作画課に入る試験の結果 / なつぞら 第60話

2019年6月8日(土)第10週「なつよ、絵に命を与えよ」

あらすじ

東洋動画の作画課に異動するためのアニメーター能力審査試験が終了。その日の夜、仲、井戸原、露木たちは、なつを含む受験者たちが課題として描いた絵の採点を行いました。なつの絵の表現力の豊かさは仲たちを驚かせます。

夜を徹して行われた採点によって、受験者の試験結果がようやく決定。仲と井戸原は、なつを呼び出すと、試験の結果を伝えました。試験に渾身の力を振り絞って挑んだなつでしたが試験の結果は不合格。なつは、自分の実力のなさを思い知らされました。

その頃、十勝では、天陽と菊介がある目的のために、森の奥に住んでいる弥一郎と砂良に向かっていました。砂良に対する照男の気持ちを知らせるために、天陽と菊介は、砂良の前で一芝居打ったのです。

天陽と菊介の芝居は失敗に終わりましたが、騒動の中で照男はようやく砂良にプロポーズをし、砂良は受け入れました。一方、アニメーターになる試験に落ちたなつは、正月に十勝には帰らず、絵の練習に励むのでした。

<<前回59話 | 次回61話>>

第11週 | 第12週 | 第13週

Sponsored Link

予習レビュー

なっちゃんは東洋動画に籍を置いてはいますが、東洋動画という会社にいるだけでは念願のアニメーターになることはできません。

東洋動画の作画課という部署に入らなければ、アニメーターになる道は開けません。

なっちゃんが配属されているのは仕上課です。作画課のスタッフが描いた原画を、セルロイドに写して着色するのが仕上課の仕事です。

原画を描く作画課の仕事。これがアニメーターの仕事です。

その作画課への異動のチャンスをなっちゃんはつかみました。東洋動画の社内で、作画課に異動するための試験があるのだそうで、その試験に挑むチャンスをつかんだわけです。

そのなっちゃんのチャンスが、今週のお題でした。

以下、ネタバレが含まれます。ご注意ください。

残念ながら、なっちゃんは試験に落ちました。

躍動感あふれる動画をつくる秘めた才能がなっちゃんにはあるようです。仲さんたちもそれを認めるようです。

しかし、才能に技術が追いつかない。絵の線が雑。というのは仲さんたちの評価でした。だから、なっちゃんは試験に落ちました。

しかし、才能は簡単に習得できませんが、技術なら訓練を怠らなければ習得できないことはありません。

次週以降、なっちゃんは再び奮起するのでしょうか。

感想

なっちゃん残念!でも・・・

なっちゃんは残念ながら作画課への異動はなりませんでしたが、なっちゃんには大きな進歩がありました。

手がついてこない!自分の実力の限界を思い知ったということは、実力が伸びている何よりの証です。

なっちゃんは、最初に挑んだ試験でも大量の絵を描き上げましたが、あのときは、自分の実力が足りないなどとは気づいてはいませんでした。

思ったように手がついてこない!などという悩みもありませんでした。

なっちゃんが悔しさを感じるポイントに、なっちゃんの進歩を見たような気がします。あと一歩ですね。

天陽くんと菊介さんのまさかのコラボ

天陽くんと菊介さん。これまで接点がありそうでなかったこの二人が、一緒になって一芝居打つとは意外でした。

とりわけ、意外なのは天陽くん。彼が、こんな芝居を打つキャラだとは思いもよりませんでした。

はっきり言って天陽くんと菊介さんの芝居は失敗に終わりましたが、照男くんと砂良ちゃんを結婚させるという目的は果たすことができました。

「撃つときは自分で撃つから、嫁入り道具にそれ(猟銃)ちょうだい!」

照男くんと砂良ちゃん、おめでとう。

願わくばm、砂良ちゃんが照男くんを撃つ日が来ませんように。

天陽くんの恋の終わりの描写

その一方で天陽くんが切ない。

私はここ(東京)で生きて行きます。なっちゃんの決意を告げる手紙を読んだ天陽くんは、ついになっちゃんへの気持ちを封印する覚悟を固めたのでしょうか。

描きかけのカンバスに塗った真っ赤な絵の具。あれは気持ちの封印の暗示?

自分のなっちゃんへの気持ちを封じ込めるかのように、カンバス上の描きかけの絵を真っ赤な絵の具で塗りつぶす天陽くんの目は、涙でうるんでました。

あまりにも切なすぎる恋の終わりの描写でした。

天陽くん。立ち直ることができますように。

コメントへの返信 by 朝蔵

咲太郎「チケットは任せておけ。三十枚・・・・・・売らせてやる。」(よるは去ったさん:59話)
女の子が相手だと愛情と道場の垣根がないらしい咲太郎くん。男子が相手だと、情け容赦なくなりますね(笑)

