なつと優が雪月を訪ねる / なつぞら 第136話

2019年9月5日(木)第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」

あらすじ

天陽の家を訪ねたなつと優は、その足で帯広に向かい、雪月を訪ねました。すでに菓子職人として忙しく働く雪次郎は、夕見子とともになつを歓迎。優は、雪次郎が作った菓子でもてなされました。

妙子、そしてとよももなつと優を歓迎。そんな中、雪之助がなつにあるものを見せました。それは、雪月の包装紙のために天陽が描いた一枚の絵でした。天陽がその絵に込めた想いを雪之助から聞かされたなつは涙を流さずにはいられませんでした。

その日の夜。なつは、坂場から渡されていた小説『大草原の小さな家』を優に読んで聞かせました。そして優が眠ったあと、なつはその作品の登場人物たちのイメージスケッチを描きはじめました。

翌朝、なつより早く目を覚ました優は、なつが描いた『大草原の小さな家』のイメージスケッチに夢中になっていました。そして優はなつに告げました。これを観たいと。その優の言葉を聞かされたなつは、何かを思い立ち東京に電話をかけるのでした。

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予習レビュー

前回の、なっちゃんによる天陽くんの家の訪問。そして、今回の雪月への訪問。この二つのエピソードが、なっちゃんの人生の転機となるかもしれません。

今週に入って、なっちゃんは悩んでいました。

作画監督をつとめる新作テレビ漫画『魔界の番長』を優ちゃんが怖がることで、なっちゃんは自分のやっている仕事に疑問を持ちはじめます。

最愛の娘が怖がるような仕事。母親としては確かに悩ましいところです。

しかし、その悩みは天陽くんが遺した彼の自画像と向き合うことで解決するようです。自分の天職は、やっぱりアニメーションなのだと。

そして今回。

天陽くんが雪月の包装紙のために描いた絵に、なっちゃんは心を揺さぶられます。

おそらく、このことがきっかけとなり、なっちゃんは『大草原の小さな家』の登場人物たちのイメージスケッチを描きはじめるものと思われます。

そして、このイメージスケッチが、次回あたりになっちゃんの大きな決断をうながすことになるような気がしています。

いよいよなっちゃんは・・・

これ以上は伏せておきます。

感想

仕事に情熱を注ぐなっちゃんの姿、ふたたび?

十勝の柴田家になっちゃんが到着したその日の夜。なっちゃんは富士子さんに対して、疲れてしまったと、なっちゃんにしてはめずらしくネガティブな言葉を口にしました。

なっちゃんがこの言葉を口にする以前から、なっちゃんが自分の仕事に対してときめく瞬間が少なくなっていたのが気になりました。

どんなに好きな仕事でも、その仕事への情熱を忘れたら。その仕事が自分は好きだということを忘れたら、仕事は疲れる原因以外のなにものでも無くなります。

さて、疲れ切って十勝にやってきたなっちゃんは、十勝で天陽くんの亡くした喪失感で、悲しみまで加わりました。

でも、心の疲れと喪失感からついに立ち直ることができたみたいですね。

なっちゃんが描いた『大草原の小さな家』のイメージスケッチ。そのイメージスケッチに対して示された優ちゃんの反応。

また、なっちゃんが『大草原の小さな家』のイメージスケッチを描こうと思い立つきっかけとなったであろう、天陽くんが遺したもの。

それらがなっちゃんの心を癒してくれました。次回あたりから、仕事に情熱を注ぐなっちゃんの姿を観ることができるのでしょうか。

コメントへの返信 by 朝蔵

絵を動かすのはママのお仕事でしょ・・・・・・・?(よるは去ったさん:135話)
高校三年生のなっちゃんが、東洋動画の社内にはじめて足を踏み入れたときの感じた、絵が動き出すことのときめき。

日々の仕事に忙殺されているうちに忘れかけていた、今の仕事に就いたそもそもの目的をなっちゃんは思い出すことができたみたいですね。

やすえさんが畑の固執するのも、気持ちは分かるけど(オペラ座の怪人さん:135話)
靖枝さんが畑を手放したくないと強い口調で言ったのは、天陽くんの思い出が詰まっている畑を手放したくないとか、そんなレベルの話ではなく、天陽くんは畑の土の中にいるという確信があったからだったんですね。

