常治が草間を連れて帰る / スカーレット 第3話

2019年10月2日(水)第1週「はじめまして信楽」

あらすじ

父の常治が事業に失敗したために借金を抱えている川原家の暮らしは苦しく、食事はいつも芋ばかりでした。そんな中で喜美子は、転校した小学校のお昼に給食が出ることを喜んでいました。

妹の直子が喜美子の給食をうらやんでいるそのとき、帰宅した父の常治は、その日の夕食は卵が入ったおかゆだと家族に宣言しました。その日の夕食が思いがけないごちそうになったのは、常治が客を連れてきたからでした。

常治はその日、大阪に買い出しに行き、暴漢に囲まれていた草間という名の男を助けていました。草間は心に深い傷を負っていました。医師から、心に栄養がないとすら言われていました。その草間を、常治は信楽まで連れて帰り、家に居候させることにしたのです。

一方、草間居候で出費が増え、給食費が払えなくなるかもしれないとマツに告げられた喜美子は焦りました。草間に出て行ってもらわなければ給食が食べられなくなる。そのことに気づいた喜美子は、散策に出かけた草間を探すため、家を飛び出すのでした。

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予習レビュー

『もうすぐ!連続テレビ小説「スカーレット」』では、「謎の旅人」と言われる男が、喜美子ちゃんに柔道を教える場面が描かれていました。

この謎の旅人が、今回から登場する草間さんです。

今のところ、この草間さんがどのようなポジションに立つキャラクターなのかは情報がありません。

しかし、9歳で柔道をはじめた喜美子ちゃんが、その後何年も柔道を続けるようなので、その点だけとっても、ヒロインの喜美子ちゃんに小さからぬ影響を与える人物と思われます。

また心の傷を負い、医師からは「心に栄養が足りていない」と言われるくらいの屈折キャラとして、登場早々、注目を集めるかもしれません。

また「心に営業が足りない」という医師の言葉を聞かされて、お父ちゃんの常治さんが、草間さんに卵入りのおかゆを食べさせてあげようと考えるのでしょうか。

この、笑ってしまうほどの単純すぎる発想に、お父ちゃんの心の優しさが見えかくれしているかのようです。

こういうお父ちゃんキャラ、大好きです。

ただし『もうすぐ!連続テレビ小説「スカーレット」』を観たかぎりでは、このお父ちゃんは短気な性格のかなりのお騒がせキャラでもあるようです。

感想

ある漫画雑誌の名物編集長の言葉

登場人物のキャラクターが魅力的でさえあれば、ストーリー展開が凡庸であってもその物語は面白くなる。

これは、ある漫画雑誌の名物編集長の言葉ですが、この言葉はそのままドラマに当てはまります。

数年前の朝ドラ『ひよっこ』が、その最たる例でした。

アパートの一室での会話劇。またはヒロインの実家での会話劇。ストーリーはまったく展開せず、ただひたすらしゃべるだけ。

にも関わらず、引き込まれてしまう。

引き込まれてしまうその理由は、登場人物たちのキャラクターがおもしろ過ぎるからです。

本作『スカーレット』もまさにそんな作品になると、第3回目にして確信することができました。

とりわけ、リトルヒロインの単純さが面白い。

「君はするどいね」と褒められて有頂天になり「そんなこと言われてみ。日本の真ん中、東京に譲ったるわ」って、どれだけ単純!(笑)

喜美子ちゃんに限らず、他の登場人物たちもみんな個性が際立ち生き生きしている。会話劇だけでも耐えられるレベルの登場人物ばかり。

本作『スカーレット』ますます楽しみになってきました。

コメントへの返信 by 朝蔵

戸田恵梨香は、関西兵庫県出身(アーモンドさん:1話)
関西出身ということは、方言が不自然だという理由で叩かれることはある程度は回避できそうですね。ただし、兵庫と大阪と滋賀のそれぞれの微妙な違いが地元に方々に突っ込まれないか心配です。

