なつと麻子が激しく対立 / なつぞら 第69話

2019年6月19日(水)第12週「なつよ、千遥のためにつくれ」

あらすじ

東洋動画の新作漫画映画『わんぱく牛若丸』のキャラクター検討会の席で、なつと麻子が激しく対立をはじめました。二人とも、主人公の母親役・常盤御前のキャラクターを提出。常盤御前のキャラクターをめぐって、なつと麻子の意見が対立したのです。

対立する二人に対して仲と井戸原が言いました。なつも麻子も、常盤御前の性格をよくとらえている。しかし、性格の一面しかとらえていないと。仲と井戸原の言葉を、なつと麻子は受け入れました。

一方で、千遥のことを案じつづけていたなつは、元警察官だった下山に相談しました。戦後の混乱の中で家出をした少女は無事に生きているかと思うかと。下山は、警察官時代の経験をなつに聞かせ、家出をした少女は無事だろうと励ましました。

そんな中、仲は、なつと麻子に対して、1枚のキャラクターの絵を示しました。それは、なつと麻子が描いた常盤御前のそれぞれの特徴を、一人のキャラクターに取り入れた絵でした。その絵を見せられたなつは、仲の才能に目を見張るのでした。

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予習レビュー

なっちゃんと麻子さんが激しく対立します。

新作漫画映画『わんぱく牛若丸』の主人公の母親役のキャラクターの絵をめぐって、二人の見解が対立するそうです。

二人の意見がどのように対立するのか、まだ詳しいところはわかりません。

しかし、某雑誌に掲載されているなっちゃんと麻子さんがそれぞれに描いた常盤御前の絵を見ると、同じ常盤御前でありながら、まったく異なるキャラクターとして描かれています。

なっちゃんが描く常盤御前は、紫色の衣装を身にまとった、おだやかな表情の女性。

一方の麻子さんが描く常盤御前は、真っ赤な衣装に身を包み、腹に一物も二物もありそうな、鋭い目つきをした女性として描かれています。

なっちゃんと麻子さんの二人の対立。最終的に軍配は麻子さんの方に上がるようです。

なっちゃんは自分の間違いを素直に認めて麻子さんに謝罪。しかし、麻子さんはなっちゃんの謝罪を受け入れません。

なっちゃんと麻子さんの対立は、収まらないまま、バトルの第二弾へと突入するのでしょうか。

感想

下山さんがおまわりさんをやめた理由

元おまわりさんの下山さんの優しい笑顔が心にしみました。そして、下山さんがどういう人なのかよくわかる回でした。

下山さんがおまわりさん時代の経験。近所から逃げ込んできた女の子を助けた話。

なっちゃんが考えたとおり、下山さん自身がその女の子を助けた張本人かもしれないし、下山さんが自分で否定したとおり、その女の子を助けたのは先輩かもしれない。

しかし、いずれにせよ、下山さんが大切にしているものがよくわかるエピソードでした。

下山さんは根っからの正義の人なのでしょう。でも、下山さんのおまわりさん時代は、法律は未整備で、理不尽なことがまかり通っていた時代です。

前作『まんぷく』で、未整備の法律の理不尽さに萬平さんは度々苦しんでましたからね。

そんな理不尽さんに失望して、下山さんはおまわりさんをやめたのかなと思いました。

ただ単にアニメーションが好きだった、というだけではなさそうですね。下山さんがおまわりさんをやめた理由。

もっと詳しく下山さんの過去の話を聞く機会があると嬉しいです。

なっちゃんと麻子さんが描いた常盤御前の絵をめぐって、対立する二つの意見の仲裁に入った井戸原さんの、采配の振り方がおみごと!

なっちゃんと麻子さんの二人の絵の出来栄えを認めながらも、それぞれのキャラクターに欠けているところを等しく指摘。

あの言い方では、なっちゃんと麻子さん、二人とも心から納得できます。

その井戸原さんの言葉を受けて、仲さんが仕立て直した常盤御前の絵。これもまた、なっちゃんと麻子さん、二人の絵の出来栄えへのリスペクトが込められた仕上がりでした。

なっちゃんと麻子さん、それぞれが表現したかった常盤御前の特徴を、巧みに取り入れられていたみごとというしかありません。

元おまわりさんの下山さんといい、井戸原さんといい、仲さんといい、東洋動画には心やさしき人ばかり。

麻子さんも、なっちゃんを対等の存在と認めるような発言。

東洋動画の場面、これからしばらくは心地よく観ることができそうです。(これからしばらく、というのは、しばらくするとちょっと面倒臭いキャラが登場するからです)

コメントへの返信 by 朝蔵

酒場ではなくて‘坂場’かな?と思われます(ひるたまさん:73話)
ご指摘ありがとうございます。さっそく訂正しました。

奇しくもなっちゃんの二十歳の誕生日に、酒間違いでした(笑)

あの時の家内は本来の家内ではなくなっていた(よるは去ったさん:68話)
終戦直後の東京の不自由な暮らしを強いられる環境下で、正常心を保っていたら、あまりにも出来すぎた話になってしまいますからね。

その点で、食糧に困ることのない土地に預けられたなっちゃんは強運です。

暗いけど、グッと来たのは、咲太郎の、涙ポロポロ、でした。(オペラ座の怪人さん:68話)
咲太郎くんが大粒の涙を流す場面には、ブログ主も泣かされました。

涙を流す直前まで、なっちゃんの前では涙を見せまいと、歯を食いしばっていたのだと思うと、余計に泣けます。

天陽くんはご両親から結婚しろと言われていた(ふーさん:13週)
結婚をすすめられてましたね。とりわけ、お母上は息子の結婚に真剣な様子でした。

その報告かもしれませんね。そして、天陽くんとなっちゃんの恋バナが完全になくなったところで、なっちゃんの新たな恋バナが間も無く始動。

そんな展開もあるかもしれませんね。

17日になってますよ。(つとむさん:68話)
ご指摘ありがとうございます。さっそく訂正しました。

日付が17日(月)(FYLさん:68話)
ご指摘ありがとうございます。曜日まで間違ってましたね。

想像以下の悲しい結果と咲太郎くんの男泣きに連日朝から涙腺が崩壊(ともあきさん:68話)
ブログ主にとっても想像を超えた結果でした。千遥ちゃんは、家計を助けるために「向島電機」に働きに出されてしまったとか、そんな展開を予想してましたので。

まさか家出とは。本当にビックリしました。

そして咲太郎くんの男泣き。思い出すだけで泣けてきます。

『べんけい対ウシワカ 弁慶対牛若』:短編映画ということもあってか、Youtube で恐らく視ることができました(よるは去ったさん:67話)
Youtubeで視聴できるんですか!?いいことを教えてもらいました。とても気になってましたので。

なつ、66話と68話で同じ服装をしています(ぱぽりんさん:68話)
ついにネタ切れになったのでしょうか。

亜矢美さんの洋服コレクションは大量にあるものの、全部が全部、会社に着てゆけるものではないですからね。

とくに亜矢美さんが普段着ているようなものを、なっちゃんがそのまま着たら・・・麻子さんの目のカタキにされることは避けて通れません(笑)

なつぞらの一番のテーマは、なつ達3人の兄妹が家族を取り戻すこと(ぱぽりんさん:68話)
ブログ主も、『なつぞら』のメインのテーマは、家族の再生かな、という気がしてきました。

だとすると、千遥ちゃんとの再会はまだまだ先の話かもしれません。

または『ひよっこ』のときみたいに、再会を経て、そこから家族の再生の物語がはじまる。そんなパターンも考えられますね。

再会して、いきなり家族が一緒でハッピー。これでは安直すぎますので。

牛若丸が急な崖を馬で駆け降りるシーンで、「アニメーションにしかできない表現」をめぐっての討論になります(おみやさん:71話)
たいへん貴重な情報提供ありがとうございます。

坂場くんというキャラは何事も理詰めの性格。『ごちそうさん』の悠太郎に通じるところがあるのかなと思ってましたので、おみやさんが見つけた情報は、そのままドラマに再現されそうですね。

私がすきな朝ドラを4つ挙げるなら、ゲゲゲ・朝が来た・ごちそうさん・カーネーション(おみやさん:全作品リスト)
おみやさんと朝ドラの好みが似ているようです。ブログ主も『あさが来た』『ごちそうさん』『カーネーション』は、どれも忘れられない作品です。

