喜美子の実家に残る決意 / スカーレット 第33話

2019年11月6日(水)第6週「自分で決めた道」

あらすじ

常治の制止を振り切り、大阪に戻ろうとした喜美子は道中で信作と遭遇。信作から、マツの薬代も払えなくなっている川原家の窮状を聞かされました。直子と百合子による涙ながらの訴えもあり、喜美子は大阪に戻ることをあきらめました。

実家に帰ると、喜美子はたまりにたまったツケがいくらになるのかを計算。実家の実態を知った喜美子はまた、丸熊陶業に就職の機会があることを知りました。社員の募集をはじめた丸熊陶業への就職を常治が頼み込んでいたのです。

喜美子は早速、照子の実家を訪問しました。その時、照子の父は絵付け職人の親方と処遇のことで揉めているところでした。そこで喜美子は照子に尋ね、自分が丸熊陶業に就職できることを喜美子は確認しました。

一方の大阪では、大阪には戻らず女中の仕事を辞めるという常治からの電報を受け取った荒木荘の面々が深く落胆していました。大久保が喜美子の持ち物をまとめていると、そこに喜美子が帰ってくるのでした。

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予習レビュー

前回から今回にかけて、喜美子ちゃんの実家・川原家の窮状が明らかになります。

借金が大変な金額になり、病気がちのマツさんに必要な薬を買うお金さえ状態に陥っているのだとか。

薬代を払えないけれど、マツさんには薬が必要。

だから、病院に薬をもらいに行くのは二人の子供たちの役割です。子供が行ったらお医者さんもほだされて、薬を渡さないわけには行かない。

でも、家計がそんな状態になりながら、喜美子ちゃんを大阪から実家に戻したら、大切な収入源である喜美子ちゃんのお給金がなくなってしまいます。

喜美子ちゃんの給料がなくなれば、家計はますます苦しくなる。

そのあたりのことをお父ちゃんはしっかりと計算できているのでしょうか。もっとも、計算が普段からできていないから、今のような事態を招いたとも言えますが。

そんな困った状況に対して、喜美子ちゃんはどう出るのか。

今週の後半は様々な動きがありそうです。

感想

喜美子ちゃんと照子ちゃんの笑える関係は復活するか

社会に出た喜美子ちゃんと、まだ高校生の照子ちゃんが対比されて描かれ、喜美子ちゃんがいつの間にかすっかり大人になっていたことを実感しました。

かつて、喜美子ちゃんと照子ちゃんが一緒にいても、アネゴ肌の喜美子ちゃんと甘えん坊の照子ちゃん、くらいにしか見えませんでした。

しかし今では、大人と子供くらい差がついて見える。

それほどまでにギャップが大きくなった喜美子ちゃんと照子ちゃん。これから一緒に登場する場面が増えるものと思われます。

このギャップは解消されるのか。ギャップはますます大きくなってしまうのか。

子役ちゃん時代に楽しくて楽しくて夢中になった、喜美子ちゃんと照子ちゃんの二人の幼なじみの関係の描写が、まもなく復活します。

お母ちゃんにも驚かされる

直子ちゃんと百合子ちゃん。二人の娘があれほどつらい思いをしているにもかかわらず、お母ちゃんは家の借金の計算すらしないで、根拠もなく楽観していたことにビックリです。

あまりにも残念すぎるお父ちゃんのことはしばらく関心を払うのはやめにしようと心に決めたブログ主ですが、お母ちゃんに関心を払うこともしばらくはやめにします。

残念な両親と、両親に翻弄される二人の妹を抱え、喜美子ちゃんがどうやって成長してゆくのか。その一点にフォーカスしながらこれからの展開を楽しむと決めました。

コメントへの返信 by 朝蔵

養女エマちゃんを演じていた住田萌乃ちゃん(よるは去ったさん:33話)
ブログ主も見覚えがあるなと思いつつも、どうしても思い出すことが出来ずにいました。なので、教えていただき助かりました。

『マッサン』のリトルエマちゃんだったんですね。あれから何年も経って、ずいぶん大きくなりましたね。

Foorinのメインボーカルの子(よるは去ったさん:33話)
Foorinというユニットは存じ上げませんでした。親御さんの才能をしっかりと遺伝している子だったんですね。

子どもの人生は子ども本人のもの(オペラ座の怪人さん:32話)
残念ながら、そんなシンプルな人生の原則をお父ちゃんはまったく理解できていないみたいですね。

ヒロインのお父ちゃんという重要なキャラクターを、ここまでやるかというくらいにワカランチンに描くのには、それなりの理由があるのかなと思うようになりました。

あり得ないレベルのワカランチンぶりですからね。喜美子ちゃんのお父ちゃんは。

喜美子がいなかったら、とんでもない犯罪に手を染めてしまいそう(丹善人さん:32話)
昨年、カンヌ映画祭パルムドールを受賞した『万引き家族』という映画がありましたが、まさにあの映画の中で描かれた家族と同じことになっていたかもですね。

