら、それは大変なことになりますね。

それにしても泰樹さんの声を押し殺したすすり泣き。忘れられない名演でした。さすが、名優の仕事だなって、心が震えました。

TEAMNACSからのメンバー三人を一つの絵の中に収めてくれました(ちゃーちゃんさん:43話)
TEAMNACSのファンの方々。そして、北海道にお住まいで、TEAMNACSの登場に喜ぶ方々。そんな方々にとって、これは嬉しい瞬間だったことでしょう。

北海道が舞台となる最後の日に、実にいきなはからいでした。

十勝編とのお別れは、その時以上に寂しい気がします(あみさん:43話)
ブログ主も『半分、青い。』の岐阜編と、楡野家の愉快な家族たちが大好きでした。漫画に目覚めた鈴愛ちゃんの描写も忘れることができません。

なっちゃんは、十勝の柴田家で生まれたわけでもなく、それが十勝と柴田家に馴染んでゆく様の描写、とりわけなっちゃんと泰樹さんの絆に心を揺さぶられました。

生まれ故郷でない土地が、故郷になるプロセス。「それでこそ赤の他人」が「それでこそわしの弟子」になるプロセス。

それらが、寂しい気持ちを増幅させてくれるのかもしれませんね。

そして最後に全てを持って行ってしまったおんじ=草刈正雄さん(まーちゃんさん:43話)
ブログ主も明美ちゃんにノックアウトされかかりましたが、泰樹さんのすすり泣きで、今回のドラマに描かれたそれまでのすべての印象が飛びました(笑)

本作の制作発表時。草刈正雄さんでは、絵になり過ぎて酪農家を演じるのは不自然ではないかと、そんなことを危惧していました。

でも、今は草刈正雄さんでよかったと心底思っています。

本日のツボ。夕見子の新聞記事の上。(ぱぽりんさん:43話)
遊んでいるといえば、川村屋の所在地が新宿八丁目。リアルの新宿は七丁目までしかないので、数字のちょっとした遊びで架空の街をつくり出しているんですね。

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コメント

  1. アーモンド より:

    なつの東京での新しい人たちとの出逢い。
    マダムに女将、少し怪しげな感じだが、朝ドラヒロインのOGですね。
    そして、相手役の男性は、主に天陽から雪次郎へ?咲太郎も主な共演者だけど、兄だから相手役ではないか?
    同部屋の女性も重要な共演者となるのかな?

  2. ぱぽりん より:

    朝ドラを見ていて興味を惹かれるものの一つが、厨房。それも飲食関係、業務として料理を作る厨房がどのようなものであったのか、です。
    初めて意識したのがとと姉ちゃんの森田屋。当時の仕出しを中心にした料理屋の厨房をまったく知りませんが、らしさがかなり再現されていたのではないかと思います。

    ざっくり年代を括ると、森田屋が昭和20年、今日描かれたなつぞら川村屋がそれから10年後の昭和30年、ひよっこのすずふり亭が更に10年後の昭和40年。業態はそれぞれ違いますが、時代による厨房の変遷、うかがい知ることができるかもしれません。

    ただ、本日映った川村屋は、料理ではなく洋菓子を作るための一角なのでしょうか、調理器具などが見当たりませんでした。
    なつが皿洗いをするシーンでどれほどのものが映り込むのか、楽しみです。

  3. よしけん より:

    今日の放送を見て、気になることが2つ。

    陰山さんの杉本平助さん、
    雪次郎くんの挨拶にすぐに、
    「ここは軍隊じゃないんだから…」。

    軍隊でのご自身の嫌な辛い体験から、
    優しい暖かい料理人になられたのでしょうか?

    それから、近藤芳正さんが演ずる野上健也という人物、
    ただの嫌味な男なのでしょうか?

    十勝編では、嫌な感じの人物は登場しませんでしたので、
    野上さんも本来の人柄とは違う言動をあえてしているのでは、という気もします。
    彼がどう変わっていくのか、
    それとも、あのままなのでしょうか?

    そして、ヒロインの広瀬すずさん、
    演技力のある素敵な女優さんで、
    嫌いではないので、
    彼女の主演映画の『ちはやふる』や『チヤ☆ダン』のDVDを持っています。

    『なつぞら』を毎回見ていて、
    今、もっとも輝いている若手女優さん、だと思いました。

    『なつぞら』は、
    DVDを買わずに済むように、
    毎回録画していますが、
    やっぱり予約購入しよう!
    という気持ちに傾いてきています。

    『紅白』の2回めの紅組司会と、
    そこでの『なつぞら』紅白特別編が、
    楽しみです。

  4. よしけん より:

    『ひよっこ』の森和夫さんこと、陰山泰さんの再登場、しかも同じ料理人の姿で、
    私も、大歓迎です!

    しかも、今回は、
    雪次郎くんを指導する立場ですし、
    なっちゃんの牧場のバターを絶賛していたので、
    『ひよっこ』の和夫さん以上の重要な役どころで、
    これからの放送で何回も拝見できそうで、
    大変嬉しいです。

    陰山さんは、『大河ドラマ 龍馬伝』の伊達宗城 役や、朝ドラの『梅ちゃん先生』の三枝教授役も、されていたのですね。

    この2つのドラマも、私は毎回見てましたが、申し訳ないことに、陰山さんの出番の印象はありません。
    言い換えれば、見ていて嫌な気持ちにはならなかった、ということです。

    で、『ひよっこ』で、もっと出番があればいいのにと、好感を持って見ていました。

    他にもいろいろなドラマに出ておられるので、実力のある脇役の俳優さんみたいですね。

    おかげさまで、これからの『なつぞら』を見る楽しみが、また1つ増えました!

    明日の放送が待ちきれないです!

  5. オペラ座の怪人 より:

    雪次郎のお父さん(雪の介)と
    川村屋の近藤芳正さんは、
    大昔からの知り合いなので、
    今回の対面で、
    「おー!」
    「おー!」ってな展開を期待していたのですが、

    近藤芳正さんは徹頭徹尾、嫌な奴でした。

    何だよ、「落書きは芸術にはなりません」って。

    ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ

    そこいくと、マダムは北海道のバターをおいしいって、
    言ってくれていたし、

    あとは、料理長(?)、
    「ここは軍隊じゃないんだから」って言ってくれて、
    優しい料理長だといいなあ。

    おしまい

  6. よるは去った より:

    日本にカレーが伝わった時は具は「マグロ」「長ネギ」が使われていたと民放の「まんがはじめて物語」で視たことがありますけど、インド人の革命家が伝えたという「川村屋(中村屋)」のカリーはまた別物だったのかな?