亜矢美が風車から姿消す / なつぞら 第118話

2019年8月15日(木)第20週「なつよ、笑って母になれ」

あらすじ

8月15日。なつの誕生日のお祝いと、咲太郎と光子の結婚のお祝いをかねた集まりが、風車でひらかれました。茂木社長やカスミ、藤正親分など、風車の常連客が集まる中、立ち退きが決まった風車の新しい店探しのことを亜矢美は話し始めました。

亜矢美の話を聞いた咲太郎は、風車の新しい店探しを自分に任せてほしいと申し出るものの、亜矢美は咲太郎の申し出をきっぱり断りました。親孝行なら十分にしてもらった。だから咲太郎の助けは要らないと。

その数日後。夏の終わりのある日。なつと咲太郎が、すでに提灯の消えた風車を訪ねると、亜矢美の姿はそこにはなく、なつと咲太郎に別れを告げずに去った後でした。亜矢美と親しかったカスミも、亜矢美の行方を知りませんでした。

カスミは咲太郎に告げました。亜矢美は光子に嫉妬している姿を、咲太郎に見せたくなかったのだ。そんな気持ちを胸の中に封印して、亜矢美は咲太郎の母親を演じていたのだと。そして咲太郎と親子でいつづけるために、亜矢美は去って行ったのだと。

<<前回117話 | 次回119話>>

第20週 | 第21週 | 第22週 | 第23週
第24週 | 第25週 | 最終週/第26週

Sponsored Link

予習レビュー

咲太郎くんは亜矢美さんのことを「お母ちゃん」だと思っている。

亜矢美さんは、咲太郎くんのその気持ちに応えつつも、咲太郎くんに対して恋心を抱いているらしい。

そんな亜矢美さんの心の中の葛藤が、今回描かれます。

しかし、葛藤は描かれますが、その葛藤に咲太郎くんは気がついていはいません。

亜矢美さんの心の葛藤に気がついているのは、亜矢美さん本人。そして、亜矢美さんの古くからの友人のカスミさん、二人だけ。

もしかすると、人の心を巧みに察する茂木社長も気がついているのかもしれません。

でも粋な大人の茂木社長は、察していても口になど出さないでしょう。

それはさておき、亜矢美さんが姿を消してしまいます。

その理由は何か。なっちゃんも咲太郎くんもさっぱりわかりません。

でも、カスミさんだけは察しがついていました。亜矢美さんは、咲太郎くんと光子さんが結婚したことに嫉妬する姿を、咲太郎くんに見せたくないのだろうと。

あくまでも咲太郎くんの気持ちに応え「お母ちゃん」のままでいようと気丈に振る舞う亜矢美さんの姿に泣かされる回になりそうです。

感想

大人のための濃密なドラマ

汽車に乗って、どこか旅に出る亜矢美さんの晴れやかな笑顔に救われました。

救われはしましたが、風車での亜矢美さんの姿はやはり観ていててつらいものがありました。カスミさんに止められるほど、感情を抑えきれなくなった亜矢美さんの姿はつらかった。

ところで、前回の咲太郎くんの亜矢美さんへの言葉「かあちゃんはもう50」。

この言葉は残酷でした。でも、感情を抑えきれなくなった亜矢美さんが、咲太郎くんに対して言い放った次の言葉も、負けず劣らず残酷でした。

「もともと母親でもなんでもない」

亜矢美さん、それを言ってしまうのか!と、ただただ驚くばかりでした。でも、そう言いたくなった気持ちもよくわかります。

そして、その気持ちの暴走をしっかりと止めてくれたカスミさん、さすがです。

「亜矢美ちゃん言い過ぎ!」

亜矢美さんの咲太郎くんへの複雑すぎる思い。それを察しているカスミさんの、言葉の数々。

朝から大人による大人のための濃密なドラマを観せてもらいました。

追伸:亜矢美さんが、風車で最後に聞いていたという曲。次作朝ドラ『エール』の主人公の実在モデルが作曲した曲のようですね。

次回作へのオマージュなのかな?

コメントへの返信 by 朝蔵

判明!亜矢美さん、もうすぐ50歳!(あさのあさみさん:117話)
令和元年の今ならともかく、平均寿命がずっと短かったこの時代だと、やはりお母ちゃん以外の何者でもないですね。

亜矢美さんの気持ち。これはブログ主の憶測なんですが、恋心でもなく母親の子供への情愛ともちょっと異なる、独り占めしたい気持ちといったところでしょうか。

2回一瞬ギクンとした表情を見せながらも強かったですね~(tontonさん:116話)
亜矢美さんとしては、この日が来るのを覚悟していたでしょうからね。

ついにこの日が来たか!と思いながらもその気持ちをグッと飲み込む亜矢美さんの気丈に振る舞う姿が切なくも力強かったです。

「魔法使いサリー」と「秘密のアッコちゃん」の作画を担当(たいさん:117話)
『魔法使いサリー』『秘密のアッコちゃん』

ブログ主がリアルタイムで楽しんだ日々ば鮮明に記憶の中に残っているアニメがついに登場し、ワクワクが止まりません。

あやみさんに拾ってもらって本当に良かったと思います(ゆきこさん:117話)
亜矢美さんに拾ってもらったからこそ、咲太郎くんも今の仕事ができているし、上京したばかりのなっちゃんも、東京での新生活を無事にスタートさせることができました。

咲太郎くんも一緒に北海道に引き取られていたら、それはそれで幸せだったかもしれませんが、咲太郎くんもなっちゃんも、東京とは縁がなかったかもしれませんね。

.「♪緑の丘の赤い屋根~」咲太郎「この歌、聞くと何か・・・・・・悔しくなるんだよ・・・・・・。」(よるは去ったさん:117話)
咲太郎くんが聴くと悔しくなるというこの唄『鐘の鳴る丘(とんがり帽子)』について調べてみてビックリ。

作曲したのは次回作朝ドラ『エール』の主人公の実在モデル、古関裕而さんなんですね。

森崎リーダーのように、北海道愛を出しまくります!(キヨコさん:117話)
北海道愛いっぱいの、『なつぞら』を受けての北海道の様子のリアルタイム実況コメント、いつも楽しませてもらっています。

故郷愛で盛り上がる人たちの姿って、見ているこちらまで元気をもらえますよ。

そして「カーチャンはもう50だろう」という残酷な言葉(みいちゃん命さん:117話)
本当に残酷な言葉でした。

しかも、その残酷な言葉を口にしたのは咲太郎くん。咲太郎くんが口にしたから残酷な言葉になったとも言えますね。

咲太郎くんには、悪気がいっさいないので、なおのこと残酷さが際立ちます。

山口智子さんの無理して元気に振る舞う演技が上手くて昨日から感動してます(tontonさん:117話)
咲太郎くんにだけは本心を悟られまいとする「親心」。本当に泣かせます。

そんな亜矢美さんの本心を察しているらしいカスミさんの表情の優しさが、心にしみます。

血の繋がりはなくとも、最高に仲良しの親子だね(オペラ座の怪人さん:117話)
お互いになんでも言い合える仲。柴田家のじいさんと小畑家のばあさんの関係を思い出さずにはいられません。

あの二人も血の繋がりがなければ夫婦でもないのに、それ以上の仲良しです。

この日のキャストリストに田中裕子さんの名前(tontonさん:123話)
お知らせくださりありがとうございます。この日に出てくるイレギュラーキャストといば、tontonさんのおっしゃるとおり、産科の先生のみ。

さて、これからクライマックに向けて、キャストリストのチェックを欠かせませんね。

咲太郎から亜矢美さんは恋愛対象には思えないでしょうね(おたかちゃんさん:116話)
お母ちゃんと呼び続けてきたこともあり、なおのこと咲太郎くんは亜矢美さんのことを恋愛対象とは考えられないでしょうね。

もし亜矢美さんが、リトル咲太郎くんに「私をお姉さんと思って」と言っていたらと想像の翼をひろげてみましたが・・・

やっぱり、お姉さん以上でも以下でもない存在になっていかもです。

8月15日は終戦記念日。なつの誕生日が8月15日(道産子さん:117話)
なっちゃんが、千遥ちゃんを探しに千葉に行ったのも8月15日でしたね。なっちゃんがわざわざその日を選んだのを記憶しています。

ただこのとき、なっちゃんの誕生日が8月15日だとアナウンスされていたかどうか、どうしても記憶がよみがえりません。

<<前回117話 | 次回119話>>

第20週 | 第21週 | 第22週 | 第23週
第24週 | 第25週 | 最終週/第26週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ぱぽりん より:

    亜矢美旅立ちの拘り
    <缶ビール>

    缶ビールそのものは意外と早くからあったようですが、亜矢美の持っている缶を見て、ヤヤヤ!
    底,胴、蓋に分かれた、いわゆるスリーピース缶。
    今では底と胴が一体の深絞り加工によるツーピース缶ですが、ツーピース缶が発売させたのは昭和40年代の後半とのこと。

    制作陣、やるなー。

  2. tonton より:

    亜矢美さん役の山口智子さんの朝ドラ主演作は「純ちゃんの応援歌」。
    残したレコードの曲名は『鐘の鳴る丘』で、作曲者の古関裕而さんは、
    来年度の連続テレビ小説「エール」のモデル。

    がんばれのメモ書き、応援歌=エール。上手く言葉をかけたな~と感心しました。

  3. ひるたま より:

    さらに続きです。
    TL検索で見ていた所、往年のアニメーション作品『銀河鉄道999(スリーナイン)』を彷彿とさせる…という書き込みを目にしました。
    ◇メーテル:亜矢美
    ◇鉄郎:咲太郎

    言われてみて確かに…「なるほど!」と思いました。

  4. ちょこみんと より:

    なつが東京に出てきて、あやみさんと同居を始めて10年。
    北海道の家族と同じ年月というわりに、なんか家族らしさがないままだったように感じます。
    服を貸してもらった同居人以上でも以下でもない、なつがもう少し甘えたり頼ったりした家族らしい姿が見たかったです。

  5. ねむいいね! より:

    たしか、8/1放送の時、結婚の意思を風車で報告した、なつとイッキュウサンの会話の中で、イッキュウサンが「あやみさんは、咲太郎さんに特別な思いはないのか?」というのがありましたよね、、?まさかぁ〜と思って見過ごしてきましたが、今日の布石だったは思いませんでした。あやみさんに、幸あれ!

  6. ひるたま より:

    続きです。
    「咲太郎、いい加減大人になりなよ」← これは、亜矢美さんの本心にして‘親心’だったのではないでしょうか。(互いに子離れ・親離れの時期はいずれ訪れる事を亜矢美さんも頭では分かっていた筈でしょうから)
    この場面を見ながら既視感…ふと、雪次郎くんに対して蘭子さんが本心とは裏腹の酷い言葉を浴びせた場面を思い出しました。

  7. ひるたま より:

    「任せてくれよ。…新しい店を、俺と光子が用意するから」「亜矢美さん、もしよかったら一緒に暮らしませんか?」← 率直に申し上げて「咲太郎&なつ、亜矢美さんの望みはそのどっちでもないんじゃないかな~!?」とTVを見ながら思わず突っ込んでしまいました。奥原兄妹に決して悪気が無い事は分かっているのですが…そのいずれも、亜矢美さんはむしろ嫌がる&きっぱりと拒絶する筈。
    亜矢美さんは誇り高き大人の女性。他人を助ける事に生き甲斐を感じる事はあっても、少なくとも実質的な【子供】である咲太郎&なつからの申し出を受け入れる性格には到底思えなくて…。『ムーランルージュ』の売れっ子ダンサーであった事も亜矢美さんのプライドを形成している一要素でしょう。(あくまでも私見ですが)

    亜矢美さんと光子さん、実質的には「嫁姑」関係になる訳ですよね。お互いに反駁し合ってしまう事が、特に亜矢美さんには女の勘で分かっていたのでは?

    そして、蛻の殻となった(元)『風車』で…「分かってあげてよ…亜矢美ちゃんだって弱い女なんだから」カスミさんも本当は2人に対してああいう物言いは決してしたくなかった筈。それでも察しが悪い奥原兄妹(同じDNAが流れている訳ですし^^;)を前にしてとうとう、声を荒げ気味にして言わざるを得なかったのでは?…と、個人的には解釈しています。

  8. MARIKO より:

    亜矢美さん切なすぎです。(´;ω;`)

  9. ハル より:

    はじめましてハルと申します。
    いつも楽しく拝見させていただいております。
    なんでも先に知りたいタイプのわたしはこのサイトにとても助けられています。
    ありがとうございます!

    この度はじめてコメントさせていただいたのは、亜ある事実を確認したかったからです。
    それは亜矢美さんとカスミさん以外にも恋心に気づいていた人物がいたということです。
    それは雪次郎くんです!
    確か蘭子さんに告白した次の回だったとおもいますが、その時なっちゃんは一蹴しましたが、明後日なことを言っているような雪次郎くんの方が正しかったのです。
    しかもなっちゃんの結婚話が出る前なのでかなり早い段階で気づいていたことになります。
    侮りがたし雪次郎です。
    まさかこんな伏線があるとは驚きでした。

  10. ハル より:

    はじめまして、ハルと申します。
    いつも楽しく拝見させていただいてます。
    わたしは内容がわかるなら先に知りたいタイプで、
    このサイトにとても助けられています。

    この度コメントさせていただいたのは、確認したいことがあったからです。
    亜矢美さんの恋心について雪次郎くんが言及している回がありましたよね。
    確か蘭子さんに告白した次の回あたりで。
    なっちゃんは変なこと言わないでと一蹴してましたが、実は明後日なことを言っているような雪次郎くんの方が正しかった!
    しかもかなり早い段階で!
    侮りがたし雪次郎です!

    あと、次回作はエールではなくスカーレットだと思います。

  11. まゆゆ結構好き より:

    たびたび失礼します。あやみさんは亡き恋人の面影を咲太郎に重ねていたのかもしれないと思いました。その気持ちや、カスミさんがなつ達に推測を話したことについては、それもありかなと思っています。本作は視聴者に引っかかる所を残すスタンスを徹底していますので。

  12. ゆきこ より:

    あやみさん…それを言ったら終わりですよ(´;ω;`)それなら北海道の富士子母ちゃんだってそうじゃないのよ(´;ω;`)形はどうあれ大事にしてたんじゃないのその気持ちに偽りはなかったんでしょあやみさんあやみさんが居てくれたから咲太郎が生きていられてなっちゃんと再会出来てまだ会えてないけど千遙ちゃんにも会えるんだから感謝の気持ちしかないに違いないでしょ鐘の鳴る丘って曲名だったんですね私の祖母が私が小さい頃によく歌ってくれていましたこんな頃の曲だったんですね

  13. みいちゃん命 より:

    「ゴールデン街、そんな所はダメだ!」という咲太郎。今でこそ、訪日外国人に人気の名所となってっているゴールデン街も、もとは警察を含めた行政が管理できない青線と呼ばれる売○街。58年に売○防止法が施行されて、売○行為は一掃されたものの、60年代は危ない地域と思われていたんでしょうね。もし亜矢美が「風車」を「ムーランルージュ」としてゴールデン街に出していたら、多くの文化人や芸能関係者が常連客となる繁盛店になっていたはずですよね。
    ところで、新宿でいまでも昭和の雰囲気を残す飲み屋街で、やはり訪日観光客に人気の「思い出横丁」も、80年代に入るまでは「小便横丁」と呼ばれていました。横丁全体が小便くさいからその名前が付いたと思われますが、何故臭っていたかはお察しください。

  14. まゆゆ結構好き より:

    山口智子さん、年齢を重ねて本当に素敵な女優さんですね。最終盤での再登場を期待しています。

  15. もみじ より:

    息子の嫁はよく知っている年上の女性、
    やっと身を固めることになって一安心だけど、
    姑のようないろいろ複雑な思いが
    あったのだと思いたいです。
    なっちゃん夫婦、咲太郎くん夫婦に
    負担をかけたくないという思いもあって、
    亜矢美さんは自分探しの旅に出たのでしょうか?

  16. オペラ座の怪人 より:

    え!?
    あやみさんはゴールデン街で
    お店を「やらない」の!?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  17. よるは去った より:

    カスミ「純粋に母子でいたいから亜矢美はここを去ったのよ・・・・・・・・・。」
    「頑張れよ!咲太郎!!」の咲太郎の書き置きに同封してあった「家族像」は「お前はこういう『幸せ』を築く力を持っているんだよ!」という「母」から「息子」への「エール」でしょうか。
    リトル咲太郎君が複雑な想いを抱き、亜矢美さんが店で最後に聴いていた曲である「鐘の鳴る丘」の作曲者が古関裕而先生と朝蔵さんの返信で知って勝手にそう解釈してしまいました。