そういえば、東洋動画の仲さんも池の中に突き飛ばされてましたっけ。次の咲太郎くんの被害者は、一体誰になるのでしょうか。

まこちゃんから、なっちゃんの絵にダメ出し!(オペラ座の怪人さん:59話)
美大を卒業したプライドに加えて、もしかすると自分を超えるレベルの才能をなっちゃんの中に見出し、焦りを感じているのかもしれませんね。

もしかすると、この子は自分を超えるかもしれない。その恐怖から目をそらしたい。そんな気持ちが伝わってきました。

咲太郎と雪次郎、元々は他人の関係だけど、なかなか、いいコンビ(オペラ座の怪人さん:59話)
「チケットを三十枚売らせてやる」なんていじったりして、咲太郎くんと雪次郎くん。意気投合している証拠ですね。

気が合わなければ、あんないじり方はできないでしょう。

「人形の家」のヒロインを初めて日本で演じたのは松井須磨子さん。この日のおしんの再放送で、松井須磨子さんのエピソードが語られたのは偶然?(靴下さん:59話)
情報提供ありがとうございます!

そもそもブログ主は浅学非才にして「人形の家」のヒロインを初めて日本で演じた女優さんのことをまったく知りませんでした。

だから気がつきようもありません(苦笑)

来る日も来る日も同じ服装をしない奥山さんに根を上げた(ともあきさん:59話)
盛りだくさんの情報提供ありがとうございました!実在モデルのリアルの方々が、ドラマの登場人物よりもはるかに個性的なのに驚かされました。

たいがいの朝ドラは実在モデルを誇張してキャラクター設定をする場合が多いですが、『なつぞら』はその正反対。

実在モデルをさらにインパクトを強くしたら、あり得ない人物ばかりになりそうですね。

お父さんまた突っ込みました。朝から声出して笑うほどウケました(笑)(瑞樹さん:59話)
なっちゃんを応援するお父さんのナレーション。はじめのうちは真面目一辺倒なセリフばかりでしたが、日に日になっちゃんをいじるようになってきました。

この調子で、「いじり」が加速したら、この先、どこまで行ってしまうのでしょうか。8月、9月あたりのナレーションが楽しみでなりません。

(のらくろさん:59話)
はじめまして!情報提供ありがとうございます!

マコちゃんの実在モデル、なっちゃんに嫉妬を覚える必要がないレベルの美人だったんですね!

そして和子は「カズコ」ではなくて「ワコ」ですか!?

『半分、青い。』で原田知世さんが演じた、主人公の相手役のお母上・和子さんを思い出しました。

北大祭のイベントに、福地桃子さんが出演されるそうです(キヨコさん:59話)
夕見子ちゃんがリアルの北大のイベントに出演ですか!?

夕見子ちゃん演じる福地桃子さん。『なつぞら』まではその存在を知りませんでしたが、ブログ主の中で注目度が急上昇中。

もし住まいの近くでそんな素敵なイベントがあったら潜入してしまうかもです。

雪次郎くんが劇を見て一体何を思うのか…??(ひるたまさん:59話)
咲太郎くんが『人形の家』のポスターを持って来て、芝居の告知をしたときの雪次郎くんの食らいつき方、尋常ではありませんでしたね。

十勝農業高校演劇部に在籍していた頃は、他の演劇部員と同じく、普通に演劇が好きな高校生でしかありませんでした。

親に敷かれたレールの上を走りはじめてから、趣味が情熱に変わったのか。それとも、高校生の頃から情熱を胸の中に封印していたのか。

雪次郎くん、しばらくすると「主役」クラスの見せ場が登場しそうですね。

再チャレンジで合格(アーモンドさん:65話)
何回も失意を経験しましたが、決してあきらめなかったことで、夢の第一歩を踏み出すことができたみたいです。

<<前回59話 | 次回61話>>

第11週 | 第12週 | 第13週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. Morningstar より:

    照男さんの砂良さんへのプロポーズに対する弥一郎さんのレスポンス、インパクトありました。
    そういえば、巷では山ちゃんのプロポーズに対する優さんのお父さまのレスポンスも話題になっていますね。

  2. にゃんこ より:

    今日の「なつぞら」では泰樹おんじとの別れのシーン以来、涙しました。
    なつが天陽くんに書いた手紙の内容、文面は夢に向かっての決意表明に見えますが、十勝から出ることができない天陽くんにとっては別離宣言でもありますよね。切なすぎて泣けました。

  3. オペラ座の怪人 より:

    菊すけさんと天陽君の対立が芝居だったとは気づかず。
    録画を巻き戻して、見てみたら、目配せとかしていました。

    で、照男兄ちゃん、登場。プロポーズ!

