テレビ漫画が不満の坂場 / なつぞら 第98話

2019年7月23日(火)第17週「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」

あらすじ

なつ、茜、坂場の三人は、新たに設置されたテレビ班への異動を命じられました。そんな中、テレビ漫画の仕事の進め方を受け入れることができない坂場は、仲や井戸原に対して尋ねました。テレビ漫画は東洋動画らしいアニメーションだと思っているのかと。

しかし、満足できる答えを得ることができなかった坂場は、漫画映画に戻れそうもない不満をなつに告げました。その坂場の話を聞いていた露木は言いました。坂場を異動させたのは自分だ。テレビ漫画で演出デビューした方が、坂場は伸びると露木は考えていたのです。

同じ頃、劇団「赤い星座」では、次回作の主役が発表されていました。主役への抜擢が発表されたのは雪次郎でした。しかし、かねてより蘭子との関係の噂がささやかれていた雪次郎の抜擢に対して、他の劇団員たちが反発します。

雪次郎の主役抜擢に不満を持つ劇団員たちは雪次郎を問い詰め、新しい劇団の旗揚げに加わらないかと雪次郎を誘いました。しかし雪次郎は、蘭子と共演することが夢であることを告げ、劇団員たちの誘いを断るのでした。

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予習レビュー

かつて坂場くんは、その独特の仕事の進め方が麻子さんの反発を買ったことがありました。

そんな、仕事の進め方に対して強いこだわりを持った坂場くんが、自分の仕事の進め方は言うまでもなく、漫画映画の仕事の進め方すら通用しないテレビ漫画の世界に異動。

自分の流儀と、テレビ漫画の仕事の進め方との間にあるギャップに苦しむことになるようです。

そして、坂場くんとしては珍しく、その不満を口にします。不満をこぼす相手はなっちゃんです。

以下、今週後半の物語の展開のネタバレが含まれます。

最初は戸惑いながらも、やがてテレビ漫画の制作スタイルに柔軟に対応してゆくなっちゃんに対して、坂場くんは感化を受けるのだとか。

今週のお題である「テレビ漫画」を通して、なっちゃんと坂場くんの関係に変化が生じはじめるのかもしれません。

そろそろ、なっちゃんの相手役が誰の目にもはっきりと見えてくるのでしょうか。

一方、雪次郎くんの「相手役」がはっきりと見えてくるのかどうか定かではありませんが、雪次郎くんにも、新たな動きが・・・

雪次郎くん騒動第二弾、勃発です。

感想

【速報】いっきゅうさんが・・・

7月30日(火)の第104話で、ついにいっきゅうさんこと坂場くんは・・・。ここではこれ以上は伏せておきます。

つづきはこちらから >>「第104話 7月30日(火)

露木さんの意外な一面

露木さんのいっきゅうさんへの思いがけないアドバイスが心にしみました。

「人に嫌われる資質が演出家が大事。君にはその資質がある」

ほめているのかけなしているかよくわからない露木さんの言葉ですが、ただ一つだけ言えるのは、露木さんはいっきゅうさんの才能を認めているということでしょう。

多くの人がいっきゅうさんの面倒くさい性格を嫌い、上層部たちが組合活動をするいっきゅうさんを煙たがっている。

それに対して、露木さんはそんな雑音に惑わされることなく、いっきゅうさんの才能を認め、いっきゅうさんの才能をどうしたらもっと伸ばせるのかというその一点だけに心を砕いている。

露木さんの意外な一面を見た気がします。

そして「内助の功」などという言葉を使って、なっちゃんといっきゅうさんをからかうところもまた、露木さんの意外な一面のひとつでした。

コメントへの返信 by 朝蔵

モデルは「狼少年ケン」?(よるは去ったさん:97話)
「狼少年ケン」みたいですね。ライオンの息子でなく、百獣の王子=ライオンに育てられた人間の子供ということなので。

麻子さんのいない東洋動画は寂しいなあ(オペラ座の怪人さん:97話)
いなくなってわかる存在感の大きさ。麻子さん、やっぱりインパクトの強い人だったんだなと、今になってよ〜くわかります。

