草間が川原家の窮地救う / スカーレット 第8話

2019年10月8日(火)第2週「意地と誇りの旅立ち」

あらすじ

川原家に居候していた草間が信楽に戻って来ました。そして、常治が多額の借金を抱えていることを初めて知った草間は、借金の肩代わりをして川原家の危機を救いました。しかし、常治には草間の好意を素直に受け入れることができません。

かたくなな態度をとり続ける常治の気持ちを、喜美子は理解することができず、そのことで常治と激しく対立。しかし、草間からの好意を受け入れられないのは男の意地だと常治が言い放った言葉が喜美子の胸に刺さります。

常治の言葉を一晩考え続けた喜美子は女の自分にも意地があることを理解しました。そして、無料でも見ることができる紙芝居を、見ることを断った自分の行動は女の意地であると喜美子は常治に告げました。

その喜美子の言葉を聞いていた草間は、喜美子に柔道を教えることに決めました。ほどなくして草間は信楽に柔道の道場を開設。草間流柔道を宣言する草間は子供たちに柔道の心得を解くのでした。

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予習レビュー

草間さんが信楽に帰ってきました。そして、信楽に戻て早々に川原家に窮地を知ることに。

ところで、川原家を出た後に再び大阪に戻った草間さんは、しばらくの間、大阪で働いてお金を稼いでいたようです。

だから、草間さん、多少なりともお金も持っています。

それに加えて、心の栄養失調は少しは改善されたのでしょう。前週の草間さんは、心に栄養が足りていないとまで言われていましたが。

草間さん、かつて世話になった常治さんへの恩返しをします。このことからも、草間さんの心の栄養失調が回復したことが見てとれます。

心に栄養が足りないままでは、恩返ししようなどという気持ちも簡単には起こらないでしょうから。

そんなこんなで、信楽にしばらくの間、滞在することを決めた草間さん。これから喜美子ちゃんの人生に少なからぬ影響を与えることになるようです。

感想

男の意地・女の意地

常治さんの行動で一つだけ解せないことがありました。

多額の借金を抱え込んでいるということはお金を借りた経験をしているわけです。にもかかわらず、草間さんからお金を借りことを頑なまでに拒む。

このギャップが理解できませんでした。しかし、このギャップが、実はギャップでないことがようやく理解できました。

常治さんが多額の借金を背負ったのは、借金取りのオッチャンの情報によれば、材木に投資したためです。

つまりお金に困って借金する消極的な借金ではなく、お金を使ってお金を殖やす積極的な借金です。

でも、草間さんからお金を借りる行為は、同じ借金でも消極的な借金です。

「そうしたくても出来ない」「俺かてほしいわ」という常治さんの言葉。本当は借金したくても消極的な借金だけは出来ないという男の意地。

そんなお父ちゃんの考えを喜美子ちゃんがどこまで理解できたのかはわかりませんが、少なくとも常治さんの気持ちは理解できたはず。

だから、前の晩にお父ちゃんに頬を張られても、お父ちゃんに笑顔を見せられるのかと。

そして、お父ちゃんの意地を喜美子ちゃんがしっかりと理解したと察したからこそ、草間さんの心も動いたのでしょうか。

草間さんが信楽に道場を開くことにした理由にも深く納得の『スカーレット』第8話でした。

コメントへの返信 by 朝蔵

常治「あかんもんはあかんねん!!!」(よるは去ったさん:7話)
喜美子ちゃんのお父ちゃんの、他者への親切に決して見返りを求めない。見返りを拒絶するというかたくなまでに意地。

お父ちゃんの男の美学なのか。それとも、何か痛い経験があって、それが理由であそこまで頑固になったのか。

お父ちゃんのバックグラウンドにあるらしい過去の経験が気になりますね。

柔道の達人なのかしら?(オペラ座の怪人さん:7話)
草間さんはどうやら柔道の達人みたいですね。それもかなりの腕前かと。腕前に加えて、人物も出来上がっていて立派です。

ちょっとネタバレになりますが、草間さんは喜美子ちゃんに対して大きな影響を与えることになるのだとか。

草間さんの影響ならば、喜美子ちゃんに大いに受けてもらいたいですね。それがお父ちゃんの影響だと、事情が少しばかり変わってきますが。

立場が変われば悪者も逆転するという話は説得力ありますね(丹善人さん:7話)
いい年の大人でも「立場が変われば悪者も逆転」という考え方がなかなかできません。そんな考え方をすんなり理解できてしまう喜美子ちゃん。なかなかの器の持ち主ですね。

借金取りの親分のバランス感覚たっぷりの人生哲学。喜美子ちゃんのこれからの人生の中でどのように反映されてくるのか、今から楽しみです。

借金取りの親分。再び登場したときも、人生の深い話を聞かせてほしいものです。

そして、これほどバランス感覚のある立派な人物なので、いつか陽のあたる職業を手に入れて、活躍してほしいものです。

一気に5年も年月が飛びますか?(アーモンドさん:10話)
ヒロインの子役ちゃんからレギュラー女優へのスキップのタイミング。9歳前後で子役ちゃん時代が終わり高校卒業間際のタイミングにスキップ。8年前後飛ぶパターンがもっとも多いので、5年は短い方かもしれません。

ちなみに『あさが来た』のときも、子役ちゃんからレギュラー女優へのスキップは、約5年だったと記憶しています。その時も、スキップの時間がいつになく短いなと感じました。

子役ちゃんが、将来喜美子に関係ある人の子供として再登場(アーモンドさん:10話)
本作『スカーレット』は、ヒロインが50歳前後になるまでの物語が描かれるようです。それに加えて、決して史実通りの展開とは限らないのです、子役ちゃんが娘役で再登場というのも十分に考えられますね。

