川原家にやって来る八郎 / スカーレット 第60話

2019年12月7日(土)第10週「好きという気持ち」

あらすじ

八郎から陶芸を教えてもらうようになった喜美子は、日を重ねるほどに陶芸の魅力にとりつかれ、作陶に没頭するようになってゆきました。そして、喜美子が陶芸に夢中になるのと同時に、二人は心の距離を縮めてゆきました。

そんな中、喜美子が大阪に働きに出る直前に信楽の山中で拾った古い信楽焼のかけらを、喜美子は八郎に見せる約束をしますした。その翌日の日曜日、信楽焼のかけらを見せてもらうために八郎が川原家にやってきました。

物腰のやわらかな八郎のことを、マツは喜んで迎えました。一方、信作が企画をすすめている「お見合い大作戦」に八郎が参加することを知った喜美子は、複雑な気持ちを胸に抱いていました。

ほどなくして、八郎は「お見合い大作戦」に参加するために川原家を去ってゆきました。喜美子は八郎の後を追いました。そして自分の気持ちを八郎に告白。八郎は喜美子を抱き寄せました。そのとき、二人の抱き合う現場が常治に目撃されてしまうのでした。

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予習レビュー

ついに喜美子ちゃんの恋バナが、誰の目にもわかるレベルではじまります。

おそらくは喜美子ちゃんが八郎くんから陶芸を教わる過程で、二人の距離が縮まってゆくさまは描かれるものと思われます。

八郎くんの結婚観の話など、密室で(昭和半ばの)若い男の子と女の子がかわす会話としては際どい話題も出てきます。

きっと、この一週間は恋バナのフラグがところどころに立つことになるのでしょう。

でも今回はフラグではなく、喜美子ちゃんが八郎くんに対して抱いている気持ちをはっきりと自覚し、さらにその気持ちをあらわす行動に出ることになります。

もしかすると、さらに一歩踏み込んだ行動にも出るかもです。

ところで事前にアナウンスされた今回のお話の中でお父ちゃんの姿が見えません。お父ちゃんが八郎くんに対してどのような態度で出て来るのか、ブログ主は心配でなりません。

またしても喜美子ちゃんが、お父ちゃんに振り回されたりしないといいのですが。

というわけで喜美子ちゃんの恋バナがはじまりましたが、今週はここでおしまいです。次週、喜美子ちゃんの恋バナが本格的な展開を見せるのでしょうか。

感想

喜美子ちゃんから告白したことへの懸念

喜美子ちゃんが陶芸に興味を持つようになり、八郎くんに作陶を教わることになりました。

そして、一緒にいる時間が増える中でいつしか喜美子ちゃんは八郎くんに好意を寄せるようになり、一方の八郎くんも喜美子ちゃんに好意を寄せるようになり、ついに・・・

ここまで来たので当日の感想欄にこのことを書いても差し支えないかなと思います。喜美子ちゃんと八郎くんは結婚するということを。

それがいつのことになるのかはまだ当日の感想欄では伏せておきます。

ただし、これはまだ未確定のことなのですが、将来の八郎くんのことで心配なことが一つあります。

八郎くんの実在モデルは、リアル喜美子ちゃんが迎え入れた女性の弟子と駆け落ちしてしまったという史実があるのです。

この史実がドラマの中で再現されてしまうのか、それとも大胆な脚色が施され、まったく異なるストーリー展開になるのか。

それはまだわかりません。

ただし一つだけ心配なこと出てきました。今回の場面で、喜美子ちゃんの方から告白した場面がそれです。

数年前の朝ドラ『ごちそうさん』でも、ヒロインからプロポーズをして、ファーストコンタクトに失敗するというエピソードがありました。

それはまるで『古事記』のイザナギ・イザナミの最初のプロポーズを思わせるものでした。

今回、喜美子ちゃんの方から告白する様子を見て『古事記』と『ごちそうさん』を思い出してしまいました。

そして、この二人の未来は安泰なのかなと心配になりました。

というわけで今週も当ブログにお付き合いくださりありがとうございました。

冷え込みがだいぶ厳しくなってきましたが、どうぞ良い週末をお迎えください。

コメントへの返信 by 朝蔵

今日は、また、バタバタしていましたなあ(オペラ座の怪人さん:59話)
いつになくいろんなエピソードを詰め込んでましたね。ここまで次から次へと複数のエピソードが描かれるのは初めてのことではないでしょうか。

見いだしてくれた恩人にまず伝えたいという親心(丹善人さん:59話)
草間さんが喜美子ちゃんの才能を見出した人ということをすっかり失念していました。

娘の才能に気づかせてくれた感謝の気持ちもあったんですね。お父ちゃんのいつになく神妙な表情のその奥には。

ブログ主は気がつかないところまでご覧になる深い洞察によるレビューを、いつもありがとうございます。勉強になります。

8人兄弟の末子の八郎さんが婿養子(HiyoccoFanさん:14週)
お久しぶりです!ありがとうございます。

八郎くんが川原家の婿養子になる。その展開は十分に考えられます。ヒロインの親友の照子ちゃんが婿養子を迎えて結婚したのがフラグかなという気もしています。

どうなるかはまだまったくわりませんが、出来ることなら「婿養子」の展開であってほしいですね。そうでなければ離婚。その展開はあまりにも切なすぎます。

サクランボの入ったクリームソーダー(コテツのママさん:59話)
ありがとうございます。ブログ主も、喜美子ちゃんが雄太郎さんにごちそうになったものは女の子がオーダーしそうなメニューだったことだけはうっすらと覚えています。

クリームソーダといえば『なつぞら』の泰樹さんを思い出します。

はじめてのクリームソーダをすっかりお気に召したらしく「うまいなこれ」とつぶやきながらお代わりしてましたね。

あのときの泰樹さんはチャーミングでした。

苦労も笑いで吹き飛ばしてしまうほど、魅力的な方(きゅうぽんさん:59話)
とびっきり明るい方なんですね。そんな性格を喜美子ちゃんというキャラクターに反映させているのでしょうね。

お父ちゃんがあれほど残念でも、それを苦に思わず明るく楽しくお父ちゃんをあしらう姿に、実在モデルの性格がよくあらわれているかと思います。

情報提供ありがとうございます。

婿養子に入って「川原」姓(ぷんさん:59話)
お久しぶりです!フォローありがとうございます!

ブログ主も八郎くんが婿養子に入っての川原姓であってほしいと切に願っています。

前作『なつぞら』のなっちゃんといっきゅうさんみたいに、創作活動をいつまでも一緒にやってゆく。

喜美子ちゃんと八郎くんは、そんな夫婦であってほしいと思います。

大野雑貨店の改装工事を請け負った大工さん(リキちゃんママさん:59話)
ありがとうございます!おかげさまで、これでモヤモヤがスッキリしました。と同時に、観察力のなさをあらためて痛感しました。

圭介さんのことを少し思い出したのでしょうね(ともあきさん:59話)
間違いなく圭介くんのことを思い出したと思います。

直子ちゃんが、恋した上司からは妹としか思われていないと言ったとき、喜美子ちゃんはその言葉に明らかに反応を示していました。

喜美子ちゃんも圭介くんから言われ続けていましたからね。「妹」って。

姉妹そろって切ない初恋を経験したんですね。百合子ちゃんもこれから先で似たような経験をするのかな?ちょっと心配です。百合子ちゃん、大好きなので。

喜美子と共にささえる役割(丹善人さん:59話)
登場して間もない頃は川原家に騒動を巻き起こし、やがて喜美子ちゃんを支える存在となるという、ツンデレキャラに近い性格なのかもしれません。

朝ドラのパターンとして、主人公に迷惑をかけまくったキャラほど、後から支えになってくれたりしますので。

願わくば、そんな展開になってほしいです。

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コメント

  1. 文月 より:

    今回、八郎に潰された習作は、喜美子の作であると共に、八郎の手で作ったものだったので潰されているのです。
    陶作家あるいは志す者であれば、自らの手で作った物で自分の許容する水準に満たないものは廃棄する(潰す)ものです。
    喜美子にとっては最高の出来だったかもしれませんが、八郎にとっては駄作だったのです。
    それゆえ、潰し、今度はすべて自分で作るようにいったのでしょう。
    もし、八郎が自分の手を貸さないまま喜美子が作った物であれば、習作といえども八郎自身が潰すことはなかったように思います。

  2. みいちゃん命 より:

    八郎と喜美子の姿を見た時、信作もショックだったのでは。小さい時から男女を意識せずに何でも話していたのだから、急に自分から離れていくように感じたとしても不思議ではないと思う。

  3. ましず より:

    お母ちゃんがさりげなくきみちゃんの背中を押してくれたシーン素敵でしたね。
    お母ちゃんの優しい笑顔に涙が出てしまいました。

  4. みいちゃん命 より:

    喜美子が大切にしていた焼き物のかけらは、釉薬なしに焼き加減できれいな色を出していた。この拾ったかけらが、陶芸家となった喜美子の作風に大きな影響を与えることになるのかもしれませんね。

  5. まめしば より:

    度々失礼します。
    朝蔵さんがおっしゃっているように、私も喜美子ちゃんと八郎さんの行く末が不安です。喜美子ちゃんの熱量が大きすぎた告白。「離さへん」と言ってくれたものの、「好きだ」という言葉は、少なくとも今日の八郎さんからは、聞けませんでした。
    有言実行、本当に喜美子ちゃんを離さないで、幸せにしてあげてほしい!

  6. まめしば より:

    初めて作った湯呑み茶碗が、殊の外上手くできて、有頂天な喜美子ちゃん。その作品を一瞬で潰した八郎さん。ドキッと、というか、ギョッとしました。
    私は陶芸の世界は全く不案内ですので、こんな風に練習するのが当然ならば、すみません。喜美子ちゃんのことを甘やかさず、きちんと教えようとしている、いい先生なのかもしれません。でも、喜美子ちゃんの膨らんだ気持ちが、ペシャンコにされたような…

  7. よるは去った より:

    喜美子「室町時代に釉薬ってあったん?その時代の釉薬使ったらこんなんなったんとちゃいますか?」
    八郎「いや、これそういうの一切使ってないわ・・・・・焼いただけや・・・・・自然の色や・・・・・・。」
    岡山県の「古備前焼」は特別な構造の窯に松の木を数日間炊き続ける。すると松の木の灰が作品に吹き付けられて高熱で溶けて「釉薬」代わりになり自然な美しい色合いを出すという事を、雁屋哲先生の「美味しんぼ」で読んだことがあります。
    「信楽焼」も昔は此れににた技法で造られていたのでしょうか。
    「釉薬」なるものが「陶器」に用いられるようになったのは何時の時代なのでしょう?

  8. 丹善人 より:

    今日の出演者の中にお父ちゃんと妹の名前があったのに、終わる1分前まで出てこないから、これはとんでもないことになるなと思っていたら、本当にとんでもないことになりましたね。

    しかし、このお父ちゃん、娘には結婚相手を見つけるようにいろいろやっているのに、いざ虫が付くとあわてふためくのは、これも親心なんでしょうかね。