環境の変化になつは困惑 / なつぞら 第99話

2019年7月24日(水)第17週「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」

あらすじ

劇団「赤い星座」の劇団員たちは、新しい劇団をつくって独立するつもりでいました。その新しい劇団に合流しないかと誘いを受けた雪次郎は、その誘いを断りました。雪次郎は、蘭子と共演することが夢だったのです。

雪次郎を誘った劇団員が去った後、残された劇団員たちだけで稽古が始まりました。蘭子は雪次郎を厳しく指導。そんな中、蘭子は自分を教え導いてくれた先輩の俳優への想いを雪次郎に語って聞かせました。

同じ頃、東洋動画では、テレビ班に異動したなつや茜たちは、新作テレビ漫画『百獣の王子サム』の制作に着手する中、戸惑いを隠しきれずにいました。映画よりも制作時間が短くなるテレビ漫画の制作現場では、原画があまりにも簡単に描かれていたからです。

しかし、制約のあるテレビ漫画の中で登場人物の感情を豊かに表現する方法を、なつは見出し、そのことに坂場は心から関心しました。そんな中、雪次郎の出演する芝居の公演初日を迎え、なつは茜、坂場とともに劇場に足を運ぶのでした。

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予習レビュー

前回、劇団「赤い星座」の主役に抜擢された雪次郎くんが、他の劇団員たちに呼び出されるところで終わりました。

自分が呼び出されたのは、主役に起用されたことへの劇団員たちのやっかみがあるのだろうと雪次郎くんは考えていました。

おそらく視聴者も雪次郎くんと同じ気持ちのまま、前回が終わるものと思われます。

しかし、雪次郎くんが呼び出されたのは、他の劇団員たちが新たに旗揚げする劇団への誘いでした。

主役に起用されるくらいの実力を持った雪次郎くんを引き抜くつもりだったようです。

しかし、雪次郎くんは誘いを固辞。劇団「赤い星座」と一心同体とも言える蘭子さんへの裏切りにつながるような行為を、雪次郎はきっぱりと拒みます。

雪次郎くん、偉い!

さて、そんな雪次郎くん。今回と次回とで、蘭子さんとの間で何やら動きがあるのですが、詳細は今のところ不明。明日にはある程度は判明するものと思われます。

一方、テレビ班に異動したなっちゃんは、テレビ漫画の制作の進め方に困惑。

毎週、作品を仕上げる必要があるテレビ漫画は、映画に比べてスケジュールがタイトなのでしょうか。

原画があまりにも簡略化されていて、それがなっちゃんたちを困惑させるようです。

感想

蘭子さんと雪次郎くんの「スキャンダル」の正体

かつて蘭子さんの演技を指導してくれたという「先輩の俳優」。蘭子さんは、その「先輩の俳優」の性別も、その先輩に対する気持ちも口には出しませんでした。

口に出さなかったからこそ伝わってきました。その「先輩の俳優」が蘭子さんにとってどのような存在だったのかを。

その「先輩の俳優」と同じ言葉を口にした雪次郎くんの中に、蘭子さんは「先輩の俳優」の面影を見出していたのかもしれません。

そしてそのことが、蘭子さんと雪次郎くんの恋仲が噂される原因かもしれません。

その「先輩の俳優」は、蘭子さんの恋人だったのでしょう。あるいは、ただ単に好きな人だったのかもしれません。

でも、恋をしていたことだけはほぼ間違いなさそう。

その蘭子さんの気持ちが、蘭子さんの表情にあらわれた。それを、他の劇団員たちは誤解した。蘭子さんが雪次郎くんの指導に熱を入れるのは恋が理由だと誤解した。

でも、蘭子さんも雪次郎くんも、自分たちの間には恋心がないことを知っています。だから、噂が立つ中でも超然としていられる。

蘭子さんと雪次郎くんの「スキャンダル」の正体はそんなところかなと、思ったことでした。

コメントへの返信 by 朝蔵

なっちゃんの意中の人が板場君ってことで決定ということですかね(たいさん:97話)
なっちゃんが自分の意中の人物が誰なのかを自覚しているのかどうかはまだわかりませんが、なっちゃんが坂場くんとの仲を社内で噂されているのだけは自覚してるのだと思います。

自覚も何も、露木さんにはっきりと言われてしまいましたが(笑)

物心ついたらアニメはテレビで視るものという認識が強かった(よるは去ったさん:98話)
ブログ主も、同様の認識をしていました。

東映まんがまつりは、子供の頃には毎年のように足を運んでいましたが、テレビアニメの延長線上の作品、みたいな認識でした。

テレビアニメの映画化でありながら、映画として完成された作品としてはじめて認識できたのは『宇宙戦艦ヤマト』あたりからでしょうか。

なっちゃんの机の上の犬は、東映動画「わんわん忠臣蔵」のパロディ東洋動画「わんわん浪士」の主役犬(のらくろさん:98話)
なっちゃんの机の上のワンコ。白戸家のお父さんとばかり思っていましたが、なっちゃんが手がけたアニメ作品がネタ元だったんですね!

