喜美子が草間と再会する / スカーレット 第29話

2019年11月1日(金)第5週「ときめきは甘く苦く」

あらすじ

ある日、喜美子は、世界的に活躍する芸術家・ジョージ富士川のサイン会に足を運びました。富士川にサインをもらった喜美子は、富士川が講師をつとめている美術学校で絵を学ぶ夢を語り、そんな喜美子を富士川は励ましました。

富士川に激励されて喜ぶ喜美子は、何者かに名前を呼ばれました。喜美子が振り向くと、そこにいたのは喜美子が小学生の頃に信楽の実家に居候していた草間でした。草間との再会に感激する喜美子に、草間は近況を報告しました。

草間は戦後の混乱の中で生き別れとなっていた妻の居場所を突き止めていました。しかし、妻に関して意外な事実も判明していました。妻は生きていました。そして、別の男と一緒に店を営んでいたことが分かったのです。

同じ頃、ちや子が働く新聞社では、ある事件が発生していました。ちや子が心から尊敬していた編集長の平田が他社に引き抜かれて辞めていたのです。ショックを受けたちや子は、事務所を飛び出してしまうのでした。

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予習レビュー

ついに草間さんが再登場します。

草間さんがジョージ富士川のサイン会にいたのは、そのサイン会に参加していた香港の美術商の通訳として、です。

草間さんは、東京で通訳の資格を取得。今は通訳の仕事をしているのだそうです。

さて、草間さんが信楽で柔道を教えていた頃のこと。草間さんはリトル喜美子ちゃんに奥さんと生き別れになったことを告げました。

そのとき、リトル喜美子ちゃんは、生き別れになった草間さんの奥さんが生きていると信じて疑いませんでした。

喜美子ちゃんのそのときの直感は当たりました。

草間さんの奥さんは生きていました。そして、今の居場所を草間さんは突き止めることもできました。

しかし・・・

以下、ネタバレが含まれます。ご注意ください。

草間さんは、奥さんの居場所を突き止めることができたものの、奥さんはすでに他の男性と暮らしはじめていました。

再会と同時のお別れ。そんな切ない展開になってしまいそうです。

感想

「草間流柔道さん」

「心に栄養が足りない」状態で喜美子ちゃんと巡り合った草間さん。信楽で養生し、心の栄養を取り戻し、喜美子ちゃんたちに柔道を教えていた頃にはすっかり元気を取り戻していました。

その草間さんがまたしても意気消沈した表情でいる。

やむを得ません。ずっと探し続けていた奥さんは生きていた。死んでしまったかもしれないと言う恐れる気持ちを噛み殺しながら必死になって探していた奥さんが生きていた。

しかし、やっと見つけた奥さんは他の男と暮らしていた。

しかも、草間さんは奥さんと飲食店を営むことが夢だった。その夢を、奥さんは別の男と叶えていた。

あまりにも切なすぎる結末に朝から言葉を失いました。

再び「心に栄養が足りない」状態に逆戻りしてしまった草間さん。再び「草間流柔道さん」に戻ることができますように。

そして、ちや子ちゃんも切ない

ちや子ちゃんのエピソードもまた悲しい。いつまでもヒラさんについて行きますと言い切るほどに尊敬していたヒラさんが、他社に引き抜かれていた。

しかも、その事実を最後の最後まで知らなかったのは、自分ひとりだった。

さらに追い討ちをかけるかのように、ヒラさんがちや子ちゃんに残した言葉がつらい。結婚した方がいいって・・・

ちや子ちゃんの失意。察するにあまりあります。

ちや子ちゃんも一日も早く「心の栄養」を取り戻すことができますように。

コメントへの返信 by 朝蔵

脚本が池井戸潤 作品の八津弘幸 氏(tontonさん:『スカーレット』)
池井戸潤さんの作品と、ドラマ化された作品がブログ主は大好きなので、この度のニュースは嬉しくて嬉しくて。

来年の夏には『半沢直樹』の続編もドラマ化されます。それに続いての八津弘幸氏の『おちょやん』。

来年も楽しい一年になりそうです。

喜美子との浮気を防ぐため(アーモンドさん:26話)
浮気を超えた本気になりかねません。圭介くん、どうやら喜美子ちゃんに対する自分の気持ちに気がついてしまったようにも見えるので。

圭介くん自身が、自分の気持ちの「よろめき」を防ぎたいということもあったのかもしれません。

ここから女性陶芸家の第一歩がはじまるんですね(アーモンドさん:6週)
喜美子ちゃんがついにライフワークの世界に足を踏み入れますね。

独り立ちするまでにはまだ時間がかかりそうですが、夢につながってゆく道を歩みはじめることができて嬉しい限りです。

喜美子ちゃんが夢を持つことを応援してくれていたちや子ちゃんも喜んでくれるのではないでしょうか。

歌舞伎同様大変な世界ではないでしょうか?(アーモンドさん:26話)
伝統の深さ。歴史の長さでいえば、能や狂言の世界は歌舞伎の世界とは比較にならないほどですからね。

歌舞伎の世界ほどには知られていませんが、厳しい世界であることが想像できます。

私は久しぶりに大阪制作の朝ドラでハマりそうな予感があります(はままさん:27話)
ブログ主も同じ気持ちで見ています。

大阪制作の朝ドラの魅力はいくつもありますが、その中の一つが映画なみに丁寧につくられたセットと美しい映像。

本作『スカーレット』は、その大阪の朝ドラの魅力が久しぶりに復活しました。

また『なつぞら』のいっきゅうさんのセリフにあったように、日常の暮らしの中の小さな喜怒哀楽が丁寧に描かれていて、それがとても心に沁みます。

ジョージ富士川が登場!?おもしろくなりそうな予感が!?(オペラ座の怪人さん:26話)
喜美子ちゃんの将来の創作活動に大きな影響を与えそうな予感でいっぱいの気になるキャラクター、ジョージ富士川。

よりによって残念なお父ちゃんの同じ名前にしていることがひどく気になっています。同じ名前の人物を対比することで、何かが物語られるのかもしれませんね。

めがねの新聞記者さん、なかなかの人物で、きみちゃんの親友になるのかしら?(オペラ座の怪人さん:28話)
めがねの新聞記者さん、ちや子ちゃん。上司のヒラさんを心から尊敬しているようで、ヒラさんについて行きます!と言い切った場面で、心をつかまれました。

先輩や先駆者のことを心から尊敬できる人がブログ主は大好きなので、そんなちや子ちゃんが注目のキャラクターの一人になりました。

やはりモデルはあの大先生らしい・・・・(よるは去ったさん:28話)
「芸術は爆発だ!」の大先生、なつかしいです。ビートたけし時代の北野武氏がよくモノマネをしてましたね。

モノマネをしていた北野武氏自身も、元歌の大先生レベルの爆発する芸術家になってしまいましたが。

お見合いを気乗りしないと断ったくせに(いちさん:28話)
おっしゃる通り、おそらくお父上が吟味して持ってきた縁談であることが想像される案件を気に入らないという、ただそれだけの理由で拒絶。

その一方で、話をしたこともない男性が「い・が・く・せ・い」というだけで、わざわざ足を運んでくる。

なかなか計算高い女性ですね。圭介くんの将来が心配になってきました(不安)

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コメント

  1. 璃織 より:

    あき子役・佐津川愛美さんのお名前を、明日11月2日(土)23時15分からテレビ朝日系で始まる「おっさんずラブ~In the sky~」に見つけました。レギュラーなのか第一話だけの出演なのかわかりませんが………。脇役ウォッチャーのつもりでしたが、佐津川さんは、失礼ながら存じ上げませんでした。喜美ちゃんを応援する私にとって、あき子さんはイケ好かない嫌なヤツでしたが、そんな気持ちが強く盛り上がるほど、ヒロインのカタキ役を非常に上手く演じて下さったのだと思います。思えば、北村一輝さん、高椅一生さん、二階堂ふみさん、キムラ緑子さん、俳優が本業ではありませんが亀梨和也さん、今、お名前を見れば、ドラマが楽しみになるような俳優・女優さん達も、初めて拝見したドラマなどの役柄があまりにも怖かったり、ひどい性格だったりで、最初は非常に苦手でした。私が大ファンの杏ちゃんも、過去の作品を取り寄せたら、ヒロインをいじめ抜くカタキ役をやっていた作品があり、身震いするほどイヤな女で「これが第一印象だったら杏ちゃんの事、大キライになったかも」と思ったものでした。皆さん、それだけ迫真の演技だった訳で、本当に俳優さん・女優さんってすごいなぁって思います。「おっさんずラブ」ではどうかわかりませんが、近い将来、今度は佐津川さんにも、もっとステキな役で出会えますように!

  2. 1013 より:

    あき子さんに対して嫉妬心だけじゃなく強かさを感じていたの、私だけじゃなくてなんかホッとしました。
    そもそもなんの接点もない下宿屋の女中が話を持ち込んだという時点で、父親が言わなかったとしても相手が自分に気があるという事くらい気付くと思います。
    そして会ってみたら気があるどころかベタ惚れしている。
    しかも女慣れしていない。
    可愛い顔と涙でいくらでも転がせます。
    (私が感じたまんまの性格なら圭介くん怒らせたのもわざとかも)

    『半分、青い。』の清ちゃんの時は痛すぎて可哀相に思ったものですが、
    あき子さんは逆にもっと見たくなりました。
    もう一回出てこないかな(笑)

  3. 丹善人 より:

    荒木荘のみなさん、草間さんの名前を間違えて覚えてしまっているのではないかと。
    戦後よくあった話とは言え悲しいですね。ソフィア・ローレンの「ひまわり」のテーマ音楽が頭の中で鳴っています。

    予告の時に、大きくなった喜美ちゃんをよくわかったなと思ってましたが、こういうことなら納得。

  4. オペラ座の怪人 より:

    ご都合主義とは言え、
    草間さんとの再会は、良き事。

    ♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪

    ちや子さんの上司が、
    辞めちゃったのは、一種の裏切り?

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい

  5. アーモンド より:

    ちや子の新聞社が大変なことに!
    編集長まで引き抜かれてしまいましたね。
    同僚も次々引き抜かれるということで、ちや子だけが、取り残された感じに。
    そして、早く結婚しろと言われる始末。
    何かなつぞらの東洋動画のような優秀な社員の引き抜き事件。東洋動画は、優秀な人は、マコプロダクションばかりに引き抜かれてましたが。

  6. よるは去った より:

    平田「身の振り方考えといたほうがええど・・・・・。」は誰かと結婚せえの意味だったわけですね。街中をとぼとぼ歩むちや子さんの後ろ姿が何とも・・・・・・・。?