剛男が千遥に会いに上京 / なつぞら 第150話

2019年9月21日(土)第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」

あらすじ

千遥の離婚話を聞かされた剛男が、千遥を心配して東京までやってきました。なつ、咲太郎、そして千遥に会った剛男は、三人の父から預かった手紙が千遥にも届き、なつたち三人の兄妹の手に渡ったことを知り安堵しました。

一方のなつは、夏休みになったら十勝に遊びに行くことを剛男に告げました。なつは、優、そして千遥と千夏を連れて北海道の十勝へ行き、柴田家を訪ねるつもりでいました。なつからそのことを聞かされた剛男は、その頃の泰樹の様子をなつに聞かせました。

泰樹はその頃、元気を失っていました。酪農のこともすべてを照男に託し、自分の意思を示さぬようになっていました。また、富士子から病院に行くことをすすめられても、泰樹は富士子の言うことを聞こうとはしませんでした。

数日後。十勝に戻った剛男は、なつが多忙を極めていることを泰樹や富士子に告げました。そのことを聞かされた泰樹は、富士子に東京へ行くことをすすめました。泰樹の言葉を受け、なつを助けるために富士子は東京に足を運ぶのでした。

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予習レビュー

剛男さんが東京にやってきます。千遥ちゃんが離婚するという話が十勝に伝わり、千遥ちゃんを心配してやってきたのです。

剛男さんは、戦友であるなっちゃんたちのお父さんから、奥原三兄妹への思いをつづった手紙を預かり、またその思いを聞かされた人です。

だから、十勝に連れてきたなっちゃんは言うまでもないですが、まだ会ったことがない千遥ちゃんのことも、自分の娘のように心配なのでしょう。

さて、剛男さんが「戦友」から預かった手紙は、なっちゃんの手を経て千遥ちゃんにも届いていました。

これで「戦友」との約束を果たすことができました。

剛男さんにとってみれば、剛男さんの戦争はこれでようやく終わったようなものかもしれません。

また、剛男さんの上京時。剛男さんはあるものを東京まで持ってきました。

それは、千遥ちゃんが十勝にやってきた際、柴田家に置いていったワンピースです。一方、千遥ちゃんも、柴田家で借りたなっちゃんのオーバーオールをなっちゃんに返します。

千遥ちゃんの物語。奥原三兄妹の物語もこれで完結。

剛男さんの戦争は終わりました。そしてなっちゃんたちの戦争もこれで終わりました。

そして次週は最終週です。半年間の物語はこれですべて終了。

・・・ですが、この期に及んで気になることが一点。泰樹さんが穏やかになったという剛男さんの発言。

これは一体、何を意味するのでしょうか。

感想

弱りきった泰樹さん

千遥ちゃんが離婚はしながらも「杉の子」で料理人として働き、暮らしつづけられることが決まりました。

そんな安堵の空気がいっぱいの中、元気を失い、生きる気力すら失ったかに見える泰樹さんの老いた姿にすべてを持ってゆかれました。

照男くんから酪農の仕事についての相談を受けても、照男くんに任せっきり。

照男くんを信頼した上で仕事を任せたというよりは、もはや酪農への関心を失ったがために照男くんに任せた、とさえ見えてしまう泰樹さん。

一方で、牛舎の中で、泰樹さんが見つめているのはリトルなっちゃんの面影。

高田みづえさんの楽曲ではありませんが、思い出に酔う暇もなく今日まで開拓をつづけてきた泰樹さんが、まるで思い出の中で生きているかのようでした。

すっかり弱りきった泰樹さんのことが心配です。

次週予告映像

次週の予告映像。いきなり大泉洋さんの映像からはじまりましたね。これまでになくインパクトの強い映像で予告された次週はいよいよ最終週です。

今回、牛舎の中でよろけて倒れた泰樹さんも、再び凛々しい表情を浮かべる映像が予告の中に含まれていました。

泰樹さん、元気を取り戻すみたいですね。それがわかっただけでも、週末を安心して過ごせそうです。

『なつぞら』はいよいよ残り一週間です。

最後まで当ブログで一緒に『なつぞら』を楽しんでいただければ幸いです。

三連休は天気が荒れるとのことですが、どうぞ良い週末をお過ごしください。一週間、ありがとうございました。

コメントへの返信 by 朝蔵

立派なひとつのドラマとして成立しうる激動の半生(もんばびさん:154話)
千遥ちゃんが孤児院から親戚の家に引き取られ、お兄ちゃんお姉ちゃんと離ればなれになってから、再会を果たすまでの物語。これだけで半年間の朝ドラができますね。

劇中で信さんの人生ももっと見せて欲しかったわ~~!(ひるたまさん:148話)
同感です。とりわけ大学に入るまでの日々。大変な苦労をしたのではないかと思います。大学時代も苦学生だったに違いありません。

3兄妹が堂々と日の当たる場所で心からの再会を喜び合える時はもうすぐ(ひるたまさん:148話)
3人が心おきなく、お兄ちゃん、お姉ちゃん、千遥と呼び合える場面を見たいものですね。そんな場面が用意されていますように。

渡辺大「さすが、母さんだ」浅茅さん「お前が言うな!」ほんとだよ。(オペラ座の怪人さん:149話)
最後のオペラ座の怪人さんの一言「ほんとだよ」に吹きました(笑)息子は2代目のアホボンでしたが、お母上は立派な人物でしたね。

草刈さんの涙目にやられました(リキちゃんママさん:149話)
高畑淳子さん、どんなメッセージをおっしゃってたんですか?草刈さんを涙目にしてしまうなんて。とっても気になります。

なっちゃんの言う通り千遥の旦那腹立つなー(ゆきこさん:149話)
とんでもないアホボンでしたね。お父さんもお母さんも立派な人物なのに。ただし、お母さんは息子を甘やかしてそうでもあるので、それが息子をアホボンにしたのかもしれません。

あのアニメーションで、ソラちゃんが転ぶと動物たちもストップ(ちーぼーさん:149話)
あまり深く考えずに、これまでオープニングのアニメーションを見ていました。次回、しっかりと観察してみます。

『半分、青い。』のクラゲ先生(ヒロクンさん:149話)
千遥ちゃんが尊敬してやまない料理屋の親方。なんとクラゲ先生だったんですか!?びっくりです。クラゲ先生とは真逆の、あまりにも立派な職人さんだったので。

雅子「この店の味はあなたの味なの・・・・・・・(よるは去ったさん:149話)
親方同様に、雅子さんも千遥ちゃんの努力をしっかりと認めているんですね。きっと長男も立派な人物で、アホなのは次男ひとり。そうであってほしいです。

彼の心の中に生まれた「料理人」として自分よりも優れた「妻」への「コンプレックス」(よるは去ったさん:149話)
2代目のアホボン・清二君が家に寄り付かなくなった理由の推測。興味深く拝見しました。父親に認められず居場所を見失う。そんなところかもしれませんね。

信さんの調べ通りフェアな方でしたね(まゆゆ結構好きさん:149話)
雅子さん。最初にドラマの中に登場したときは、アホボンを甘やかすような口ぶりが心配でしたが、心配は杞憂に終わりました。立派な女性でしたね。

高級料亭の一族に嫁する際は捨てるべき情報(文月さん:149話)
親方は浮浪児であったことなど気にするなと言い切ったみたいですが、雅子さんははじめのうちは、千遥ちゃんの出自にこだわりを持っていた口ぶりでしたね。

芸能界で生き残る事の厳しさ(tontonさん:149話)
朝ドラは100作目。ということは過去に99人の主人公がいたわけです。今回、たくさんの元ヒロインが登場しましたがそれでも2割弱。本当に芸能界は厳しいですね。

声優役で のんさんが出演すると盛り上がりそう(ろくさんさん:153話)
今年の暮れには『この世界の片隅に』の続編も公開されるので、のんさんの声優としての登場は実にタイムリーですね!

昼ドラ的にはもっとドロドロ(きゅうぽんさん:149話)
千遥ちゃんの婚家のなにかとややこしくなった状況。おっしゃる通り、昼ドラが得意とする状況でしたね。

渡辺大。お姉ちゃんの代わりなの?(あわぞうさん:149話)
東京の料理人の子供、という設定。杏さんがヒロインを演じた『ごちそうさん』と一緒ですね。実家の料理屋も神楽坂と本郷で、それほど遠くない場所ですし。

姉と妹だけでなく伯母と姪も同じオーラを発するものなんですかね?(よるは去ったさん:149話)
ブログ主も、親戚の方々から、今は亡き祖父の若い頃にそっくりだと言われることがよくあります。それも、かなり似ているそうで。祖父と孫も同じオーラを発するようです。

北海道はブラックアウトという大停電に見舞われました(道産子さん:155話)
停電によって酪農家が危機に陥るという状況が実際にあったんですか!?取材をする中で知ったその事実をドラマの中に生かしたのかもしれませんね。

私達は違和感なく普通に観られるのは、スタッフの方々の並々ならぬ仕事ぶりがあっての事で、本当に頭が下がる思いです(璃織さん:150話)
上に引用させていただいた璃織さんの優しさに満ちたこの一文が大好きです。ネットなどではスタッフさんの小さな間違いを激しくバッシングする場面をよく目にしますが、想像を絶する忙しさの中で働いているスタッフさんの状況に想像力をはたらかせたいものですね。

高山くんに続いて、またもや「ダメ男」が登場。(;^_^A(ひるたまさん:149話)
夕見子ちゃんの元カレの高山くんは若かったですが、清二さんは年齢が年齢だけに、朝ドラ名物の変なおじさんのポジションをみごとにとりましたね(笑)

咲太郎くん…すっかり大人になりました(ひるたまさん:149話)
おっしゃる通り、やっと再会できた妹を不幸せにしていたなんて知った瞬間、血気盛んだった頃の咲太郎くんなら、なっちゃんの過ぎた言葉を止めるどころか、口より先に手が出ていたことでしょう。

その数日後、神楽坂の下を流れる神田川に清二さんが浮かんでいたことは間違いありません(笑)

夕見子ちゃんからも全く同じ「企業秘密」の言葉が(ひるたまさん:149話)
実の娘だから調略できると考えた富士子さん。考えが甘かったですね。というか、夕見子ちゃんの性格を母親でありながら知らなさ過ぎです(笑)

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コメント

  1. ひるたま より:

    さらに続きです。
    「その数日後、神楽坂の下を流れる神田川に清二さんが浮かんでいたことは間違いありません」← 朝蔵さんの返信中のこの件を拝読して、思わず吹き出してしまいました。正に仰る通り、絶対に浮かんでいた事でしょうね…!(^o^;)
    「口より先に手が出ていた」…正に仰る通りでしたね。妹思いで、そして「女の子に限って」妹の面影を投影しているかのように女の子に優しいお兄ちゃんでもありました。それ故に誤解が誤解を生んでトラブルを惹き起こした事もありました…今となっては懐かしい場面となりましたが。

  2. ひるたま より:

    訂正です。(誤)「柴田くん」⇒ (正)「奥原くん」ですね。大変失礼致しました…。
    ひょっとしたら、3兄妹の実父は剛男さんよりも年長で「奥原さん」の可能性も無きにしも非ずですが。(^^;)

  3. ひるたま より:

    『杉の子』での話し合いが終わった後に剛男さんが登場…「それを見届けるために、俺も東京に行こうと思うんだ」。
    「あんたが行ってどうなるの?」と妻:富士子さんから言われた剛男さんですが…あの場面で東京に行くのは富士子さんでも泰樹さんでもなく、剛男さんでなくてはならなかった。
    3兄妹全員に実父:「奥原くん」の手紙がリレーされた事を確認し、千遥ちゃんに“あのワンピース”を返す事で(そして千遥ちゃん側も、実姉:なっちゃんにオーバーオール&シャツを返す事で)、剛男さんの中でも「戦争が終わった」訳ですので。剛男さん・奥原3兄妹、そして視聴者もようやく一つの区切りがついた放送回だったかと個人的には感慨深いものがあります。

  4. ぱぽりん より:

    悠吉  「富士子ちゃん、今日もおきれいで」
    富士子 「知ってる~」

    この富士子のセリフ、峰不二子が使っていたんですね。
    昨日 <セカンドの美学「ルパン三世・峰不二子」> を見て、今頃になって気が付きました。

  5. 文月 より:

    今回は、剛男、咲太郎、なつ、千遥の並びの絵がありましたが、
    実年齢は、剛男(藤木)>咲太郎(岡田)>なつ(広瀬)>千遥(清原)なのに
    しっかりオーラは、剛男(藤木)<咲太郎(岡田)<なつ(広瀬)<千遥(清原)にしかみえないんです
    不思議です。

    なつは、相応の年より若くしか見えないんです。
    やはり、なつ が本当の意味では苦労しているように見えないからでしょうが
    なつの「助けて」の発言がないまま、周りの人が、忖度して、勝手に問題解決してしまう。

    今度は、優の入学の多忙をなつが本人が自覚しないまま、「助けて」というまえに富士子が現れて解決

    優のしつけは、光子任せ、
    前あったシーンでも、自分は「ありがとう」っていわなくていいのって、子供が誤解するような発言をし
    それのフォローは、光子が(小さなコトにも)「ありがとう」っていわなきゃと伝えて、「ありがとう」と優に言わせることで修正。ことごとく優が発する大人びた発言は光子の影響でしょう。

    せめて、なつがあたふたするくらい悩み、試行錯誤する様子があれば朝ドラらしかったんですが、それが、今朝ドラの不満でもあるんですが

  6. よるは去った より:

    富士子「優ちゃん。」
    優「お祖母ちゃん。」
    富士子さんには他に地平くんという大きな孫がいるとわかっていても、松嶋菜々子ちゃんが「お祖母ちゃん」と呼ばれるのは改めてショック・・・・・・・・。
    「オードリー」では賀来千香子さんが、「ゲゲゲの女房」では竹下景子さんが「お祖母ちゃん」と呼ばれる場面でショックを受けながら、「ウェルかめ」では石黒賢君が「ジジ」と呼ばれる場面では「ヒロイン(倉科カナ)の父親役なんだししょうがないわな。」と妙に割り切っているとか・・・・・アンフェアかな?

  7. ゆきこ より:

    剛男さん…話し合いに間に合わなかったねでも剛男さんならなっちゃん達のお父さんが修業していた料亭の名前を聞いていたかもしれないですがもっとこいつ誰!?って激震が走っていたかもしれないですがちょっとそれも見て見たかったですね富士子母ちゃん優ちゃんが生まれた時に世話しようかって言ったら断られてしまったのを根に持っていらっしゃる(笑)行ってこいって言った大樹じじがなっちゃんと優ちゃんに会いに1番行きたかったんでしょうね最後の牛舎のシーンでも来たばかりのなっちゃんが働いてる幻を見ちゃっていましたし…本当になっちゃんの事を誰よりも可愛がってくれていたんですね

  8. おたかちゃん より:

    富士子さんが上京することになる場面、家政婦という話がでて、思わず笑ってしまいました。そうか、「家政婦の・・」だったのですね。

  9. まゆゆ結構好き より:

    再度失礼します。思えばこの物語は剛男さんの善意と律義さから始まったのですよね。今日の上京は、奥原兄妹が再会して自力で問題を解決したのを見届けることで剛男さんの戦争がやっと終わったのを意味しているのかと思いました。飄々と気負わず演じられた藤木さんも素晴らしいです。

  10. まゆゆ結構好き より:

    今更ですが、広瀬すずさん本当に美しい方ですね。
    心の奥まで見通すような強い眼差しにこちらの背筋も伸びる気がします。半分青いの永野芽郁さんとはまた別の魅力があります。来年映画が続けて2本公開されるらしいので見てみたいなと思いました。

  11. 璃織 より:

    一昨日148話で、千遥ちゃんの髪の違いに気が付かれたウエタカさんの洞察力、私、気が付かなくて、凄い!って思いました。ところで、このようなシーンの繋り不備が起こらないように、ごちそうさんのメイキングで、衣裳さんが「シーンの繋がりを考えて、着物の胸元の重ね合わせを、模様のどこで重ねているかチェックする」と言っていたのを思い出します。 衣裳さんだけでなく、持ち物などの小道具、その他、シーンの繋がりを違和感なく繋げる為のチェックのスタッフもいらっしゃって、とんでもなく多くのシーンの繋がりを、私達は違和感なく普通に観られるのは、スタッフの方々の並々ならぬ仕事ぶりがあっての事で、本当に頭が下がる思いです。ですので、千遥ちゃんの分け目のような事は珍しく、本当はスタッフの方にしてみればヤバいのでしょうが、そういうのを見つけると、何だか嬉しくなってしまうんです(^^)。昔、こんな事もありました。 手塚理美さんヒロインのハイカラさんで、ヒロインが廊下から襖を開けて部屋に入るシーン、入る前は髪のリボンが赤、入った瞬間にリボンはピンクに!(赤とピンクが逆だったかも) 。廊下側と部屋側にカメラが切り替わったのですが、きっと、そこにかなりの時間差があったのですね 。部屋の外と中にカメラが切り替わるシーンはよくやってしまうようで、有名な話ですが、映画の「Wの悲劇」で、三田佳子さんが薬師丸ひろ子さんを部屋に押し入れるシーンで、三田さんがスリッパを履いてる履いてないっていうのがありました。長々とすみません!

  12. 落合明人 より:

    朝見ての感想杉山家となつちゃんの妹さんの離婚のはない愛がついてよかったですねなつちゃんの妹さん料理店の店長おおかみさん任されて責任が主つく手なりましたねでもなつちゃんの妹さん料理店千夏ちゃんもじぶのものになってよかったですでもなつちゃん妹さんは調理師資格思ってるとはびっくりしました