照子の父親・秀男が急逝 / スカーレット 第50話

2019年11月26日(火)第9週「火まつりの誓い」

あらすじ

照子の父・秀男が急逝しました。家族だけでしめやかに行われた葬儀の数日後、照子のもとに足を運んだ喜美子は、照子から二つの事実を告げられました。一つ目の事実。照子は妊娠がわかったばかりでした。

そして二つ目の事実。秀男の急逝により、丸熊陶業の四代目社長になった敏春は、社長に就任して早々、会社を改革する方針を打ち出そうとしていました。敏春の打ち出した改革は、絵付け係の仕事も縮小されかねないものでした。

同じ頃、深野は二人の弟子たちに打ち明けました。自分が信楽に来たのは、秀男に呼ばれたからだ。その秀男が亡くなった。そこで自分は、信楽を去るつもりであることを。ほどなくして、そのことを深野は敏春にも告げました。

一方、喜美子だけは深野が信楽を去るつもりであることを知りませんでした。二人の弟子たちも喜美子に言うことができません。その数日後、百合子の担任の寺岡が、百合子の卒業後の進路を話し合うために川原家にやってくるのでした。

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新キャスト速報

来年の1月、2月から登場する新キャストの一部が早くも発表されました!

川原武志(演、伊藤健太郎さん)
2月に初登場する新キャラ・川原武志は、なんと喜美子ちゃんの長男です。

長男が成人するかしないかの年齢なので、その頃の喜美子ちゃんすでに40代くらいになっていると思われます。

松永三津(演、黒島結菜さん)
1月に登場する新キャラ・松永三津は、喜美子ちゃんの弟子です。

今は、ようやくフカ先生の弟子入りを許されたところですが、1月上旬には自分の工房を持ち弟子を持つまでになっているのだそうです。

喜美子ちゃんの進化が楽しみです。

ちなみに新キャラ・三津ちゃんは、川原家に波乱を巻き起こすお騒がせキャラなのだそうです。一体、何をしでかしてくれるのでしょうか。

予習レビュー

照子ちゃんのお父上が急逝。ただしに社長に就任した敏春さんは、会社の大改革の方針を打ち出しました。

会社の大改革とは、時代遅れになりつつある火鉢の生産の縮小または撤退。

もし火鉢の生産が撤退という最悪の事態を迎えたら、喜美子ちゃんは仕事を失うことになってしまいます。

そんなさなかに、百合子ちゃんの進学問題が浮上。

高校に進学したいと願う百合子ちゃんの願いに対して、お父ちゃんは毎度のことながら反対します。

喜美子ちゃんとしては百合子ちゃんの願いを叶えてあげたい。

しかし、もし絵付けの仕事がなくなってしまったら。給料が減らされるか、最悪、失業してしまったら。

百合子ちゃんの願いを叶えることは難しくなります。

そして、もう一つ、大きな不安があります。

火鉢の生産がなくなり絵付けの仕事が必要とされなくなったとき、喜美子ちゃんが尊敬しているフカ先生はどうなってしまうのでしょうか。

感想

「泣いた?」「誰が泣くか!」

冒頭の、喜美子ちゃんと照子ちゃんの言葉の少ない静かな会話が心に沁みました。

照子ちゃんは人から同情されるのが嫌いなタイプ。特に、いつも身近にいる喜美子ちゃんや信作くんからは同情されたくない。

一方の喜美子ちゃんも、そんな照子ちゃんの性格をよ〜く知ってます。

だから喜美子ちゃんは必要以上には照子ちゃんに声をかけない。照子ちゃんの呼吸に合わせるかのように、わずかな言葉を照子ちゃんにかけるだけ。

この二人の場面の空気感がたまりません。

お互いに分かり合えているからこそ、沈黙も苦痛ではなく、むしろ心地よいものになる。心地よい沈黙の中で心を癒す照子ちゃん。

その照子ちゃんを見守る喜美子ちゃん。いい場面を見せてもらいました。

フカ先生との別れの日

一方で、喜美子ちゃんとフカ先生との別れの日が刻一刻と近づいてきたようです。

フカ先生は、二人の弟子たちには早々に信楽を去るつもりであることを打ち明けました。敏春社長にもそのことを告げました。

そして偶然、その場に居合わせた八郎くんも、フカ先生が信楽を左るつもりであることを知ってしまいました。

しかし、喜美子ちゃんだけが、まだそのことを知りません。

あまりにも切なすぎる状況です。喜美子ちゃん、あれほどフカ先生のことを尊敬しているというのに・・・

コメントへの返信 by 朝蔵

ふか先生の絵ときみ子の絵と、テイスト(っていうんですか?)が全然違う(オペラ座の怪人さん:49話)
その昔、八郎くんの祖父が持っていたというフカ先生の日本画。その絵の記憶を語った八郎くんの言葉から、二つの絵画が生まれました。

八郎くんが語った絵の記憶を一緒に聴きながらも、フカ先生が描いた絵と喜美子ちゃんが描いた絵。まったく異なるものになりましたね。

人それぞれ、言葉の受け止め方によってこうまで仕上がりが違ってくるのかと感心しながら二つの絵を眺めていました。

八郎くんも二つの宝物を手に入れることができましたね。いつまでも肌身離さず、ではなくて大事に飾ってくれますように。

「気い付けてな・・・・・・。」言っていることは同じでも思い入れはおそらくそれぞれに違うでしょうね。(よるは去ったさん:49話)
お母ちゃんの「気い付けてな・・・・・・。」は、亡くなった秀男さんと同年代のお父ちゃんの健康を案じたのでしょうか。

喜美子ちゃんの「気い付けてな・・・・・・。」は、お酒を飲みすぎてまた変なことしないようにと心配し、百合子ちゃんのそれも喜美子ちゃんに近いものがあるのかな?

ところが信作くんの「気い付けてな・・・・・・。」は、自分もばあちゃんの最期をリアルに伝えたことで、最強の破壊力を持つ言葉に。

お母ちゃん、喜美子ちゃん、百合子ちゃん、三人分の心配をすべて安心させてくれる「気い付けてな・・・・・・。」になりましたね。

お父ちゃんみたいなキャラには恫喝に近いレベルの説得力があったのではないでしょうか。

きっとお父ちゃん、お酒を飲みたくても信作くんの言葉を思い出し飲むに飲めない。そんな光景が目に浮かびます。

マスコットガールは黙っときー(ゆきこさん:49話)
喜美子ちゃんは自分がマスコットガールにされてしまったことがもしお父ちゃんに知られたら、もっともっとなじられると予想していたフシがあります。

しかし、喜美子ちゃんがマスコットガールになったことについて「黙っときー」の一言で片付けてしまったのは意外でした。

「変なおっさんキャラ」の共通点は「時代の先を読んでいる」ところかも(にゃんこさん:49話)
変なおじさんであるがゆえに、常識にとらわれず柔軟な考え方で新しいものを積極的に受け入れることができる。

その柔軟さが、あまりにも際立っているので、世間的には変なおじさんに見えてしまうかもしれませんね。

ブログ主が一番好きな朝ドラの変なおじさんは『ひよっこ』の宗男おじさんです。

宗男おじさんも、あののどかな農村の中で最先端のビートルズに夢中になるなど、時代の先を読んでますね。

もし宗男おじさんが東京で暮らしたら、さらにとんがった変なおじさんになってしまうかもしれません。

喜美子が再現しようとした絵よりも、フカ先生直々に描かれた絵の方がずっと味わいがありますね(丹善人さん:49話)
もしかすると喜美子ちゃんは日本画を見たことがないのかもしれませんね。

喜美子ちゃんが描いた絵は洋画テイスト。また大阪で通うつもりだった美術学校も、抽象画家の大御所が講師をつとめるくらいなので、日本画のカリキュラムはなさそうです。

また、火鉢の絵付けのデザインも、フカ先生のデザインがいかにも日本画家が描いたものなのに対して、喜美子ちゃんのデザインは日本画とは異なるタイプのものでした。

日本画を学ぶか、または学ばなくてもたくさん見れば、喜美子ちゃんならそれなりのものが描けるようになるかもしれません。

喜美子の描いた絵、素晴らしいですよね。番組のホームページで公開してくれれば良いのに(みいちゃん命さん:49話)
前作『なつぞら』のドラマの中で登場した架空のアニメ作品のポスターの数々は、番組ホームページで紹介されました。

