陶芸を習い始める喜美子 / スカーレット 第58話

2019年12月5日(木)第10週「好きという気持ち」

あらすじ

陶芸を教えてほしい。喜美子は八郎に頼み込みました。断られても食い下がる喜美子の願いはついに八郎は受け入れられ、喜美子は念願かなって仕事が始まる前後の時間に八郎から陶芸を教わることになりました。

喜美子が八郎から陶芸を教わる会話の中で、喜美子は八郎の結婚観を知り、心を動かされました。しかし一方で、喜美子は結婚がどういうものなのか理解しかねていました。自分が結婚することが想像できなかったのです。

一方、信作の実家では新たに始める喫茶店の開業に向けて準備が進んでいました。喫茶店の開業までに雑貨店の在庫処分をしていたのです。雑貨店の閉店に向けて、忠信と陽子は近所の主婦たちに残った商品を安く売りさばいていました。

そんな中、直子が草間に連れられて帰ってきました。直子を信楽まで連れてきた草間が家族に告げました。蒲田の直子を訪ねると信楽に帰りたいと泣きつかれてしまった。だから連れて帰ってきたのだと。

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予習レビュー

今回は『スカーレット』全体の中でもとても重要な回ではないでしょうか。喜美子ちゃんの人生が大きく変わる二つのきっかけが描かれるからです。

一つ目は、喜美子ちゃんがついに陶芸を習いはじめること。

喜美子ちゃんは、これまでも焼き物の絵付けはしていましたが、その仕事は陶芸そのものというわけではありませんでした。

喜美子ちゃんの絵付けの師匠・フカ先生も画家であって陶芸家ではありませんでした。

しかし喜美子ちゃんのライフワークは陶芸家です。

そしてようやく、喜美子ちゃんはライフワークへの小さな一歩を、八郎くんから陶芸を教わる中で踏み出します。

二つ目は、結婚。

八郎くんから陶芸を教わる中で、会話はいつしか結婚観に及び、喜美子ちゃんは八郎くんの結婚観を聞くことになります。

八郎くんの結婚観はいたってシンプル。

家に帰ったら「お帰りなさい」と言って迎えてくれる人がいると嬉しい。ただ、それだけです。芸術家ならではの特殊な価値観を持っているとかそういうことはありません。

そんな八郎くんの結婚観を聞いた喜美子ちゃんは、その話に胸をときめかせ・・・

そろそろ喜美子ちゃんが自分の人生を生きるときが来るのでしょうか。

追伸:ブログ主の大好きな草間さんが信楽にやってきます。信楽で人気者の草間さん、信楽の面々にどのように迎えられるのでしょうか。

感想

「つき合う」という言葉の意味

喜美子ちゃんの前回の爆弾発言「つき合ってください」。

やっぱり喜美子ちゃんは「つき合う」という言葉の意味をしっかりと理解しないまま使っていたのかな。

「つき合う」の先には結婚がある。そのことがどうにも理解できない様子。理解できないながらも、これから陶芸を習いはじめ距離を縮めてゆくのでしょうか。

「つき合う」という言葉をヒロインがしっかりと理解しないままの不思議な恋バナがはじまりました。

信楽時代の草間さんをもっと丁寧に描いてほしかった

草間さんがどれほどの人気者なのかがよ〜くわかる回でした。

草間流柔道のかつての門下生たちとその親御さんでしょうか。信楽で柔道を教えていた頃から何年も経つのにこれほどまでに慕われる草間さん。

草間さんが信楽で柔道を教えていた日々をもっと丁寧に描いてほしかった。そんな描写があれば、今回の「同窓会」の感慨もより深いものになったかと思います。

草間さんの人柄もより深く理解できたのではないでしょうか。

そして何より、それほどまでに立派な人物を人生の師匠にすることができた喜美子ちゃんの幸運も際立ったはずです。

草間さんの再登場に感激するその一方で、今さらながら草間さんの描写への物足りなさを感じてしまいました。

コメントへの返信 by 朝蔵

マッサンやまんぷくのように過去の朝ドラでもモデルになった人の子供(スナフキンさん:14週以降)
これまでの朝ドラでも、実在モデルとされる人物の史実であまりにもヘビーなものは、ドラマの中で上手に書き換えられていました。

一方で『花子とアン』では、ヒロインのはなちゃんが愛する我が子を病気で失いました。ヒロインの親友の蓮さまも息子が戦死しました。

年明けに登場するらしい喜美子ちゃんの長男。はたしてどちらのパターンになるのか。さらに八郎くんは、実在モデルと同様の行動をとることになるのか。

年明けの『スカーレット』は予測がまったくつきませんね。

いつか喜美子にも訪れるそんな場面の伏線だったのかな(ときわごぜんさん:56話)
たしかに草間さんと奥様との別れは喜美子ちゃんの心の中に強烈に残っているに違いありません。

何しろ、草間さんの奥様のことを聞かされたのは喜美子ちゃんが幼い頃のこと。そして、その奥様との別れの瞬間を思春期の真っ只中で目撃。

この別れが喜美子ちゃんに強烈な印象を残さないはずがありません。

子供の頃、そして十代の頃の経験を通して、喜美子ちゃんが別れについて独特の感性を持ったとしても決して不思議ではありません。

ヒロインの妹役の子、「天気の子」のヒロイン役の子ですね!(にゃんこさん:『エール』)
朝ドラヒロインの妹を演じた女優さんが、その後、朝ドラヒロインを演じたのはブログ主がすぐに思い出せる限りでも『花子とアン』と『とと姉ちゃん』の例があります。

また前作『なつぞら』のヒロインの妹も、すでに将来のヒロイン候補と言われています。

『天気の子』みたいな大ヒット作のヒロインを演じて、朝ドラヒロインの妹役まで演じてしまったら、将来は朝ドラヒロイン候補になることがなかば決まったようなものですね。

切なさの度合いが段々エスカレートしている(よるは去ったさん:56話)
「モウイヤ」「モウダメ」「モウアカン」

「イヤ」というのは好きか嫌いかのレベル。「ダメ」になって、好きか嫌いかを超えてギブアップ。そして「ダメ」がついに関西弁になって「アカン」。

よるは去ったさんのご高察のとおり、真剣に家族に救いを求めなければならないほどの段階に突入してしまったのでしょう。

ところで、直子ちゃんからの電報への反応で、家族の中でいちばんうろたえていたのはお父ちゃんでした。

あのうろたえぶりを直子ちゃんが見たら、お父ちゃんのことを少しは見直し、信楽に帰ってもいいかなという気持ちになるかもしれませんね。

ただし、信楽に戻ってすぐに実家に帰ってきたことを後悔することにもなりそうですが。

直子ちゃんが安心して信楽に戻ってこれるよう、お父ちゃんには一日も早く「大人」になってもらいたいです。

「つきあってください」って、女としての自信があるんだ!(オペラ座の怪人さん:57話)
喜美子ちゃんが八郎くんに対して口にした「つきあってください」という言葉は、男女の交際を意味する「つきあってください」だったのか。

それとも、同じ会社の社員として、同じ土地で暮らす者として、近所付き合いレベルの「つきあってください」だったのか。

ブログ主ははかりかねています。あまりにも感情がともなわない、あっけらかんとした「つきあってください」だったので。

喜美子ちゃんが口にした「つきあってください」がどちらかによって、喜美子ちゃんが女としての自信があるのかないかが見えてきそうですね。

字数ギリギリまでと言うのは、余裕があるときですね(丹善人さん:57話)
おっしゃるとおり、制限された文字数を使いきろうとしたら、文字を削ったりあるいは足したりして、かなりの手間がかかるはずですね。

緊急事態の電報でもっとも定番なのは「カネオクレ」ですが、直子ちゃんからの電報はこれに近いものがあるかと思います。

今の喜美子ちゃんは、字数を調整するなんていうことを考えている状態ではなさそうですね。

直子ちゃんが信楽に戻ってくるなら、カフェで雇ってもらえないかな(まめしばさん:57話)
直子ちゃんが「カフェ大野(仮)」の店員さん。これはいいアイデアですね。ここならば直子ちゃんをよく知る人も大勢やって来るので、直子ちゃんも安心できるのではないでしょうか。

また、大野さんは常治さんのことを今でも命の恩人と思って感謝しているはずです。その娘なのだから大事にしないはずがない。

一石二鳥、三鳥くらいのメリットがありそうです。

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コメント

  1. みかんの皮 より:

    大野の奥さんが草間さんと叫んだけど、直子にダッシュして抱き締めてあげたところに涙が出ました。財前直見さん、ええおっ母さん役にならはった‼️
    林遣都くんの立ち位置が今一つはっきりしないのがもどかしいけど、幼なじみ三人のやり取りは楽しみです。照子もかわいい奥さんになっちゃって(^^)d
    喜美ちゃんの恋への鈍感さとの対比がわかりやすいです。

  2. よるは去った より:

    直子「はよしてや・・・・・・・・。」
    家族と笑顔で語った後で何か思い詰めたような表情の直子ちゃん。 
    草間「『信楽に帰りたい。』と泣いた。」
    という事情はここにありか?

  3. 丹善人 より:

    ちなみに八郎君の同僚の一人、「ちゅらさん」のキジムナーだってこと知ってます?うちの奥さん、ちゅらさんが好きだったので、出てきてすぐにキジムナーって呼んでましたが。

  4. みきを より:

    器から日本茶と思って飲んだら違う味でびっくりって感じじゃないかな?私もそういう経験あります

  5. リキちゃんママ より:

    わろてんかの岩さんが、まんぷくに引き続きスカーレットにも出演されていましたね。

  6. 丹善人 より:

    カフェと言えば、喜美ちゃんが大野さんちでコーヒーを出されて、何これ?と言ってましたけれど、大阪の阪神さんがやっていた喫茶店でコーヒー飲まなかったっけ?

  7. オペラ座の怪人 より:

    今日も冗長ですなあ、
    目分量で、前半は2人芝居、
    明日は、もう見るの、やめようかな、

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    と思ったら、後半は草間さんと直子登場。
    じょうじ父さんは飲んだくれだけど、
    女性4人=母1人+娘3人、
    仲良しですなあ。

    (⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)

    でも、今日の終わり方、
    直子の暗い表情、
    ああ、明日はどうなる?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい