気持ちを打ち明ける直子 / スカーレット 第59話

2019年12月6日(金)第10週「好きという気持ち」

あらすじ

草間に連れられて東京から実家に帰ってきた直子には、マツにだけ東京で体験したことを打ち明けました。喜美子の悩みは「男と女の痴情のもつれ」でした。このような悩みを、喜美子や百合子には理解できないと直子は考えたのです。

直子は会社の上司に恋をしていました。その上司には恋人がいました。そして、その上司は直子のことを妹としか考えていませんでした。そのことで、直子は東京で悩みつづけていたのです。すべて打ち明けた直子はようやく元気を取り戻すことができました。

一方、草間との再会を喜ぶ常治は、草間を飲みに誘っていました。草間は常治に告げました。まもなく台湾に行くこと。草間の今後を聞かされた常治は、草間に頭を下げました。喜美子が絵付けをした火鉢を見てほしいと。

その翌日、喜美子は自分が絵付けした火鉢を草間に披露。一方の草間は、妻との別れの経験から得た草間なりの考えを喜美子に伝えました。心から好きな人と出会えたことを後悔していないと。そして草間は、直子を連れて信楽を去って行くのでした。

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予習レビュー

直子ちゃんから届いた3通の電報「モウイヤ」「モウダメ」「モウアカン」の真相。直子ちゃんは喜美子ちゃんに対しては「男と女の痴情のもつれや」としか答えません。

痴情のもつれ。あまりにもエグい言葉なので一体何があったのか。男にだまされたのかと心配になりますが、心配は無用です。

かつて喜美子ちゃんも大阪で経験した、一瞬で終わった淡い初恋とほろ苦い失恋。

それと同じような経験を、直子ちゃんは「男と女の痴情のもつれや」と表現するみたいです。

そして、年齢でいえば高校生くらいの直子ちゃんが、そんなエグい言葉をどこで仕入れてきたのかというと、言葉の仕入れ先は映画です。

その映画は、荒木荘に住んでいた謎の住人・雄太郎さんが一瞬だけ出演できたことを心から自慢に思っていた『大阪ここにあり』。

大阪編の小さなエピソードが思いがけない形で信楽でさりげなく回収されました。

ちなみに直子ちゃんの経験した可愛らしい「痴情のもつれ」の真相を、直子ちゃんはマツさんだけに打ち明けるようです。

一方、大阪で喜美子ちゃんが再会したときは、香港の美術商の通訳をしていた草間さんは、今度は貿易の仕事で台湾へ。

戦時中は満州にいた草間さん。

戦後もアジアを舞台に活躍されているんですね。この頃には草間さんも奥様との別れの傷心から立ち直っているようです。

そんな草間さん。奥様への思いを喜美子ちゃんに告げて再び旅立って行きます。

感想

今回は心に静かに響く場面がいくつもある回でした。

直子ちゃんの恋

直子ちゃんの恋そのものよりも、喜美子ちゃんと百合子ちゃんの反応が笑えました。

喜美子ちゃんに理解できるはずがないと、その場から追い出されてしまった喜美子ちゃんの、妹から子供扱いされてあぜんとする表情に吹きました。

そして、追い出された喜美子ちゃんを見て、自分の仲間ができたと言わんばかりに嬉しそうな表情を浮かべる百合子ちゃんがまたかわいい。

喜美子ちゃんと百合子ちゃん。直子ちゃんから追い出されてしまったけれど、二人で仲良く直子ちゃんの話を盗み聞き。

相変わらず仲良し三姉妹です。

そして、娘に寄り添うお母ちゃんの姿が心に沁みました。

お父ちゃんの喜美子ちゃんへの愛情

草間さんに頭を下げるお父ちゃんの姿にグッときました。泣きそうでした。

喜美子が絵付けした火鉢を見たってほしい。先生お願いします。そう言って頭を下げる。

草間さんなら、わざわざ頭を下げなくなって、喜美子ちゃんの仕事であるならば喜んで見てくれたはず。

お父ちゃんだって、そんな草間さんの人柄をわかっているはずです。

にもかかわらず、礼を尽くして草間さんにお願いするお父ちゃんの姿を見て、お父ちゃんがどれほど喜美子ちゃんを大事に思っているか。

そしてお父ちゃんがどれほど喜美子ちゃんを誇りに思っているかがよくわかる場面でした。

そして、草間さん

奥様と別れてしまった草間さんの言葉が忘れらません。

心から好きな人で出会えたことはとても良いことだ。別れたことを後悔はしていない。

この草間さんの言葉が喜美子ちゃんの心の中で、これから熟成してゆくのでしょうか。

コメントへの返信 by 朝蔵

八郎と離婚した後に喜美子に弟子入りし武志の闘病生活を喜美子と共に支える役割(スナフキンさん:14週以降)
貴重な情報をありがとうございます!新キャスト発表時、ブログ主は次のような展開を予想しました。

自分の工房を持った喜美子は松永三津という名のを弟子に迎えた。松永三津は、川原家に騒動をもたらした。その騒動とは八郎との駆け落ち。

結果として息子の武志は喜美子の旧姓を名乗ることになった。

ところが、松永三津の実在モデルが牛尼瑞香で、息子の看病をしながら仕事をする喜美子を支えた女性だとすると、展開がずいぶん変わってきますね。

松永三津以前に、喜美子が弟子に迎えた女性がいた。八郎はその女性と駆け落ち。

その後、喜美子はふたたび弟子を迎えた。その女性が松永三津。その頃、喜美子の息子の武志は病魔に冒されていた。

松永三津は、喜美子と武志を支えた。

仮に史実通りに展開するとなると、こういうことになりますね。このような史実がどのように脚色されるのか。

史実をモデルにするのではなくモチーフにする作品は、史実と比較しながらの展開予想が楽しめますね。

森七菜さん(文月さん:『エール』)
来年の1月から公開される映画『ラストレター』にも出演するのですね。

あの岩井俊二監督の最新作にして、岩井俊二監督の初の長編映画として名高い『Love Letter』に対するアンサー映画なのだとか。

しかも出演は松たか子、広瀬すず、庵野秀明、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治など大物揃いの作品。

年明け早々、もっとも注目を集めそうな邦画で、しかも主演の次のレベルでクレジットされてます。

来年、ブレイクする予感でいっぱいです。

周りから男女関係をどうこう言われて陶芸を学ぶ機会を失ってしまうぐらいなら本当に付き合ってしまえばいい(みいちゃん命さん:57話)
良い悪いは別として、自分にとっていちばん欲しいのは陶芸を学ぶ機会。それを手に入れるためだったら、なんでもする。

喜美子ちゃんだったらそう考えるかもしれませんね。

ただでさえ、自分のやりたいこと(美術学校)をお父ちゃんにさんざんジャマされて、やっと自分のやりたいこと(絵付け)を見つけたら、火鉢生産の縮小の中で今度はその仕事がいつまで続くかわからない。

今度こそという気持ちも強く働くかもしれません。

「カフェー」、Wikiによると,この時代は・・・(みいちゃん命さん:57話)
たしか『べっぴんさん』の悦子さまが終戦直後に働いていたのが、そのようなお店だったと記憶しています。

ヒロインのすみれちゃんがその店の求人広告をながめていると、悦子さまが止めに入る。そんな場面がありましたね。

見るからに普通で健全な信楽の商店街の真ん中にそんな店が突如オープンしたら、それはきっと賑わいますね。

お父ちゃんたちのたまり場になってしまうのではないでしょうか。川原家の借金がまた増えてしまいそうです(笑)

「つき合ったらええやん・・・・・・・付き合うて下さい。」(よるは去ったさん:57話)
恋心からなのか陶芸への興味なのかが自分でもよくわからないまま交際がはじまってしまいましたね。

朝ドラヒロインの恋バナの新しいパターンではないでしょうか。こんなはじまり方をした二人のゆく末に興味津々です。

直子の暗い表情、ああ、明日はどうなる?(オペラ座の怪人さん:58話)
商店街で草間さんに連れられていたときは、信楽の面々と久しぶりに再会できた喜びからか笑顔を浮かべていましたが、一転して暗い表情になってしまいましたね。

直子ちゃんは東京で何を経験したのか。今はつらい思いを抱えていそうですが、これをきっかけに大人になりますように。

大阪の阪神さんがやっていた喫茶店でコーヒー飲まなかったっけ?(丹善人さん:58話)
喜美子ちゃんが、喫茶店で雄太郎さんからごちそうになったところまでは覚えていますが、あの場面で喜美子ちゃんが何を注文したのかがどうしても思い出せません。

どなたか覚えておいででしょうか?

わろてんかの岩さん(リキちゃんママさん:58話)
まったく気がつきませんでした!どなたの役での登場でしたか?

岩さん、なつかしいです。いい味を出しているキャラだったので、もっと出番があるのかと思いきや、意外にちょっとしか登場しなくて寂しかったです。

器から日本茶と思って飲んだら違う味でびっくり(みきをさん:58話)
器と飲みものは深く結びついてますからね。器と飲みものの組み合わせによっては、味わうどころか違和感しか感じない場合も少なくありません。

「ちゅらさん」のキジムナーだってこと知ってます?(丹善人さん:58話)
それは知らなかったです。というか『ちゅらさん』は観たことがないんです。なので、残念ながらキジムナーそのものを知りません。

つまらない返信で申し訳ありません。

草間「『信楽に帰りたい。』と泣いた。」という事情(よるは去ったさん:58話)
直子ちゃんが送ってきた電報の「モウイヤ」「モウダメ」「モウアカン」。草間さんが口にした、直子ちゃんが信楽に帰りたいと大泣きした話。

それらがつながってきましたね。このコメントを投稿する頃にはすべてが明らかになっているものと思われますが・・・

直子にダッシュして抱き締めてあげたところに涙が出ました(みかんの皮さん:58話)
直子ちゃんがピンチにおちいっていることを陽子さんが知っていたのかどうか。多分、この時代の小さな街の話なので、知っていたんでしょう。

だから心配でならなかったんでしょうね。息子の幼なじみの妹。今でいうママ友の娘のピンチ。心配でないわけがありません。

本当に優しい女性です。陽子さん。

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コメント

  1. 丹善人 より:

    「喜美子と共にささえる役割」だったら、「川原家に波紋をもたらす」という設定に合いませんよね。だから違うと思いますが。

  2. ともあき より:

    きみちゃんの直子ちゃんの告白に対する表情、圭介さんのことを少し思い出したのでしょうね。
    ちや子さんと圭介さんへの気持ちを話したことを懐かしく。
    腹立ったり 喜んだり 悲しくも寂しい気持ちにもなって、何や 気持ちが忙しい…。
    「そうか、直子もあれを知ったのか。」
    と、直子ちゃんの成長がうれしいお姉さんの顔だった気もしました。
    そして、草間さんの
    「心から好きな人。好きな人ができると世界が広がるよ。」
    草間さんは本当にいつもきみちゃんの人生の岐路に立ち寄ってくれる人ですね。

  3. リキちゃんママ より:

    わろてんか岩さん役の岡大介さんは、大野雑貨店の改装工事を請け負った大工さん役でした。

  4. ぷん より:

    久しぶりです
    ずっとフォローしてますよ。

    八郎君、離婚でなくて
    婿養子に入って「川原」姓だと思いたいな。

  5. きゅうぽん より:

    一昨日、関西ローカルの「よ〜いどん!」という番組で、モデルになられた女性陶芸家の方のお家におじゃまされていましたよ。途中から観ましたが、白血病で若くして亡くなられた最後の天目茶碗がすごく素敵で、ご存命だったらもっとすごく研ぎ澄まされたものが出来ていただろうと思いました。
    この方もとっても素敵なおばちゃんと言ったら失礼ですが、苦労も笑いで吹き飛ばしてしまうほど、魅力的な方でした。

    十代田さん…追々、あんた駆け落ちするんか?幻滅ー!と思ってしまいます(^_^;)今とってもいい感じなのに…(^_^;)

  6. コテツのママ より:

    コーヒーを飲まなかったかどうか?

    たしかサクランボの入ったクリームソーダーとかではないかと
    記憶しているのですが???
    間違っていたらごめんなさい。

  7. 丹善人 より:

    狭い家なんだから、内緒話なんか出来るわけないんですが、見ている前ではしゃべれない、というか、しゃべっているところを見られたくないという心境。こっそり聞かれる分ならかまわないという。

    草間さんは喜美ちゃんの絵の才能を最初に発見した人ですよね。その才能がこうして開花したというのを知るのはうれしいことだし、見いだしてくれた恩人にまず伝えたいという親心。3人の嬉しい気持ちが十分伝わる場面です。

  8. オペラ座の怪人 より:

    今日は、また、バタバタしていましたなあ。

    直子が、きみ子と百合子を追い出して、
    直子とお母さんとで、打ち明け話。

    お父さんと草間さんとのお話。

    きみ子と八郎君の陶芸。

    何だかなあ?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい