常治が大阪にやって来る / スカーレット 第22話

2019年10月24日(木)第4週「一人前になるまでは」

あらすじ

信楽の実家で、しまってあった喜美子からの仕送りのすべてとラジオが持ち逃げされたと信作から喜美子に電話がありました。さらに、給料の前借りをするために、常治が大阪に向かっていることも喜美子は聞かされました。

ほどなくして、常治が荒木荘にやってきました。久しぶりの父と娘の再会でしたが、大久保を前にして、二人の会話は終始ギクシャクしたままでした。給料の前借りをどちらが切り出すかで、喜美子と常治は押し付け合っていたのです。

そんな喜美子と常治の押し付け合いが続く中、事情を察した大久保は、喜美子にとっては意外な事実を口にしました。大久保が喜美子にさせていたストッキングを繕う仕事は、少ない給料を補うための内職だったのです。

喜美子は、想像もしていなかった大久保の思いやりに感激しました。そして、常治に十分なお金を渡すこともできました。そして喜美子は、大久保のあとを継いで女中の仕事を全うすると心に誓うのでした。

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予習レビュー

空き巣の被害に遭い、お金もラジオも盗まれてしまった川原家。そのピンチを乗り切るために、常治さんが大阪の荒木荘にやってきました。

喜美子ちゃんの給料を前借りするのが狙いです。

しかし、大久保さんを前にして常治さんはそのことを言い出せない。もちろん、喜美子ちゃんも、自分からそんなことを頼みたくない。

すると、大久保さんがすべてを察しました。

大久保さんがどこまで察するのかはわかりませんが、給料の前借りを常治さんが必要としていること。

それを常治さんも喜美子ちゃんも言い出しかねていることを察するのでしょう。

事情を察した大久保さんが口にした「喜美子にとっては意外な事実」とは?

以下、ネタバレが含まれます。

少し前のこと、大久保さんが大量のストッキングの繕い仕事を喜美子ちゃんに押し付けたことがありました。

それによって喜美子ちゃんは睡眠不足になるまで追い詰められてしまいました。

まるでイケズのようでしたが、実は大久保さんが喜美子ちゃんにそんな内職仕事を押し付けていたのにはワケがありました。

そのワケとは・・・

ここでは、これ以上は伏せておきます。

感想

喜美子ちゃんの人生の師

喜美子ちゃんに内職仕事を「強要」し続けていた、大久保さんの本心がついに明らかになりました。

はじめから内職仕事だと告げればいい。そんな声もネットユーザーの中に出てきそうな気もしますが、何も言わないところがいかにも大久保さんらしい。

大久保さんはわかっていたんでしょう。

何も言わずに内職をやらせ、喜美子ちゃんに反感を持たせた方が、喜美子ちゃんはムキになっていい仕事をする性格だと。

また、内職仕事の目的をわかっていたら、喜美子ちゃんもあそこまで大量の仕事をこなせなかったかもしれません。

それほど無理してまでお金を稼ぐつもりはない。そんな気持ちになって。

目的もわからず、大久保さんに言われるままに大量の仕事をこなしたことが、結果としてお父ちゃんの役にも立ちました。

めでたし。

というわけで、そろそろ喜美子ちゃんと大久保さんの別れの日が近づいてきたようです。

今回、大久保さんの口からも、奈良に住む娘のところに引っ越すという言葉が出てきましたので。

それにしても喜美子ちゃん。人生の師に恵まれていますね。草間さんといい、大久保さんといい、素敵な師匠に恵まれた喜美子ちゃんは幸福です。

コメントへの返信 by 朝蔵

「かたして(片付けて)」という台詞が気になってます(いちさん:20話)
「かたして」というのは、大阪ではないとすると、どこの言葉なんでしょうね。ブログ主の家は代々東京ですが、「かたして」は祖父母も両親も自分も使ったことがありません。

ちなみに大久保さんは奈良県出身という設定かと思われます。どうして奈良県出身だとわかるかというと、それはネタバレになってしまいますので、ここでは伏せておきます。

この姿勢が将来のヒロインの行く道の基礎(よるは去ったさん:21話)
「女にも意地があるんじゃ〜!」は、ただ単にお父ちゃんへの反論というだけでなく、喜美子ちゃんの本質とでもいうべきセリフだったんですね。

喜美子ちゃんが陶芸家になってから、「意地」が本格的に発揮されるのかもしれません。

直子ちゃんがゲ-リ-・ク-パー氏の声の吹き替え(よるは去ったさん:21話)
『真昼の決闘』の映画ポスターと直子ちゃんのセリフをうまいことシンクロさせましたね。こういう遊び、もっとやってほしいです。

家族には厳しく他人には優しい単なる外面が良いだけの人(ちーぼーさん:21話)
お父ちゃんがどこかで猛省する場面がないと、最悪の場合、朝ドラ史上、もっとも残念なお父ちゃん。救いのないレベルのお父ちゃんということになりかねませんね。

死ぬまでこの性格だと、外でいい格好するために娘の人生を台無しにしたお父ちゃんということになってしまいます。

「ごちそうさん」でヒロイン(杏)の義妹(高畑充希)がちょっと歌って見せた場面(よるは去ったさん:21話)
『ゴンドラの唄』、『ごちそうさん』でも歌われてましたね。どこかで聴いた覚えがありながらも、どうしても思い出せずにいました。

高畑充希ちゃんが焼き氷の唄を歌う場面。あれは名場面でした。今でも記憶に焼き付いています。その直前の場面の、桜子さまの「ジャイアンリサイタル」とともに(笑)

お金もないのに大阪によく出て行ってましたが(丹善人さん:21話)
この度の大阪行きは、給料の前借りが目的ということですが、もし一ヶ月分を前借りするとしたら、喜美子ちゃんの給料なんてスズメの涙ほど。信楽と大阪を往復するだけで、前借りした分の何割かは使ってしまいます。

もし、今後半年分くらいの前借りをしてしまうと、その後の生活をどうするんだということになる。

お父ちゃんの金銭感覚が心配です。

単にただぬすんで逃げただけでは終わらんといてほしいです(きゅうぽんさん:21話)
お父ちゃんは、あの二人の若者のことを最後の最後まで信用していました。この信用が、どこかでしっかりと回収されてほしいものですね。

きゅうぽんさんのおっしゃる通り、このままで終わらせてほしくないです。

佐津川愛美さんは、「梅ちゃん先生」で安岡信郎の彼女役(せみくじらさん:25話)
はじめまして!初コメントありがとうございます!

安岡信郎の彼女、梅ちゃんと結婚する前に別れてしまった彼女ですね!あのときは、気の毒な役でしたが、今度はヒロインを気に毒な立場にする役になるんですね。

おいおい、娘に頼るんじゃないよ!(オペラ座の怪人さん:21話)
喜美子ちゃんを早く自由にしてあげてほしいです。せめて、喜美子ちゃんを自由にしてあげようという気持ちが芽生えてほしいです。

このままずっと喜美子ちゃん頼みでは、喜美子ちゃんの青春時代が失われてしまいそうです。

女の子の名前は「あさ子さん」「あき子さん」どちらが正解ですか?(しんちゃん:26話)
「あき子さん」が正解でした!ご指摘ありがとうございました!

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コメント

  1. ぱぽりん より:

    ストッキングの修理、1足12円というのが高いのか安いのか気になる、というわけで、例によって調べてみました。

    <S22~H19 主要品目の東京都区部小売価格>
    ストッキングはなく、載っているのはパンスト。でも喜美子が「モモヒキの、うっす~いの」と説明していたので、いいかな?

    価格は、昭和30年/平成18年
    はがき    5円/50円
    バス初乗り  15円/207円
    新聞(1ケ月) 330円/3925円
    入浴     15円/418円
    牛乳(180mmlビン入) 13.5円/102円    
    そして、パンスト   486円/514円

    パンストの価格、ほとんど変わりません、平成22年にはなんと昭和30年と同じ486円!
    昭和30年の486円、めっちゃ高いです。(年度のズレはありますが)修理1足12円は新品価格の約2.5%、元請けで倍の24円だったとしても納得できる金額であるかと思います。

    ちなみに、ドラマでは昭和28年大卒初任給6000円と言っていましたが<明治~平成値段史>によると(昭和30年/平成17年)
    大卒初任給(月) 11000円/20万円
    高卒初任給(月) 6600円/16万円
    大工手間(日)  560円/19000円

    平成17年が昭和30年の何倍になったのかを比べると、大卒の相対的な価値が下がっているのが解ります。
    大工手間の伸びが大きいように思われますが、かつて大工がしていた作業、材料の加工は木材問屋などにおける機械加工となって仕事の質が変わり、また、大量に使われるようになった補強金物の購入費が大工手間に含まれたりするケースも多いようで、単純に金額が増えたと言えないようです。

  2. lingzi より:

    今日は泣きましたT^T 大久保さんの優しさに…
    口うるさいけど、ちゃんと喜美ちゃんのことを考えてあげて…なんも言わずに察してあげる優しさにT^T

    もうずいぶん前に亡くなった祖父母が明治と大正生まれの関西人なのですが、大久保さんの話す関西弁を聞いてるとお祖母ちゃんを思い出します。
    「それ、かたしといて〜」とか「ちゃっちゃとやんな」とかよく言われてました。私は東京生まれの東京育ちなのでよくわかりませんが、昔の関西人の話し言葉なのかもしれませんね!

  3. さや より:

    親がだらしないと、子どもがシッカリせざるを得ない。「まれ」みたいです。常次さん、もっとシッカリして欲しいです。

  4. コテツのママ より:

    今日のスカーレット
    なぜだかわからないのですが
    私、涙があふれてしまいました。
    大久保さんの懐の大きさに感動してしまったようです。
    常治さんと別れて荒木荘に戻ってきたときに
    何も言わずに接していたからかな・・・。
    とにかく号泣してしまいました。

    余談ですが「かたして」私、言います。
    ちなみに東京です。ただ父は栃木県、母は山梨県出身です。

  5. みいちゃん命 より:

    大久保さん自身もお手伝さんをしながら弟や娘をズーッと養ってきたんでしょうね。だから、娘の給金の前借のためという、父親が突然現れた理由も察したんでしょうね。稼いだお金を娘が親に全額渡すことも、すべて。「帰さへんで」という言葉が、喜美子に対する強い信頼を表しているようだ。

  6. まなつ、改め、ももこ より:

    大阪出身の私も「かたして」気になっています。大阪では「なおしといてや」「しまっといてんか」みたいな感じだと思うのですが。現在私は関東在住ですが、こちらの人は(東京ではない)「かたす」と言っています。最初何を言っているのかと思いました(笑)。

  7. ゆきこ より:

    直子ちゃん上のお姉ちゃんの前だと気丈な子ですね空き巣に入られた家の中じゃ末の妹と一緒になってあんなに泣いてたのにね似たもの姉妹ですね空き巣に入ったのはお父ちゃんが雇った2人かなーと私は思ってます

  8. オペラ座の怪人 より:

    やっとこさ、
    ストッキング修繕が内職で、
    代金が支払われる、ということが
    明らかになりましたか!?

    まあ、大久保さんとも打ち解けてきて、
    なかなか良かったかも、でしょうか?

    ( ̄。 ̄)(* ̄。 ̄*)

    おしまい