なつの絵を絶賛する麻子 / なつぞら 第58話

2019年6月6日(木)第10週「なつよ、絵に命を与えよ」

あらすじ

なつは、作画課の部屋に足を運んだ折に拾った書き損じた原画を参考にしながら、一枚の絵を描き上げました。そのなつの絵が、仕上課のなつの机の上から消えてなくなりました。机の上に置いておいたなつの絵を持って行ったのは麻子でした。

自分の描いた絵を、麻子に持って行かれたことを知ったなつが、作画課の部屋に向かうと、麻子が、その絵について熱弁しているところでした。麻子は、その絵をなつが描いたことを知りませんでした。そして麻子は、その絵の出来栄えを絶賛していたのです。

麻子の絶賛によって、なつの描いた絵は、作画課のスタッフたちの注目を集めることになりました。井戸原も、なつの描いた絵を高く評価しました。そして、なつの描いた動画の表情の表現は、作品の中で採用されることになりました。

そんな中、仲と井戸原は、なつを作画課に異動させたいと上司たちに相談。仲と井戸原の願いは聞き入れられませんでしたが、なつは思いがけないチャンスを手に入れました。作画課に異動するための社内試験を受けられることになったのです。

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予習レビュー

なっちゃんの天敵である麻子さん、なっちゃんが描いた絵とは知らずになっちゃんが練習のために描いた絵を絶賛。

それがきっかけでなっちゃんはチャンスを手に入れることになります。

そのチャンスがどのようなものなのかを理解するために、なっちゃんの東洋動画入社までの経緯を整理してみます。

なっちゃんの目指すところはアニメーターです。東洋動画の採用試験を受験したのも、東洋動画という会社に就職するためではなく、アニメーターになるためです。

だから、なっちゃんが採用試験を受けたのは東洋動画の作画課。アニメーションの原画を描く、アニメーターが働くセクションでした。

しかし、咲太郎くんの暴走によって、なっちゃんは不採用。

その後ふたたび採用試験を受けるチャンスがめぐってくるものの、その時の試験は東洋動画の仕上課の採用ためのものでした。

ちなみに仕上課とは、作画課が仕上げた原画をセルロイドに書き写し、そこに色を塗って仕上げる作業を行うセクションです。

なので、仕上課ではアニメーターにはなれません。

さて、なっちゃんが手に入れたチャンス。それは、作画課に異動するための社内試験にチャレンジできるという願ってもないチャンスです。

なっちゃんが、ふたたび夢に近づいてきました。

感想

ジレンマにおちいったマコちゃん

なっちゃんの秘めた才能が、はっきりと外に現れた記念すべき回でした。

そのなっちゃんの才能を最初に発見した人物が、なっちゃんに対して好意的な井戸原さんや仲さんではなく、なっちゃんの天敵・マコちゃんであるところがおもしろい。

マコちゃんにとっては皮肉な展開となってしまいましたが。

男目当てで、会社には遊びに来ているものとばかり思い込んでいたなっちゃんが、心の底から感動するほどの才能を持ち合わせていたのだから。

なっちゃんに対して拳を振り上げてしまった手前、マコちゃんはその拳を簡単に下ろすわけにはゆきません。

さりとて、なっちゃんの才能は、無視するにはあまりにも素晴らしすぎる。

ジレンマにおちいったマコちゃんの、これから先のなっちゃんに対する態度の変化。これはまだ発表されていませんが、ブログ主はこの点が気になって仕方ありません。

また、問題のマコちゃんを演じるのが、ブログ主が大好きな『ちりとてちん』のヒロインを演じた貫地谷しほりさんなのが、また嬉しい。

楽しくなってきました。

コメントへの返信 by 朝蔵

北海道・十勝編でも東京編でも、とても楽しみ(よしけんさん:56話)
同感です。北海道・十勝編は、純朴で心やさしき人たちのドラマが、毎日、朝から心にしみました。

一方、東京編では、ちょっと面倒くさそうな人たちが織り成す群像劇とでも言うべきスタイルを、ブログ主はとても楽しんでいます。

どなたかお教えください。十勝編で、なっちゃんなどが、スキーを移動手段として使っていましたが、北海道とか雪国では、実際にそうなのでしょうか?(よしけんさん:56話)
昭和の名作ドラマ『北の国から』でも、スキーが日常の暮らしの中の移動手段として描かれた場面があったと記憶しています。

しかし、実際はどうなのでしょうか。

たしかに、通学などでは歩くよりもスキーの方が楽といえば楽ですね。歩いていたら、大変なことになりそうです。

大沢麻子さん、愛称「マコちゃん」。私の記憶に間違いなければ「ひみつのアッコちゃん」の後ぐらいの作品が「魔法のマコちゃん」(よるは去ったさん:57話)
『魔法のマコちゃん』ありましたね!東映魔女ッ子シリーズの第3弾でした。せっかくの機会ですので、東映魔女ッ子シリーズのタイトルを以下に並べてみます。

この先、『なつぞら』の中に、何人の魔女ッ子が登場するでしょうか(笑)

『魔法使いサリー』
『ひみつのアッコちゃん』
『魔法のマコちゃん』
『さるとびエッちゃん』
『魔法使いチャッピー』
『ミラクル少女リミットちゃん』
『魔女っ子メグちゃん』

ちなみにブログ主は、最後の作品『魔女っ子メグちゃん』がとても好きでした。

今日の救いは、現場監督っぽい女性の、絵を描く人は皆、変わり者、みたいな発言。こういう人を大事にしろよ、なつ。(オペラ座の怪人さん:57話)
オペラ座の怪人さんにちょうだいしたコメントの、上に引用した部分に吹きました。

東洋動画の職場の人間関係を円滑にするためには、「現場監督っぽい女性」と仲良くしておくことは必須ですね。

ネタバレを見ても楽しめる朝ドラ。最高です。(shimojiさん:63話)
はじめまして!コメントありがとうございます。

当ブログで最後まで一緒に『なつぞら』を楽しんでいただければ幸いです。

雪之助さん自身が川村屋で修行したのは自らの意思だったのか(ひるたまさん:13週)
とよさんの言によれば、とよさんのご主人、すなわち雪之助さんのお父上は菓子職人ではなかったみたいなので、雪之助さんは自らの意思で川村屋で修行したのかもしれません。

とよさんによれば、何かと問題のあるご主人だったようなので、父親への反発から川村屋に修行に出たことも考えられます。

もし仮にそうだとすれば、雪之助さんは、雪次郎くんの気持ちに理解を示すことになるのかもしれませんね。

職場の気に入らない子を無視する方が、職場の空気悪くしてるような気がします。(夏蜜柑さん:57話)
マコちゃんみたいなタイプは、自分は正しいと強く思い込んでいるので、自分の振る舞いが職場の空気を悪くしていることに気がついていないのかもしれませんね。

「社長、この子口説いたらこの店出入り禁止!」(ひるたまさん:57話)
亜矢美さんのこの言葉を聞いた瞬間、ブログ主も前作『まんぷく』の鈴さんのセリフを思い出していました。

亜矢美さんがいる限り、なっちゃんに変な虫がつく心配はありませんね(笑)

『まんぷく』の時にモデルとなった安藤百福さんが複数のキャラクターに分けて描かれていたのと同様に、奥山さんもヒロイン:なっちゃんと麻子さん、その他のキャラクターに分けて描かれるかもしれませんね(ひるたまさん:57話)
『まんぷく』で、主人公が世良さんみたいな一面を持っていたら、さわやかな朝ドラの世界観がくずれてしまっていたことでしょう。

『なつぞら』もそれと同じですね。

実在の奥山さんのもう一つの側面がなっちゃんに反映された朝ドラらしからぬ作品になってしまうかもしれません。

これまでは<とにかく描く>だったものが、白娘を描くに、あたりを付け、軸の向きや角度を明確に意識しての画に変わっています(ぱぽりんさん:57話)
この分野はまったくの素人で知識がないので、なっちゃんの技術の進歩を具体的に教えていただき助かります。

腱鞘炎。たしかになっちゃんには無縁でしょうね。鍛え方が違いますから。

クイズにも「パンダのしっぽの色は?」はありがちな問題の様ですが、間違いの原点は白蛇伝だったのかもしれません。(ぱぽりんさん:57話)
このコメントをちょうだいするまで、恥ずかしながらブログ主もパンダのしっぽは黒いものだと思い込んでいました。

『白蛇伝』の影響から逃れられないようです。

人形浄瑠璃他の表現手段が替わっただけで、表現技法などがそのまま使われている(ぱぽりんさん:57話)
なるほど、人形浄瑠璃などの、伝統芸能の中で磨き抜かれた表現手法が、意識してか意識していないかはわかりませんが、アニメの感情に表現に再現される。

それは十分にあり得ますね。

麻子は、お局様?(アーモンドさん57:話)
どうやらそのようですね(笑)

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コメント

  1. よるは去った より:

    朝蔵さんが並べてくれた「東映魔女っ子シリーズ」のヒロインの友人・クラスメートの名前も要チェックかも暇潰しに調べてみたら、「魔法のマコちゃん」のクラスメートの一人に「トミ子」さんという女の子がいました。同じ名前の大先輩からなっちゃんが厳重注意受けている場面が今日ありましたね。

  2. にゃんこ より:

    なっちゃんの絵がきっかけで堀内くんも成長の機会ができてよかったよかった。しかも自分の技術に自信を持っているというプライドを傷つけられずにすむ方法で。でも、なっちゃんの絵を堀内くんが書いたと
    思われたことがプライド傷ついているのかな?であったとしてもいい方向で回収されてよかったです。

    演出家の人(ハイ論破の人)とマコさんは、アニメ制作に置いての考え方が違うようですね。
    この二人、いつか衝突しそうな気がするのですが・・・

  3. さや より:

    東洋動画の上層部は、曲者揃いですね(笑) 振り回される現場の人は大変ですね(笑)

  4. オペラ座の怪人 より:

    なつぞら

    なつの才能を、
    まこちゃんではなく、
    仲さんが認めてくれました。
    追加試験も受けられることにあって、
    なつ、よかったね。

    オープニングの名前が出る(アニメの)シーンで、
    麒麟が、確か、なつに続いて、2番目だったような。
    相当の重要人物?

    演出?の木下ほうかさん、
    名優だけど、相変わらず嫌味な感じ。
    これからは、木下さんとも戦うのかしら?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  5. よるは去った より:

    堀内「それが僕の仕事なら・・・・・。」彼も入ったばかりの新人の娘から新たに何か教わったという気分なんでしょうかね。クリーンアップ作業にかかっている時の表情がそれを物語っていますね。