借金取りを立派な柔道で投げ飛ばした草間が、リンチで負けて袋叩きされていたのか(アーモンドさん:8話)
草間さんが借金取りを投げ飛ばした直後。草間さんは、喜美子ちゃんと直子ちゃんに対してこんなことをやってはいけないと自戒を込めて語りました。

やっつけられている人を守る時にだけ抜く伝家の宝刀。自分を守る時には命の危機が迫るくらいでなければ使わないようにしているのかもしれません。

やっと会えたら「別人」(アーモンドさん:6週)
生き別れの身内との再会をようやく果たすことができたら、まったくの「別人」のようになっていた。

『なつぞら』の千遥ちゃんが、これに限りなく近かったですね。

もっとも、決して「別人」になったわけでないことがすぐに判明し、安心することができましたが・・・。

描写うまいなー小さい子まんまやん!(きゅうぽんさん:7話)
子役ちゃん時代は、一歩間違えると、いかにも大人が頭の中で作った作り物の子供みたいになりがちです。

でも、本作『スカーレット』の子供たちは、作り物めいたところがまるでない、子供そのまんまの姿ですね。とっても新鮮です。

その事(姉妹のトラウマ)がこれから劇中で2人の関係に影を落として行くのかな?(ひるたまさん:7話)
姉妹ともにまだ幼いので、トラウマの現れ方が直接的ですが、二人が成長したあと、トラウマは何かの形で現れてしまうのか。

それとも、直子ちゃんだけにトラウマが現れるのか。または、姉妹揃ってトラウマは解消されるのか。

子役ちゃん時代のトラウマの描き方がディープな分だけ、後々にしっかりと回収してほしいものですね。

前作へのオマージュ演出だったのでしょうか(ひるたまさん:5話)
前作と同時代の物語なので、二十年ほど後に喜美子ちゃん、または登場人物の誰かが、前作に登場したアニメーションを観る場面とかがあると楽しいですね。

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コメント

  1. ぱぽりん より:

    思い出したのが、マッサンで、マッサンが自分でウイスキー造りを始めるにあたって資金調達に絡んでの鴨居の大将とのやり取り。
    あれは見ていても辛く、悔しい思いに駆られました。
    でもその先に有る気持ちは、見かえす、のではなく、大将への感謝と、何としてでもやり遂げなければならないという使命感。
    立場のレベルが違うと言えばそれまでですが、そうしたことが<意地>なのではないか、と思うのです。

    取りあえず借金取りをだまくらかしても、相手は自分の所在が解ってきているわけで、ならば結果は見えている。
    もし草間が来なかったらどうなっていたか、相手の本質が悪だったとしたら家族はどうなったのか。

    ドラマの作品数が増えるほど先に進まなければならない、ということはないし、それは不可能で、見る側もついていけない。
    だけれども、してはいけないことを良い話のようにすること、ましてやそれで笑いを取ろうとすることは、全く受け入れることができません。
    95作、97作とド~ンと制作のレベルが落ちたのが、まんぷくで復活、と思ったのですが、どうやら思い過ごしかもしれません。
    残念です。

  2. はまま より:

    前回、常治さんが持っていた850円の内訳。
    大野雑貨店にラジオを返品(800円)して手袋を買い取らせた(50円)のですね。
    今回の放送を何回か再生した結果、ようやく理解できました。
    今後もスピーディーな展開が予想され、置いて行かれないようにしないと。

  3. ぱぽりん より:

    再び、
    んんんんんん~~・・・・
    ん~・・・・!!!

    喜美子がしたこと(紙芝居を見なかったこと)は確かに意地と言える。
    けれど、ちょっと良い話のように思わせているものの、常冶のしたことは意地などではなく、借金取りからのその場しのぎの逃げと草間への見栄であって、ましてや誇りではない。
    これで喜美子が叩かれるのを見て黙っているのでは、マツも良い母親、子供の心を受け止める母親とは思えない。
    2週目の頭にして、余りに残念な脚本、演出になっていないだろうか???????

  4. よるは去った より:

    喜美子「照ちゃん・・・・-柔道やるん・・・・・?」
    照子「やったらあかん・・・・・?」
    ボチボチ成長後のキャストに代わるようだし・・・・。
    ん~まさか戸田恵梨香ちゃんと大島優子ちゃんの「柔道着姿」を拝めるなんて・・・・・。←コラコラ!!!何を期待してんねん!!?

  5. 丹善人 より:

    柔道を習いに来たのに、まず最初は雑巾がけと聞くと、普通は「えっ~~~!」となるはずなのに、黙ってしっかり雑巾がけを始めるって偉いな。精神的に教えることなどないんじゃないかと。

  6. いち より:

    草間さん、心に栄養がなかったから、柔道なんてできなかったのだと思います。加えて引き揚げてきたばかりで、身体の栄養も足りなかったかと。
    柔道は半年では身に付かないと思います。

  7. オペラ座の怪人 より:

    北村お父さん「男の意地と誇り」
    あほか~と思ったら、

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    きみちゃん「女にも意地と誇りがあるんじゃ~」

    ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ

    そして、柔道ドラマへ。
    照ちゃんもやるんだ。
    よっぽど、きみちゃんが好きなのか!?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    おしまい

  8. アーモンド より:

    なぜ、借金取りを立派な柔道で投げ飛ばした草間が、リンチで負けて袋叩きされていたのか、まるで別人。川原家を離れているとき、柔道をを身に付けたんでしょうね。