情報提供ありがとうございました。

信さ〜ん、帯広局に勤務している場合じゃないよよ!(よしけんさん:98話)
ブログ主も『なつぞら』第1週のころから、信哉くん推しだったのですが、ついに現実を受け入れることにしました。

もう、なっちゃんの人生は数年先まで確定のようです。

苦労に苦労を重ねて作り上げた短編映画が、お蔵入りだったとは残念でしたね(もみじさん:98話)
ブログ主にとっても、なっちゃんや麻子さんたちの渾身の力作『ヘンゼルとグレーテル』がお蔵入りだったのは意外でした。

あの作品をめぐっては、いろいろな物語が生まれましたが、それら思い出の数々が、作品と一緒にお蔵入りになってしまったかのようです。

家庭ではどうなんでしょう?カチンコしかり、不器用過ぎて、なっちゃんに怒られてばかり、でも、なっちゃんに素直に従う従順な夫かな???^^;(もみじさん:98話)
仕事以外には、なにも取り柄がなさそうですからね。坂場くんは。

家庭に入ったら、残念だけれど素直で扱いやすい夫になるかも。というか、そんな夫になってほしいですね。

ただでさえなっちゃんは育児と仕事の両立で、たいへんなことになりそうですから。

YOUTUBEに(『わんわん忠臣蔵』の)予告編がありました(山本治彦さん:97話)
『わんわん忠臣蔵』の予告編。YouTubeで観ました!

ブログ主の子供の頃のアニメの思い出といえば、坂場くんが嫌っているテレビアニメばかり。フルアニメーションの世界をまったく知りませんでした。

あの時代に、あれだけ立派な作品がつくられていたんですね。この年齢になってはじめて知りました。

高畑氏の様子が、理論攻めとか、追究がすごすぎて、次々スタッフがやめていったとかあったとあり(きゅうぽんさん:98話)
宮崎駿さんも仕事に厳しくて、スタッフがやめていったという話を聞いたことがありますが、高畑勲さんも同様の経験をお持ちなんですね。

一流の人の仕事へのストイックな姿勢には、普通の人にはついてゆくのは難しいのかもしれませんね。

「ひよっこ」のみね子ちゃんと島谷さんのようなことにならなければいいのですが・・・(もみじさん:104話)
みね子ちゃんと島谷くんの悲恋。あの悲しすぎる展開を、なっちゃんと坂場くんは避けることができそうです。安心してください。

おこちゃま視聴者だった私からするとTVアニメが手抜きだとは思ってません。とにかく面白いかどうか、それに限りました(tontonさん:98話)
ブログ主も同感です。

何の作品かは忘れましたが、映画館ではじめてフルアニメーションの滑らかな動きを見たときは、驚きました。

だからと言って、テレビアニメを手抜きだとは思いませんでした。tontonさん同様、面白いかどうか。その一点につきました。

なつは坂場の両親と同居するという展開になるのでしょうかね?(tontonさんさん:104話)
ママになったなっちゃんが、仕事中の長女の預け先に困る、なんていうエピソードがあることが判明しました。

なので、坂場家ご両親との同居はなさそうですね。坂場家ご両親、どなたが演じるのか気になります。

当時は皆さん<大御所>ではなく<新進気鋭>、そして飲み仲間だったりしたからできた奇跡なのでしょうね。(ぱぽりんさん:98話)
ひとつの作品にかかわった新進気鋭の若者たちが、何年も先に、次に次に大御所になってしまう。

誰もそんなこと、予想できなかったでしょうね。

子供心に、「テレビは手を抜いてるのかな」と落胆しました(もんばびさん:98話)
ブログ主の場合、中学生時代にディズニーのアニメーションを映画館で鑑賞し、そのなめらかな動きに衝撃を受けました。

そして、日本のテレビアニメとの大きな差は、技術のレベルの違いなのかなと思い込んでました。

当時、アメリカ製のものは何でもよく見えましたので。

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コメント

  1. まーちゃん より:

    雪次郎と蘭子さんも咲太郎と亜矢美さん、光子さんも、もうどうでもエエわ(笑)

    何で「イサオ」となっちゃんを結婚させることができるのか。無茶しよんな…と驚きましたが、ここは冷静になって考えてみればこれから先なっちゃんのアニメーターとしての活躍を描こうとすれば史実に則り東映動画の同僚と結婚することが必要とは思います(ソリャ、ソウダ)でもだったら何で普通に小田部羊一さんにあたる人物を登場させなかったのか(ナンデ?)時代考証で参加している小田部さんが自分を登場させることが面映ゆかったとかなんでしょうか?でもそれでも「イサオ」と結婚させるのは「禁じ手」なんじゃないか…とイマイチ納得できない私です(ウーン)