その靖枝さんの確信を、泰樹さんの言葉はさらにたしかなものにしてくれました。

天陽君の最期を視ていて象の最期(麻絵洋志さん:135話)
はじめまして!コメントありがとうございます。

天陽くんが畑で亡くなるらしいということをはじめて知ったときは、家族に看取られることもなく、あまりにも気の毒だというのが正直な感想でした。

しかし、天陽くんが亡くなる場面を見て、あの最期が天陽くんのこれまでの生き様を輝かせる死に様であったと、理解できました。

畑仕事は生きること(ともあきさん:135話)
天陽くんは、畑こそが自分を生かしてくれた存在だと信じていたんでしょうね。だから、靖枝さんの言葉を借りるなら、自分の命を自分を生かしてくれた畑に撒くことで、いつまでも畑の一部になろうと思ったのかもしれませんね。

成人役の吉沢亮くんが初登場した時は土から起き上がって、この世の中を去る時は土に還る(tontonさん:135話)
成人した天陽くんの初登場の場面がどんなだったかをすっかり失念していました。初登場の場面と最期の場面。一対になっていたんですね。

なつと天陽は ソウルメイト だった(ちゃーちゃん:135話)
なっちゃんと天陽くんの関係をあらわす言葉。「幼馴染み」では、二人の関係の本質を十分にあらわしきれていない。では、どのような言葉が最適なのか?

「ソウルメイト」は、まさになっちゃんと天陽くんの関係をあらわす言葉として、これ以上望めないほど最適な言葉ですね!

なつぞら→なつ と そら(むぅちゃん:140話)
作品タイトル『なつぞら』の後半の「そら」にまで、しっかりと意味が込められていたのですね。『なつぞら』がはじまったばかりの頃、「そら」にまで意味があるとは想像すらできませんでした。

本物のお馬さんがいるよ(ちゃーちゃん:135話)
実はブログ主は幼稚園生の頃に、優ちゃんとそっくりな言葉を発したことがあるんです。

夜空に輝く星が、幼い私の目にそのときだけ、絵に描かれる「ヒトデ」の形をした星に見えたんです。

そのときに、その星を指差して「本物の星だ!」と叫んで親に笑われたことを、どういうわけかいまだに鮮明に記憶しています。

じいちゃんの言葉になんだか涙が止まりませんでした(Anneさん:135話)
離農を考える家族に対して異を唱えた靖枝さん。あのときの会話を聞いていたわけではないのに、畑に横たわる靖枝さんの姿を見た瞬間に、靖枝さんの気持ちを察した泰樹さん。

なんて素敵な人なんだろうと思いました。

天陽くんの奥さんが靖枝さんで本当に良かった(ひるたまさん:135話)
同感です。靖枝さんが天陽くんの奥さんでいてくれてよかったです。畑の土に還った天陽くんが、畑の土の中でいつまでいることを信じられるのは靖枝さんをおいて他にいません。

畑に横たわる靖枝さんの姿を見たとき、天陽くんが靖枝さんを選んだ理由、靖枝さんを好きになった理由がすべてはっきりとわかりました。

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コメント

  1. はまま より:

    何度も繰り返して観て、涙が枯れてきたころ、
    だんだん余計なところが気になりだします。
    「雪月さん、時計止まってますよね」

  2. 美都 より:

    なつぞらスピンオフ、11月2日にBSで放映が決定したそうですね。2話あり、1話はとよばあちゃんが上京して、声優としてアテレコする話。もう一話は、雪次郎と夕見子の喧嘩に端を発し、男対女に分かれて対立し、愛を叫ぶコンテストが開かれるとか・・・・・・。どっちも楽しみです!

