雪次郎が川村屋をやめる / なつぞら 第72話

2019年6月22日(土)第12週「なつよ、千遥のためにつくれ」

あらすじ

新人の演出助手・坂場から、動画の動きがおかしいと鋭く指摘されたなつは、そのことを思い悩み続けていました。同じ頃、雪次郎は思いがけない行動に出ていました。蘭子が所属する劇団のオーディションに挑んでいたのです。

悩み続けるなつを、仕上課にいたときからの友人・桃代が川村屋に誘いました。なつが桃代とともに川村屋に足を運ぶと、店内の奥のテーブルに見覚えのある人物が読書に夢中になっている姿が目に飛び込んできました。坂場でした。

なつは、坂場に近寄りたくはありませんでした。しかし、坂場を敬遠するなつを面白がる桃代は、半ば強引になつの腕を引き、坂場と同じテーブルにつきました。そしてなつに問われた坂場は、アニメーションを目指したきっかけを、なつと桃代に語りました。

そんななつのもとにやってきた光子の言葉が、なつを驚かせました。雪次郎が川村屋をやめると言い出していると、光子はなつに告げました。なつは雪次郎の説得に当たるものの、雪次郎の決意は固く、なつの言葉に耳を貸そうとしないのでした。

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予習レビュー

演出助手の坂場くんが、なっちゃんの描いた動画がおかしいと言った。なっちゃんがそれに対して反論しても、なっちゃんは完全に論破されてしまった。

マコちゃんこと麻子さんに次ぐ手ごわい天敵に遭遇してしまったなっちゃん。

しかし、マコちゃんによる天敵の受難は職場の中だけで済んでいました。一旦、職場の外に出れば、マコちゃんの受難からは解放されました。

しかし、坂場くんという天敵の受難は、職場の外にまで及んできました。場外乱闘です。

しかも、坂場くんの受難、場外乱闘は、お友達の桃代ちゃんによって半ば意図的に引き起こされたものです。

坂場くん、それだけ重要度が高いキャラだということなのでしょうか。

坂場くんとは何者なのか。なっちゃんが避けて通りたがるものの、職場の外にまで出没してなっちゃんを悩ませる坂場くんというキャラの存在。気になります。

さて、そんな中、ついに雪次郎くんの青春のドラマが始まりました。

川村屋をやめると雪次郎くんは宣言。そして、一週間が終わり。

次週は雪次郎くんの波乱の予感しかしません。雪次郎くん、どこに行ってしまうのでしょうか。

感想

雪次郎の乱

今回、のっけから雪次郎くんの劇団オーディションの姿を登場するとは!意外な始まり方でした。意外でしたが、強烈なインパクトを持った始まり方。

通常なら、どちらかといえば穏やかに始まる週の最後となる土曜日の回。次週の波乱を予感させるのに十分なオープニングでした。

ところでブログ主は、なっちゃんが雪次郎くんの演劇への転身を止める理由がずっと気になっていました。

なっちゃんも、泰樹さんから期待されていた酪農の道をやめ、アニメーションの道を選んだからです。

雪次郎くんがとった選択は、なっちゃんと同じです。

血のつながりの有無の違いはあります。しかし、なっちゃんと泰樹さんの間は、血のつながりの有無を超えた関係にあります。

だから、雪次郎くんがとった選択は、なっちゃんと同じです。「親の期待を裏切る」という点では一緒です。

にもかかわらずなっちゃんは、自分と同じ選択をした雪次郎くんに意を唱える。

なっちゃんの言い分は「雪次郎くんがそれをやったら本当に裏切ることになる」ということでした。

「本当に裏切ることになる」

柴田家の家族たちと血のつながりがないことに、やっぱりなっちゃんは心のどこかで孤独を感じていたのかなと、そんなことを思った『なつぞら』雪次郎の乱、でした。

次週、雪次郎くんの青春ドラマ。小畑家のドラマ。楽しみでなりません。

コメントへの返信 by 朝蔵

なつ「え・・・・知ってますよ、そのくらい・・・・・。」(よるは去ったさん:71話)
これまでの勉強が苦手タイプの朝ドラヒロインで思い浮かぶのが『ごちそうさん』のめ以子と『ひよっこ』のみね子ちゃん。

この二人は、自分の無知に気づかされても知ったかぶりしないところが特徴でした。

なっちゃんは知ったぶりすることが判明。勉強が苦手タイプの朝ドラヒロインとして、新鮮さを感じました。

なつは、工藤あすかさん演じる信(のぶ)さんとラブラブになる、と思っていたのに、(オペラ座の怪人さん:71話)
ブログ主も、なっちゃんと信哉くんが距離を縮めることを期待してました。