    なっちゃんと坂場さん(もう「イサオ」とは言えないね)の結婚生活は小田部夫妻と高畑夫妻、どちらに近いものになるのでしょうね^^仕事面に関してはほぼほぼ史実通りになぞっていくことができると思うのでなっちゃんのアニメーターとしての活躍は堪能できることでしょうね(本来はそこが大事^^;)

  2. tonton より:

    今週は雪次郎くんの為の週ですね

    まさか彼がこの「なつぞら」の中でこれ程のインパクトを出せるとは思わなくて、ただひたすら感激しています。山田裕貴くんが鈴木杏樹さんに決してひけを取らずに堂々としている事に。
    今年のAKは多くの前途有望な若手男性俳優がそれぞれの特性を生かしながら出演してますが、
    彼の演技を見て、おそらく若手男子出演者は皆ヒロインの相手役を目指してオーディションを受けたのだろうけど、
    NHKはそれぞれの役者のキャラを見抜いて、適所適材の配置を行ってると今日の放送を見て気づきました。

    そりゃ天陽くんに未練が無いといえば嘘になりますが、あの役は吉沢くん以外には考えられないし、
    吉沢くんが雪次郎を演じたり、あるいは神地同様に普通の枠に収まりきらず東洋の上層部と激しくやりあって
    新天地で成功を収めるであろう坂場を演じるのを見たいかといえば、答えはNo.です。

    来週からは今の所、天陽ファンや多くの視聴者からただただウザがられている
    坂場にスポットが当たりますが、中川大志くんがこの難役をどう変身させるか楽しみにしています

    P.S. 舞台やスポーツ観戦では大きな帽子、和装、頭てんこ盛りヘア、髪飾りは後ろの迷惑になると
      いつもネット上でも議論になりますよね
      

  3. ぱぽりん より:

    さすがに4年の月日が流れると作品数も増えるわけで、風車の壁のポスター、
    白蛇姫、わんぱく牛若丸、真田十勇士、どうぶつ三国志、アラジン少年とランプの摩人、わんこう浪士、とあるのですが、苦心の短編は<ヘンゼルとグレーテルと魔法の森>と、週刊誌に載ったなつの記事にはタイトルまで出ているのに未公開、ポスターが無いとは、残念。
    それにしても、東洋動画のポスターの左、<モンマルトル劇場>、つい目が行ってしまいます。

    漫画映画とアニメーション、それは単に呼び方が違うということなのでしょうか、古い呼び方、新しい呼び方ということなのでしょうか。
    ディズニーの作品やこれまで東洋動画が制作したものは確かに<アニメーション>。
    鉄腕アトム以降、日本で作られたTVアニメ、映画ではないものの、<マンガ(「漫画」ではない)映画>なのだと思うのですが、いかがでしょうか。
    マンガとは絵に様々な記号を加えて動きや感情表現をするものであり、サムが走り去るシーンを流線だけにする、など、まさにマンガの手法であるわけです。
    まず、異常なほどに進化を遂げた日本の「マンガ」があったればこそ成立しえたTVアニメなのでしょう。

    <ジャパニメーション>や<anime>などの呼び方もありますが、括りや意味するものが其々違う様で、実際のところTVアニメ、どういう作品をどう呼ぶべきなのか、よく解りません。

  4. ゆきこ より:

    蘭子さんの先輩俳優さん広島の方に行かれてたんですね吉本のわらわし隊みたいなかんじでしょうか原爆に巻き込まれちゃったんでしょうか生き残れたとしても放射線の影響ガッツリ受けて恐らくは身体がボロボロでしょうねガンが出来るか白血病で結局はお亡くなりになってしまう方もいらしたそうで巻き込まれてしまった方々が気の毒です

  5. オペラ座の怪人 より:

    あ、そうそう、
    テレビ班のリーダーっぽい人、
    なんだか荒っぽくて
    がさつな人と思っていたけど、

    今日、うどんを作ってくれてました?
    いい人、かも?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    おしまい

  6. オペラ座の怪人 より:

    本格的な漫画映画に比べると
    テレビでの漫画は
    正直、手抜きっぽかったのかしら?

    アニメーターのプライドを考えると
    テレビは邪道!
    映画が本道!
    みたいな気にもなりそうだけど、

    実際問題、まずはテレビで生き残るべし!
    という時代だったのかしら?

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい

  7. まゆゆ結構好き より:

    雪次郎くんの芝居、楽しみです。今週は雪次郎ウイークですね。なっちゃんと雪次郎くんの話が同時進行で、わくわくしました。

  8. よるは去った より:

    内村N「なつよ、雪次郎君の成長を見届けろ。」アントン・チェーホフの「かもめ」もあっという間に読んでしまった戯曲作品の一つです。
    雪次郎君の演じるトレープレフは過去には宇野重吉さんや、近藤正臣さん、市村正親さん、最近では藤原竜也君によっても演じられてますね。
    蘭子さんが演じるアルカジーナも私が覚えている限りでは、麻実れいさん、原田美枝子さんによっても演じられてます。