なつと坂場が十勝に来る / なつぞら 第109話

2019年8月5日(月)第18週「なつよ、開拓者の郷へ」

あらすじ

昭和41年(1966年)秋。結婚することを決めたなつと坂場は、結婚の許しを得るために北海道十勝の柴田家にやって来ました。緊張の面持ちであいさつする坂場を、富士子や剛男は喜んで迎えました。

富士子と剛男が、柴田家にあらたに家族が増えることを喜び、なつと坂場を祝福するその一方で、泰樹だけは難しい表情を浮かべていました。その泰樹が、口を開きました。なつを幸せにできるのかと。

泰樹に問い詰められた坂場は、ついに口を開きました。会社をやめ無職であることを。それを聞かされた泰樹は坂場に対して、結婚したいなら仕事を見つけてからにしろと言い放ちました。家族たちはなつと坂場を擁護し、ようやく泰樹も二人の結婚を受け入れました。

その頃、夕見子は農協で働き、ある計画をすすめていました。組合長の田辺に連れられ海外視察旅行の中で着想を得た夕見子は、泰樹のバターを生産する工場を建設し、農協で乳業メーカーを運営する計画をすすめていたのです。

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予習レビュー

いっきゅうさんが一度はプロポーズをしてから、そのプロポーズをまさかの撤回。

失意のなっちゃんに対して、いっきゅうさんがもう一度プロポーズをするというアップダウンの激しい一週間を経て、なっちゃんと坂場くんは結婚の報告をしに北海道へ。

ところでジェットコースターのようにアップダウンが激しかった前週。

実は、ドラマの中の時間が前例にないほどスキップしています。そこで、時間の経過を本欄にまとめておこうと思います。

どれほどの時間の中で、プロポーズとその撤回。再プロポーズが行われ、今回を迎えたのかを把握しておきましょう。

前週のはじまりは昭和39年(1964年)の正月。東洋動画の新年会です。この頃、いっきゅうさんは、もう映画の制作には戻れないと失意の中にいました。

失意のいっきゅうさんに長編映画制作のちゃんがめぐって来たのがその翌年。昭和40年(1965年)の春のことです。

いっきゅうさんがなっちゃんにプロポーズをしたのはこの時のことです。

そして、いっきゅうさんが監督した長編映画の完成。そして、興行的に大失敗をしてプロポーズを撤回したのが昭和41年(1966年)夏。

前週のドラマの中で経過した時間は二年半。

いっきゅうさんがなっちゃんにプロポーズをして、それを撤回するまでですら一年数ヶ月。

一年以上もプロポーズを待たされた上に、それを撤回されたら、それは深く落ち込むはずです。

そんな長い長い時間を経て、ようやくここまで来ました。

感想

北海道編はじまる

いっきゅうさんが失業中であることを知ってしまった泰樹さんが、なっちゃんといっきゅうさんの結婚に対して、もう少しゴネるものと思い心配していました。

「抹殺!」とまでは行かなくとも、いっきゅうさんがもう少し思いつめられるものと予想していたのです。

しかし、その心配は杞憂に終わりました。

月曜日の泰樹さんというハードルを乗り越えて、いよいよ久しぶりの北海道編がはじまりました。

農協の職員となった夕見子ちゃん。農協の専務となった剛男さん。そして、大学生になった明美ちゃん。

環境が少しだけ変わった柴田家の面々の物語。明日からの展開が楽しみでなりません。

コメントへの返信 by 朝蔵

遅くない・・・・・まだ生きているんだから(よるは去ったさん:108話)
亜矢美さんのこの言葉を聞いて『まんぷく』で橋爪功さんが演じた大阪経済界の重鎮・三田村会長の言葉を思い出しました。

たしか亡くなる間際になって、取り返しのつかなくなった人間関係も、生きてさえいれば何んとかする方法は見つかるはずだ、みたいな言葉あったと記憶しています。

重鎮と同じような言葉を使うなんて、亜矢美さん、シブいですね。

一休さんは意外とイクメン(まゆゆ結構好きさん:108話)
新婚早々、いっきゅうさんは主夫になるみたいです。その延長線上で、自然にイクメンにもなりそうですね。

お二人の女性がそれぞれ、幼かった私を、身内と同様に可愛がってくれた理由(よしけんさん:108話)
咲太郎くんと似たようなご経験をお持ちなんですか!?

咲太郎くんに愛情を注いだことで、失意の亜矢美さんは救われました。亜矢美さんと同じような女性が数多く存在していたんですね。

千遥ちゃんの姑に田中裕子さん(まゆゆ結構好きさん:108話)
千遥ちゃんの姑。事前の情報で知るかぎり、最初はちょっとばかり手ごわそうな女性として登場し、最後は千遥ちゃんの理解者に。

このようなキャラ、田中裕子さんならピッタリですね!

