信作の実家の珈琲カップ / スカーレット 第66話

2019年12月14日(土)第11週「夢は一緒に」

あらすじ

八郎が陶芸展で受賞することができたら、喜美子と八郎の結婚を認める。常治が出した二人の結婚の条件である陶芸展の受賞を目指し、作陶にはげむ八郎と、その八郎を喜美子が支える日々がはじまりました。

しかし、八郎が納得のゆく作品づくりは遅々として進まず、刻一刻と作品を出品する締め切りの日が近づいてきました。そんな中、八郎に気分転換をさせようと、喜美子は八郎を信作の実家に誘いました。

その頃、信作の実家はカフェの開店準備がすすみ、開店まであとわずかというところまできていました。そんな中で、信作の両親・忠信と陽子は、カフェで使うコーヒーカップを八郎に注文しました。

今の八郎には手に負えないと考えた喜美子は、頼みを断ろうとするものの、八郎はその注文を受けてしまいます。八郎は、注文を受けた本心を喜美子に告げましたた。忠信と陽子から自分の珈琲茶碗が好きだと言われたことが、八郎の心の救いになっていたのです。

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予習レビュー

陶芸展で受賞すれば結婚を認める。

お父ちゃんに課せられた結婚の条件に挑みながらも先行きが見通せない中で、一週間が終わってしまいました。

ただし、事前に発表されたストーリーが、先行きが見通せないところで終わっているだけで、実際の放送では希望を見いだせるようなフラグが立つのかもしれません。

そしてそのフラグが八郎くんが注文を受けてしまったコーヒーカップかなと思います。

ドラマの中ではコーヒーカップではなく珈琲茶碗という名称なのだそうです。当時、コーヒーカップという言葉はまだ一般的ではなかったのでしょうか。

それはさておき八郎くんは陶芸展に出品する作品の作陶に行き詰まっていました。

その行き詰まりの向こう側に光を見出すきっかけになるのが、信作くんの実家からオーダーを受けた珈琲茶碗なのでしょうか。

信作くんのお母ちゃんの陽子さんが、八郎くんの作品が大好きだと絶賛。

このシンプルな言葉に、作陶で行き詰まっていた八郎くんは救いを見出す展開のようです。

この言葉のどこに八郎くんは救いを見出したのか。そして救いを見出すことができた八郎くんの姿を見て、喜美子ちゃんは何を思うのか。

そして、二人は結婚できるのか。

喜美子ちゃんはそろそろ人生の大きな転機を迎えようとしています。

感想

お父ちゃんの名演にすべてを持って行かれた一週間でした

今週は、距離を縮めた喜美子ちゃんと八郎くんが、ついに結婚への第一歩を踏み出す記念すべきエピソードが一週間の主役になるはずでした。

ところがお父ちゃんの名演にすべてを持って行かれたというのがブログ主の正直な感想です。

自分の失敗だらけの人生を洗いざらい家族と八郎くんにさらすお父ちゃんの覚悟には涙しました。

このお父ちゃんの性格から考えて普段ならこんなことは口が裂けても言わないはずです。プライドだけは高い人ですからね。

ところが、お父ちゃんが自分のつらい気持ちを赤裸々に語りました。

それはひとえに、愛する喜美子ちゃんを守りたいその一心からのことでしょう。

自分はこんな失敗をした。夢を追うことはこんなリスクを負うことだ。そのリスクで娘を不幸にしたくない。自分が不幸にしてしまった娘をこれ以上不幸にしたくない。

身勝手といえば身勝手かもしれません。

しかし恥をしのんで失敗だらけ挫折だらけの人生の苦悩を包み隠さず語ったお父ちゃん。すべてを語った瞬間に何かが変わったような気がします。

さて、次週はそのお父ちゃんがさらに驚くべき姿を見せてくれることになりそうです。

また来週、再来週は泣ける展開がたくさん用意されているともアナウンスされています。一体、何が起こるのでしょうか。

・・・

今週も一週間、当ブログにお付き合いいただきありがとうございます。日に日の冷え込みが厳しくなってきましたが、どうぞ良い週末をお過ごしください。

コメントへの返信 by 朝蔵

娘の結婚相手とはいえ、息子が初めてできるということが嬉しい(リキちゃんママさん:64話)
リキちゃんママさんのおっしゃるとおりだと思います。

お父ちゃんの性格から考えて子供の中にたった一人でも男の子が欲しかったに違いありません。まして子どもたちは三人が三人とも女の子。

息子が欲しいと心の底から欲しいと思ったはず。

八郎くんと対面したお父ちゃんが珍しく自分の感情をコントロールできているのは、義理の息子とはいえ息子を持つことができる喜びが影響しているような気がします。

お父さんの夢と挫折から、自分の娘も同じ様になって欲しくないという気持ちが強くあった(ココノコさん:64話)
川原家のお父ちゃんは、ブログ主がこのブログはじめて以来、初めて見放してしまったキャラでした。

でも、先日の家族や八郎くんたちに告げた本心を聞かされて、川原家のお父ちゃんはどこにでもいる普通の人なのかなという気がしてきました。

他の人に秀でて特別な才能があるわけではない。また、自分の感情をコントロールしきれるような完全無欠な人格者でもない。

人並みかそれ以下くらいの能力と、人並みかそれ以下くらいの人格。あまりにも当たり前の人です。

そんな人なので夢は簡単には叶えられない。その現実が理解できない。夢見た自分の姿と現実の自分の姿のギャップに対する怒りと絶望を抑えることができない。

それが、これまでのお父ちゃんではなかったかと思います。

でも、そんな自分の姿をしっかりと理解し、家族や初対面に限りなく近い八郎くんに赤裸々に語られるところは立派だなと思いました。

少なくともブログ主にはそんなことはできません。

今回を境にして、お父ちゃんが明らかにキャラ変していくのでは?(はままさん:64話)
お父ちゃんが歳を重ねるごとに人がらが劣化した理由が、お父ちゃん自身の口から語られたことは、お父ちゃんのキャラ変のきっかけになる。ブログ主もそんな気がしています。

お父ちゃん自身、一人で苦しんでいたその気持ちをすべて打ち明けることで、ずいぶんと心が軽くなったのではないでしょうか。

キャラ変して孫を可愛がるおじいちゃんの姿が期待されるお父ちゃんですが、そうにはならない展開が用意されている。そんな予感がしはじめています。

「ちゃぶ台」を巡っての喜美ちゃん、常治父ちゃん、八郎君の無言のやり取り(よるは去ったさん:64話)
お父ちゃんのちゃぶ台返しの「伝説」は、八郎くんも喜美子ちゃんからさんざん聞かされていたかと思います。

でも、八郎くんはもしかすると喜美子ちゃんの言葉を本気には受け取っていなかったかもしれませんね。

八郎くんの穏やかで控えめな性格から考えて、十代田家はちゃぶ台返しなどという騒動とは縁のない静かな家庭みたいですから。

なので、目の前でリアルちゃぶ台返しを体験し、度肝を抜かれたんでしょうね。喜美子ちゃんの言ってたことは決して大げさではなかったと。

いちいち「八郎」松下洸平さんが反応してちゃぶ台を抑える仕草(ひるたまさん:64話)
お父ちゃんがいかにもちゃぶ台返しをしそうな仕草を見せて、八郎くんをそわそわさせる場面。あきらかにお父ちゃんは八郎くんをいじってましたね。

本気で無視しようとする相手に普通はあんなことはしません。

お父ちゃん、八郎くんのことをとっても気に入ったんだなと、ちゃぶ台コントの場面を見て思いました。

おめでとう(オペラ座の怪人さん:65話)
ここまできたら喜美子ちゃんと八郎くんの結婚はまず間違いなさそうですね。

しかし、その後の展開が少し不安になってきています。

ドラマの撮影は2月まで続くはずなのに、夫である八郎の撮影が終わっている(どんギツネ。さん:16週)
ブログ主も、喜美子ちゃんと八郎くんの二人が前作『なつぞら』の夫婦・なっちゃんといっきゅうさんみたいに、一つの夢に向かって並んで歩いてゆく姿を期待していました。

しかし、その期待にはこたえてもらえそうもないかもしれませんね。

朝ドラの相手役史上に残るレベルの純朴な好青年が、朝ドラの相手役の黒歴史にその名を残しかねない展開になりそうで、不安でいっぱいです。

お父ちゃんの、お母ちゃんに対する絶大な信頼感がうかがえます(丹善人さん:65話)
お父ちゃんがお母ちゃんにそこまで頼っていることにまったく気が付きませんんでした。

自分がそこまで頼られていることを自覚しているからこそ、いい意味でも悪い意味でも、お母ちゃんはお父ちゃんを甘やかしてしまうんですね。

三人の娘たちも、両親がどれほど信頼しあっていたかがわかる日が来るかもしれませんね。今はまだそこには気がついてはいないでしょうが。

願わくば両親ともに存命のうちに、両親の信頼関係を娘たちが気が付くことができますように。

喜美子は,鮮やかな緋色を見事に扱っていながら自分の才能はそこまでではないと評します(文月さん:15週)
喜美子ちゃんの才能と八郎くんの才能。この二つの才能の関係は前作『なつぞら』の天陽くんの才能と陽平くんの才能の関係に似ているなと思いました。

喜美子ちゃんと天陽くんの才能は天性のものです。一方で、八郎くんと陽平くんの才能は専門教育によって身についたものです。

陽平くんは自分にはなくて天陽くんは盛っている何かに気がついていました。八郎くんもそこに気がついてしまうのかもしれません。

株価がこれ以上下がらぬよう史実通りにせず、ハッピーエンドのテコ入れとか期待しちゃいます(HiyoccoFanさん:65話)
ブログ主も、もし仮に一旦は悲しい別れがあっても、何かのきっかけで戻ってきてほしいと思います。

昨年の朝ドラ『まんぷく』で、大阪商工会の会長が口にした言葉で強く印象に残っているものがあります。

たとえ修復ができそうもなところまで人間関係が壊れてしまっても、生きてさえいれば必ずなんとかなる。

こんな意味のことを商工会の会長は口にしましたが、そんな希望を感じさせてくれるような結末をブログ主も期待しています。

八郎が苦しんで自分は行き詰る・・・といった展開ゆえの浮気(ふわくまさん:17週)
ふわくまさんが予想されている展開をブロブ主も予想しています。

喜美子ちゃんが生まれてはじめて手掛けたコーヒーカップがいきなり注目されてしまうエピソードが年内の放送のどこかで描かれるようです。

これは八郎くんにとっては相当ショックなはず。

そして、このエピソードは、この先で八郎くんが喜美子ちゃんを前にして感じる才能の限界のフラグかもしれないなとブログ主は考えています。

創作に行き詰まり迷える八郎くん。どこへ行ってしまうのでしょうか。

「カーネーション」のお父さんもなくなる前は人が変わった(にゃんこさん:71話)
『カーネーション』のお父ちゃんは『スカーレット』のお父ちゃん以上に乱暴者で、手に負えない人でしたね。

そんなお父ちゃんですら亡くなる間際には、たしかにいいお父ちゃんになっていました。

『スカーレット』のお父ちゃんもここにきて、いいお父ちゃんの姿が見え隠れしはじめています。ということは・・・

これ以上は悲しくなるので考えないことにします。

菊練り(丹善人さん:65話)
「菊練り」という言葉そのものを浅学非才にしてはじめて知りました。深夜の再放送で確認してみます。ありがとうございます。

チビ照子を演じた横溝菜帆ちゃんの名演技(みいちゃん命さん:65話)
情報提供ありがとうございます!さっそく、視聴しました。

『スカーレット』の中の照子ちゃんはちょっと近寄りがたい女王様キャラでしたが、こちらはまるで別人ですね。こうまで変われるものなのかとびっくりしました。

『まんぷく』塩軍団の「赤津くん」こと永沼伊久也さんがこの週から今作に出演(ひるたまさん:14週)
情報提供ありがとうございます。赤津くん、なつかしいです。鈴さんが腹心の部下のように扱っていたことから、劇中で目立つポジションを取れたことは役者としてラッキーだったと思います。

鈴さんの呼び捨て「あかつっ!」。今も耳について離れません。

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コメント

  1. ちーぼー より:

    社長にダメと言われて、あんなにめげる八郎くん。賞を取って喜美ちゃんと結婚したいのなら、それくらいでガックリしていては駄目なのでは。今後の展開にかかわってくる彼の性格を表しているのではないかと、思いました。

  2. あさのあさみ より:

    最近、好感度がぐんぐん上昇している敏春さんですが、今日もさすがでしたね。
    素人目には充分素敵な器にダメ出しする審美眼の確かさ、でも、よりよい作品製作の為の協力(休日出勤?の許可など)は惜しまない懐の深さ。
    京都の呉服商の三男坊とかいう設定だったと思いますが、美しいものに囲まれて、算盤の音を聞いて、従業員の声を聞いて育ったのでしょうね。
    本当にいいのつかまえたの~と思いますが、実は、いいの見つけた照ちゃんのお父上のお手柄だと思います!
    演じてる役者さんがアレ(笑)なので、何か気のいいオッチャンみたいな感じでしたが、人財発掘能力は抜群です!(フカ先生も連れてきたし)

  3. アーモンド より:

    八郎は、作品コンクールに出品しようとする作品が、社長にダメ出しを出されてしまいましたね。
    しかし、信作の実家の店に採用される自身作のコーヒー茶碗のおかげで、光がみえてくるのでしょうか?

  4. よるは去った より:

    敏春「何を焦ってんねん・・・・・・?自分でこの色でええと思ってるんか・・・・・・・?」
    八郎君の陶芸家としての可能性を買っていればこその「激」ですね。

  5. アーモンド より:

    新作のお見合い大作戦の「彼女」は、信作が好きのようだが、信作は気に入らないのですかね。
    また、なつぞらと同じくヒロインは、同級生とは結ばれす、会社の同僚と結ばれることが確実になりましたね。