夏休みに十勝に行く約束 / なつぞら 第132話

2019年8月31日(土)第22週「なつよ、優しいわが子よ」

あらすじ

昭和48年(1973年)6月1日。優は5歳になりました。ある日、優は、馬の形に見える空に浮かぶ雲を見ながら、本物の馬を見てみたいと言い出しました。なつは、夏休みになったら北海道の十勝に行き、本物の馬を見せてあげると優に約束します。

しかし、その頃のなつは多忙を極めていました。テレビ漫画『魔界の番長』の作画監督を引き受けたなつは、この作品をヒットさせようと仕事に夢中になっていたのです。その頃、優は茜に代わって咲太郎に預けられていました。

そんな中、北海道から夕見子が遊びに来ました。夕見子が新しく開発した、紙パックのたんぽぽ牛乳を東京に紹介するために来たのです。そして、その仕事が終わったら、夕見子は農協をやめて雪月の仕事に携わるつもりでいました。

久しぶりに再会した夕見子は、なつにとって気になる事実を知らせました。その頃、働きすぎで風邪をこじらせた天陽は、入院していました。天陽一家は農業が行き詰まり、絵を描くことで生活費を稼ぎ出していたのです。

<<前回131話 | 次回133話>>

第23週 | 第24週 | 第25週 | 最終週/第26週

Sponsored Link

予習レビュー

次週・第23週のサブタイトルは「なつよ、天陽くんにさよならを」です。

この気がかりなサブタイトルを暗示するかのような言葉を、東京にやってきた夕見子ちゃんが、今回、口にするようです。

以下、ネタバレが含まれます。ご注意ください。

上のストーリー欄では伏せておきましたが、夕見子ちゃんがなっちゃんに告げた天陽くんに関する近況。

その頃、天陽くん一家は家業の農家が今ひとつうまくいっていませんでした。

そこで、天陽くんは家計の足しにしようと、農作業の後に絵を描き、それを売っていました。

かつて、天陽くんにとって絵を描くことは、天陽くんの言葉を借りるなら「排泄」でした。描かずにはいられない。それが天陽くんにとって絵を描く意義だったはず。

ところが、最近の天陽くんにとって絵を描く行為は、生活を支えるのにやらなければならない「義務」に近いもの。

そんな気持ちで絵を描く天陽くん。無理に無理を重ねたに違いありません。

絵を描くことで過労で倒れ、入院中。それが夕見子ちゃんがなっちゃんに告げた天陽くんの近況です。

次週「なつよ、天陽くんにさよならを」で、なっちゃんは優ちゃんとの約束どおり北海道の十勝に行くみたいですが、あまりにも悲しい旅になりそうな予感でいっぱいです。

感想

雪見くん

夕見子ちゃんの子供は男の子。そしてやっぱり「雪」の字を継承して「雪見くん」。小畑家代々の「雪」と、夕見子ちゃんの「見」。実にわかりやすい命名です(笑)

『なつぞら』残り一ヶ月!

今週、念願かなってなっちゃんは作画監督になりました。しかし、仕事と育児の両立という難題がなっちゃんの前に立ちはだかるという、観ていて実に苦しい一週間でした。

これがもし数年前のことだったら、テレビアニメの新しい表現に嬉々として挑むなっちゃんの姿がたくさん描かれただろうに。

そんな感想を持ちながら、ブログ主は今週のドラマを鑑賞していました。

しかし、ちょっとネタバレになりますが、本日のちょうど一週間後、なっちゃんが新しい動画表現の試行錯誤を繰り返していた日々が再び戻って来る大きなフラグが立つはずです。

しかし、その大きなフラグの前には、大きな悲しみが待っています。

次週の予告でもそれらしい映像が挿入されていました。予告映像の最後のワンカットです。

大きな悲しみを経て、なっちゃんの人生が大きく動きはじめる次週。そして、それ以降のクライマックスに向けて、波乱の展開の予感でいっぱいです。

今週も一週間、当ブログにお付き合いくださりありがとうございました。

『なつぞら』は次週からは最終月となりますが、最後まで一緒に『なつぞら』を楽しんでいただければ幸いです。

秋の気配も日に日に濃くなってきました。どうぞ良い週末をお過ごしください。

コメントへの返信 by 朝蔵

「デビルマン」がモデルみたいなストーリー(たいさん:131話)
ストーリーもさることながら、見た目も色が違うだけでなんとなく似てますね。できるなら主題歌を聴いてみたいものです。

なつ「また裏切るんですか・・・・・・・?」(よるは去ったさん:131話)
ブログ主も、なっちゃんの「裏切る」発言を聞いたその瞬間に、頭の中に『デビルマン』のなつかしい主題歌がかけめぐりました。

そしてそれは『魔界の番長』の実在モデルが『デビルマン』であると確信できた瞬間でもありました。

なつは、作画監督を引き受けました、って、おい、引き受けたんかい!?(オペラ座の怪人さん:131話)
あの状況から考えて、引き受けたというよりは、断り切れなかったというのが実態に近いのかもしれませんね。

でも、なっちゃんが作画監督になってくれたことで、ドラマの中でこれから『デビルマン』の舞台裏を楽しむことができるのかもしれません。

優ちゃんとは異なり、ブログ主は『デビルマン』が大好きだったので、とっても楽しみにしています。

茜さんが好きで離れたくないけどお母さんとも離れたくない(ゆきこさん:131話)
こらから明子ちゃんの誕生日パーティーと知って、ますます茜ちゃんの家を離れがたくなってしまったのかもしれませんね。

でも、「宴のあと」の寂しさの中で、急にお母さんが恋しくなってしまったんでしょうか。寝る場所がいつもと違うのも優ちゃんを不安にしたのでしょう。

東洋動画から優秀な人材を次々「引き抜いて」(アーモンドさん:131話)
ももっちまで引き抜いてしまうのは意外でした。そして、ももっちが引き抜きに応じたこともまた意外でした。

それにしても、ももっちを引き抜くときの麻子さんの言葉の巧みなこと。一歩間違えると稀代のペテン師になれるレベルですね(笑)

お父さんのウッチャンも出演するのではないかと期待(ちゃーちゃん:25週)
その期待。ぜひとも実現してほしいですね。『とと姉ちゃん』で、第1週で亡くなったお父さんが最終週で登場。亡くなった人の再登場は前例があるので、ウッチャンお父さんの登場は十分に考えられますね。

十勝に来たばかりの時の夕見子の心境でしょうね(ゆきこさん:131話)
優しさにあふれた洞察ですね。夕見子ちゃんは、本当ならもっとお父さん、お母さんに甘えたいところを、なっちゃんを孤独にしないために我慢していたはず。

明子ちゃんも、優しい心の持ち主の両親の間に生まれた女の子なので、似たような気持ちだったのかもしれません。

実母との時間が短くて寂しいとはいえ、贅沢な環境だなと思ってました(あさのあさみさん:131話)
『あさが来た』『べっぴんさん』。ともにヒロインが仕事に夢中で、娘が孤独になるという設定は本作『なつぞら』と同様です。

でも過去の二作品は大阪局制作が得意とするセレブ家庭の物語でした。庶民家庭の物語の本作とはその点が大きく異なりますね。

「この世界の片隅に」に出演していた“のん”にインタビュー(みいちゃん命さん:131話)
ここ一〜二ヶ月、“のん”のメディア露出がやけに多いことが気になっています。メディア露出を増やし認知度を回復させた上で、一気に注目を集める。

そんな作戦が見え隠れしているような気がします。

作画監督の仕事を再度引き受けたこと、リアルだなと思いました(まゆゆ結構好きさん:131話)
本当にリアルでした。そして、なっちゃんが作画監督を引き受ける瞬間をドラマの中では描かずに、後からナレーションで結果だけ伝えるやり方も見事だなと思いました。

陽平となつは普段全く会話しないのでしょうか??(文月さん:132話)
なっちゃんが東洋動画に入社するきっかけ。アニメーションの仕事の存在を知るきっかけになったのは陽平くんでした。

でも、陽平くんの出番。なっちゃんの東洋動画への入社前後はそれなりにありましたが、最近は出番がほとんどありません。

普段、会話する機会がないのかもしれませんね。

なっちゃんが産んだのが男の子だったら、喜んでみたかもしれない(美都さん:133話)
ブログ主も『デビルマン』が大好きでしたが、『デビルマン』を好きになった理由は、とっても美人だった年上のいとこが『デビルマン』が大好きで、その影響を受けました。

仲さんのラストの週です(涙)(tontonさん:131話)
今は、東洋動画から一人去り、二人去りで、寂しい場面が続きますが、なっちゃんがマコプロダクションに移籍して以降は、往年の東洋動画みたいな活気に満ちあふれたアニメ制作現場を見ることができると思うと、寂しさもやわらぎます。

スピンオフの主人公は雪次郎説が噂がネットに急上昇(tontonさん:131話)
これはあくまでもブログ主の主観によるものですが、『なつぞら』の中でもっとも熱い生き様を見せてくれたのは雪次郎くんだったと思います。主役にしてもいいレベルでした。

そんな熱い雪次郎くんが主役のスピンオフ。もし本当に実現したら、これはもう必見ですね!

