産休期間がはじまるなつ / なつぞら 第123話

2019年8月21日(水)第21週「なつよ、新しい命を迎えよ」

あらすじ

なつは産婦人科に足を運び、お腹の中の赤ちゃんが順調に育っていることを産科医から告げられました。なつは産科医に相談しました。出産後6ヶ月で職場に復帰できるだろうかと。産科医は、それは可能だとなつを応援します。

一方、なつの産休を控えて生活費を少しでも稼ぎ出そうと、坂場は翻訳の仕事により一層はげんでいました。そんな坂場に支えられ、なつは産休に入る直前まで、アニメーションの仕事に没頭することができました。

そしてなつが、翌日から産休に入る日を迎えました。産休前の最後の勤務の日。なつは、仲や井戸原、そして神地。そして麻子の会社に移籍することが決まっている下山に挨拶。面々に見送られながら産休に入りました。

産休に入ってすぐ、なつは福祉事務所を訪問。保育園を探すためです。しかし、福祉事務所の職員から、子供は母親が育てるものだと説教されてしまいます。そんな中、臨月を迎えたなつが腹痛を訴えはじめました。その時、富士子が坂場家にやって来るのでした。

<<前回122話 | 次回124話>>

第21週 | 第22週 | 第23週
第24週 | 第25週 | 最終週/第26週

Sponsored Link

予習レビュー

いっきゅうさんが、アニメーター復帰への小さな第一歩を踏み出しました。

麻子さんに呼ばれたのでしょうか。いっきゅうさんは、麻子さんが設立したばかりの会社・マコプロダクションへ。

入社しないかと誘われるものの、いっきゅうさんは即座の入社は熟考の末に断りました。

なっちゃんが出産し、子供を保育園に預けられるようになり、なっちゃんが職場復帰できる環境が整った後、自分も麻子さんの会社に入社する。

それがいっきゅうさんが選んだ道でした。

なっちゃんと結婚し、主夫になってからというもの、すっかり出来すぎた夫になったいっきゅうさんの、その出来すぎ具合がさらにパワーアップしてきました。

東洋動画時代、先輩や同僚たちを不快にさせることはあっても、感謝されることはなかったあのいっきゅうさんが、なっちゃんが目に涙を浮かべて感謝するような日を迎えるとは!

なっちゃんが出産後、今度はイクメンとして、さらに素敵な夫の姿を見せてくれるのではないでしょうか。

『なつぞら』に登場するキャラの中でも、その大変身ぶりにおいて、いっきゅうさんはナンバーワン確定ですね。

感想

子牛を生む母牛になった気分

臨月を迎えたなっちゃんが腹痛を訴え「子牛を生む母牛になった気分」とまで言うものの、どうやらその腹痛の正体は陣痛ではないらしい。

でも陣痛ではないその腹痛の正体が、なっちゃんにはわからない。男性のいっきゅうさんにはもっとわからない。

陣痛ではないなら、お腹の中の赤ちゃんに何かがあったのか。

なっちゃんがどれほど焦っても、いっきゅうさんはどうすることもできない。

なっちゃんが福祉事務所の職員から、子供は母親が育てるものだと説教され、深く落ち込んだときのこと。

いっきゅうさんは「君がなんでもないと言うときは一人で我慢するとき」と、素敵な言葉を口にしました。

しかし、そんないっきゅうさんでも、目の前でなっちゃんが苦しでいる緊急事態に、適切な対応がまったくとれない。ただひたすらにあたふたするばかり。

そんな中、やってきた富士子さん。

富士子さんなら、なっちゃんの身に何が起こっているのかわかるはず。富士子さんが救世主に見えました。

富士子さんはやっぱりなっちゃんのお母さんなんだなと、あらためて実感した瞬間でした。

コメントへの返信 by 朝蔵

『三代目・カポネ』(よるは去ったさん:122話)
下山さんの実在モデルの代表作らしき作品が、まだ企画段階のタイトルではありますが、ついに登場しましたね。

この先、カミッチがマコプロダクションに移籍したとき、下山さんとカミッチがタッグを組んで、『三代目・カポネ』を制作する場面がドラマの中で描かれるのか。

もし、そんな場面が描かれたら・・・

今年の12月に、「ルパン三世」初の3DCGの長編アニメーション『ルパン三世 THE FIRST』が公開されるので、朝ドラ効果も期待できるかもしれませんね。

でも『ルパン三世 THE FIRST』の配給会社は、東洋動画の実在モデルのライバル会社。『わろてんか』の伊能様の会社の実在モデルです。

東洋動画のライバル会社の興行収入を後押しすることができるのか。微妙なところですね。

いっきゅうさんの学ぶことに貪欲な姿勢(まゆゆ結構好きさん:122話)
いっきゅうさんが、何事にも徹底して強いこだわりを持つ性格。(お父上の専門領域の考古学の分野を除く)

この強いこだわりは、東洋動画で働いている頃は、ほとんどの人から面倒くさい性格と思われてきました(いっきゅうさんのそんな性格に心酔していたカミッチを除く)

しかし、その強いこだわりが、育児においては心強さになりました。

人の欠点は、見る角度を変えれば長所になるとよく言われますが、いっきゅうさんの黒白反転劇は、その最たるものと言えますね。

また、いっきゅうさんが自分の欠点を欠点と認識できなかった欠点も、結果として長所となりました。

いっきゅうさんが「こだわり過ぎ」という性格を欠点と認識し、その欠点を直す努力をしてしまったら、育児をここまで徹底することはなかったでしょうからね。

下山さんが今のところを辞めて、まこさんの会社に入るっていうのは、ちと、意外(オペラ座の怪人さん:122話)
他の朝ドラもそうですが、史実をモチーフにしながらも大胆に脚色、というのが実在モデルが存在する朝ドラのよくあるパターンです。

そして、いつも大胆に脚色されるのはそれぞれの人物の相関関係。

『なつぞら』も、他の朝ドラと同様に、人物の相関関係を、ドラマチックに演出するために「大胆に脚色」しているみたいですね。

坂場家にコーヒーミルが二台(ちゃーちゃんさん:122話)
よく、そんなこまかいところに気がつきましたね!(驚)さすがです!

コーヒーミルがあること自体、あの時代ではけっこうレアかもしれません。インスタントコーヒーが主流の時代。

『男はつらいよ』シリーズの昭和40年代前半の初期作品でも、おいちゃんの家のテーブルには、いつもネスカフェとクリープが並んでいました。

コーヒーミルがある。しかも2台もある。こんな小道具によって、いっきゅうさんのマニアックな性格を表現しているのかもしれませんね。

マコプロの工事中事務所にマコさん下山さん坂場くんが集まり、それぞれの表情がキラキラと輝いて(tontonさん:122話)
東洋動画の面々がみなさん今よりももっと若かった頃。あの頃、みんなは労働環境に頭を悩ませることなく、アニメーションの夢を追いかけることに夢中になっていました。

あの頃の、輝くような空気感が戻ってきたようでしたね。

工事中のマコプロダクション事務所の、「ここから何かが始まる感」は。新しいドラマが始まる予感で、一視聴者のブログ主もワクワクが止まりません。

「アナザーストーリーズ」での題材が「ルパン三世」(よるは去ったさん:122話)
『三代目・カポネ』が登場したその日の夜に『ルパン三世』。しかも案内役が松嶋菜々子さん。その松嶋菜々子が『なつぞら』で演じているのは富士子=フジコ。

確実に狙ってますね。

ここまで狙い撃ちしたのだから『なつぞら』の中では、ぜひとも『三代目・カポネ』が制作されるプロセスを丁寧に描いて欲しいものですね。

<<前回122話 | 次回124話>>

第21週 | 第22週 | 第23週
第24週 | 第25週 | 最終週/第26週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. asoukai より:

    まさしくあの田中真弓さんです。
    声優ファンとしては山寺さん、戸田さん
    大御所声優さんに感激です。

  2. ひるたま より:

    続きです。
    その藤澤恵麻さんですが…端役から徐々に俳優としてのキャリアを積む事が出来ていたならば、俳優としての現在の立ち位置(人生)が変わっていたかもしれないな…と、今日拝見しながらふと感じました。
    演技未経験でいきなり朝ドラヒロインへの抜擢でしたからね…当時の藤澤さんが本当に大変だったことは想像に難くありません。