瀬戸内の海岸が見えてきて「おお!湖!」(よるは去ったさん:1話)
たしかに海の向こう側に陸地が見えると、湖に見えないこともないですね。一方、ドラマの中の琵琶湖は向こう側が見えないので、たしかに海に見えました。

窯元の娘?親友になりそうな予感?(オペラ座の怪人さん:2話)
喜美子ちゃんと照子ちゃんの関係。なかなか面白そうですね。

照子ちゃんが喜美子ちゃんに対して友達になってやると、ちょっとばかり恩着せがましい秋波を送れども、喜美子ちゃんはキッパリと拒絶。

ところがその直後に、喜美子ちゃんが照子ちゃんを味方につけたい事態が発生。しかし、照子ちゃんは、喜美子ちゃんのすがるような視線をスルー。

こういう腹の探り合い。ブログ主は大好物です。この二人の関係が、この先でどのようになってゆくのか楽しみでなりません。

これからの半年、よろしくお願いいたします(ぱぽりんさん:2話)
今年から来年にかけての半年間。こちらこそよろしくお願いいたします。本作『スカーレット』はブログ主が大好きなタイプの作品なので、早くもワクワクが止まりません。

女王様キャラの子。後に大島優子がやる役の少女時代(丹善人さん:2話)
成長後の照子ちゃん。女王様キャラにさらにさらに磨きがかかって登場してほしいですね。そして、喜美子ちゃんと仲良くケンカしつづけてほしいです(笑)

OPの タイトルのクレイアニメ(実はCG)からして気合の入れようがハンパないです(Amoさん:2話)
クレイアニメに見せかけたCGアニメ。ブログ主はえらく気に入ってしまって、ついつい見入ってしまっています。久しぶりに大阪の朝ドラらしい作品ですね。

「あかんたれ」とは関西では「根性なし」の同義語なので喜美子ちゃんは違いますね(まーちゃん:2話)
「あかんたれ」の言葉の意味、はじめて知りました。教えてくださりありがとうございます。むか〜し、『あかんたれ』というテレビドラマがあったのですが、主人公はたしかに最初のうちは根性なしだったように記憶しています。

劇中の音楽が控えめであまり主張してこない(はままさん:2話)
おっしゃる通り、大阪の朝ドラは劇中の音楽があくまでも脇役に徹していて、でしゃばり過ぎず、それでいて場面の情感を豊かにしてくれていますね。

そして、そのバランスが取れている作品はいつも傑作ばかり。本作『スカーレット』の劇中挿入曲も控えめなので、作品そのものも期待できますね。

縋るような目をするな(笑)(1013さん:2話)
友達になることを拒絶した直後に、あっという間に手のひら返しする喜美子ちゃんに笑いました。そして、友達になってやると言った直後に、やはり手のひら返しの反撃で喜美子ちゃんのすがるような目をスルーする照子ちゃんに、さらに笑いました。

「あさが来た」ではああいうキャラ(よるは去ったさん:2話)
リトル照子ちゃんを観ているかぎり、『あさが来た』のああいうキャラになりそうですね。でも、成長したら少しは丸くなるのかな。

朝ドラのパターンから考えて喜美子ちゃんの親友のポジションにいるのが照子ちゃん。喜美子ちゃんに対する態度も変わってくるものと思われます。というか変わってほしいです。

大人になってのなつの立ち位置、ポジションが明確でなかったこと(ぱぽりんさん:『なつぞら』最終回)
上に引用したぱぽりんさんの一文を拝見し、はじめはどういうことだろうって思いました。しかし、謎に思う気持ちはすぐに納得に変わりました。

茜ちゃんに惚れて、モモッチにも惚れた、惚れっぽい性格のカミッチが、なっちゃんにだけは惚れなかった。

惚れる対象としてはなっちゃんがナンバーワンになりそうなのにも関わらず、です。この点になっちゃんというキャラのポジションの不明確さを感じました。

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コメント

  1. よるは去った より:

    宗一郎「大昔ここも琵琶湖だったと聞いてます。」
    以前に「備前焼」が長い年月の間に溜まりに溜まった土を掘り出し、それを五~十年間寝かしたもので作るということをコミック「美味しんぼ」で読んだことがあります。
    前々回で慶乃川善さんが「山の土」と思われる物を掘っているシーンを視て「『信楽焼』は『山の土』から?」と思ったら、結局は「水底」で育った「土」なんですね。
    おそらくは何万年いや何千億年もの年月の間、眠っていた「土」なのでしょう。

  2. よるは去った より:

    中條N「『主食』は各家庭持参です・・・・・喜美ちゃんにはありません。」
    学校給食のシーンを視て「おや?」っと思ったのが持参されている「主食」の大部分は「握り飯」等の「米」なんですけど、「窯元」のご令嬢の照子ちゃんはハイカラに「パン」持参なんですね。
    以前の作品の「とと姉ちゃん」では終戦直後の東京都内では「米」の入手がままならず、「米軍」支給(?)の「小麦粉」が「主食」で「すいとん」「うどん」を「主食」にする生活で、そしてヒロイン(高畑充希)たちは「ホットケーキ」のレシピを「あなたの暮らし」に載せることを思い付くのですが、当時の信楽では「米」よりも「パン」の方がある意味贅沢だったのでしょうか?

  3. リキちゃんママ より:

    喜美子ちゃんの妹の直子ちゃんの声がなんとなく「火垂るの墓」に出てくる主人公の妹の声に似てる気がしました。気のせいかなぁ?

  4. きゅうぽん より:

    戸田さんのはまだあまり聞いてませんが、今の所、方言、イントネーション、地元に割と忠実です。
    (昨日のナレでは惜しかったけど(^_^;))
    滋賀も長浜などもっと北の方は、岐阜辺りの方言や風習が近くなります。

    琵琶湖をみて海!と言ったのは大きいから間違えたのもありますが、琵琶湖は別名「鳰の湖」におのうみとも言いますよ\(^o^)/

  5. 丹善人 より:

    10年間小中学校時代を過ごした兵庫県川西市がロケ地の一つになっているようで、それだけでテンションが上がりました。場所は特定できませんが。

    ちなみに僕が小学校時代を送った60年近く前の川西小学校は全校児童数が2千人越の超マンモス校だったので、給食設備の場所もないどころか、校舎も一部併設の定時制高校を借りるくらいだったので、全国的にも珍しい給食なしの小学校生活を送りました。(替わりにパン販売が購買部でありました)
    だから給食があるだけでもうらやましい。

  6. ぱぽりん より:

    スカーレットのポスターの背景色、素敵ですね。

    HPのブログを覗くと「ポスター撮影の舞台裏」などというのがありました。
    ポスター撮影中の背景と出来上がったポスターとではだいぶ色味が違うので、(なぜか持ってる)DICカラーガイド「日本の伝統色」第5版 で色調べ。

    (PC上での)ポスター初見の記憶では 784ベージュ だったのですが、脇から遠目に写された撮影中のものは 718灰桜(はいざくら)、そして出来上がったポスターは 916薄紅藤(うすべにふじ) と、淡く上品ながら華のある色となっています。

    感心したのが、照明や画像加工で背景に色を付けたのではなく、どうやらホリゾントが特注色らしいこと。
    たった一つのポスターの為に、撮影以前のところから、随分と手間と時間をかけているのですね。

  7. オペラ座の怪人 より:

    なつぞらで、うっちゃんと藤木さん?は、
    戦友だったけど、

    北村さんは、たまたま見つけた佐藤隆太さんを
    連れてきちゃって、

    佐藤隆太さんって、だいぶ前だけど、
    ルーキーズで、川藤監督をやっていて、
    あの時は、明るくって、元気いっぱいで、
    でも、今は、心を病んでいるみたいで、
    大丈夫か?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい