喜美子と常治が対立する / スカーレット 第32話

2019年11月5日(火)第6週「自分で決めた道」

あらすじ

常治の望みを振り切り、大阪に帰るつもりであることをマツに告げた貴美子は、マツに相談があると言い出しました。貴美子は美術学校に通う予定であることを言うつもりでした。しかし、喜美子の相談とは結婚のことだとマツは思い込んでいました。

喜美子はマツの誤解を解き、大阪で働きながら美術学校に行く夢を持っていることをついに打ち明けました。常治は喜美子の夢に大反対しました。しかし、喜美子も自分の夢を決して諦めようとはしませんでした。

喜美子と常治が激しく対立したまま迎えた翌朝。大阪に戻ろうと家を出た喜美子は、学校とは反対方向に向かう百合子と遭遇しました。百合子の行動を不審に思った喜美子が問いただしても、百合子も直子も口を開こうとはしません。

そこに通りかかった信作は、喜美子に意外な告げました。マツの薬代のツケが病院に溜まっていました。薬を買うことが出来なくなる中、子供の百合子を病院に行かせることで、薬を手に入れていたのです。

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予習レビュー

今回の放送では、お父ちゃんは多くの視聴者たちから激しい非難にさらされるのではないでしょうか。

非難されるのは、そのあまりにも身勝手な行動と思考です。

この頃の川原家では、直子ちゃんとお父ちゃんの仲が険悪になっているのだそうです。

もしかするとこの二人の不仲が影響して、川原家全体の空気もゆがんだものになっているのかもしれません。

そんな川原家の状態を、喜美子ちゃんの力を借りてなんとかしようと考える。

ここまでは許せます。一時的に実家に帰ってきてもらって、直子ちゃんとの仲介に入ってもらおうとするならわかります。

しかし、借金を抱えた上に男の子まで雇ってしまったシワ寄せを喜美子ちゃんに押し付け、喜美子ちゃんを大阪に就職させたはず。

しかも、就職先ではさださんに頭を下げてまで雇ってもらったはず。

にも関わらず、今度は信楽に戻れというのは、喜美子ちゃんはもちろんのこと、さださんにも迷惑がかかる話です。

これまでは、身内を半ば犠牲にして外にいい格好をしていたお父ちゃん、外にまで迷惑をかけるようになり、ついにタガがはずれてきたようです。

感想

お父ちゃんも残念ですがお母ちゃんも残念

川原家の実態が一気に明らかになってきました。

薬を買うお金すらない。でも、薬は必要。だから、子供である百合子ちゃんをダシに使って、泣き落とし戦術で薬を手に入れようとする。

肉なしの肉じゃがでは済まないところまで来てしまっているんですね。

喜美子ちゃんに次いで、百合子ちゃんまでが犠牲を強いられていたとは。直子ちゃんも何らかの犠牲を強いられているに違いありません。

この状態の元凶はお父ちゃんではありますが、お母ちゃんもあまりにも情けない。

直子ちゃんと百合子ちゃんを、今の苦しみから救うためには、喜美子ちゃんが信楽に戻るしかなさそうですね。

美術学校に通う夢が消えかかっている喜美子ちゃんですが、それが貴美子ちゃんを別の道に導くことになりそうです。

いつか、お父ちゃんとお母ちゃんが残念な人でよかった。両親が残念だったからこそ、喜美子ちゃんが素敵な人生を送れたんだと思える日が来ますように。

お父ちゃんへのレビューはやめます(笑)

喜美子ちゃんが信楽で暮らしている頃よりも、お父ちゃんの残念さが際立つようになりました。もう救いがないレベルです。

しかしブログ主は、もう残念なお父ちゃんに意識をフォーカスしないと決めました。

わざわざネガティブなことにばかり注目し、文句を言って人生を退屈にするのはあまりにもバカバカしい。

自分の人生を楽しくできるのも退屈にしてしまうのも自分です。

なので、お父ちゃんへのレビューは、これから本欄では行いませんが、ご容赦願います。

コメントへの返信 by 朝蔵

第4~5週は、
圭介くんが去った28話を除き、すべてがロングバージョン(はままさん:30話)

ブログ主も、ロングバージョンかな?と思っていましたが、確信が持てずにいました。やっぱりロングバージョンだったんですね。

また、はままさんのおっしゃる通り、本作『スカーレット』のアバンタイトルは、月曜日の回は前週の簡潔な振り返り。

火曜日以降は、無駄の一切ないシンプルを極めてアバンタイトルが、この作品が持つテンポの良さを際立たせていますね。

一旦打ち解けられれば生涯の素晴らしい伴侶(ひるたまさん:27話)
あき子さんのお父上は見るからにワンマンタイプ。娘には甘いですが、おそらくどこぞの会社のワンマン社長あたりではないかとブログ主は推測しています。

そんなワンマンタイプの方には、生涯の素晴らしい伴侶、自分に絶対服従を誓ってくれるようなワンコなら愛さずにはいられないはず。

ワンコから見えてくるお父上の性格。その性格から見えてくるあき子さんの性格。圭介くん、幸せになれるでしょうか。ちょっと心配になってきました。

犬から見た人間は「主人」であるのに対し、猫から見た人間は「母親(代わり)」「給仕係を含めた“お世話係”」「召使い」(ひるたまさん:24話)
何かの本か雑誌で読んだ記憶があります。エサをくれる人をワンコはご主人だと思って忠誠を誓う。一方でニャンコは、人にエサをもらえる自分がご主人だと思う。

忠誠を誓うワンコを演技させるのは難しくなさそうですが、自分がご主人様だと思っているニャンコ様に演技していただくのは、大御所俳優に演技指導するのと同じくらい骨の折れることなのかもしれませんね(笑)

なんと優しくて残酷な描写でしょうか(Amoさん:30話)
草間さんと「元」奥様の里子さまの再会にして別れの描写。あの忘れられない名場面は、メニューを使った草間さんと里子さんの関係を暗示しいてたんですか!?

素晴らしい観察眼ですね!ひそかに仕込んでいたであろうメッセージをしっかりと受け止めてくれている視聴者がいて、作り手の方々も幸せではないでしょうか。

玉杓子もったまま倒れたフリ(よるは去ったさん:31話)
富田靖子さんといえば、彼女が主演した『さびしんぼう』を黒澤明監督が絶賛したことを最近になって知ったみたいなことが昨日のネットニュースで報道されてました。

黒澤明監督が感激したという話は、ブログ主はよく知っていました。主演したご本人が最近まで知らなかったことに驚きました。

恋とは違う これは愛(Amoさん:31話)
草間さん「恋から始まった愛」を乗り越え「恋とは違う愛」を貫き通しましたね。

ブログ主は「純粋な」という形容詞があまり好きではないのですが、草間さんの愛は恋という混じり気がまったくない「純粋な愛」だったと思います。

草間さんの「恋とは違う これは愛」忘れません。

きみこちゃんが何の為に大阪に出稼ぎに行ってしまったのか綺麗さっぱり忘れて(ゆきこさん:31話)
信楽を離れたくなかった娘を大阪まで働きに出し、その後ずっと仕送りをしてもらっていたにもかかわらず、そのことへの感謝の言葉は一言もない。

その上、もう大阪に戻らなくていい。荒木荘は辞めると言っておいたって・・・

どうして、こんなとんでもない人をヒロインの父親に設定したのか。作劇上の深い理由があるのでしょうか。その理由が最終回までに回収されてほしいです。

本当に許せないヤツと思わせる演技力(みいちゃん命さん:31話)
非の打ち所がない、ではなく非の打ち所しかないキャラクターを演じるのがお好きなんでしょうか、最近の北村一輝さんは。

ここまで非の打ち所しかないがないと、注目が集まることだけは確かです。もしかして、役者として注目を集めるための作戦なのかな?

薄幸のヒロインの宿命(丹善人さん:31話)
振り回される宿命。振り回されて体験したことのすべてが、あとで役に立つといいですね。

あの時、お父ちゃんに振り回されてよかった。お父ちゃんに振り回されたから今の人生があるのだと心の底から言える人生が貴美子ちゃんに用意されていますように。

草間さんと喜美ちゃんが男女の関係であるように里子さんの目に映り(ひるたまさん:30話)
店に入ってきた直後の貴美子ちゃんのうろたえぶりを見たら、たいていの人は草間さんと貴美子ちゃんが男女の関係だと勘違いするに違いない。それがブログ主の感想です。

元夫が女性と一緒に姿をあらわした。その直後、元夫が残した離婚届を見つけた。これらのことで里子さんは里子さんなりにすべてが終わったことを理解した。

そんな解釈をしていました。ブログ主は。

常治お父ちゃんを見ていると、雄太郎さんが常識人に見えて来ます。(^^;)(ひるたまさん:31話)
おっしゃる通りですね。雄太郎さんは愛すべき変人キャラのはずなのに、見るからに変人の部分を除いたら至って常識人です。

ヒロインのお父ちゃんをあれほどの残念な人に設定したのは、何か狙いがあるのではないか。そんな気がしています。

というか、そうであってほしいです。あまりにも愛せない変人なので。お父ちゃんは。

様々な哀しみを抱えて生きているのですよね(璃織さん:31話)
哀しい経験をしたのに優しさを保っていられるのか。哀しい経験をしたからこそ優しくいられるのか。

いずれにせよ、喜美子ちゃんのまわりの人は、心優しい素敵な人ばかりですね。あの方を除いて(苦笑)

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コメント

  1. ひるたま より:

    いやはや…今週に入ってからの展開で、“脱落”する方達がいてもおかしくないのでは?と思うようになって来ました。『ごちそうさん』では和枝義姉さん(演:キムラ緑子さん)による“いけず”の凄まじさで脱落者が続出したと聞いています(私は未見なのですが)。今作ではヒロインの父親:常治さんの横暴&駄目父親ぶりで同様の現象が起こるのでは??(;^_^A

    ところで先程、第一話の録画(冒頭部分)を見直してみました。
    「火事やぁ~火事やぁ~火消すでぇ~!」(マツ母さん)
    「消したらあかん!水より薪や!もっと燃やす!…もっともっと火焚くんや!」(喜美子)
    あの冒頭の場面、いずれは間違いなくドラマに再登場する筈かと思いますが…一体どの辺りに再登場するのか?そして喜美ちゃん&マツさんは何歳になっているのか?…個人的には気になります。

    本作の公式サイトに脚本家:水橋文美江さんのインタビューが掲載されているのですが、水橋さん曰く「「川原喜美子人生劇場」なので、なかなか陶芸家にはなりません」との事(^^;)。正に本作は“小説”ですね。(そもそも、今でこそ「朝ドラ」と呼ばれるのは結構普通ですが、元々は「連続テレビ小説」なのですよね…)

  2. ゆきこ より:

    人に働かせておいて…ほんとに何やってんだよこのロクデナシ!!(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!もう1回ロクデナシと言いますこのロクデナシに酒とお金を見せてはいけません見せただけでスッカラカンになります母さんあんたもしっかりしなさい娘が疑問に思って当たり前です分かってて誤魔化したな?空き巣事件の時の罪悪感はどこに行ったよ普通はブチ切れますよしかも娘に何て事やらせてんだよ百合子ちゃんも罪悪感がすっごいあったからお姉ちゃんに話そうとしたしやっちゃいけない事だって分かってるから直子ちゃんも言わせないようにしたんだろうなホントに縁切られても文句言えないですよどこから突っ込んでいいのかわかりません

  3. Anne より:

    お父ちゃんのレビュー止めるんですね…それも致し方なしですが。
    でも、今日の回を見て、お父ちゃんの中ではイヤイヤ大阪に行ったまま我慢してる喜美ちゃんだったのかな?と思いました。
    だから、寧ろ助けたる!ぐらいに思ってたのでは?なんて思いました(^^;

  4. 1013 より:

    常治さんは歴代ダメ親父の集大成みたいですね。
    本来大人が出るべき「掛取り」を子供にやらせた『カーネーション』や、家の事ぜ~んぶ妻子に丸投げして失踪した『まれ』や『花子とアン』、過労でぶっ倒れて入院してた娘に仕送りの増額を要求してまで兄ちゃんの家を建てた『おしん』等等、ダメ親父は朝ドラで結構見てますが、常治さんはぶっちぎりですね。
    突き抜けたキャラ多すぎでしょ、今回(笑)
    あと信作くんは厨二病早く治そうね(笑)

  5. みいちゃん命 より:

    「なつぞら」はつらい展開があっても、先に光が見えた。スカーレットはどんどん沼にハマって先が読めない。朝から不快な思いはしたくない。

  6. あずき より:

    初めまして。コメントは初めてですが、ずっと拝見させて頂いております。 お父ちゃんにフォーカスを当てるのをやめる、と おっしゃる朝蔵さんの気持ちに同感しました。カーネーションのお父ちゃんもワンマンで勝手なダメ男でしたが、後の主人公に良い影響を与えてましたね。今回も多少期待してます。

  7. 23号 より:

    喜美子ちゃんはこんな両親の長女だからとてもしっかりした素晴らしい娘さんに育ったんでしょうね。
    でも気の毒でなりません。
    私は、好きな学校に行かせて貰い、就職も自由にさせて貰いました。両親に感謝しなければなりません。

  8. 文月 より:

    常治の性格をいくつかの単語でいえば,外面のよさ,傍若無人(家族への強権),強いものに頭が上がらない でしょうか。
    喜美子に「勉強必要ない」といっても,丸熊陶業の社長の一言で「勉強しろ」になったりします。
    丸熊陶業の社長に喜美子の就職を反故にされてもなんも反論しません。反論しないまま,大阪に職を探します。
    この筋からすると,喜美子が信楽に帰ってからは,照子と親友になっていることが,じわじわと効いてくるのではないでしょうか。
    丸熊陶業の社長・職人などに言われると,外面を気にしながら,傍若無人な言葉・行動を自重しそうな常治が見えてきます。

  9. みいちゃん命 より:

    毎日、見るのやめて‥当面ダイジェスト版かな

  10. みいちゃん命 より:

    つらい、本当につらい

  11. 文月 より:

    里子さんの想い,ちょっと違った見方をしてました。
    喜美子と草間が入ってきたとき,二人がペアであることは,里子には気づいたのは間違いありません。
    しかし,長く夫婦をしてきた里子と草間ですから,里子には,喜美子が新しい妻とは思えなかったと思います。
    あの堅物の草間がこんな若い(幼い)女性をひっかけるとは思えない。
    しかし,自分はすでに妊娠していてついていけない。躊躇いの中で迎えたと思います。
    喜美子のアタフタ,席の取り方から喜美子が里子と草間の関係がわかって来店したと悟ったうえで,1個目のあめを「こんばんは」のつもりで喜美子にあげたと思います。
    そこには,厨房にいるであろう,今の伴侶への思いやりがあると思います。
    とはいえ,喜美子が草間の身近な存在と認識して,躊躇いがちに差し出した2個目の飴は,「草間をお願いね」という飴だったように思います。
    そんな想いが込められた飴を喜美子と草間がやり取りする姿は,これからの二人の関係(ビジネス上ではあるでしょうが)を象徴しているように思います。

  12. 丹善人 より:

    あの一家のことですから、おそらくは健康保険に入っていないのかもしれません。だから誰かが医者に関わると費用がとてつもなくかかってしまう。
    しかし、「子どもなら許してもらえる」と発想は怖いです。この一家、喜美子がいなかったら、とんでもない犯罪に手を染めてしまいそう。それがわかっているから、お父さんは自らの歯止めに喜美子を家に戻したかったのかも。嘘をついてでも。

  13. オペラ座の怪人 より:

    子どもの人生は子ども本人のものであって、
    決して、親のものではない!

    ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ

    そんなことが分からないのか!?
    じょうじ父さんよお!?

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい

  14. ゆきこ より:

    今回の放送ではじゃなくて今回の放送でもだと思います外面がいいのも大概にして欲しいですね直子ちゃんがお父さんに反抗してるのも今までの積み重ねだと思いますし直子ちゃんもお姉ちゃんに愚痴をこぼしながら我慢してきたと思うんですよねお父さんの自分本位な所がもうでまくってますもんヨシヨシよく我慢したね希のお父さんも大概ですがきみこたちのお父さんも大概です私この2人を朝ドラ2大クソ親父と呼んでます