    そしてもうお一人「おしんさん」=田中裕子さんは今日のオープニングクレジットの“トメ”でしたね。(^^)
    「大丈夫にするしかないんでしょ?坂場さんの場合は」←このセリフを聞いてふと、『ひよっこ』の中に出て来た(みね子 ⇒時子への)セリフ「大丈夫にするしかない」を思い出しました。
    「医者としては無理をするなと言いたいけれど、働く母親の先輩としては頑張れと言うしか無いわ」←「高橋秀子先生」ならぬ田中裕子さんが仰ると何故だか説得力を感じました。厳しさと慈愛を持ち合わせているであろう高橋先生も、さぞかし苦労されて来た筈。(これまた『おしん』が頭に浮かんで来て、つい…f^^;)

  3. ひるたま より:

    既にこちらでも触れられていた通り、「歴代ヒロインOG」枠から今日はお2人が登場。
    待合室でヒロインと居合わせた妊婦さん母娘…お母さんの方が結構長く画面に映し出され、見ているうちに「あら!?ひょっとしたら…藤澤恵麻さん??」。
    スポットでの登場でしたが、慈愛に満ちたお母さんの柔らかい表情が美しくて…さすがモデルさんですね。(人によっては、藤澤さんといえば俳優よりもむしろモデルのイメージが強いかも?)

    些か残念だったのは、藤澤さん演じる妊婦さんに役名が無かった事でしょうか。(前作『まんぷく』では、登場シーンが僅かしかない端役のキャラクターにもきちんとフルネームの名前が付けられており、脚本家の先生の愛情を感じました(^^)
    現時点で「歴代ヒロインOG」のうち、役名が付けられていなかったのは第一週で出演された北林早苗さんと藤澤さんのお2人ですね。

  4. リキちゃんママ より:

    こんにちは❗今日の放送のなっちゃんが福祉事務所に相談に行くシーンで、なっちゃんにお説教した職員の方は声優の田中真弓さんらしいです。劇中の『わんぱく牛若丸』の牛若丸の声で出演されていましたね。

  5. ゆきこ より:

    子どもは母親が育てる物…そうですかじゃあうちの母親は母親じゃなかったのねってお返ししたいですね私の母も私を産んですぐに働きに出て祖母に育てられてきたのでこんな時代だったって言われたって自分を育ててくれた母親のしてる事を否定されたみたいで直に言われたわけじゃないけど悔しいなって感じました今みたいに子育て制度が充実してはいなかったと思いますが家庭の事情とやらがあって夫婦で話し合ってそうしようってなったのに支援する側の保健師がそれを言ってしまうと終わりでしょう助産師さんがせめてもの味方で良かったです

  6. ちゃーちゃん より:

    ちょい役で『天花』のヒロインが妊婦さん。『おしん』ヒロインは働く女性を応援出来る助産医さん。
    福祉課の女性は「わんぱく牛若丸」で牛若丸の声を当てた田中真弓さん。何故声優さんを?

    アニメーションに声優さんはつきもの。漫画映画テレビ漫画が発展すると同時に『声優』という仕事にも世に知られるようになったはず。
    『なつぞら』はアニメーターの話であり声優の話でもあるのでしょう。
    そう考えていくとレミ子さんのモデルは野沢雅子さんかもしれませんね。

  7. みいちゃん命 より:

    広瀬すずさんのウエイトコントロールが見事だということに、いま気付きました。
    北海道編ではふっくらとして、まさに田舎の農業高校生然としていたのに、いまはあごの線もスッキリとしてるじゃないですか。花嫁姿も驚くほどきれいでしたよね。

  8. tonton より:

    ムードメーカーだった下山さんの「なっちゃんが戻ってくる頃にはもう僕はここにはいないから。」は
    寂しさを感じてしまいますね~。
    たて続けに、後にアニメ界のスーパーレジェンドとなる神っちが
    「そこにいずれ いっきゅうさんも入るんでしょ?いいな~。」とさりげなく移籍フラグ。
    東洋はそんなに閉塞感がただよっているのか?
    閉塞感を出してはそれを打ち消すような解放感を出すの繰り返しになるんでしょうね。

    そして、いっきゅうさんが黙々と翻訳に打ち込んでますが「大草原の小さな家」?
    現在NHK-BSプレミアムで新吹替で再放送している。連結がうまい。

  9. もみじ より:

    なっちゃんが福祉事務所の職員に言われた、
    「本来は子供は母親が育てるものなのです。」
    今ならマタハラ、モラハラ、禁句で厳重注意です。
    また昔のことを思い出し、腹が立ちました。
    小中高と女の先生の産休~復帰を見てきましたが、
    女性教員は昔からマタハラはなかったような?
    昔から代替教員の制度が確立されていたからでしょうが・・・

  10. きゅうぽん より:

    昨日の「三代目カポネ」のルパン三世のパロにちょっと苦肉の策感を覚えつつ笑ってしまいました(^_^;)

    天花の藤澤恵麻さん!に登場も良かったのですが、私的にはクリリンの声(古いか!(笑)ワンピースを見ていないのでルフィ?で合っているかな(^_^;))田中真弓さんの方がびっくり!!!NHKやるって感じです!!!

  11. まゆゆ結構好き より:

    田中裕子さん登場ですね。広瀬すずさんとのシーンでは、私の好きだったドラマ「anone」を思い出しました。藤澤恵麻さんも以前より美しくなられてのお帰りなさいですね。

  12. オペラ座の怪人 より:

    今日は、総集編では、
    丸ごとカットされるかもしれないような、
    小さなエピソードの集まりでしたが、
    なんだか、とっても、心に残りました。

    なつに動画を突っ返される若手君、
    なつに厳しいことを言われていましたが、
    心を改めてくれました。
    堀内さんがシッカリ、引き継いでくれるでしょう。

    現場監督っぽい、サングラスの、荒井さん?
    いやあ、いい味出していました。
    この人、ちと、名前の通り、荒っぽいけど、
    心の優しい人ですね。

    仲さんたちに挨拶するとき、
    下山さんは「辞めるけど」みたいに言っていて、
    ベレー帽さんが「裏切り者~」と冗談っぽく言っていて、
    円満退社?
    どういうことなのかしら?

    で、産婦人科の田中裕子さんもいい味出していたけど、
    福祉事務所の女性は、損な役回りでした。

    で、なつが、お腹が痛くて、危機一髪?
    そこへピンポーン!
    誰だよ、こんな時に!?

    ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ

    松嶋菜々子さんでした!
    あなたは神か!?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    おしまい

  13. よるは去った より:

    母親「耳を当てて聞いてごらん?」
    いや私も藤澤恵麻ちゃんは保育園の保母さん役のかなとばかり思っていたのにこれは不意打ち。

    高橋「私は子供が生まれてから一週間で復帰しましたよ。」
    ん~現在再放送の「おしん」に劣らぬタフな女性かも知れませんな。

  14. よるは去った より:

    中島「子供はそこまで視てないですよ。」
    なつ「子供を馬鹿にするならアニメーションを作る資格はありません・・・・・・・・。」
    ん~「魔法使いサリー」のDVDをレンタルできたら見直してみようかな~って気になってしまいました。

  15. 文月 より:

    藤澤恵麻さんは,保育園の先生役でしょうか?「天花」では,場所こそ違え,ヒロインが保育士になっていますから・・

  16. 登森好子 より:

    『天花』と打ったつもりが、慌てて『天下』になっていました。訂正します。

  17. 登森 より:

    この日のNHK番組表に『天花』に出演された藤澤恵麻さんの名前がありました!

  18. 登森好子 より:

    NHK番組表のこの日のキャストリストに田中裕子さんの名前があるとの事で、見ていたら、天下に出演された藤澤恵麻さんの名前もありました!

  19. ひるたま より:

    横入り失礼致します。
    tonton様のコメントを拝読し、自宅TVの番組表で確認しました…確かに田中裕子さんのお名前が。(情報ありがとうございます)
    そして加えて…藤澤恵麻さん(『天花』ヒロイン)のお名前もありました。ここで「朝ドラヒロインOG」がまた2名加わりますね。(^^)

  20. tonton より:

    NHK番組表のこの日のキャストリストに田中裕子さんの名前がありました。
    担当の産科の先生役が考えられます(個人的には若村真由美さんと予想してましたがハズレました)。

    噂されていた奥原3兄妹の母親役は別の朝ドラヒロインがやる事になると考えるとウッチャンと
    釣り合う年齢の女優さんといえば誰でしょうかね?