八郎が陶芸展で入賞する / スカーレット 第71話

2019年12月20日(金)第12週「幸せの大きな一歩」

あらすじ

川原家では、常治が大工に依頼した家の増築が完成しました。口では反対しながらも本心では喜美子と八郎が結婚して幸せになることが願いの常治が、二人が暮らすための部屋を増築していたのです。

そして迎えた、喜美子と八郎の結婚がかかっている陶芸展の入賞者発表の日。八郎は新人賞を受賞することができました。その朗報をいち早く川原家に知らせてくれたのは陽子でした。八郎が陶芸展で入賞した知らせはまた信楽中にも知れ渡りました。

その日の夜。常治と八郎は二人きりになり言葉を交わしました。常治は八郎に告げました。息子が欲しかった。喜美子をよろしくと。その数日後、亡くなった母親に代わって八郎を育てた八郎の姉が信楽に挨拶に来ました。

そして迎えた家族写真を撮影する日。直子も東京から駆けつけてきました。喜美子が晴れ着を来て記念撮影の準備を進めているとき、陽子からの電話を喜美子は受けました。窯業研究所の橘という女性が、喜美子に「いい話」を持ってきたというのです。

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予習レビュー

八郎くんが陶芸展での入賞をはたし、喜美子ちゃんと八郎くんの結婚が許されることになりました。

しかし、八郎くんの入賞を待たずして、喜美子ちゃんの幸せを願うお父ちゃんは、喜美子ちゃんと八郎くんが暮らす部屋を増築。

喜美子ちゃんが結婚すると言い出したときは動揺しまくっていたお父ちゃんでしたが、大好きな喜美子ちゃんの幸せを願わずにはいられないのでしょう。

喜美子ちゃんが結婚すると言い出すを聞かされたお父ちゃん。動揺しながらも自分自身の結婚の本心を口にしてから、人が変わったように感じるのはブログ主だけでしょうか。

この、お父ちゃんの人が変わったような描写。ブログ主はとっても気になっています。

というのも、今週第12週と次週第13週は『スカーレット』始まって以来の大きな変化が起こるのだそうですが、その大きな変化には嬉しい変化とつらい変化があるのだとか。

嬉しい変化とは言うまでもなく喜美子ちゃんの結婚でしょう。

一方のつらい変化。これはお父ちゃんの変化ではないかとブログ主は予想しています。

次週第13週にお父ちゃんは体調を損ねます。そして、体調は日に日に悪化します。そこまではすでにアナウンスされています。

体調が悪化したお父ちゃんはついに・・・

その「ついに」のときを際立たせるために、お父ちゃんの人が変わったような描写があるのではないかとブログ主は予想しています。

感想

お父ちゃんと八郎くんにすべてを持って行かれた

お父ちゃんと八郎くんの二人きりの場面。ブログ主にとっては忘れられない場面の一つになりました。

お父ちゃんが口にした言葉は二つだけ。

「息子が欲しかった」
「喜美子をよろしく」

念願の息子を持つことができた喜び。最愛の娘を託す父親の期待と悲哀。お父ちゃんの気持ちのすべて、少ない言葉の中にすべて込められていました。

八郎くんの新人賞の受賞。そのお祝い。パーマをかけた直子ちゃんの帰省。八郎くんの姉上。窯業研究所の橘さん。

いつになく情報量の多い回でしたが、ブログ主の中ではお父ちゃんと八郎くんにすべてを持って行かれた。

そんな気持ちです。

ブログ主がこのブログをはじめて以来、どれほど残念な人物であっても、ブログ主は見限らずにレビューを続けてきました。

そんな中で常治お父ちゃんは、このブログをはじめて以来、初となる見限った登場人物でした。レビューを放棄するとまで言った登場人物です。

その登場人物にすべてを持って行かれる日が来るとは想像もしませんでした。

コメントへの返信 by 朝蔵

朝ドラは一日の楽しみで一日に4回も見ます(simaziri kiyokoさん:17週)
毎日4回もご覧になっているのですか!?

『スカーレット』前半は、ヒロインがお父ちゃんにふりまわされる日々が描かれましたが、後半はヒロインが自分の人生を自分で決める日々が描かれます。

物語の展開のしかたが少し変わるかもしれませんね。

わろてんかの岩さん(リキちゃんママさん:70話)
はい。今度こそはわかりました。岩さん。お父ちゃんが仕事をお願いしたことで、もし増築の様子が描かれたら、岩さんにはもう一回くらい出番がありそうですね。

また、喜美子ちゃんが工房を建てる日もやってくるかと思います。そのときにも岩さんが登場してくれると嬉しいなと期待しています。

前回のダメ出しが大きな伏線(丹善人さん:70話)
前回のダメ出しによって、敏春社長が口先だけのお世辞を決して言わない、しかも目利きができる厳しい人だということがわかりました。

その敏春社長の姿があったからこそ、今回の敏春社長が八郎くんの作品の出来栄えに目を見張る様子は説得力がありましたね。

目利きのできる敏春社長が認めたくらいだからもう大丈夫だろう。そんな安心感がありました。

私も、朝蔵様も、じょうじ父さんには批判的ですが、それでも、憎み切れませんな(オペラ座の怪人さん:70話)
三輪オートを売り払い、一度は断ったらしい長距離運転手のドライバー。しかも、お父ちゃんの性格から考えてとても無理な雇われドライバーをやろうと決意。

それもこれも、すべて喜美子ちゃんが可愛くての行動です。

喜美子ちゃんが中学校を卒業する頃、娘のためにそこまで努力して欲しかったとも思いますが、娘のために努力できるようになれただけお父ちゃんは「大人」に成長したのかもしれませんね。

家族が大好き。お父ちゃんのその熱い気持ちにうそいつわりはありません。だから憎みきれないろくでなしなのだと思います。お父ちゃんは。

日本の陶器だけですかね、こういう色の演出があるのは(よるは去ったさん:70話)
ブログ主は、イギリスのバーナード・リーチという陶芸家が大好きで、その方の作品のいくつかが欧米らしからぬ色の演出をしています。

でも、バーナード・リーチはそもそも日本の陶芸に強い影響を受けているので、やっぱりこうした色の演出は日本ならではのものなのでしょうか。

余分につくっておいたりしないの?と思いました(ろくさん:70話)
そこは気がつきませんでした。経験豊富な人ならリスクヘッジは普通に考えるはずですね。腕の良い人ほど失敗の怖さを知っているはずですから。

こんなところにさりげなく八郎くんの未熟さがあらわれているのかもしれません。

するどいコメントをありがとうございます!目かからウロコが落ちるとはこのことだなと思いました。

八郎の不貞…どうなるのか(きゅうぽんさん:70話)
そもそも、あの八郎くんが史実どおりに不貞をはたらくのかというところから、謎に包まれていますね。本作は。

前半は、予定調和が過ぎてバッシングが絶えない本作『スカーレット』ですが、八郎くんという予測ができないキャラの登場によって、後半の展開がまったく見えなくなりましたね。

純情すぎるキャラがまさかの不貞のリスクを負っている。このあり得ない展開。さすが大阪曲が制作したチャレンジングな朝ドラのことだけはあります。

うーん…これはマツさんの言う通りだと思います(ゆきこさん:70話)
これまでのお父ちゃんの行動と思考を思い出すと、マツさんのもっともらしい理屈が通らないのがお父ちゃんの性格です。

あとさきのことを深く考えずに衝動的に行動し、これまでは家族、とくに娘たちを不幸にしてきました、

そしてついに、ご自分の身体をこわしてしまうようですね。

(読んで息苦しくなりましたさん:15週)
これまでのゆるすぎる展開から一点。人生のリアル満載の展開になってきましたね。

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コメント

  1. ぶう より:

    私も同じです!信作さんと百合子ちゃん、いい感じでした!

  2. まめしば より:

    八郎さんのお姉さん、とてもいい方でしたね。愛情深くて、どっしりとして、芯のある女性です。どれだけお姉さんに大切に育てられてきたかがわかる、いい回でした。
    常治父さんと八郎さんのシーンはもちろん、泣けました!直子ちゃんのパーマネントも見られて、大満足!なのですが、とても気になったことが。
    それは、信作君と百合子ちゃんです。ほんの一瞬でしたが、二人が映ったところが、妙にお似合いで、これはもしや今後…⁉︎と思ってしまいました。
    元々、もしかしたら直子ちゃんと信作君が結ばれるのかな、と思っていたのですが、百合子ちゃんが急浮上です(私の中ではです)。

  3. 丹善人 より:

    八郎君のお姉さん、「十代田」姓と言うことは独身なのかな?
    ちなみに話題になった映画「カメラを止めるな」の人らしいですね。

  4. 文月 より:

    余分に作らなかったのは,単純に電気窯の容量として余分に作っても,本焼きの時には余分にはやけないということが筋かなと思います。70話で,電気窯へ,3・2・3・2の10個入れています。
    本焼きでは,10個単位でしかやけないのかと思います。

    一方で,八郎ぐらい(陶芸展で入賞するかしないかくらいの経験者)であれば,普段使いのカップに割れがでること様なことはめったにないかと思います。したがって,余分に作ると土が無駄になるので余分に作らない選択をする可能性は高いかと思います。まして,出品作品で頭がいっぱいであれば,なおさらです。
    今回は,初めて本格的陶作をする喜美子の作に割れが出ています。
    八郎は,陶芸展に出品する自分の作品に集中するあまり,喜美子に余分に作るようにアドバイスすることができなかったことを悔やんでいたかもしれません。喜美子が口走ったように(2個)追加して作ったとしても,他の8個と同じ発色になるとは限らないし,喜美子の腕ではまた割れるかもしれない。期限が迫った中で,欠品になることを覚悟で本焼きに入ったように思います。
    というより,素焼きの段階で既に微かな割れがあったように思います。仕上がりであんなに割れが著しいですから。
    「焼いてみないとわからない」という八郎の言葉は,喜美子へのやさしさのように思いますが,そのやさしさあるいは作家としての甘さが,先々,アダにならないといいのですが。

  5. リキちゃんママ より:

    八郎さんとお父ちゃんの会話のシーンで、お父ちゃんはやっぱり男の子が欲しかったんだなと思いました。

  6. 丹善人 より:

    本当を言えば川原家はよそ者なんだけど、人柄からか多くの人が集まり、
    嬉しいことがあればお祝いを持って来てくれる。お父ちゃんは外面はすごく
    いいんですよね。その分家族にはうるさいし、わがまま放題の欠点だらけ
    だけど。不器用だから身内には素直になれない。だからこその一言に
    本心が出てきます。すっかり八郎君を気に入って、息子が出来ることが
    嬉しくて仕方がない。いやあ、孫が生まれればとんでもないジジ馬鹿に
    なりそうです。

  7. みいちゃん命(欅の) より:

    直子のパーマ姿に、マリリンモンローのというより、幼い時に社宅の隣近所のおばさんたちがみんなかけていたパーマを思い出した。
    祝う会のシーンを見ていて、なぜか信作と結婚するのは百合子である予感がしたので、来週のあらすじを見てみたら………

  8. よるは去った より:

    ひろ恵「これも・・・・・・?」
    陽子「ええ話が・・・・・・・。」
    何か一波乱ありそうな.・・・・・・。
    紺野まひるちゃんは朝ドラは「てるてる家族」以来ですかね。
    苦難にめげずに明るくタフなフィギュアスケート五輪選手の春子姉ちゃんのイメージは未だに強いです。

  9. オペラ座の怪人 より:

    おめでとう、きみ子、ハチ、
    そして、じょうじお父さん!

    ♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪

    一生懸命働いて、
    あんなに立派な離れを作ってくれるなんて!
    (まあ、実際の建築は大工さん総出でしょうが)
    じょうじお父さん、見直しました!

    ♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪

    おしまい

  10. ゆきこ より:

    お父ちゃんさーお酒あんなに控えてよって百合子ちゃんも直子ちゃんも喜美子ちゃんもマツさんもみーんな言ってたでしょうが!何が週8呑むだよ体調崩してからグチグチグチグチ言いそうですねこのアホ親父は…本当に馬鹿だろ!人の忠告聞かないからでしょうが自業自得です!ハ(キ゚Д゚)(゚Д゚メ)ァ!?誰でもいいから女性陣誰か言ってやって下さい何なら私も言ってやりましょうそれこそ容赦なんかしません(怒) やるのは喜美子ちゃんの役目でしょうかそれとも直子ちゃんでしょうかそれとも女性陣が総出でやるんでしょうか楽しみです(¯v¯)ニヤ

  11. にゃんこ より:

    そういえば「カーネーション」のお父さんもなくなる前は人が変わったようにいいお父さん、おじいちゃんになってましたよね・・・