    しかし、3人で小芝居の意味が、良く分からないけど、
    まあ、良かった、おめでとう。

    でも、最後、天陽君、なつの絵を塗りつぶして、涙。

    かわいそうだけど、本当のお別れ、ですね。

  4. ぱぽりん より:

    久々に、セットなどについてあれこれ。

    ひよっこの向島電気の工場でも感じたことなのですが、ロケについてはどうしようもないものの、セットについては不満を感じるのが、サッシ。
    昭和40年以前の建物だと、ビルや工場などの建物のサッシはスチールの曲げ板によるサッシ。当然、昭和30年頃に建てられた東洋動画の社屋もスチールサッシとなるはず。もっとも今スチールサッシを作るとなるとコストがかかる(基本、特注品)からしょうがないものの、なにか一工夫欲しいところです。
    東洋動画の作業室、デザインがあまりにも今過ぎ、ではないでしょうか。いやいや、そこはデザインにうるさい業界だから、としても、ペイントされた階を表す数字のフォントは時代が違う。
    什器は当時のものを持ってきてそのまま使っているとのことですが、逆に、当時は真新しかったわけで、建物とのアンバランスが目立ちます。
    フラッシュの扉、そこに付けられたチューブラロック、蝶番も15年くらい時代を先行している感じです。
    天井は、天井を張るのではなく、スラブの下にドリゾール板打ち込んで塗装仕上げと見える方が当時のこの手の建物としては自然なのではないかと想像。仕上げは違うもののセットも同様の納まりを前提とした高さ設定に見えるので、そうすると天井に付いた換気口は余計ですね、取り付けられない。
    そして階段室踊り場のガラスブロック。ガラスブロックそのものはとうにあったものですが、当時のものとは材料も納まりも違うのはしょうがないとして、多分あのころのデザインとしてはプロフィリットガラス(断面がコの字形をした幅25cm程の厚いガラスで長さは数メートル可)を採用したのではないか、そのほうが時代感が出ていいのではないかと思います。
    おまけとしてはZライト。少なくとも、とと姉ちゃん、ひよっこと使いまわしているブルーのZライト(細い円柱と太い円柱が合わさった形状のタイプ)、多分発売されたのは昭和50年頃ではないかと。

    ドラマの内容とは別に、どうにも昭和50年頃、なんとなく「半分、青い。」の時代を感じてしまい、なんだか落ち着かない気分になってしまいます。
    ふ~、すっきりした。

    ところで、なつが咲太郎から譲られた部屋の入り口襖紙、なんと風車柄。
    総柄でなく、腰高までというところの安っぽさは、らしさが出ている。
    こういうセンスは好きです。

  5. ぱぽりん より:

    「としては」 の前、「開拓農民の描いた馬」が、なぜか抜け落ちてしまいました。
    ご容赦のほど。

  6. ぱぽりん より:

    天陽の絵として映されている数々の絵、見るたびに感心しています。
    そうした中で一番好きなのが、天陽のアトリエで、座ったなつの絵の右隣に映る馬の絵です。
    座ったなつの絵は、もし描いたのが自分であったなら、気持ちが入っているのが出ているようで、ちょっと恥ずかしく、壁に張れません。
    展覧会で受賞したとする天陽の絵は、もしかして美術さん、失敗作では?
    開拓農民の描いた馬としては、大地に立っていないその佇まいがものすごく引っかかります。

    絵を見て感じるところは人其々なので、あくまで自分の感想。
    こうしたところもまた、今作の楽しみです。

  7. ぱぽりん より:

    天陽がベニヤ板に描いていたなつの絵、自分としては、しっかりと描き上げたうえに色を塗り、そこに明日へ向かう馬の絵を描いてほしかった。
    なつへの気持ちの否定ではなく、昇華、として。
    荒野を切り開くなつへの応援として。

  8. よるは去った より:

    BSプレミアムの後で、地デジで視直して気づいたのだけど、
    照男「俺と一緒に生きて下さい!お願いします!」と差し出すのが「クマさんのラブレター」
    照男「ウオオオッ」と唸り声を上げて阿川家に入って来たのはそういう意図だったんですな。

  9. よるは去った より:

    照男「美味しい人生を約束しますから・・・・・。」
    砂良「撃つ時は自分で撃つから・・・・・それ『嫁入り道具』に下さい・・・・・。」
    二人とも逞しい!!
    おめでとう照男君!砂良ちゃん!

    「雪国」の「逞しいプロポーズ」の話の後でBS プレミアムでは「大草原の小さな家」の再放送の始まり?
    何か意図的・・・・・。

  10. Amo より:

    次週予告に白蛇姫の法海役に山寺宏一さんが出てますね 楽しみですね

  11. ぱぽりん より:

    またまたやっちゃいました。
    先の書き込み、第54話6月1日に入れるつもりで1週間間違えました。
    どうぞご容赦のほど。

  12. ぱぽりん より:

    なつが川村屋の従業員寮から引っ越す時、扉の上に見覚えのある琺瑯の室名プレート。さすがに<こすもす>ではなかったけれど、<ササユリ>とあった。
    今作のアニメ担当の会社さんの名前ですね。
    そして雪次郎の室名は<アザミ>

    アザミの花言葉は「独立、報復、厳格、ふれないで」
    どうやらこの先、雪次郎に一波乱二波乱ある模様。

    それにしても、細かいところにいろいろ仕掛けてIいるものですね。