美形揃いの奥原三兄弟の父親がウッチャンだとすると、母親は松下奈緒さんくらいはっきりした顔立ち(1013さん:108話)
そこ、盲点でした。奥原三兄妹、揃いも揃って美形ばかり。お母さんはきっと、お父さんの面影を打ち消すくらいの美貌の持ち主のはずですね。

風車での感動的なプロポーズシーンに涙腺も緩みました(もみじさん:108話)
第18週の金曜日までのいっきゅうさんは、これまでになく面倒くさい人でした。

その面倒くささの極みとでもいうべき描写が、土曜日になって活きてきましたね。

戦時中に好きだった彼を連れて行かれて一緒になる事が叶わなかっただけにその言葉は重い(ゆきこさん:108話)
まだ生きているんだから遅くはない。生きていることの重みが伝わってくる亜矢美さんの言葉でした。

のん(能年玲奈)の出演の唯一のネック(みいちゃん命さん:25週)
唯一のボトルネック、事務所問題がクリアになるといいですね。のんさんの出演は、かなりのサプライズ効果があるはずなので。

なつは「恋に恋している」、「結婚を夢見る」女ではない(ぱぽりんさん:108話)
もし仮に、なっちゃんが普通の恋をして、普通のプロポーズをされて、普通に結婚する展開になったとしたら。

『なつぞら』は、ずいぶん印象の異なるドラマになっていたでしょうね。

なっちゃんのアニメーターとしての活躍も、少しだけ霞んで見えたかもしれません。

お兄ちゃんが正論炸裂させながら再び啖呵を切るシーン(tontonさん:108話)
咲太郎くん。このところすっかり安定感のある大人になってしまったので、久しぶりに咲太郎くんらしい姿を見たような気がしました。

なっちゃんと再会したばかりの頃の、いつも思い込みだけで突っ走っていた姿が、今となってはなつかしい思い出です。

人材育成にはとにかく時間がかかります(tontonさん:108話)
本当に、おっしゃる通りです。人を育てるのは、何年何十年の積み重ねの中で出来たこと。その積み重ねが途絶えてしまった損失は計り知れません。

大人になった柴田明美(道産子さん:109話)
物語の舞台が東京から北海道に移り、夕見子ちゃんとのバトルもなくなってから、すっかり存在が忘れられていた明美ちゃん。

成長して復活。嬉しいです。夕見子ちゃんも実家に帰ってくるみたいなので、再び姉妹ゲンカを楽しめると嬉しいです。

清原果耶ちゃん主演の「透明なゆりかご」(よるは去ったさん:109話)
なんと、清原果耶ちゃんが他のドラマの中で演じたキャラが可愛がった子供の名前が「千夏」ですか!?

狙ってますね。明らかに。

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コメント

  1. ゆきこ より:

    剛男さんよりじいちゃんの方が嫁に出すのを嫌がってるꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラそして娘持ってかれた砂良さんのお父さんと意気投合している熊狩って憂さ晴らししたのね(笑)私は正直に無職なのを話しておいて良かったと思いますよ変に隠し事して不信感持たれるよりはずっといいと思います

  2. みいちゃん命 より:

    泰樹の「わしにもその銃かせやぁ、打ちたい奴がおる」…「冗談だべ」という脅しともとれるセリフ、夕見子の元彼に対しての「抹殺!」という言葉に共通している感情。それは「わしのかわいい孫を不幸せにする奴は何があっても許さん」という思いなんでしょうね。なつも夕見子も分け隔てなく泰樹おんじに愛されていたんですね。

  3. はまま より:

    「お前がもし、東京で幸せになるなら、それも立派な親孝行じゃ(40話)」
    と言っていた泰樹さんですが、なつがいつか戻ってきてくれることを諦めきれていなかったとしたら、
    今回、その望みはついに断ち切られたことになりますね。
    剛男さんから強い調子で物言われたり、家族内の立場も変わってきているようで、今後、泰樹さんが
    だんだん弱っていくのをみるのは、たまらなく切ないです。
    いつぞやのボンボンとは違って、イッキュウさんは若いころの泰樹さんに似ているのではないかと
    思います。人間関係の不器用さや、心の底の想いにおいてですが。
    菊介さんに熱弁をふるっているイッキュウさんを見る目は、幼いなつの働きを認めるときの目に通じる
    ものがあったと思います。そんな泰樹さんの若いころ、特に結婚を許してもらうまでのエピソードが
    回想されて、今のイッキュウさんと重なるようなシーンが描かれると素敵だと思いました。

  4. tonton より:

    ちーくんと成人した明美から明らかになった映画の失敗の原因はターゲット層の見誤りによるマーケティングの失敗。しかしこの失敗が20年後のジブリ誕生と共に生きるのですが、そこまで扱うと
    東映が霞んでしまうので残念。

    今週のストーリーは始まったばかりですが、都会育ちで学生時代も自分と同質の人達に囲まれて
    生きてきた坂場くんが早くもノリノリなのが笑えました。
    彼の気持ち分ります(笑)。札幌近郊住まいの私にとって、東北を列車で旅したり
    関西からサンダーバードに乗って北陸へ移動した時に目にした、琵琶湖や生えている木々、景色を見て
    「まんが日本昔ばなしの世界がここに広がっている~♪」と感動しましたから。
    今後いっきゅうさんは「大草原の少女ソラ」の構想を得るようですが、なっちゃんをイメージするのでしょうか?

  5. よしけん より:

    朝蔵さま、
    私は幸い両親揃った家庭で、普通に幸福に育ちました。
    その子供のころの私を可愛がってくれた2人の女性はそれぞれ、
    あの戦争により、運命を狂わされ、他人の子供を可愛がることで、寂しい気持ちを紛らわしていた、ということです。

    恋人・婚約者が戦死して失意の中、
    亜矢美さんは他人の咲太郎くんに愛情を注ぐことで、
    前に進めた、生きていくことができたわけですが、
    戦後の日本では、同様なことが、全国でいっぱいあったのでしょう。

    だから亜矢美さんが咲太郎くんを育て、可愛がった気持ちが、私にはよくわかる、ということです。

    ところで、やがて、爺ちゃんこと泰樹さんとの永遠の別れがくるようですが、『真田丸』で、昌幸の死が描かれたようには、死をそのまま描いて欲しくはないです。
    『真田丸』では、昌幸が志半ばで…、そして、物語は大坂の陣に向かって展開して行く、ということで、昌幸が死ぬシーンは必要でしたが。

    人は皆、だんだん身体が弱っていって、いつかは死ぬことは、当たり前ですが、『なつぞら』では、それをストレートに描く必要はない、と思います。

    東京に戻るなっちゃんに対して、
    もう二度と生きては会えないと悟った泰樹さんからの言葉、
    その後、東京で仕事に没頭するなっちゃんに悲しい知らせが…、で十分です。悲しすぎますから。

  6. もみじ より:

    久しぶりの柴田家一同勢ぞろいで、
    一同、緊張というか怪訝な表情で、
    イッキュウさんに視線を集中し、
    結婚の挨拶にこだわる富士子さんに笑えました。
    やっぱり北海道編はいいですね!
    15分が短く感じました。

  7. オペラ座の怪人 より:

    坂場いっきゅうさんって、
    家政婦のミタの、長男だった、
    と昨日、友達に聞いて、
    初めて知って、

    で、今日、松嶋さんとのご対面シーン、
    ちと、複雑な思いで見ていました。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    私の一押し夕見子ちゃん、
    農協に就職してたんだ。
    理事長の信任も厚く、
    海外視察にも行って、
    ますますご活躍、
    ヒャッハー

    ♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪

    おしまい

  8. アーモンド より:

    今週中に役名が、奥原なつから坂場なつに変わるんですね。もうアラサーティ。適齢期ですね。あの時代では、遅めになるのかな?
    あと残り2ヶ月もない。
    もう次のスカーレットの話題も出始めている。
    いよいよ佳境に。

  9. よるは去った より:

    弥市郎「結婚と聞いて無性に熊が撃ちたくなった。」
    照男「それって・・・・・俺のことですか?」
    砂良「なんだ・・・・・・そういうことかい。」
    あの逞しいプロポーズの場面思い出すとニヤリとしてしまうんですがね。

    じかし、以前に信州の大衆食堂の店で「熊鍋 時価」としてあったのを覚えてますが、北海道でヒグマの料理とか食べさせてくれる店とかあったら幾らで食べられるのかな?

  10. よるは去った より:

    先週の土曜日に千遥ちゃん役をの清原果耶ちゃん主演の「透明なゆりかご」の再放送をやっていたのを視ました。ヒロインの看護助手の女子高生青田アオイ(清原果耶)が第2話でこの上なく情が移ってしまう女の赤ちゃんの名前が「千夏」。
    ん~何て言うか、誰か狙ったかな?

  11. 道産子 より:

    大人になった柴田明美登場!
    女優さんは鳴海唯さんです!!
    どんなセリフを言うのか楽しみです。

  12. かおり より:

    また、酒場ww