なつが作画監督任される / なつぞら 第127話

2019年8月26日(月)第22週「なつよ、優しいわが子よ」

あらすじ

産休が明けたら娘の優を保育園にあずけ、坂場がマコプロダクションに再就職するというなつと坂場の目論見がはずれてしまいました。優をあずかってくれる保育園を見つけることができなかったのです。

そんな中、なつは念願の作画監督を任されることになりました。社長の山川、制作部長の佐藤から告げられたのは、キックボクシングの漫画を原作にしたテレビ漫画『キックジャガー』の作画監督でした。

山川と佐藤が、男の子向けのこの作品をなつに託そうと考えたのには理由がありました。『キックジャガー』の主人公は孤児院育ちで、なつと境遇が似ていたのです。保育園が見つからないことに悩むなつでしたが、作画監督を引き受ける決意をしました。

優を預ける保育園が決まらないまま、激務である作画監督を引き受けてしまったなつは不安でいっぱいでした。個人で優をあずかってくれる保育ママを募集するビラをなつがつくる中、なつと坂場の家に、麻子、そして茜と下山が訪ねて来るのでした。

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予習レビュー

前週の土曜日の放送で職場復帰を果たしたなっちゃんの、東洋動画での仕事と優ちゃんんの育児の両立の物語がスタート。

ちなみになっちゃんが任されるスポーツ漫画を原作にしたテレビ漫画のタイトルは『キックジャガー』です。

原作は、キックボクシングの世界をテーマにした漫画で、ジャガーのマスクをかぶった主人公のボクサーが孤児院で暮らす子供たちのために戦うというストーリー。

マスク、孤児院・・・明らかに『タイガーマスク』ですね。同じネコ科の動物ですが、タイガーがジャガーに差し替えられたようです。

ブログ主が、再放送ではなく本放送をリアルタイムで観て、且つ記憶にも鮮明に残る作品がまた一つ登場しました。

『キックジャガー』の主人公は、孤児院の子供たちのために戦い続ける。

なっちゃんの境遇にも通じるこの物語。『キックジャガー』に登場する子供たちの気持ちならなっちゃんは理解できるでしょう。

でも、激しい闘いの場面が繰り返される作品に、なっちゃんはストレスを抱え込むことになるかもしれません。

感想

なっちゃんと周辺キャラの関わり方の違い

なっちゃんが新作テレビ漫画の作画監督を引き受けることになる。その一方で、麻子さんが設立した会社・マコプロダクションが本格的に稼働した模様。

ここ数週間、物語のテーマは働く職場環境にかたむきがちでしたが、久しぶりに本作『なつぞら』の本題であるアニメーションそのものにテーマが少しづつ戻ってきました。

今週もまだ、なっちゃんといっきゅうさんは保育園の問題を抱えたままではいますが。

そんな中、なっちゃんとの関わりを持つキャラクターたちの、なっちゃんとの関わり方の違いが、今回のドラマの中でかなりはっきりと描かれました。

東洋動画の面々は、あくまでもアニメーターとしてのなっちゃんとだけ、しかも職場の中でだけ関わっています。

その一方で、マコプロダクションの面々。といっても、今はまだ麻子さんと下山さんだけですが、なっちゃんの家にやってきて、アニメーターとしてのなっちゃんだけでなく、主婦としてなっちゃん、母親としてのなっちゃん、すべてに関わってくる。

この関わり方の大きな違い。

これから先の展開のフラグなのかもしれませんね。これから先の展開とは、なっちゃんが麻子さんのマコプロダクションに移籍するかもしれないという展開のことです。

コメントへの返信 by 朝蔵

「ルパン三世」の「リアル放送」での視聴率は一ケタ代で終わってしまった(よるは去ったさん:126話)
『ルパン三世』の本放送ってそんなにひどい成績だったんですか!?今ではアニメーションのクラシックとも言える本作。

麻子さんの言うとおり「日本ではまだ馴染みのない大人向けのアニメーション」。早すぎる作品だったんですね。

ところで『ウルトラセブン』も、ウルトラマンシリーズの中では異色の大人向けテイストの濃厚な作品でしたが、あれもシリーズの中では視聴率がふるわなかったと聞いています。

『ウルトラセブン』も今では伝説の作品ですが。

とよ婆ちゃん…妙子さん…妊婦にストレス与えないであげてくださいよ(ゆきこさん:126話)
とよさんと妙子さんが妊婦にストレスを与えまくりで心配なその一方で、夕見子ちゃんなら大丈夫かもしれないという安心感があるから不思議です。

夕見子ちゃん、タフですからね。

スイスのチューリッヒで『ハイジ展』(Anneさん:126話)
Anneさん、お久しぶりです!スイスでそんな素敵な展覧会をやっているんですか!?

そういえば『アルプスの少女ハイジ』がはじめてスイスに紹介された際、現地の人たちはこの作品に大いに違和感を感じた、というニュースがあったと記憶しています。

あれから数十年、日本のアニメで育った世代も大人になり、『アルプスの少女ハイジ』の展覧会が開かれるほどに現地の人たちの間で馴染むようになったんですね。

フツーの女子社員だったももっちが、宴会部長に昇格(笑)し、さらにはバリキャリに進化!?(あさのあさみさん:126話)
ちょっとネタバレになりますが、モモッチはなんと麻子さんが設立したマコプロダクションに移籍するみたいです。

モモッチは東洋動画の仕上課を寿退社することになるだろうと実はブログ主は予想していました。

しかし、未来の巨匠たちが集まるマコプロダクションに移籍するなんて、まさにまさかのバリキャラへの大変身ですね。

「おしん」も「なつぞら」もヒロインの長子は「ゆう」(1013さん:126話)
たしかに!第一子のネーミング。これは明らかに狙い撃ちですね。主題歌の『優しいあの子』に気を取られ、思わぬ盲点になっていました。

ふじ(子)は、朝ドラヒロイン母親の定番の名か?(ぱぽりんさん:126話)
「ふじ」または「ふじこ」という名前。いかにも定番の名前のように見えますが、全朝ドラ史の中でわずか3名。本当に意外でした。

母親の名前に限定されるわけではありませんが、季節の名前は定番ですね。本作ヒロインの「なつ」もそうですが、春と秋もよく出てきます。

そんな中、冬がつく名前が思い当たりません。知り合いには一人いますが。

保育園の絶対数が少なかったんだろうね(みいちゃん命さん:126話)
昭和40年代は、子供の数も今とは比べものにならないくらい多かったので、保育園は不足していたんでしょうね。

ブログ主は保育園ではなく幼稚園に通っていましたが、ブログ主が卒園した幼稚園は、少子化の時代の波にのまれてかなり前に閉園してしまいました。

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コメント

  1. のっち より:

    もうここではすでに話題になっていたでしょうか。
    最近のニュースのAB型の有名人です。
    渋野日向子、小泉進次郎、滝川クリステル、いとうあさこ、三ト麻美
    そこで、過去数年ほどの朝ドラと次のスカーレットも調べてみました。なつぞらはAB型多いと思いませんか。そして2018、2019年度に限れば、ヒロインの75%がAB型です(戸田恵梨香、広瀬すず、永野芽郁)。

    AB型の出演者、ナレーター:
    2019前 なつぞら:広瀬すず、内村光良、岡田将生、鈴木杏樹、近藤芳正、川島明、渡辺麻友
    2018後 まんぷく:松下奈緒、橋本マナミ、岸井ゆきの
    2018前 半分青い:永野芽郁、矢本悠馬、小西真奈美
    2017後 わろてんか:広瀬アリス、松尾諭
    2017前 ひよっこ:増田明美、菅野美穂、松尾諭、津田寛治
    2016後 べっぴんさん:菅野美穂、百田夏菜子、いしのようこ、団時朗、名倉潤
    2016前 とと姉ちゃん:高畑充希、ピエール瀧、志賀廣太郎、吉本実憂、野間口徹

    2019後 スカーレット:戸田恵梨香、富田靖子、財前直見

  2. Seera より:

    朝蔵さん、いつも優しさに溢れたレビューありがとうございます。

    ヒロインではありませんが「あさが来た」のふゆちゃんをお忘れなく!

  3. 文月 より:

    結局,「キックジャガー」って,実際に放映があったアニメ「キックの鬼」ですね。

    梶原一騎原作で,私が記憶にあるので,おそらくTBS系の放送だったと思います。

  4. オペラ座の怪人 より:

    今日はみんなが救いの手を差し伸べてくれたけど、
    ぶっちゃけ、茜ちゃんがチビッ子2人の面倒を見る、
    ってのは、ないのかしら?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  5. あっき より:

    基本的に「キックジャガー」は「タイガーマスク」を踏襲していると思いますが、
    同時期に同じ制作会社だと記憶している当時大人気のキックボクシングの沢村 忠を取り上げた「キックの鬼」も参考にしていると推察します。絵柄が似ているという記憶があります。
    ウルトラマンのキャップ役やかめんらいだーのおやっさん役の人が声優していたと思います。

  6. てるてる より:

    >そんな中、冬がつく名前が思い当たりません。

    冬と言えば、てるてる家族で石原さとみさんが演じた冬子が思い出されます。
    四姉妹で春夏秋冬でした。

  7. もみじ より:

    優ちゃん役の赤ちゃん、表情豊かで、
    本番も「あー、あー」言って、
    とても可愛かったですね。
    なっちゃんと茜さんが
    「マコおばさん」と言って、
    麻子さんが反発したシーンは笑えました。
    「オバちゃん」と言われても当たり前の
    年齢であっても、「オバちゃん」より
    「おねえちゃん」と言われて喜んでいた
    自分を思い出しました。

  8. たいさん より:

    「キックジャガー」は「タイガーマスク」と「キックの鬼」の融合作品ですね笑
    どちらも原作は梶原一騎さんです。懐かしい。。。どちらの主題歌も、未だ頭に残ってます。
    現実的には、キックボクシングのマスクマンって、記憶がないですね。いたのかなあ???

  9. あさのあさみ より:

    季節の名前も定番→まさに、大森寿美男氏の前作「てるてる家族」のヒロイン姉妹は、春子、夏子、秋子、冬子(=石原さとみ)でしたね。

  10. よるは去った より:

    内村N 「 なつとイッキュウさんの間に娘が生まれて・・・・・・・。」
    感の良い人は先週の段階で気がついていますよね。
    再放送中の「おしん」のヒロインの長男、そしてなっちゃんの長女の名前が「ユウ」
    前者は「雄」、後者は「優」の違いだけで。

  11. ひるたま より:

    続きです。
    先のコメントでも触れた『あしたのジョー』主人公の矢吹丈も孤児院育ちですね。彼の場合は脱走を繰返した末にドヤ街に辿り着き、そこでボクシングの師匠となる丹下段平と出会う事で自身の生きる道(=居場所)を見つける訳ですが。
    原作者の梶原一騎(高森朝雄)さん自身も、かなり近い経歴(現在でいえば児童福祉施設のお世話になった事があったようです)をお持ちでいらっしゃるようです。

  12. 千秋様ファン より:

    エンディングの歌がとても素敵なアニメでしたよね。

  13. ひるたま より:

    『キックジャガー』オリジナルは朝蔵さん御指摘の通りおそらく『タイガーマスク』…原作を担当されたのは言わずと知れた梶原一騎(高森朝雄)さん。
    梶原さん原作の作品が、朝ドラではどの程度‘再現’されるのでしょうか。私が頭に浮かぶ限りの梶原作品のイメージはどうしても「スポ根」「現実だったらこれは絶対無いんじゃない?という事が堂々と描写されている」「最後に主人公は燃え尽きる → 救いが無い」イメージが強くて…! お世辞にも朝ドラ向きとは言い難いかもしれません。(梶原さん御本人のお写真も何度か見た事がありますが、結構コワモテでいらした方でしたし…f^^;)

    かつては子供(特に少年)達を夢中にさせた梶原一騎作品ですが、やがて「クサい」「馬鹿げている」etc.の酷評を受けるようになってしまい埋もれてしまい…しかしながら最近になって梶原作品が再評価されるようになって来ているようです。(^^)
    言わずと知れた名作『あしたのジョー』個人的には未読で断片的にしか知らないのですが(知らないと書いている時点で、同作について書く資格が自分には無いのは百も承知です)、断片的に見るだけでも「【人間】とそのドラマ」がしっかりと書き込まれている事が窺われます。故に初出から50年以上経過した現在でも、大勢の読者達を惹き付けて止まないのでしょう。

    …すみません。また今回もドラマから別の作品に脱線してしまいました。(失礼しました…)