喜美子が大阪で就職する / スカーレット 第13話

2019年10月14日(月)第3週「ビバ!大阪新生活」

あらすじ

常治が見つけた大阪の就職先の会社に喜美子がやって来ました。その会社は、女性社長の荒木さだが経営する下着をデザインする会社で、職場の華やかさに喜美子は心をうばわれるものの、喜美子が働くのはその職場ではありませんでした。

喜美子の職場は、さだが暮らしている下宿屋「荒木荘」でした。それは、さだの両親が残した一軒家を改装した下宿屋でした。さだは早速、喜美子を荒木荘に案内しました。荒木荘の女中として住み込みで働くのが喜美子の仕事でした。

荒木荘に到着した喜美子は、住人の一人である医学生の酒田圭介と挨拶。さだからは、かつて荒木家の女中で荒木荘の手伝いをしている大久保を紹介されました。しかし大久保は、喜美子が女中として働くことに前向きではありませんでした。

一方、食事もついて自分だけの布団と部屋まである環境に、喜美子は大喜びしていました。そして、嬉しさのあまり部屋の中で転げ回っていると、勢いあまって隣の部屋との仕切りになっているふすまを蹴倒してしまうのでした。

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予習レビュー

早くも3週目にして、喜美子ちゃんは故郷の信楽を離れ、大阪に向かいます。ヒロインがこれだけ早く親元を離れるのは異例のスピードです。

『あさが来た』でヒロインのあさちゃんが嫁入りしたのが2週目の最後の回で、嫁入り先での生活が始まったのが3週目から。

その時以来のスピードではないでしょうか。

さて、喜美子ちゃんが新生活スタートするのは大阪にある女性下着のデザイン会社の社長が所有している下宿屋「荒木荘」です。

喜美子ちゃんが暮らすことになる「荒木荘」はまた、喜美子ちゃんの就職先でもあります。

この「荒木荘」に住んでいる住人の構成が『ひよっこ』のあかね荘を思い出さずにはいられません。

『ひよっこ』のヒロインが恋した大学生・島谷くんは、「荒木荘」に登場する医学生・圭介くん。

永遠の25歳・早苗さんは、新聞記者のちや子ちゃん。残念な漫画家のお二人さんは、俳優志望の雄太郎さん。

また、女中として「荒木荘」で長年働いてきたらしいのぶ子さんんは、あかね荘の管理人の富さんと言ったところでしょうか。

『ひよっこ』のあかね荘が大好きでした。そことよく似た環境の荒木荘での新生活が今回からはじまります。

感想

大久保さんの喜美子ちゃんへの態度が心配です

大阪編がはじまりました。

最初に画面に登場した、にぎわう商店街は『マッサン』の戦前の大阪。

荒木荘の前の通りは『ごちそうさん』の戦前の西門家にそっくり。

喜美子ちゃんが自分の部屋に一人きりになって、喜びにひたる場面の挿入曲は『ちりとてちん』にそっくり。

そして、荒木荘の住人で医大生の圭介くんは『ひよっこ』の島谷くんにそっくり。

大好きな朝ドラ作品の数々と似ているところを見つけ、朝から嬉しいブログ主です。

一方、面々が喜美子ちゃんのことを歓迎する中、たった一人、喜美子ちゃんを信楽に返せとまで言い切る、荒木家の元女中の大久保さん。

医学生の圭介くんとのやり取りを見ている限り悪い人ではなさそうですが、喜美子ちゃんのことをこころよく思っていない様子の大久保さんの今後の行動が心配です。

『ごちそうさん』の和枝姉さんのような、激烈なイケズの日々にだけはなりませんように。

和枝姉さんのイケズがあまりにも激しすぎて『ごちそうさん』の脱落者が続出したことを、大久保さんを見ながら思い出していました。

コメントへの返信 by 朝蔵

喜美子は、ズボン。男勝りなんでしょうかね(アーモンドさん:12話)
スカート姿がデフォルトで、ズボン姿は男勝りの性格なのか。それとも、ズボン姿がデフォルトでスカート姿は女の子らしさを強調したい性格の繁栄なのか。

『スカーレット』の照子ちゃんや『ひよっこ』の時子ちゃんは、女の子らしさを強調したい性格なので、スボン姿が当時のデフォルトだったのかもしれません。

それとも、スボンは戦時中に使っていたモンペの仕立て直しで、経済的に苦しい家の子はスボン姿。経済的にゆとりのある子は、新調したスカート。

こんなことも考えられるかなと思いました。あくまでもブログ主の憶測なのですが。

送別するタイミングが同じですね。またコラボ?(アーモンドさん:12話)
また本放送の作品と再放送の作品のエピソードがシンクロしましたね。

『スカーレット』のヒロインが旅立つタイミングが異例なレベルで早いのは、もしかすると『おしん』に強引に合わせた?と、考えるのはうがち過ぎでしょうか。

放送前の番宣映像では柔道着だった(丹善人さん:12話)
柔道着に着替えてから柔道を始めるよりは、柔道着が道場に届けられる前に柔道を始めてしまった方が臨場感が出るので、柔道着での場面はボツになったのかな?

・・・と、ブログ主は考えました。

あと、柔道着の襟の間から黒いティーシャツが見えてました。

あの時代に黒いティーシャツというはあり得ない。さりとて、柔道着の下にティーシャツを着せないわけにはゆかない。

そこで、制服姿での柔道に場面を変更した。そんなことも考えられます。

お父ちゃんが教えてくれた絶景ポイント(ぽあろさん:12話)
お父ちゃんはどうしてあんな素敵な場所を知っていたのかな?と、ドラマを観ながら不思議に思っていましたが、ぽあろさんのおっしゃるとおり、お父ちゃんも日の出に励まされていたのかもしれませんね。

日の出で励まされる・・・これは前作『なつぞら』へのオマージュなのかもしれません。

『大草原の少女ソラ』の夜明けの場面に心を動かされた泰樹さんが、日の出によって何度も励まされ、逆境を乗り越えたことが語られていましたね。

さすがの演技力でスッと交替しましたね(tonkoさん:12話)
喜美子ちゃんと、喜美子ちゃんの幼なじみの二人。子役ちゃんと成長後の役者さんの引き継ぎ、三人とも違和感がなく、みごとでしたね。

心配していた子役ちゃんロスに悩まされることもなく、子役ちゃん時代と同様に楽しむことができそうです。

次週から、幼なじみの二人とはしばしのお別れですが、またいつか毎朝会える日が来るのを楽しみにしながら、大阪編を鑑賞しようと思います。

10歳くらいまで育った大阪を去るときも同じような涙を流したのかな?(よるは去ったさん:12話)
大阪を去ったのは昭和22年(1947年)春。

そのころの大阪は、きっと復興も進まず、焼け跡だらけの惨状だったかと思います。

だから、生まれ故郷とはいえ、破壊し尽くされて混沌とした環境から、自然豊かな新天地に向かった喜美子ちゃんは、希望に満ちていたかもしれませんね。

実際に、リヤカーを引いて一家で信楽に向かう喜美子ちゃんの表情に、故郷を離れた寂しさはまったくありませんでしたから。

さらに、大阪ではなかった学校給食の嬉しさが、大阪のことをすぐに忘れさせてくれたかもしれません。

喜美子「そんなんだから、友達でけへんねんで。」と諭すように言われてシクシク泣き出してしまうあたり(よるは去ったさん:12話)
喜美子ちゃんから「友達でけへんねんで」とはっきり言われてしまうあたり、きっと小学生の頃の女王様キャラはそのまんまのようですね。

それでいて、自分が女王様キャラのままでいることに危うさを感じられるほどに大人にもなったようです。

そんな微妙な気持ちを表現する必要がある、とっても難しい役まわりかと思います。照子ちゃんの役は。

その難役を、大島優子ちゃんはみごとに演じきってますね。よるは去ったさんが指摘されている通り、彼女のハマり役になるかもしれません。

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コメント

  1. スナフキン より:

    荒木商事で使われている生地はべっぴんさんに登場したOrionが使われてますね

  2. よるは去った より:

    さだ「あかんわ~。ウチデザインのセンスないわ・・・・・・。」
    数十年前の作品の「都の風」のヒロイン(加納みゆき)も下着デザイナーになっていきましたね。
    このヒロインも京都の老舗の呉服屋の三女という自分を捨てて家出して自分の道を見つけ出すという展開でしたけど、荒木さださんも金持ちのお嬢様だったようですね。