番長なのは単純にあの頃流行ってたからですかね(へるるんさん:131話)
デビルマンが番長になったのは、残りの3週間のどこかのタイミングで、十勝農業高校の番長こと門倉に引っ掛けるネタとして回収するのが理由かなと思います。

でも、実際、昭和40年代は「番長」という言葉はよく使われていましたね。

広瀬すずさんのキックボクシングは、かなりの腕前(みいちゃん命さん:130話)
本当に!かなりの腕前ですね。『半分、青い。』にも、原田知世さん演じる和子さんのこんな場面がありましたが、いかにも頼りなげだったことを思い出しました。

<<前回131話 | 次回133話>>

第23週 | 第24週 | 第25週 | 最終週/第26週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. tonko より:

    優ちゃん役の赤ちゃんの演技が素晴らしかった♪
    本人は演じていることに気がついていないかも…だけど
    すずちゃんとの関係性と言うか、距離感を
    しっかり作ったんだな~と感じました

    次の天陽くんの話し…
    ここに来ての鬱展開
    必要か?と思っております

  2. よるは去った より:

    優「ママ、お馬さんがいた・・・・・・。」
    なつ「ああホントだ、お馬さんが走っているように見えるね・・・・・・。」
    あの青空の雲は確かに馬に見えました。
    NHK さんが過去にたまたま撮影した映像を視せているのか?
    それとも造り上げた映像をなのか?
    もし後者だったら、Super good job !!!
    だってあんなに一瞬で視せられたら本物の空に見えちゃうし。

  3. tonton より:

    坂場家の義家族との絡みの描写が結婚後出てこないのは
    尺が足りないのでしょうね。お盆とお正月の場面が無いので

    お互い都内住まいでスルーは現実的に全くもって不可能です。
    咲太郎の事務所に優ちゃんを預けるのは四谷で中央線1本でいけるからと解釈するしかないですね

  4. tonton より:

    予告編の空想シーンが完全に魔子さん状態でしたね
    撮影は7月と思われるので脚本家もネットを見たのでしょうか?

    あさが来たの時、大阪で五代友厚の自宅の瓦を見に行った時、説明文に
    五代ロスが社会現象となったとあるのを見て、あれはそれぞれが好き勝手に
    ネットに書き込んでただけなのに。と頭を抱えて苦笑いしてました。

  5. ひらさわ より:

    どなたか書かれていたらすみません。
    数日前ネットニュースでみまして、なんと!と思いました。
    「キックジャガー」のキャラクターデザインと作画をベテランアニメーターの大橋学さんが担当されたとのこと。大橋さんはは東映動画出身で、テレビアニメ「タイガーマスク」で作画を担当した方だそうです。
    またさきほどネットニュースでまた発見。
    「三代目カポネ」のキャラクターデザインを横堀久雄さんが担当。数々の「ルパン三世」に携わってきたアニメーターとのこと。
    NHK、筋金入りでした、、

  6. あっき より:

    モモっちがマコさんの会社に移りましたね。
    色指定の仕事に興味持ってましたが、モモっちのモデルの方は長くジブリで高畑さんや宮崎さんのもとで色指定の専門として活躍されていた方だと何かで読んだと思います。
    もののけ姫の特番でも取り上げられていたのを記憶しております。
    残念ながら今年亡くなったとお聞きしました。
    日本のアニメの発展に関わった方がまた1人いなくなったのですね🐭。

  7. まゆゆ結構好き より:

    坂場夫妻の場面を見て笑ってしまうのは、やや不機嫌ななっちゃんをいっきゅうさんが柔らかく受け止めているところです。彼の育ちの良さと惚れた弱み(下品な言い方ですみません)がよく現れています。
    それに何より、なっちゃんはあの富士子さんと剛男さんの娘ですから、力関係はおのずとわかりますよね。

  8. きゅうぽん より:

    デビルマン大好きでした!今でも歌ってしまいます!

    私は「あさりちゃん」などはだいぶ新しいですが、再放送組ですが、小さい頃好きだったのは
    「鬼太郎」「妖怪人間ベム」「バビル二世」のロデムに憧れ、「ドロロンえん魔くん」
    「てんとう虫の歌」
    「ラ・セーヌの星」「魔女っ子メグちゃん」「ララベル」「花の子ルンルン」
    「鉄腕アトム(アトラスの出てくる)」「リボンの騎士」「メルモちゃん」など手塚治虫系
    「ドラえもん」「オバケのQ太郎」「キテレツ大百科」「怪物くん」「パーマン」など藤子不二雄系
    「タイムボカン」は見ていないですが、それ以降のタツノコプロの作品
    「ハクション大魔王」「ど根性ガエル」
    「がんばれ元気」あしたのジョーよりはこっち、
    「キャプテン」巨人の星よりこっち、
    「世界名作劇場」?のペリーヌ物語、赤毛のアン、小公女セーラなど
    「未来少年コナン」「ハックルベリー」
    多分NHKはこういうのを視聴者が思い出してくれる事を狙っているのかなと思いました。
    盛り上がりますよね\(^o^)/
    それに加え、特撮モノ戦隊モノ大好きでしたので、というかテレビっ子でした。
    いや今でもラジオよりテレビですね(^_^;)
    もうあと1ヶ月ですね。

  9. 1013 より:

    お菓子屋さんの家の雪見くん。
    元ネタは雪見だいふくですかね。
    ・・・さすがにないか(笑)

  10. ちゃーちゃん より:

    そ~いうこと! 
    ももっちが作画科の人間じゃ無いにも関わらす作画科内のイベントにちょいちょい参加してるのが不思議で腑に落ちなかった。
    特にピクニックシーン
    あゝ、あれは今後回想シーンに使いたいから後に「マコプロ」に入る人達を集めておいたのね。
    「友人枠」で誘われたにしても他の人の手前断るのが常識な気がする。
    ももっちがあの場面にいたのは今後の演出の為だけ。ももっちが「マコプロ」入るのは構わないと思うけど良い人材を古巣から奪い過ぎませんかね。アニメに情熱を感じる反面、後ろ足で砂を掛けるようで少し不快ではあります。

  11. ゆきこ より:

    ありがとうって言わなくていいんだよ…富士子母ちゃんだね(笑)東京から来たばかりのなっちゃんに遠慮しなくていいんだよって言いたくて使っていた言葉だったんですが光子さん分かってくれてない(笑)なっちゃんの髪型も富士子母ちゃん見たいですよねよつ葉バターを昨日スーパーで見かけましたよまた買ってみます( ⸝⸝⸝⁼̴́⌄⁼̴̀⸝⸝⸝)天陽くん…むりしないでー( ;꒳​; )

  12. 文月 より:

    ここでも少し気になるんですよね。
    同じチームにいなくとも,同じ会社の普段行き来するセクションに天陽の兄・陽平がいるのに,近況は,夕見子から。
    仮に,夕見子の一言になつが驚くようであれば,なおさらです。
    お互いに結婚したとはいえ,一時期はかなり親密だったのは,陽平は知っているのに,陽平となつは普段全く会話しないのでしょうか??
    あるいは,なつは時々柴田家に電話しているでしょうから,富士子からなんかかんか聞いててもいいと思うんですが。十勝を去る直前まで追い込まれていた山田家を十勝にとどまらせるまでに関わった柴田家の人々が,なんかの電話のついでに,ポロっと近況を伝えそうなもんですが。。

    明日(31日)の放送でどう扱うか興味深いところです。

    それと,あれほどの駆け落ち騒ぎを起こした夕見子の登場ですから,なつ・咲太郎・夕見子がそろって亜矢美さんのことを想起するシーン,や夕見子の状況の理由なども楽しみなのですが,さすがに詰め込みすぎでしょうか。

  13. tonton より:

    朝蔵さんは今週号のステラご覧になられました?
    なつぞらで取り扱ったアニメの一覧がカタログ形式で掲載されてましたが「魔界の番長」の元ネタは
    やはり私の大嫌いなデビルマン(泣)でしが、今日のキックジャガーのテーマソングは
    元ネタの著作権を侵害しないギリギリラインでオマージュしてましたけど、実は魔界の番長も
    劇中で主題歌をアレンジした曲が流れないかな~と密かに期待しています。

  14. ちゃーちゃん より:

    今回の「魔界番長」のモデルは「デビルマン」でしょうか?
    優ちゃんと同じ年の妹の更に下の妹は怖くて泣いてしまう子供向け番組ありました。