そのときと同じように、喜美子ちゃんの作品集を番組ホームページに公開して欲しいですね。

喜美子ちゃんが陶芸家になったら、子供の頃に描いて草間さんに絶賛された絵や、八郎くんのために描いた絵。

絵付けのデザインや、喜美子ちゃんがデザインした絵付けが施された火鉢。また、これから喜美子ちゃんがつくることになる陶芸作品の数々。

まとめて見せて欲しいですね。

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コメント

  1. みいちゃん命 より:

    八郎さんのモデルは喜美子の弟子と不倫し離婚するという事ですが、この実直で純朴な八郎さんを見る限り、とてもそのようなことなどしそうにない。時が人を変えたのか、お弟子さんの色香にまんまとハマってしまったのか、まじめそうに見えて実はムッツリ助平だったのか、あるいはそのお弟子さんがよっぽど若くていい女性だったのか、それとも喜美子が鬼嫁で耐えられなかったのか、川原家の中で孤立していたので居場所を見つけたのか、はたまた陶芸家としての喜美子の才能に嫉妬し当てつけの様に不倫したのか……なにが原因なのか、いまから気になる。気になるのだけれど、、大切にしていた深先生の絵を、数日分の米と卵に替える思い切りの良さがあることは踏まえておいた方がいいのかも。

  2. 丹善人 より:

    惜しまれているうちに去る、引き際の美学。売れているうちに新開発に舵を取るのも経営の美学。規模を縮小という目先のことだけに心を奪われずに先を見通す力があったからこそ、フカ先生も絵付けに進み、そして今また新しい道に進む決断。それは新社長の考えにも一致する物なのでしょう。

  3. オペラ座の怪人 より:

    ふか先生も気になるが、
    百合子ちゃんの進路は、
    もっと気になる。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  4. ゆきこ より:

    女に学問はいらんを言い訳に姉妹みんな高校に行けないのはお父ちゃんが馬鹿みたいに借金こさえまくって貯金すら出来ないからじゃないからでしょうか本当に考えないんですね見ていて本当に呆れます

  5. よるは去った より:

    照子「これから『火鉢』は売れんようになる・・・・・・。」
    ああついにそういう時代に・・・・・・。
    照子「誰が泣くか・・・・・。」というより「泣いている余裕なんてない。」というのが本当のところかな・・・・・・・。

  6. あずき より:

    喜美子の息子!?今(11月22日)の段階では、旦那さんになる人と出会ったばかりなので、40代の喜美ちゃんなんて、想像が追いつかないです。
    それにしても、息子役の伊藤健太郎さんと、弟子役の黒島結菜さん(マッサンの時は少女の面影でしたが)は、NHKのドラマで恋人役だっただけに、どんな展開が繰り広げられるのかとても気になります。
    でも、やはり制作発表時の通りに、悲しい事が待っているのでしょうかね。

  7. どんギツネ。 より:

    喜美子のモデルとなってる神山きよ子さんという方のインタビュー記事を最近読んだんですが、ご自身の弟子の女性と旦那さんが恋仲になって、駆け落ちされたそうですね。
    まさか朝ドラで、そこまでは描かないと思ってたけど、黒島さんの出演が発表された時の「川原家に波乱を巻き起こす」との一文を読んで、旦那さんの裏切りも描くのかな?と、かなり嫌な予感がしてます。

    制作発表時の物語の概略に「やがて息子との別離が訪れ一人になった喜美子を、かつての仲間が支える」と書かれていて!息子との別離の時に旦那さんはいなかったの?と思ったんですが、神山さんのインタビューを読んで、そういう事か・・と思ってしまいました。
    息子さんは白血病で亡くなるみたいだし、後半はおしん並みの辛い展開が待ってそうですね。