麻子さんのいなくなった東洋動画。炭酸の抜けたサイダーみたいです。

意に添わぬ異動で戸惑う坂場さん(もみじさん:97話)
時間も予算も、テレビよりもゆとりのある漫画映画と違って、テレビ漫画は予算もないが、それ以上に時間がない。

作画の仕方など、こだわりの強いいっきゅうさんにしてみたら手抜き作業にしか見えないのかもしれません。

そして手抜きを自分に許せない性格のいっきゅうさんにしてみたら、テレビ漫画の仕事の進め方は自分に許せないのではないでしょうか。

手塚氏が100万円でいいと言ってしまったところからのアニメ界の地獄のスタート(ぱぽりんさん:97話)
ちょっとした一言や出来事が、その後の歴史を大きく変えてしまう典型的なエピソードですね。それにしても、半分の予算でいいよと言ってしまったのはどうしてなんでしょうね。

満額を素直に受け入れても良さそうなものだと思うのですが。

当時のアニメは本当にこどもの心に夢を与えてくれていたのだと思います(まさしさん:18週)
おっしゃる通り、今見ると稚拙なところが目につくものの、その一方で子供の頃に感じた高揚感は、今もなお感じることができます。

子供の頃の感動の体験というのは、一生の心の宝ですね。

「なつよ、どうするプロポーズ」というタイトル(みいちゃん命さん:18週)
なっちゃんに対してプロポーズした人物が判明しました。まさかの○○です。

多数の方が「青二プロ」の名前を挙げるのでは?という位、日本に於ける代表的な声優事務所(ひるたまさん:88話)
それほど有力な声優事務所なんですか!?

当ブログにちょうだいしたコメントを通じて、はじめてその名前を知ったというレベルなので、どれほどの事務所かなど知るわけもなく・・・

ご教示いただきありがとうございました。

これからなつにどう迫っていくのか?楽しみが1つ増えました(tontonさん:97話)
なっちゃんに迫ってゆく週は『なつぞら』始まって以来、ここまで激しいアップダウンのストーリー展開はなかった!という波乱の展開なのだそうです。

予測不能の彼のことです。すごいことになりそうですね。

自分にとって忘れられない、3大アニメ曲(ぱぽりんさん:97話)
『ジャングル大帝』と『はじめ人間ぎゃーとるず』。

この二つの作品の曲は、はっきりと記憶しているのですが、どうしても『狼少年ケン』が思い出せません。

そして『狼少年ケン』が、小林亜星さんの作曲であることをはじめて知りました。

(亜矢美さんには)結婚の約束をした人が戦地から帰ってこなかったという悲しい過去(ひるたまさん:95話)
咲太郎くんを引き取ったことを「救われた」と言った意味がようやくわかりました。

愛情を注ぐ相手を見出したことで、愛する人を亡くした喪失感をやわらげることが出来ていたのですね。

亜矢美さんの悲しい過去。『ひよっこ』の愛子さんを思い出します。

奇しくも「ダメ男」が絡む話を2連発で見る事となり(『おしん』の竜三、そして『なつぞら』の高山)(ひるたまさん:95話)
竜三さんと

白戸家の犬のお父さん(みいちゃん命さん:97話)
なっちゃんの机の上に、さりげなくお父さんが座ってましたね。あれは一体、何を意味しているのか。何かのネタなのか。ひどく気になります。

数十年前に見た映画『カミーユ・クローデル』(ひるたまさん:95話)
イザベル・アジャーニ主演の映画ですか?ブログ主も観ました。

ロダンが正妻と別れることができなかたのは飯炊き女を手放すことができなかったから。胃袋をつかまれた男の弱さですね。

弱い男の胃袋をつかむ強い女。

男の胃袋をつかんだ飯炊き女の強さで、気がつきました。『ごちそうさん』は、飯炊き女の生き様への賛歌みたいなドラマでしたね。

文夏砲(通りすがりさん:97話)
文春砲ならぬ文夏砲ですか!?(笑)もしそんなことになったら、これはかなりウケますね。というかNHKらしからぬウケ狙いですね。

4年経っても「あなたとずっと仕事したい」と言っていた坂場と何もないのは、この二人はないな(みいちゃん命さん:話)
予測不能の男、いっきゅうさん。彼はやっぱり予測不能でしたよ。

大杉社長が紋付姿で乾杯の音頭取るのは、なつの結婚式ではなく新年会じゃないでしょうか?(どんギツネ。さん:18週)
どうやら新年会の場面ですね。発表されていた大杉氏の紋付姿の場面。

というわけで、坂場くんがプロポーズすることだけは確定しましたが、その結果がどうなるのかは、まったく見えなくなってしまいましたね。

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コメント

  1. ひるたま より:

    コメント返信に対する返信です。(朝蔵さん、大変遅くなってごめんなさい…)
    「イザベル・アジャーニ主演の映画ですか?」← はい、正にそうです。(^^)
    初公開時(1988年)には映画の存在自体を知らず、後年アジャーニ主演の別作品を劇場で見た時に初めて知りました。上映劇場でのプログラムのバックナンバーがあいにく在庫無しとなっていて半ば諦めていたのですが…幸いな事に程無くして彫刻の『カミーユ・クローデル展』が開催され、その時に期間限定でリバイバル上映された時に大願叶って見る事が出来ました。「カミーユ」=イザベル・アジャーニの演技が今も忘れられません。(艶やかで美しいだけでは決して無い)
    ところで私、ロダンの‘正妻’と書いてしまっていたのですが、それは間違いで実は‘彼女’ローズは内縁の妻でした。(大変失礼しました…)

    その‘飯炊き女’を主人公に持って来て描いたのが朝ドラ『ごちそうさん』との事で…なるほど。(^^)
    (まだ見る機会に恵まれないのが些か残念ですが…)

  2. ちゃーちゃん より:

    「今は辞めるわけにはいきません」
    雪次郎のこの言葉は『近い内に辞めます。』 と読んで良いのでしょうか?
    蘭子さんとの共演を果たし満足の演技をしたらきっぱり演劇の道を諦め『雪月』に戻る。
    その気持ち考えを蘭子さんが聞いていたとしたら雪次郎をあれだけ後押ししているのも納得です。

  3. もんばび より:

    私は、鉄腕アトムの時はまだ、もの心つく寸前でしたので、あのカクカクなものがアニメだと思っていました。
    のちに6年生の夏にテレビ放送で白蛇伝を見たとき、逆に衝撃でした。子供心に、「テレビは手を抜いてるのかな」と落胆しました。
    仲さんの「子供にはフルアニメかどうかは関係ない」との主張は、必ずしもそうではないと私は思います。

  4. ぱぽりん より:

    アニメの黎明期、そこにかかわった方々のなんと豪華なこと。
    調べれば調べるほど、眩暈がしてきます。

    アニメと実写の合成で、アニメの歴史などでも取り上げられることの無い作品なのですが、
    自分の好きだったものとしてNHKで放送された 「宇宙人ピピ」 があります。

    まず、脚本。プロットを小松左京が書きそれを平井和正が仕上げる。
    音楽は富田勲。
    ピピの歌 作詞:小松左京、作曲:富田勲、歌:中村メイコ。
    作中、星新一のトレードマーク?「ほしづる」がキャラクターとなって登場。
    コミック制作:石ノ森章太郎。

    思い出せば頭の中が
    <ぴっ、ぴっ、ぴっぴっぴー、ぴっぴきぴーの、ぴっぴー>
    となってしまいます。
    <の、せ、て、よ、え、ん、ば、ん、ねーえねーえ、のせてーよー>
    であります。

    当時は皆さん<大御所>ではなく<新進気鋭>、そして飲み仲間だったりしたからできた奇跡なのでしょうね。
    何とも凄い時代であったと思います。

  5. tonton より:

    今日は何だか、ドラマの尺の都合上、露木さんに無理やり強引に二人の距離を縮めてもらいました感が
    ありありでしたが(汗)、これからのストーリーを暗示するフラグが立っていましたね

    印象深かったのが坂場くんの独立フラグです
    なぜなら私はバブル世代とロスジェネの狭間の人間なので、リアル坂場の高畑勲 氏が独立後手がけた
    アルプスの少女ハイジ、母をたずねて三千里、赤毛のアン、未来少年コナンのTVオンエアを
    毎週楽しみに見ていたからです。

    その当時、おこちゃま視聴者だった私からするとTVアニメが手抜きだとは思ってません
    とにかく面白いかどうか、それに限りました。
    坂場くんの言う、手抜きのアニメがきっかけでアニメに興味を持った年齢層が高校生、大学生になって
    なけなしのお小遣いで風の谷のナウシカを劇場まで見に行く
    なつ、茜、坂場の理不尽ながらもやってきた事は無駄では無かった、そんな納得いく結末を望みます

    あと、そろそろTV画面の十勝の風景が恋しくなりました
    こちら札幌は緑豊かな観光客激増のシーズンに突入して市内は人で溢れています。十勝もベストシーズンですよ

  6. きゅうぽん より:

    露木さんが意外といい人でした(笑)しかもあのボケはちょっと尺が長い!あきまへん!
    冗談は好きなら、いっきゅうさん、即座にツッコミ入れてほしかったです(笑)

    いっきゅうさんはやはり、高畑氏がモデルですかね?
    次期ジブリを担うと言われた近藤監督の葬儀で、高畑氏の様子が、理論攻めとか、追究がすごすぎて、次々スタッフがやめていったとかあったとあり、モデルなのかなと思いました。
    じっくり作れないテレビアニメ…仲さんのいう、面白いか面白くないかだけになってしまいかねない世界ですが、私としてはうろ覚えの未来少年コナン、赤毛のアン、ハイジ、フランダースの犬…高畑氏、宮崎氏の携わった作品も馴染みがあります。
    その頃がやはり好きですね。というのも、その後ラピュタとナウシカが出たとき、実は同じタッチだと今はわかりますが、頭が結びつかず、あまりにも周りのアニメ好きの子達が、アニメージュとか読んだり、真似して描いたりしていたのに、流行り物に手を出していると思ったのか遠巻きで見ていて、10年ぐらいしてから見るようになりました(^_^;)

  7. もみじ より:

    【速報】(◎o◎)
    ワクワクしますね。^^
    仕事では疲れる相手だけど、
    家庭ではどうなんでしょう?
    カチンコしかり、不器用過ぎて、
    なっちゃんに怒られてばかり、
    でも、なっちゃんに素直に従う
    従順な夫かな???^^;

    茜さんの結婚相手は・・・
    上地さんかな???

  8. もみじ より:

    苦労に苦労を重ねて作り上げた短編映画が、
    お蔵入りだったとは残念でしたね。
    てっきり、他の長編作品と抱き合わせで
    上映されていたとばかり思ってました。
    やり切った感満載で結婚を決意して、
    退職した麻子さんが、ちょっと気の毒に
    思えます。^^;

  9. よしけん より:

    「二人のことは、めちゃくちゃ噂になっている」といわれて、
    「どうするの」と噂を否定しようとするなっちゃんに対して、
    一久さんは、「噂なんか気にしなくてもいい」
    私ならここで、チャンスと思い、「噂ではなくて、事実にしようよ」などと、プロポーズ。
    こりゃ、二枚目役は無理だな。

    「内助の功」とか、もう確定ですか?
    私は、それでも、しつこく信さん推し。
    「なつよ、共に生死境を潜り抜けてきた絆をわすれていいのか?」
    信さ〜ん、帯広局に勤務している場合じゃないよよ!

    ところで、昭和38(1963)年の夏、
    私は、東海道新幹線の試運転(名古屋←・→豊橋こ往復)に、乗車しました。
    伯父が国鉄に勤めていて、試運転の乗車券が家族に配られ、それが私と母にも回ってきたわけ。

    以来、50数年、
    東海道新幹線の試運転に乗ったという人に会ったことがないから、今思うと、物凄く貴重な体験をさせてもらったわけですが、
    当時は、そのありがたみを、そこまで実感してはいませんでした。

    当時は、今とずいぶん違う、ということです。
    今なら、貴重な試運転の乗車券を、国鉄職員の家族に配ったのですから、大問題になりますが。
    (横レス、失礼しました)
    (横レス、失礼)

  10. のらくろ より:

    史実では、宮崎駿氏超えの鬼才アニメータ月岡貞夫氏(監修小田部羊一氏と同期入社だが、月岡氏は研修期間なしのいきなり原画担当)とは真逆の無能で弱気の残念キャラ猿渡氏リーダーのテレビ班が、実写から移動してきた???アニメど素人のチンピラ制作進行にスケジュール管理で翻弄されるのを、
    天才なっちゃんが、虫プロで開発された画面処理やら、バンクシステムやらのアイデアを発案し「百獣の王子サム」を成功に導くのですね・・・・、猿渡氏が無能であればあるほどなっちゃんと坂場君が光りますね。
    なっちゃんの机の上の犬は、東映動画「わんわん忠臣蔵」のパロディ東洋動画「わんわん浪士」の主役犬みたいですね。

  11. よるは去った より:

    一久「このまま戻れなくなるのでは・・・・・・・。」
    私自身、物心ついたらアニメはテレビで視るものという認識が強かったですね。
    ジプリアニメなるものが世に出るまでは。
    それ以前はテレビ番組で好評得た作品が映画化されているというケースが普通だったんじゃないですかね。
    少なくともテレビが普及するだけした後のご時世において劇場用アニメとして1から始まった最初の作品は私的には「風の谷のナウシカ」という認識が強いんですがね。