作陶に興味を持つ喜美子 / スカーレット 第55話

2019年12月2日(月)第10週「好きという気持ち」

あらすじ

深野たちが信楽を去り、絵付けの作業場で喜美子はたった一人の秋を迎えました。その頃、八郎は、会社の許可のもと、勤務時間が始まるまで、そして勤務時間が終わった後に陶芸の練習をしていたのです。

八郎が作陶を行う姿をはじめて目撃した喜美子は、陶芸に強い興味を持ちました。八郎は陶芸家を目指していました。そして、八郎の夢である「陶芸家」になるまでに何年もかかることを喜美子ははじめて知りました。

八郎の夢のことを聞かされた喜美子は、丸熊陶業に入ってから絵付けの修行で精一杯で、作陶を見るのがはじめてであることを八郎に告げました。そして八郎が作陶する姿を見せてもらうことになりました。

同じころ、信作が「お見合い大作戦」というイベントを企画。その企画に喜美子を参加させようと信作は考えていました。しかし、そんなことは知らずに、喜美子は八郎と陶芸との出会いの話に聞き入るのでした。

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予習レビュー

喜美子ちゃんが丸熊陶業に入社したばかりの頃、たまたま目にした絵付け作業に心をひかれて、喜美子ちゃんは絵付け師にまでなってしまいました。

その喜美子ちゃんが、今度は陶芸の作業現場を目撃し、陶芸に心を動かされました。

この直後から、喜美子ちゃんがどれほど陶芸に関わりはじめることになるのかは、ここでは伏せておきますが、喜美子ちゃんのライフワークへの大きなフラグがついに立ちました。

またリトル喜美子ちゃん時代に数回だけ登場した、慶乃川さんという人物の名前も久しぶりに登場します。

慶乃川さんという存在が、何らかの形で回収されるのでしょうか。

陶芸をしていたけれど「陶芸家」にはなれずに信楽を去り故郷に帰っていった慶乃川さん。あの慶乃川さんとの出会いが、今の喜美子ちゃんに何らかの影響をもたらすのでしょうか。

一方、信作くんが、いかにも彼らしい「お見合い大作戦」という名のイベントを企画。

喜美子ちゃんがこのイベントに巻き込まれるようですが、その一方で今週のサブタイトルは「好きという気持ち」。

お見合い。そしてサブタイトルの「好き」という言葉。

喜美子ちゃんの恋バナを暗示しているのでしょうか。

感想

喜美子ちゃんの人生が動き出す予感

今回のお話は『スカーレット』の物語全体の中でもとても重要な場面のひとつではないでしょうか。

喜美子ちゃんがついに一生涯をかける仕事の現場を目撃し、心の中に小さな小さな火がともされました。

そして、喜美子ちゃんの生涯の伴侶になるかもしれないし、逆に喜美子ちゃんの人生を振り回すことになるのかもしれない人物と、心の距離を縮めました。

でも、今回に関しては前者の「一生涯をかける仕事」の要素の方が大きいのかもしれません。

なぜなら今回の最後で、喜美子ちゃんの視線が注がれた先は、八郎くんではなく八郎くんが削り出した土のかたまりだったからです。

作業台に上に放り投げられた土のかたまりを見て、喜美子ちゃんは何を思ったのか。

そして、八郎くんが作陶に没頭する姿や、八郎くんと陶芸との出会いの話を聞かされた喜美子ちゃんは何を思ったのか。

今回はまた12月に入って最初の放送です。『スカーレット』は3ヶ月目に入りました。

いよいよ喜美子ちゃんの人生が動き出す予感でいっぱいです。

コメントへの返信 by 朝蔵

みなさんお父ちゃんに怒り心頭(美喜子さん:53話)
喜美子ちゃんの給料が上がって、百合子ちゃんが高校に進学できるくらいにまでなりましたが、これで安心したお父ちゃんがもっとひどい状態にならないことを祈るばかりです。

今はそれが心配でなりません。お金に余裕ができたのをいいことに、さらなる暴走が始まったら喜美子ちゃんが気の毒すぎます。

お父ちゃんがもっとしっかりしていれば、百合子ちゃんも問題なく高校に進学ができ、喜美子ちゃんも安心してフカ先生について長崎に行くことができたはずですからね。

次週からはようやく本来の終生の仕事が見つかるのですね(丹善人さん:54話)
お父ちゃんにふりまわされっぱなしの喜美子ちゃんですが、お父ちゃんの稼ぎが少ないから大阪に行って素敵な人たちと出会うことができました。

お父ちゃんのわがままで信楽に戻ってきたことで絵付けという仕事とフカ先生に出会うことができました。

そして、またしてもお父ちゃんの稼ぎの少なさが理由で、長崎には行けず信楽に残ることになった喜美子ちゃんはついにライフワークと出会う。

お父ちゃんにふりまわされる形で、お父ちゃんに導かれているのが喜美子ちゃんの人生ですね。

そのうちお父ちゃん大変身で、すばらしい面を出してくれることを期待しています(はままさん:54話)
実際にお父ちゃんは、大野さんの戦場での命の恩人ということで、信楽にやって来たときは大野さんに心からの大歓迎を受けました。

草間さんを救ったのも、困っている人を見て見ぬ振りをできない性分から。草間さんを救う直前にも物乞いする復員兵に施しをしていました。

酒におぼれるようになってから、そんなお父ちゃんの良い面が消えてしまいましたが、再び心優しき男として復活してほしいですね。

再会がありますように(よるは去ったさん:54話)
もし仮にフカ先生たちとの再会をはたすことができたとき、自分よりもずっと若い師匠に師事するというチャレンジをしたフカ先生には、若返って戻ってきてほしいです。

または人生を悔いなく生き抜いて隠居した人物もいいかなと思います。

いずれにせよ、フカ先生、1番さん、2番さん。信楽を去ったときよりも良い状態になって戻ってきてほしいものです。

そして、さわやかな別れはそんな再会への暗示なのだろうと期待しています。

妹弟子を可愛がってくれて(ちーぼーさん:54話)
喜美子ちゃんは、残念すぎるお父ちゃんを除いて人のご縁にいつも恵まれてますね。草間さん、大久保さん、フカ先生。

そして荒木荘の心優しき住人たち。1番さん、2番さん。

これからも素敵なご縁に恵まれながら成長を続けてほしいと願うばかりです。

深先生は師匠として、信楽という土地に彼女の居場所をキチンと作ってから、去ったのだと思います(みいちゃん命さん:54話)
おっしゃるとおり、フカ先生は喜美子ちゃんを信楽に残すように仕向けたのだと思います。

仮に喜美子ちゃんが長崎までついてきたとしても、フカ先生は長崎では師匠から弟子という立場になってしまいます。

そうなると喜美子ちゃんの立場はなくなってしまいますからね。

そんなことも見越しての、喜美子ちゃんへのはからいだったのでしょう。フカ先生、どこまで優しいんでしょう。

“火まつり” | メイキング映像(みいちゃん命さん:53話)
素敵な映像をご紹介してくださりありがとうございます!

4人の土人形って、旦那と息子と女弟子(丹善人さん:54話)
人数といい性別の組み合わせといい、ぴったり一致してますね。年明け以降の展開と。

新たな4人の組み合わせ。一体、どこに向かって行くことになるのか。今から心配でなりません。史実と同じような展開になりませんように。

八郎さんには、違和感が残りました(まめしばさん:54話)
違和感といえば、ブログ主も違和感を感じた場面があります。

フカ先生が信楽を去るつもりであることを偶然聞いてしまった八郎くん。喜美子ちゃんに言うべきでないなら黙っていればいいものを思わせぶりに鎌をかけたりして・・・

フカ先生のことをうっかり漏らさなければ、主人公が苦悩するというドラマに発展しないので、作劇の都合から八郎くんに言わせたのは承知していますが、八郎くん、そこは黙ってろよと思ったことも確かです。

事務所で若社長に照子の赤ちゃんの話題をした時(きりあすさん:52話)
あのときの敏春さん。それまで見せたこともないような、心から嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

はじめは結婚を渋っていた照子ちゃんが、いつの間にか惚れ込んでいるのは、あの笑顔にやられたのかもしれませんね。

母親のことを心の中で尊敬している(かぷさん:14週)
喜美子ちゃんは、親に苦労させられて育ったので、その分だけ立派な母親になるみたいですね。息子から尊敬されるなんてさすがです。

そういう点でも、お父ちゃんは喜美子ちゃんを「結果として」正しい方向に導きましたね。

自分でも辛いと思う仕事を続けていることや娘達に愛情を持っていることはお父ちゃんの良さとして認めてあげたい(さくらさん:54話)
さくらさん、お久しぶりです!そして、やさしさいっぱいのコメントをありがとうございます。

喜美子ちゃんがまだ子供だったころのこと。あの頃は、お父ちゃんの美点もしっかりと描かれていました。

戦場で負傷したか病気になったかで動けなくなった大野さんを背負って救ったお父ちゃんはまた、そのことをマツさんにさえ話してはいませんでした。

しかも、大野さんから感謝の言葉を浴びせかけられて、実に決まりの悪そうな表情をお父ちゃんが浮かべていたのを忘れることができません。

自分の手柄を決して自慢しない男の中の男。お父ちゃんにはそんな一面があったはずですが、日々の暮らしの中で疲れ切って忘れてしまったのでしょう。

いつか、かつてのお父ちゃんが戻ってくることを期待しています。

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コメント

  1. よるは去った より:

    八郎「思い出してしもうて(笑)」
    喜美子ちゃんと八郎君の距離が一層縮まっているかな?という場面の裏側で「集団見合い」の話で盛り上がっている川原家の面々と信作君・・・・・・。

  2. Anne より:

    朝蔵さん、こんにちは。
    毎朝の朝ドラと毎夜の朝蔵さんblogが楽しみにしています。
    今朝、関西ローカルの番組で喜美ちゃんのモデルとなった神山清子さんが出ておられました。
    今も信楽で陶芸作品に囲まれ元気にしておられました。また、ドラマの参考にはなっていてもモデルではないと仰っていました。
    神山さんの半生は本当にご苦労されたようで、息子さんも若くして亡くされてた事を初めて知りました。
    時々朝蔵さんがご主人は実際通りではないといいのにというような事を書いておられますが、私もそうだといいなと朝の番組を見て思いました。

  3. 丹善人 より:

    喜美ちゃんが陶芸をしている八郎さんの後ろに回ったとき、ふと「ゴースト・ニューヨークの幻」の映画の一場面を思い浮かべてしまった。陶芸指導でそんな場面もあるかも。

  4. オペラ座の怪人 より:

    今日も思いっきり冗長でしたなあ。
    目分量ですが、
    最初の10分、きみ子と青年のダラダラした喋り。
    途中、1分間、お見合い大・作・戦があって、
    残り4~5分、また、きみ子と青年。
    大丈夫か!?

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    話は変わって、というか、変えますが、
    トピ主様は、じょうじ父さんに対して、
    かなり批判的と思いますが、
    私も、批判的です。

    あんだけイケメンなのに、
    我がままで、酒飲みで。

    でも、時々見せる、家族への愛情が
    ちっと、グッと来ちゃって、
    私としては、嫌いになり切れません。
    なんというか、コントラスト?

    それにしても、ちっと、悪い面が多すぎる、強すぎる、
    と思うので、
    脚本家さん、軌道修正して、
    もう少し、まともな父さんにしてくれませんかあ?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    おしまい

  5. みいちゃん命 より:

    マツさんと八郎さんではなく、富田さんと松下さんは1年前に、「母と暮らせば」という舞台で共演されていたんですね。その舞台の映像を見た時、スカーレットの映像と思えるほど雰囲気が似ています。