  3. 匿名 より:

    天陽くんの自画像、もしかして…と思っていたんですが、演出の方のお話ではやっぱりあの赤く塗りつぶしたなつの絵の上に描いてたそうですね。

    夫婦として結ばれることはなかったけど、天陽くんが言っていたように、広いキャンバスの中ならずっと二人は一緒にいられるんだなぁって思いました。

  4. tonton より:

    今週の展開を見て、英バンドPOLICEのスティングがTEDに出た時のスピーチを思い出しました
    物を作る人達にとって誰でもある事を視聴者に伝えて、大森さんもそれに直面したことあるのかな?と。
    私は何年か前にEテレで見たのですが、今でもTED日本公式サイトで見れます
    https://www.ted.com/talks/sting_how_i_started_writing_songs_again?language=ja

    物事に行き詰ったら居場所を変えてみるって気分がリフレッシュされたり
    新しい発想が生まれたりするんですよね

  5. オペラ座の怪人 より:

    「天陽君は生きている」って、みんなは言うけど、
    それは、何というか、
    「死んだ」から「生きている」と言っているわけで、
    「生きて」いれば「生きている」なんて言わないわけで、

    天陽君も、自分の死期が近いって分かっていたんなら、
    何も、自転車をわざわざこいで、家に帰って、
    死期をグッと手繰り寄せるようなことをしないで、

    生きている内に、
    なっちゃん・お兄さん、他、親しい人を
    強引にでも呼び寄せて、
    色々と話をしてくれれば良かった、のに。

    そんな風なことを思った次第です。
    最近、妹を、何も言わないまま亡くした、
    私の感想です。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい

  6. ふみりん より:

    朝蔵さん、お久しぶりです。
    いつも楽しく拝見しております。
    朝ドラフアンの私は、ハマるとコメントしたくなります。(笑)「なつぞら」ハマってますよ!
    ① 天陽のこと。私は初めはなつちゃんと
    一緒になってくれたらなぁと思ってました。なんと言ってもイケメン亮君ですからね〜♡ でも、亮君のコメントを読んだり、地元の新聞の記事などから、天陽君は
    神田日勝さんがモデルと言うことなので、
    二人が結婚することはないなと、残念だけど早い段階で思いました。 実際の神田日勝さんは、若くして亡くなっていますので、その事も描写して欲しいと思いました。 大森さんの脚本だから、決して別れは
    悲壮には描かないと思ってました。
    なつを励まし、十勝の皆を励まし、ドラマを観ている私たちを励ます、そんな描き方ではないかと思ってました。
    そして、正にその通りだったので、大森さんに感謝してます。
    また、なつが言った言葉に「好きでも一緒には生きられないこともある。でも、好きなのことが一緒だったら一緒に生きられる。」と。この言葉の意味は深いですね。
    天陽君は、十勝が好き。農業が好き。
    ここで農業をして生きていきたいと!
    少年だった天陽君の言葉を思いだします。
    そして、同じ様に開拓農家の子として、
    育ったやすえさんも、農業が好き。十勝が好き。好きなことが一緒の天陽君とは一緒に生きることができる。
    天陽君の思いを分かり、素晴らしい伴侶だと思いました。
    また、なつもそうです。絵を描くことが好き。アニメーションを作るのが好き。
    そのアニメの世界で、一緒に生きることができるのは一久さんです。一久さんは
    情熱家で、アニメのためにはこだわりを
    (労を惜しまない)持ち続ける。
    なつちゃんを理解し、その才能を開花させることが出来る。一久さんもなつにとって
    素晴らしい伴侶です。
    なっちゃんも天陽君も最高の伴侶を得て
    本当に良かったです。
    なつと天陽君は、幼馴染で、お互いが大切な存在です。なつがいなければ、天陽君は、大好きな十勝を離れなければいけなかったでしょう。
    なつもまた、天陽君がいなけれは、アニメーションの世界に行くことはできなかった
    でしょう。
    なつと天陽君、二人の魂の繋がりを感じます。
    ② 「なつぞら」の醍醐味。
    今回、朝ドラ100回の記念ということで、
    歴代ヒロインが沢山出演して下さっていることです。 制作統括の磯智明さんが、
    朝ドラフアンの皆さんへのカーテンコールとおっしゃって下さり、山口智子さん、
    比嘉愛未さん(どんど晴れ大好きでした)
    松嶋菜々子さん、小林綾子さん、などなど
    嬉しい限りです。
    私は、朝ドラ山口智子さんの「純ちゃんの応援歌」から観てます。
    これから、もし今までのヒロインが出演するとしたら、
    千遥ちゃんの義理のお父さん、お母さん。
    (男優も朝ドラ主人公してますからね)
    例えば、「ロマンス」の榎木孝明さん。
    そして、なつ・咲太郎・千遥のお母さん。 これは、「あまちゃん」の能年玲奈さん
    ことのんさんに、一票です。(笑)
    広瀬すずさんが、デビューした頃、
    のんさんと顔立ちが似ているのに
    ビックリしました!
    それに、幼い頃のなつ達兄妹のお母さんですから、若いお母さんだと思います。
    内村さんは、語りであり、映像としては出てきてないので、(漫画の絵にはお父さんは出てきましたが)今の内村さんとの釣り合いは考えなくてもよいと思います。
    ちなみに、私の一番好きな朝ドラは
    「あまちゃん」です。

  7. まゆゆ結構好き より:

    今日の回では高畑さんの演技が印象深かったです。
    なつを思いやる暖かで思慮深い眼差し、残された者は素晴らしい思い出に恥じぬよう生きろという言葉に感銘を受けました。

  8. よるは去った より:

    雪之助「この女の子はひよっとしてなっちゃんかい?」
    丘の上から十勝の大自然を眺める「少女なっちゃん」は「ハイジ」にも見えるし「ローラ」にも見えますね。
    「少女なっちゃん」が十勝の草原ではしゃいでそこに生えていたタンポポを食べてしまう場面を想いだし、そして「大草原の小さな家」で大草原の中をはしゃぎながらかけていく三姉妹のそれぞれの姿がクローズアップされる場面を想い出しました。

    優「優ちゃん見たい!!!」
    この一言がきっかけになるわけですね。
    「魔界の番長」は優「怖い!見たくない!」だったし。

    先の勝手な予測だけどやはり「チャールズ父さん」はなっちゃんの中では「泰樹祖父ちゃん」をイメージして描かれていくのですかね?
    両者共に「『不屈の魂』を持った開拓者」だし、あの「帽子姿」は私的にはどうしても「チャールズ父さん」をイメージしてしまうんですよね。

  9. オペラ座の怪人 より:

    今日は、涙、涙の雪月編かい!?
    どこまで泣かせるんだ、
    こんちくしょう!

    (T_T) (T_T) (T_T)

    おしまい

  10. 文月 より:

    色々調べてみたら,「大草原の小さな家」というのは,小説の邦題だったんですね。
    わたしは,それこそNHKの実写版用の邦題だと思っていたんですが,小説の最初の邦訳が1950年のようで,そのいみあいでは,東大などと同じ,一般に知られた固有名詞だったんですね。
    アニメは「草原の少女ローラ」で1975年10月からの放送,実写版は「大草原の小さな家」で日本では1975年7月からの放送でシーズン9までシリーズ放映しているようですね。
    「大草原の少女ソラ」は,微妙に表題をずらしているんですね。しらべてみると,(私は気づいていませんでしたが,)NHKの4k放送で,「大草原の小さな家」をこの4月から放送していたようで,もう4月には,「大草原の少女ソラ」の内容のヒントが公表されていたんですね。(ヒントとも気づかなかったかもしれませんが)
    ちなみに,「大草原の小さな家」は『インガルス一家の物語』シリーズの第3巻の題名なそうです。

  11. ランドネ より:

    番組タイトルの「なつぞら」。
    「なつ」は、なっちゃん。
    「そら」は、天陽くんにもかけてるのかしらと思いました。
    天はそらをイメージさせるし、(太)陽はそらにありますし。

    単なる妄想です
    どなたが既に指摘されていたなら失礼しました(^^;

  12. きゅうぽん より:

    さすがNHKそこはストレートに作品名出すんですね(^_^;)