そんな中『ゲゲゲの女房』だけ、観たことがないんです。好みが似ている方の大好きな作品ということで、気になって仕方ありません。

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コメント

  1. よるは去った より:

    スミマセン。大山康晴さん→大塚康生さん 大山さんだそうです→大塚さんだそうです に修正いただけませんでしょうか。大山康晴さんは将棋の名人でした。(-_-;)。

  2. ひるたま より:

    なっちゃんが常盤御前のキャラクターを提案&提出する事をこちらで予習した時、「なつの事だから、きっと文献等に当たる事なく、ただ自身の感性&願望を込めた常盤御前になるのかな?」と想像していました。後だしジャンケンになりますが…この点に関しては案の定でした。
    なつ(そして兄である咲太郎くんもですが)が自ら進んで本を読んでいる描写が無かった事もあるかもしれません。(記憶違いならば申し訳ないのですが…少なくとも高校時代に雪次郎くんから借りた本『俳優修業』に反応して読んでいたのはなっちゃんではなく夕見子ちゃんでしたし)
    傍に夕見子がいたならば、「本読め、本!」とアドバイスしてくれていたかもしれませんね。

    一方の麻子さんは文献に当たり、調べた上でキャラクターを造形するのかな?と想像していたら…こちらも案の定でした。

    感性だけではダメ、そして文献にあったから…だけでもダメ。殊に芸術作品の制作(音楽で言えば作品の演奏も含む)に関しては両方の要素が必要という事ですね。

  3. あみ より:

    「子どもの力」という言葉が心に残ります。このドラマのテーマのうちのひとつかも知れませんね。漫画映画は、元々子ども向けと思われた分野でしたが、子どもを侮らず真摯に作品を作り続けた結果、大人をも魅了する分野へと成長しました。
    少し前にテレビで、学研の科学と学習の「科学」の売れ行きが伸び悩みやがて大ブレイクするまでの話が再現ドラマ形式で紹介され、大変感動しましたが、それもやはり子どもだからと馬鹿にしない姿勢がよかったのだと思います。
    今ドラマで描かれているのはまだ「戦後」と呼ばれる時期でしょうか。子どもがたくさん溢れかえっていた時代ですよね。「子どもの力」を信じるというのは、未来を信じる、みたいな希望のある素敵な言葉だと思いました。

  4. にゃんこ より:

    同じ服を着てしまったおかげで、下山さんに相談できることができましたね。
    下山さん、男前すぎる~!正義感があって、やさしくて。
    私が惚れてしまいそうです(笑)なつ、下山さんと結婚したら~?

    で、その下山さんのスケッチですが、スケッチの横のコメントに「半分、青い」って書いてあったのを見つけてちょっとうれしかったです。

  5. よしけん より:

    最近思ったことです。

    その1
    なつ、咲太郎、千遥の3人ともが、北海道・十勝の柴田家に引き取られていたら、全員が幸せに…

    私もそうあって欲しかったと思いますが、いくら生死を共にした戦友の子供でも、3人全員を引き取るということは、やはり現実的ではないです。
    全く子供がいない家ならともかく、実の子供が3人もいるのですから、いかに食料には困らない柴田家といえどもね。
    しかし、どちらも兄の下に姉妹2人の全く同じ構成で、それだけで、相当複雑な人間関係になりそう。

    『なつぞら』は、それを描きたいわけではないと思います。

    その2
    なっちゃんと麻子さんの激しい対立と、
    第2のバトルへ…

    心配していましたが、実際に見て安心しました。
    お互いにプロなのだから、
    意見が異なるのは、むしろ当然。

    仲さんと井戸原さんの事のおさめ方と、仲さん描いた常盤御前の絵の見事さ。

    なっちゃんと麻子さんの関係も、険悪そうには見えないし。

    下山さんが集めたアニメーターチームは、なっちゃんと麻子さんはもちろん、もっと見ていたい「若手」のメンバーの集まりなので、お互いの能力を認めつつも、より良い作品を作り上げるための、真剣な議論・討論が、どう描かれるのかが、楽しみでなりません。

    その3
    昼休みのなっちゃんと下山さんの会話

    お互いに、それは本当は貴方自身の話ではないのか、と追及しないところが、思いやり。
    事実を明らかにしても、意味はないどころか、相手を傷つけることに。

    でも、下山さんの本当に適切なアドバイスで、なっちゃんも元気づけられたので、安心しました。

    それにしても、下山さんは物凄く素敵なキャラクターですね。

    もちろん、このドラマの登場人物は、皆、素敵な人たちばかりですが、下山さんのことがとても気になります。

    川島さんご自身も私は好きなのですが、その川島さんが、NHKの先週の土曜日の『土曜スタジオパーク』で、これほどセリフが多い役だとは聞いてなかったと笑っておられました。

    もしかしたら、当初はそれほど重要な役どころではなかったのかもしれませんが、アニメーター下山克己というキャラクターの設定は、大正解だと思います。

    今後の下山さんも、楽しみです。

  6. もみじ より:

    下山さんが警察官時代に遭遇したという女の子の話し、
    もしかして、それは千遥ちゃんだった???
    なんて、飛躍的に想像が膨らんでしまいました。
    なっちゃんにしみじみと話すシーンを観ていたら、
    何だか、千遥ちゃんの伏線かな???
    と、思ったりして・・・
    私も予想はハズレやすい方です。^^;

  7. ぱぽりん より:

    同じ服装はしない、という前提が破られる、しかもそれは、<派手で、遊んでいるっぽくて、バカっぽい>服装ではなく、いつもと違うさわやか系で印象に残るモノ。
    だから解ったわけですが、まさか記録さんのミスってことは・・・と思っていたら、しっかり仕込んでいた。
    千遥のことで落ち込んだなつをどう前向きにするか、そこに生かしたんですね。
    下山が元刑事という設定も利いた上、そのキャラも見事に立った。

    恐れ入りました。

  8. ひるたま より:

    下山さんのスケッチブックに「爽やかな奥原女史 半分、青い。」。
    少なくとも、リアルタイムでも「半分、青い。」の箇所は見逃す事無くしっかりと確認出来ました!
    しかも句読点もきちんと入って!(^^)
    (この際ドラマの好き嫌いは置いておきます)

  9. きゅうぽん より:

    今日の放送で、服被った!と思ったら、指摘されましたね(^_^;)
    で、マコちゃんが描いたのは…「妖怪人間のベラだ!」と思いました(笑)
    モデル・女優の菜々緒さんが目指しているようなディズニーの魔女チックでもありましたね。

    元警官さんが(役名をすぐ忘れてしまいます(^_^;))助けた娘さん、ちはるちゃんだったら…
    と願ってしましました!

  10. オペラ座の怪人 より:

    子供の力を侮るな!

    ほんと、そうだよ。
    私は子供の頃、
    親にさんざん馬鹿にされて、
    その怒りを、侮るな!

    ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ

    と書いてしまいました。
    Sorry.

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  11. よるは去った より:

    下山「ゆっくりとね・・・・・。」
    色々な意味を含んでるんでしょうね。
    未だ再会できない千遥ちゃんのこと、なっちゃんが行くアニメーターとしての道のこと。
    下山克己君のモデルの大塚康生さんは元は麻薬G メンだったそうですね。
    アニメーターとしての作品の一つに「ルパン三世」もあるそうです。
    新人時代の宮崎駿監督を指導したのも大山さんだそうです。
    「ルパン三世 カリオストロの城」は師弟合作の作品だったようですね。
     
    その後で、なつ「いただきます・・・・。」と食べ始める「おにぎり」の大きさときたら(*_*)。
    亜矢美さんの「東京の母」としての「愛情」の表れでしょうか?

  12. おみや より:

    はじめまして。
    こちらには、かなり昔から拝読させていただいていました。
    昔すぎていつくらいかわからないくらいには。
    今回のなつぞらは私も好きなアニメーションが題材ということで
    せっかくなのでかきこませていただきました。
    よろしくお願いします。

    さて、某雑誌ですが、私も読みました。
    私が読んだのはNHKウイークリーステラです。もし違う雑誌でしたらすみません。
    NHK自体が出版してるので、ある意味ネタバレとしては一番信用できる雑誌ですね。

    同じ登場人物なのに、なつと麻子さんで解釈が全く違うのは面白いし興味深いですね。
    今回はコンペンションですが、こういったキャラクターデザインというのは一から作っているので
    担当が一人であっても、なんども描き直すキャラがいたりします。