東大卒のカチンコくんと、どうなるのかわかりませんが、史実に近い展開になる場合、カチンコくんとは何もないのかなと予想しています。

フィルム等などで記録した動きを忠実に作画すると、逆にリアルに見えない(熊谷さん:76話)
動画以前の、漫画そのものがリアルでない限り、リアルでない漫画をリアルに動かしても、不自然になるのかもしれません。

実写を忠実に動画にした、リアルでない動きのアニメーション。どんなものなのか観てみたい気がします。

朝ドラ名物、東大トンチキ枠になりそうな予感(まゆゆ結構好きさん:71話)
理詰めで言うことはことごとく正論だけれど、空気がまったく読めず、せっかくの正論が誰にも受け入れられない。

この残念なキャラ。『ごちそうさん』の悠太郎を思い出さずにはいられません。

なっちゃんの結婚相手は誰になるんでしょうか……。(さやさん:71話)
なっちゃんの結婚相手。『なつぞら』オープニングのアニメのうち、第1回の特別バージョンにチラッと登場した信哉くん。

第1回の特別扱いぶりから考えて、結婚相手は彼なのかなという気がしています。

坂場くんは、なっちゃんの人生に大きな影響を与えるということですが、仕事上の大きな影響なのかもしれません。

アニメーターでないなつには影響ないのかな?(あさのあさみさん:71話)
坂場くんは、登場前の番宣アナウンスでも、ものすごい重要なキャラみたいな説明があったらしいこと。さらに第一印象がとても悪いこと。

それらの情報から、まさか坂場くんが将来の相手役?と思いましたが、そうにはなりそうもない感じになってきましたね。

あくまでも仕事の上での重要な人物で終わるのかもしれません。

亀山蘭子がいい演技でした(落合明人さん:トップページ)
なっちゃんの常盤御前と、麻子さんの常盤御前。二人の描いた常盤御前を上手に組み合わせた仲さんの常盤御前。

蘭子さんが演じた常盤御前は、みごとに仲さんの描いた常盤御前になっていましたね。

天陽くんが亡くなったりしたら嫌ですね(ふーさん:14週)
同感です。天陽くん、亡くなってほしくないです。でも、天陽くんの実在モデルとされる画家が若くして亡くなっているので、とっても心配でもあります。

笑顔で農作業してる天陽くんの姿(どんギツネ。さん:13週)
天陽くんの笑顔。この笑顔を信じたいです。こんな笑顔を見せてくれるような展開になることを。

みんな方向性に迷いがあることがよく伝わりました(あみさん:71話)
ドラマの中で描かれたアニメーターたちの迷いの中から、世界中の子供たちを魅了してやまない日本のアニメーションが生まれたんですね。

そう思うと、坂場くんとなっちゃんの対立に感慨深いものがありました。こうした議論が積み重なって今があるんだなって。

追伸:坂場くんが読んでいた洋書のタイトルの情報提供ありがとうございました!

途中から登場した男性キャラとヒロインが結ばれたケースはあったのかな?(ひるたまさん:71話)
ヒロインの相手役が誰になるのか、簡単にはわからない描き方をしてますね。本作は。

いちばん相手役らしく描かれたのは天陽でしたが、天陽くんがなっちゃんへの気持ちを胸の奥底に封じ込めてしまったことで、天陽くんプランは消失。

次に考えられるのが、信哉くんですが、なっちゃんと信哉くんとの間にはそれらしい空気が一切出てこない。

それらしい空気が一切出てこないという点では『梅ちゃん先生』もそれに近い展開でした。

そして、第三の男。坂場くんです。

本当に先が見えません(笑)

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コメント

  1. にゃんこ より:

    なっちゃんのお相手・・・
    私の勝手な趣味ですが・・・下山さんに1票!(たぶんはずれる)

    そういえば、なっちゃんのお洋服が、「まんぷく」の福ちゃんを思わせる鮮やかな緑ですね。
    福ちゃんが来ていたのと同じもののような気もしないではないですが。

    「まんぷく」では、波乱の前にはほぼ確実に福ちゃんが緑の服を着ていました。
    今回は・・・と思っていたら雪次郎の乱。
    ひょっとして「波乱の前の緑の服」って法則なのかな?って思ってしまいました。

  2. ぱちぱち より:

    なつのお相手が誰なのか、まだわからないですが、信さんじゃないのかもしれないと思い始めてます。

    ヒロインが選ぶお相手はだいたい何かしら欠点があったような気がするのです。

    まんぷくしかり、わろてんかしかり、ごちそうさんしかり。

    みんな、愛すべき欠点を持っていたのではないかと。

    そこいくと、信さんは今のところ欠点らしい欠点が描かれていないような。

  3. まゆゆ結構好き より:

    読書好きにも色々いますが、坂場さんは知識を吸収することにだけ貪欲で、本そのものには案外無頓着なタイプかと思いました。本を神聖視する人たちは怒りそうですが、読んで理解してしまえば汚れも気にせず部屋に放り出しそうです。

  4. あみ より:

    「アニメーションにしかできない表現は・・・」私がぐいっと身を乗り出して緊張が高まった瞬間、まさかの中断。えっマダムってばもー!ってなってしまいました。坂場くんのアニメ哲学が気になる!
    おまけ: また今日もしつこく画面を静止して洋書を確認しました。「赤毛のアン」でした。私の中での最高傑作アニメがアンなので嬉しかったです。

  5. まーちゃん より:

    「なっちゃんのお相手は誰だ?」に参加させて下さい(クイズじゃないってば(笑)

    私はもちろん当初「麗しのイケメン王子」天陽君だと思っていました。しかしモデルとなった画家さんが若くして亡くなられたと知り、やっぱり美人(美男)薄命だったのね…ガックシ;;
    次に目を付けたのはまだ登場していない染谷将太さん演じるところの神地航也なる人物です(誰?)なっちゃんのモデルとされる奥山玲子さんのご夫君小田部羊一さんは東映動画に入社時は奥山さんの後輩アニメーターだったとのことから既にキャスティングされているのにまだ登場していない染谷君に目を付けたわけです(いいところに目を付けたね、ワトスン君)

    これで決まり!と思っていたのですがここにきてヒロインは再び北海道に戻るという噂を入手して(オヤオヤ)となると話は違ってくるぞと考え直してここはやはり期待(願望)も込めて本命:天陽君、対抗:神地さん(だから誰?)にしておきます^^他のイケメンさんたちはみんな穴馬(失礼)ということで私のヘボ予想が当たりますかどうか( ^ω^)・・・

  6. tonko より:

    お久しぶりです_(._.)_
    毎週、観てはいるのですが、コメントするほどの感想が無く
    すっかり御無沙汰になってしまいました

    今週は、いくつも大きな出来事が起きましたね
    やはり1番気になるのは、今後ちはるちゃんが登場するのか!?
    ですね…悲しい結末は嫌なので
    良い意味でのサプライズでもあれば嬉しいです
    先をご存知の方もいらっしゃるのかも知れませんが…

    あと、新キャラクター坂場君が登場しましたね
    経歴からすると、高畑勲さんがモデルなのかな~?
    と感じる部分もありました

    皆さんも書いていらっしゃいますが
    結婚相手が分からないという点では
    ヒロインに実在のモデルがいる、というのが
    予想を難しくさせているような…
    でも、あくまでキャラクターモデルなのだとすれば
    周りの登場人物は完全なるフィクションなので
    うーーーーん(;゜゜)ますますわからん…

  7. よるは去った より:

    なつ「ねえ、ももっち、キヨドリ・・・・なんとかの逆落としって・・・・知ってる?」
    桃代「何それ?」 やっぱりねえ(笑)
    麻子さんは知ってて当たり前のスタンスだったけど。
    でもこれはまだマシな方ですね。

    ちょっと以前に石原慎太郎先生が東京都知事だった時、同じ地下鉄に乗り合わせていた、二人の大学生が「昔、日本とアメリカが戦争したんだってな?」「どっちが勝ったんだ?」 近くで聞いていた石原先生、「つくづく情けない。」想いにかられたそうですな。

  8. オペラ座の怪人 より:

    衝撃だなあ、
    雪次郎(雪二郎?)が川村屋を辞めちゃうなんて。
    (-_-;)

    おしまい

  9. どんギツネ。 より:

    ヒロインとの出会いの第一印象がよろしくない人=ヒロインの運命の相手。朝ドラあるあるですよね。

    私が彼の登場前から、なっちゃんの結婚相手の大本命と目していたのは・・。
    GW中に放送された「まだ間に合う、なつぞら」とらいう番組の最後に、今後の展開として、アニメーター編に登場する人達のシーンを1人数秒ずつダイジェスト的に流してくれたんですけど、最後に登場したのが坂場さんで、彼のシーンだけ階段を登る足元からの舐めるようなカメラワークで顔を映す・・という印象的なものだったんです。
    しかも彼のシーンだけ「なつの運命を大きく動かす出会いが」というナレーション入り。
    あー、これはこの人が結婚相手なんだろうなーとピーン!と来てしまいました。

    なつぞらのスタッフは真田丸のスタッフも多いとのこと。
    草刈さんがそうであるように、真田丸で豊臣秀頼を演じた中川大志さんも、なつぞらの中で重要な役割を担う人なのではないかなー?とも思います。