八郎が川原家に足を運ぶ / スカーレット 第63話

2019年12月11日(水)第11週「夢は一緒に」

あらすじ

喜美子と結婚をする約束をした八郎が、あいさつをするために川原家にやってきました。八郎は喜美子との結婚の許しを得ようと常治に頭を下げるものの、常治は形ばかりの挨拶をすると、娘はやらないと言い切りました。

それでも八郎はあきらめずに何度も川原家に足を運ぶものの、常治は八郎に取り合おうとはしませんでした。そんな常治の態度にあきれはてた百合子がついに怒りだしました。しかし、当の喜美子はまったく動じてはいませんでした。

一方、喜美子と八郎の進展を聞かせてもらおうと、話し込んでいる喜美子と八郎のもとに照子がやってきました。喜美子と照子が話し込んでいるそのとき、臨月を迎えていた照子に陣痛がはじまりました。

その日の夜。遅い時間になっても喜美子は帰宅しませんでした。毎日、喜美子に連れられて挨拶にやって来たいた八郎も、その日はやって来ませんでした。喜美子の帰りを待ちわびる常治は心配を募らせるのでした。

<<前回62話 | 次回64話>>

第11週 | 第12週 | 第13週

Sponsored Link

予習レビュー

前回、喜美子ちゃんと結婚の約束をした八郎くんが、家族にあいさつをするために川原家にやってきました。

しかし、案の定、お父ちゃんは八郎くんに取り合おうとはしません。

取り合おうとはしませんが、無視をするだけで何よりも心配なちゃぶ台返しがないだけ、まだ良い方なのかもしれません。

お父ちゃんの性格から考えて、ちゃぶ台返しがあってはじめて絶対に反対というレベル。

そこまで行かず無視する程度なのであれば、よくありがちな、大事な娘を嫁に出したくない父親の最後の抵抗。

そんなところではないでしょうか。

なので、あとはお父ちゃんが振り上げたこぶしを下ろすタイミングを自分で見つけるか、誰かに見つけてもらうのを待つばかり、といったところでしょうか。

一方で、照子ちゃんが産気づきました。

喜美子ちゃんの目の前で産気づくなんて、やっぱり照子ちゃんは喜美子ちゃんが大好きなんだなと思ったことでした。

感想

困惑するお父ちゃんの愛らしい姿

八郎くんが毎日のようにお父ちゃんに挨拶にやって来ていたこと。お父ちゃんはやっぱりうれしかったんですね。

喜美子ちゃんが遅くまで帰宅しないことを心配するお父ちゃんが、毎日来ていた八郎くんも挨拶に来ないことに触れたとき、そう確信しました。

お父ちゃんは八郎くんを拒んでいたのではなく、実は楽しみにしていたのかもしれないと。

お父ちゃんが本気で八郎くんのことを拒んだなら、ちゃぶ台返しは避けて通れません。泥酔してからむことも考えられます。

でも、八郎くんに対して無視を決め込むお父ちゃん。いつになくおだやか。

本当は愛する喜美子ちゃんの幸せを祝福してあげたい。でも、喜美子ちゃんが嫁に出てしまうのはあまりにも寂しい。

3歳のころに「おとうたん」と言って自分になついていた娘の気持ちが、いつの間にか見知らぬ男の方に向いていることへの嫉妬もあるのかもしれません。

お父ちゃんが八郎くんに対して無視を決め込む今回。

どれだけひどい態度に出るのだろうと心配していたのですが、意外にも困惑するお父ちゃんの愛らしい姿を楽しめる回となりました。

コメントへの返信 by 朝蔵

この娘の本気な台詞(よるは去ったさん:61話)
喜美子ちゃんが本気になると手に負えない性格であることをよく知っているので、お父ちゃんの困惑も深いのかもしれないですね。

娘は本気で結婚するつもりだな。そして、ついに自分のもとから巣立ってしまう日がやってくるんだなって。

お父ちゃんあるある(みかんの皮さん:61話)
常治さんは、ああ見えて娘のことが大好きなので、結婚が決まったらさぞかしうろたえるのだろうと予想はしてましたが、ここまで動揺するとは思いませんでした。想定外でした。

お父ちゃんが腹をくくる瞬間。それは『スカーレット』前半の最大の見どころになるかもしれませんね。

さすが、大島優子さんが惚れる人物!(オペラ座の怪人さん:62話)
照子ちゃんのご主人、本当にいい男です。

仕事の上では切れ味ばつぐん。血も涙もないような仕事をしそうでいて、実は情にあつく奥さんを心から愛し、社員のことを真剣に考えている。

丸熊陶業は将来も安泰ですね。

八郎さんは最後まで出演されず、途中退場である事が暗示(HiyoccoFanさん:62話)
とても興味深いコメントをありがとうございます!

ブログ主も『梅ちゃん先生』は松岡くんに違いないと確信していました。だから、ギリギリのところまでいって、梅ちゃんが松岡くんとお別れしたときは本当に驚かされました。

クレジットの順番がひそかに登場人物のストーリー展開を暗示しているという話。『スカーレット』もそのパターンになるような気がします。

ハッチーがどんな形で退場するのかわかりませが、おもしろいキャラだけに寂しくなりますね。

そして信作くんがあれだけモテながら、結婚の気配がまるでないのも、何か意味があるような気がしてきました。

前の社長が急逝して、自分自身が100%できるという安心感(丹善人さん:62話)
先代の社長・義理のお父上が生きてられた頃は、自分は亡くなった兄上の身代わりみたいに卑下したりしてました。

相当のストレスがあったんでしょう。

そのストレスから解放されたのは間違いなさそうですね。もう自分は誰かの身代わりではない。そんな気持ちが、笑顔にあらわれていました。

意外や幼なじみ以上にはまったく発展せず、何でもずけずけと言い合える親友や兄姉のような関係(丹善人さん:62話)
ヒロインと異性の幼なじみが、いつまでも子供のころと同じように友達か兄姉みたいな関係といえば『ひよっこ』のみね子ちゃんと三男くんもそうでしたね。

もっとも三男くんはヒロインの親友の時子ちゃんに恋をしていたので、幼なじみの間の恋だけは存在していました。

実は似たもの夫婦だったりして(にゃんこさん:62話)
照子ちゃんの「ええのつかまえたの~」に対して、なんちゅう言い方するんや!と言いながらも、顔はニコニコ笑っている敏春さん。

敏春さんも心の中では照子ちゃんと同様に「ええのつかまえたの~」って考えていたのかもしれませんね。

男の方はどうしても特にまだこの時代、女性や結婚したら嫁の方が、収入が良かったり、才能があったりした場合(きゅうぽんさん:62話)
ちょっとネタバレになりますが、来週の後半で喜美子ちゃんがはじめて作ったコーヒーカップの出来栄えが認められる場面があるようです。

陶芸展の出品締め切りが迫る中、作品づくりもすすまない。大野夫妻から注文を受けたコーヒーカップの制作も追いつかない。

そんな中で、ハッチーを見るに見かねた喜美子ちゃんがコーヒーカップづくりを手伝うことになるらしいのです。

その、はじめての陶芸の仕事でありながら喜美子ちゃんが手伝ったコーヒーカップが認められてしまったらハッチーは立場がありません。

嫁の方が才能があるかもしれない。

まさに当時の男性が焦りを感じずにはいられない状況に、ハッチーはおちいってしまうようですが、その状況をハッチーはどのように受け止めることになるのか。

この受け止め方からドラマの今後が占えそうですね。

ここでジョージ富士川の登場を期待してしまいます(文月さん:12週)
大阪からやって来るある人物。ジョージ富士川かなとはブログ主も考えたのですが、仮にジョージ富士川が再登場したとして、どのような立ち位置になるのか想像できませんでした。

ちょうだいしたコメントを拝読し、史実をベースにこんな展開があり得るのかと、ただただ驚くばかりでした。

<<前回62話 | 次回64話>>

第11週 | 第12週 | 第13週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 丹善人 より:

    東京の直子ちゃん。急ぎでもないんだから電報じゃなく、手紙にすればいいのに。丸熊陶業の住所わからなくても、地元大手なんだから、「信楽町丸熊陶業気付け」でも届くはずだけどね。

  2. 丹善人 より:

    喜美子ちゃん、百合子ちゃんが産まれるときにはおそらく立ち会っていて、記憶もはっきりしていると思うのですが、「陣痛」についてよくわかっていないんですね。
    電話をまだ敷いていないので、遅くなる理由を伝えられない。そのことがお父ちゃんの不安をつのらせる。はっきりと方向性は定まりましたね。

  3. まめしば より:

    八郎さん、一筋縄ではいかない常治父さんの元に、へこたれず毎日足を運んでくれる。一途で誠実なその姿に、百合子ちゃんとマツ母さんが、俄然味方になってくれました。
    そして、最強の友、照子ちゃんの存在も大きい!今日の喜美子ちゃんと照子ちゃんのやりとりも、二人らしくて、笑いながらも、ほろっときました。
    結婚って、相手方の女性陣(家族や友人)に認められ、味方になってもらえると、ぐんと上手くいくものだと思います。あと少し時間がかかるかもしれませんが、雪解けはそれほど遠くないでしょうね。

    先週土曜日のこちらのコメントに、「八郎さんが好きだと言っていない」と書かせていただきましたが、昨日は喜美子ちゃんが「好きの大安売りや!」と笑うくらい、幸せな場面が見られました。
    以前、圭介さんに恋した時に「大好きや…妹として」と、切なくも悲しい「好き」を告げられた、喜美子ちゃん。だから、喜美子ちゃんの生涯のパートナーになる人には、「好きや」という言葉で、喜美子ちゃんの心を満たしてあげてほしい…と、私が勝手ながら、願っていたんです。それが叶って、嬉しい!ずっとずっと幸せな二人でありますように。

  4. オペラ座の怪人 より:

    口を利かなかったり、
    (ん?聞かなかったり、か?)
    すっぽかしたり、
    全く、じょうじ父さんは~!
    と思ったんだけど、

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    今日の最後、
    遅くきみ子を心配するあたり、
    まあ、いい人なんだな、じょうじ父さん。

    ( ̄。 ̄)(* ̄。 ̄*)

    で、きみ子が遅くなっているのは、
    照子(大島優子さん)ご出産のため、
    なんでしょうなあ。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    おしまい