喜美子ちゃんが信楽に帰って来なければ。

お父ちゃんはもはやまともな判断力を失いつつあり、お母ちゃんも今の状況をどこまで理解できているのか、わからないところがある。

直子ちゃんだけは、今の状況に違和感を感じているのが救いですね。直子ちゃんの違和感がお父ちゃんへの反抗になり、それがきっかけで喜美子ちゃんが呼び戻されましたので。

万引き家族に転落スレスレの川原家。これからどこに向かってゆくのでしょうか。喜美子ちゃんが戻ってくることでまともな方向に向かって行くと良いのですが。

2個目の飴は,「草間をお願いね」という飴だったように思い(文月さん:32話)
里子さんにとっては、喜美子ちゃんの存在は救いとなりましたね。

もし、喜美子ちゃんがいなければ。草間さんを一人にしてしまったと、自分を責めながら生きて行くことになったでしょうから。里子さんは。

見知らぬ若い女性と一緒に来たことで、奥さんの罪悪感がいくらか軽くできたのでは?(おたかちゃんさん:30話)
なるほど、あの場面で喜美子ちゃんが同行していたのは、作家の思いやりだったのかもしれません。

草間さんがたった一人でお店にやって来て、そのまま去ってしまったら。里子さんは一生苦しむことになったかもしれません。

外面のよさ,傍若無人(家族への強権),強いものに頭が上がらない(文月さん:32話)
文月さんが3つのポイントに絞ったお父ちゃんの残念な性格。これらは、小心者と呼ばれる人たちに共通して見られる3つの性質です。

喜美子ちゃんのお父ちゃんは、ちょっと救いがたいレベルの小心者のようですね。

こんな両親の長女だからとてもしっかりした素晴らしい娘さんに育った(23号さん:32話)
両親があまりにも頼りない。二人の妹を養わなければならない。その一方で、人生の師匠とでもいうべき立派な人物とのご縁にめぐまれている。

しっかりとした人物として育つ以外に選択肢はない。そんな星のもとに生まれたのかもしれません。喜美子ちゃんは。

カーネーションのお父ちゃんもワンマンで勝手なダメ男でしたが、後の主人公に良い影響を与えてましたね(あずきさん:32話)
はじめまして!初コメントありがとうございます。

おっしゃるとおり『カーネーション』のヒロインのお父ちゃんも、ヒロインが幼い時は娘に愛情を注ぐ気のいいお父ちゃんでしたが、年をとるにつれてダメ男になっていきましたね。

でも、あの残念なお父ちゃんがいたからこそ、糸子さんは強くなりました。そんな展開になるといいですね。

スカーレットはどんどん沼にハマって先が読めない(みいちゃん命さん:32話)
喜美子ちゃんが美術学校に通うという自分のやりたいことを見つけ、自分の人生を歩みはじめようと決意したその直後に、自分の人生を断念。

止むを得ず方向転換し、その先で喜美子ちゃんは再び自分のやりたいことを見つけるみたいですが、その自分のやりたいことを今度こそ続けることができるのか。

喜美子ちゃんの数年後の未来がブログ主も心配でなりません。

離婚成立後6ヶ月以内の子どもは前夫の子どもと認定されてしまう(丹善人さん:30話)
父の行方不明や別居状態などの事情がある場合には「推定のおよばない嫡出子」として、里子さんの新しいご主人の子供ということになるそうです。

里子さんの立場では、草間さんは行方不明だったので、大丈夫であろうと思います。

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コメント

  1. はまま より:

    喜美ちゃんの両親。ともに残念すぎてドラマをひっかきまわしてくれてますが、
    現代の尺度では考えられないことのようでも、まだ当時はこういった親の姿も
    あったのかなと思ったりもします。
    丁稚奉公に出されていたことを思えば、常治さんの人生は親が決めた道に従う
    しかなかった、親の言うことは絶対、満足な教育も受けらなかったはずです。
    今なら「自分の子にはそんな思いをさせたくない」という考え方にもなるので
    しょうが、当時は「子はだまって親にしたがうものだ」という考え方が色濃く
    残っていて、だからマツさんをはじめ周囲の人々も、喜美ちゃんを応援しては
    いても、常治さんを強くいさめたりはしていません。
    そんな部分が、現代の視聴者をイライラさせているのかも知れません。
    十勝では泰樹さんが「東京を耕してこい!」と言ったのと同時期だというのに。

  2. よるは去った より:

    喜美子「ツケ!ツケ!ツケ!(爆笑)」
    マツ「笑い事やないで!(爆笑)」
    取り敢えず笑うしかないか・・・・・・。
    常治父ちゃんはせめて「酒」やめるところから始められないもんかなあ。
    落語の「芝浜」「子別れ(子は鎹)」を聞かせてあげたい。二つとも「酒」で堕落した男が「酒」をやめて立ち直る噺だし。
    その一方で、
    城崎「わてらへの待遇考えてくれますのか・・・・・。」
    丸熊陶業にも暗雲・・・・・・・?

  3. 文月 より:

    嫡出子の件は,時代背景を考えるとおそらく,出生届では,前夫(草間)の子として受け取られると思います。
    まず,当時の民法だと,女性に離婚後6カ月の婚姻制限(法的な結婚を認めない)があります。
    今は,①離婚から100日経過,②出産を経験,③出産婚姻時に妊娠していないことを証明,のいずれかで婚姻が認められます。(平成28年以降でした)
    会話から妊娠3か月は過ぎていそうですから,出産時は婚姻届が受理されていないかと思います。
    婚姻後の出生届は嫡出子として受け取ることが役所の事務手続きで決まっていますが,婚姻前の場合,前夫の嫡出子または女性の非嫡出子として出生届は受け取られます。(当時は戸籍の記載で嫡出子か非嫡出子かわかりました。今生まれた子供では,戸籍上は差がありません。
    嫡出推定の問題は,かなり最近まで杓子定規な役所対応が非難の的になっていましたから,おそらく出生届では草間の子として扱われることとになりそうです。それはやむを得ない面もあります。役所が事実関係を勝手に解釈できないからです。
    出生届時点はともかく,今の同居者との嫡出関係はいずれ認められます。
    当時の状況を踏まえると,(令和の時代も)家庭裁判所の判断をうけて嫡出子として認められると思います。そのためには,草間か里子(または本人)からの嫡出関係不存在を訴える必要がありますが,時代も踏まえると,この二人といまのパートナーがそれをするか少々疑問が残ります。

  4. まなつ、改め、ももこ より:

    Floorinのメインボーカルが住田萌乃ちゃんですよ。「ボーカルしてた人の子供さん」ではなく。NHK主催の2020応援ソングプロジェクトのユニットで、米津玄師プロデュースの「パブリカ」は割とテレビでもよく出てますよ。紅白歌合戦にもきっとでるんじゃないですかね。検索して「パブリカ」観てくださいませ。

  5. キヨコ より:

    朝蔵さんが特定の人物に対し、これ程きっぱりとフォーカスをやめると仰るのは初めてではないでしょうか?
    あのめ以子の義姉のイケズにも温かい眼で見守っていたのだから、よっぽどの事と思います。

    確かに、今日のおかあちゃん。「(ツケの伝票が)まだまだあるでぇ~」と笑い飛ばしていたのには少し引きました。
    喜美子があまりのツケの多さに壊れてしまい、それにつられてしまったのかも知れませんが。

    脚本の先生が「朝ドラを見て元気に一日を過ごしてもらいたいので、視聴者の皆さまに不快な思いをさせるようなエグい内容にはしたくない。」とコメントしていたと記憶しています。
    このダメダメ父ちゃんには何か意味があるのだろう、と思って視聴する事にしています。

    荒木荘に移ってからじわじわと「スカーレット」の面白さが出てきたところだったのに、またしてもあのジョージがやらかしてくれて。

  6. よるは去った より:

    >>親御さんの才能 朝蔵さん、私の記し方が悪かったかな。FoorinはNHKの2020年応援ソング「パプリカ」を歌って踊っているキッズ5人のユニットで住田萌乃ちゃん自身がメインボーカルを勤めているんですよ。ドラマの中で健気に耐え忍んでいる百合子ちゃんとはガラリ違うキャラですね。」

  7. えほんや より:

    残念なお母ちゃんと言うより、
    ドンドン増える借金。
    観たくない。不安と恐怖。無かった事にしたい。
    ブログ主さんは、幸せな方なんでしょうね。
    自分では、どうすることもできない泥沼にはまり、
    不安と恐怖に押しつぶされ、蓋をして隠して無かったことにすること。

  8. オペラ座の怪人 より:

    文字放送(っていうんですか?)で見ると
    主役は黄色文字
    準主役は青文字(緑だったかも?)
    その他は白文字なのですが、

    きみちゃんは当然黄色文字として
    大島優子さんが準主役の青文字なんですよね。

    今後も出演し続けて、
    親友であり続けるのかしら?
    あ、予習していれば分かることですね。
    予習はしないけど。

    で、親友と言っても、熱血のベタベタではなく、
    おふざけ満載のベタベタで、
    ちと、いいと思います。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    おしまい