常治を元気づける喜美子 / スカーレット 第75話

2019年12月25日(水)第13週「愛いっぱいの器」

あらすじ

余命宣告を受けた常治は日に日に衰弱。食べることもできなくなり、寝たきりに近い状態になっていました。そんな常治に少しでも食べてもらおうと、家族が揃って絵付けをした大皿をつくりました。

一方、信作は父の忠信とともに深夜の山の中にマツタケを採りに行きました。忠信は戦場での、マツタケご飯を一緒に食べようと常治と約束していたことを果たせずに悔やんでいました。そのことを聞かされた信作が、忠信をマツタケ狩りに連れ出したのす。

大野一家がマツタケを持って川原家にやってきました。喜美子たちは大皿にマツタケご飯を盛り、常治に贈りました。そして絵付けを施された大皿を見せられた常治は、家族に感謝の言葉を述べました。

常治は喜美子だけを自分のもとに呼び寄せました。そして「またな」とだけ告げると眠りに落ちました。目覚めない常治に、喜美子は必死になって話しかけました。しかし、常治は二度と目を覚ますことはありませんでした。

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予習レビュー

お父ちゃんの病状がますます悪化してしまいました。

前回まではマツさんと温泉旅行に出かけたりするほどの気力と体力があったお父ちゃんでしたが、食も細くなり寝たきり状態にまでなった姿が描かれます。

そんな中、川原家と大野家の面々がお父ちゃんを元気づけるために集合。

信作くんのお父上・忠信さんがお父ちゃんと約束したという「マツタケご飯」。

いつ約束したのか定かではありませんが、もしかすると戦場で約束していたのかもしれません。生きて日本に帰ってマツタケご飯を一緒に食べようと。

そんな生死の境で誓い合った重い約束を果たす場面が描かれるのだとしたら・・・

そして、マツさんに告げる幸せを願う言葉・・・

これはブログ主の予想ですが、お父さんちゃんのドラマの中での出演は今回が最後ではないかと思います。

お父ちゃんが少しだけ人が変わったようになった描写は、やっぱり今回のお別れの場面の悲しさを際立たせるためだったのかもしれません。

感想

お父ちゃんの最期の言葉

お父ちゃんが家族に言葉をのこして逝きました。

マツさんとは一度もケンカをしたことがないというお父ちゃんの最期の言葉を、喜美子ちゃんと八郎くんはしっかりと受け止めることができたのでしょうか。

ここで二人にはしっかりと受け止めてもらえないと困ります。なぜなら、二人の今後は、かなり切ない展開になりかねないことが予想されるから。

そして、もう一つのお父ちゃんの最期の言葉。文字どおり、最期の瞬間に喜美子ちゃんに対して口にした言葉。

「ほな、またな」

この言葉がとっても気になります。

永遠の別れの言葉を口に出すことができなかったのか、それとも何か深い意味があって、再会を暗示するような言葉が最期になったのか。

小さな謎を残したまま、お父ちゃんは静かに息を引き取りました。

ヒーローになった信作くん

今回のヒーローは信作くん。信作くんが立ち上がらなければ、忠信さんは約束を果たせなかったことを悔やんで泣いているだけ。

マツタケご飯をつくることはできず、大皿に盛り付けられた料理も別のものになり、忠彦さんがお父ちゃんの最期に立ち会うこともできませんでした。

そして、そんな中での信作くんと百合子ちゃんの接近。ヒーローになった信作くんと百合子ちゃんの組み合わせ。

これなればブログ主も文句はありません。(実は、これまでの残念すぎる信作くんと百合子ちゃんの組み合わせに違和感を感じていました)

コメントへの返信 by 朝蔵

二人も亡くなるのは酷です(ららさん:17週)
子供を亡くしたら一生立ち直れないほどダメージが大きいというのに、その上、夫を亡くすという展開はあまりにも酷ですね。

むごい展開にならないことを祈るばかりです。

十代の役を演じるのに全く違和感がない俳優さん(ひるたまさん:51話)
喜美子ちゃんの十代はかなり無理がありましたが、百合子ちゃんの場合は本当に十代に見えてしまうから不思議です。

一方、物語の舞台が昭和40年になり、喜美子ちゃんは実年齢に近づいてきたことで、ようやく違和感なく観ることができるようになりました。

痛みとかの症状が表に出ない(ゆきこさん:73話)
お父ちゃんの病気は症状に出ないんですか!?だとすると、あの性格なので病気がかなり悪化するまで気がついたりすることはなさそうですね。

お父ちゃんが元気なころはヤンチャだっただけに、衰弱しきった姿が痛々しいです。

これは、コラボなのでしょうか?(アーモンドさん:74話)
ブログ主も驚きました。おしんの息子が『スカーレット』のハッチーこと八郎くんと同じ道に進むことを望むのかって。

でも八郎くんは夢見た陶芸家にはなったものの行き詰まり気味。お父ちゃんからそのことで詰られる始末。

皮肉なコラボでしたね。おしんが息子の夢に猛反対するのに納得してしまいました。

川原家みんなにとっての「宝」(よるは去ったさん:74話)
家族で絵付けした大皿。家族の宝物になり、物語後半でとっても重要なアイテムになりそうな気がします。

なんとなく思いっきり後悔しそうな(丹善人さん:74話)
ただでさえ直子ちゃんはお父ちゃんとはずっと仲が悪かったですからね。父親との関係を整理しきれないままだと、その点でも後悔しそうな気がします。

心に弱いところがある直子ちゃん。後悔が後々になって心の負担になってしまうのではないかと心配です。

八郎さんの苦悩の本質(まめしばさん:74話)
八郎くんの微妙な立場への愛に満ちた洞察のコメント。繰り返し何度も拝読させていただきました。

言われてみれば八郎くんは家の中でもアウェイ。信楽でもアウェイ。だから、自分を押し殺さなくてはならないが、それをやったら創作者として終わってしまいかねない。

本当に苦しい立場ですね。

このまま、お亡くなりになるのかしら?(オペラ座の怪人さん:74話)
このコメントが投稿されるころには、お父ちゃんがどうなっているのかすでに明らかになっているかと思います。

オペラ座の怪人さん同様、ブログ主もお父ちゃんに対して複雑な感情を持っています。憎みきれないロクデナシです。

それだけに、つらいものがありますね。

百合子は大野家のおじさん、おばさんにすごい可愛がられているんでしょうね(みいちゃん命(欅の)さん:74話)
百合子ちゃんの話を、まるで娘の話を聞くみたいに耳を傾けてくれる大野家のおじさん、おばさん。

百合子ちゃんが大野家に嫁入りしたらさぞかし喜ぶでしょうね。

今週のどこかのタイミングで、百合子ちゃんと信作くんの電撃交際宣言が描かれるみたいなので、大野家のおじさんとおばさんの喜ぶ顔を見るのが今から楽しみです。

とりわけブログ主はこのご夫婦が大好きなので、お二人が喜ぶ姿が本当に待ち遠しいです。

常治父さんの喜美子夫妻への心配は,おそらく自分の失敗?が投影(文月さん:74話)
お父ちゃんは間違いなく、娘夫婦が自分と同じような道をたどってほしくないと願っているでしょうね。

本当ならもっと長生きして、娘夫婦が道に迷わないようにしたいのだとも思います。それがかなわないお父ちゃんの今の気持ち。ブログ主の想像をはるかに超えています。

世間の八郎沼が泥沼にならないよう(ともあきさん:74話)
喜美子ちゃんと八郎くんのすれ違いの描写。想像していた以上にすれ違いが大きくてびっくりしました。

このすれ違い。今週中に修復されて欲しいですね。今のまま年越しをするのだけは避けたいと切に願っています。

オープニングのクレイアニメにも八郎くんは見当たりませんね(ぷんさん:74話)
やっぱり、ドラマのどこかのタイミングで八郎くんはいなくなってしまうのかもしれませんね。

一方で来年からは、フカ先生につぐ喜美子ちゃんの師匠のような存在が新たに登場するみたいです。

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コメント

  1. ひるたま より:

    信楽焼のタヌキ様のコメント中の「八郎さんが大嫌い」←うーん、確かに…見方を変えてみると分からなくもないな~という気もします。好青年である一方で、何故だか煮え切らない。作り出している陶芸作品も受賞した作品の二番煎じ…言い換えれば脱却出来ていない(≒新境地を開けていない)、という見方も出来てしまう訳で。
    「物事(そして人物)は角度を変えればいろいろな面が見えて来る」「一見ワルに見える人間が実はそればかりではない」描かれ方がされている本作の事「一見良く見えても、角度を変えれば悪い面も見えてしまう」面も容赦なく描出されているように、個人的には感じています。
    「八郎沼」のハッシュタグが出来た位に人気が上昇している八郎さんも…もうそろそろ上げ止まる頃でしょうか?

    無論「八郎」と八郎を演じておられる俳優:松下洸平さんは切り離して考える必要があるかと思います。松下さんが「八郎」役を好演されている事は間違いないかと個人的には思います。
    この先でのえぐい展開は避けられなさそうですが…以前にも別の箇所でコメントに記したように、仮に八郎さんが《ブラック化》した後での“救い”は用意されていて欲しいな…と願わずにはいられません。ブラック化したままで退場⇒ドラマが終了するのでは、松下さんの好演も報われないでしょうから。

  2. ひるたま より:

    「材料持って来たし、ここで炊かせてな!」未明にノックの音と共に松茸・お米を携えて川原家を訪れた大野一家が、何故か宝物を持って訪れたタヌキのように見えました。(殊にライトの当たり具合も相まってか、陽子さんがタヌキのように見えた…といったら演じておられる財前直見さんはどのように思われるでしょうか…^^;)

    川原一家全員が手掛けた(絵付けした)あの器ですが…今回の常治さん“退場”エピソードのみで使われる小道具なのでしょうか。後半でえぐい展開が避けられなさそうな本作に於いて、家族を再び一つに結びつける役割を担うキーアイテムとして再登場して欲しい…と個人的には願わずにいられません。

    百合子ちゃんを慰め、そっと寄り添う信作くん…これは“フラグ”ですね、きっと。(^^)
    気持ちが沈んでいる時に寄り添ってくれた相手と恋愛関係になる、という事例も往々にしてあるのが現実ですから。(実体験も含めて断言(?)します…この場合、周囲からは結構驚かれるケースが少なくないようですが(^^;)

  3. にゃんこ より:

    常治さんが喜美子の頭をなでるシーンで朝から号泣でした。
    以前「3歳の喜美子のままで・・・」発言があり、戦地に赴く前の喜美子がちょうど3歳だったはずというのを思い出してしまいました。常治さんも3歳の喜美子を思い出していたのでしょうか。

    そして常治さんが亡くなってからの直子の反応が怖いです。親に最も反発していた子ほど、親を亡くした時の悲しみは大きいでしょうから。

  4. Anne より:

    こんなお父ちゃんならおらん方がマシとTVを見ながら悪態をついてたのですが、今朝思いがけず号泣してしまいました。根底にある家族へのあふれる愛情にやられました。

  5. 丹善人 より:

    昨日のお父ちゃんの言葉、「しょうもない」が回収されました。
    お父ちゃんはお母ちゃんと一度も喧嘩したことがない。
    それはお父ちゃんのわがままをお母ちゃんがしっかり受けとめ
    受け入れてくれていた事への感謝なのでしょう。
    ちょっとした言い争いから綻びが生じ、夫婦関係がぎくしゃくする。
    そのことをお父ちゃんはわきまえている。お母ちゃんがいたからこそ
    貧しいけれど幸せな家庭が築けた事への感謝の気持ちなんでしょう。
    最期に喜美子に語りかけるお父ちゃんの言葉を黙って耐えて
    聞いているお母ちゃんがかわいそうでした。

  6. 信楽焼のタヌキ より:

    常治さんのツン(隠れデレ)キャラ大好きでした。そのせいか、八郎さんが大嫌いです。喜美子さんを乗りこなせて無い感じが見ていてイライラします。本当に申し訳無いのですが!早く退場して欲しい気分です。八郎さんのファンの方申し訳ありません。

    話が変わりますが、照子さんの旦那様を演じている方は、俳優、本田博太郎さんの息子さんです。有名俳優の息子さんなんてびっくりポンです。

  7. 丹善人 より:

    こんなクソ親父の最期に涙するなんて、当初は予測すら出来なかった。クソ親父ロスになりそうな。

    こんなクソ親父に生涯かけて付き合ってくれた大野のおじさん、本当にいい人なんですね。ここまで戦時中の恩義を忘れずに持ち続けてくれてるとは。このあと、百合子ちゃんをよろしく。

    それはそうとして、モデルの実際と展開を違えるのなら、武志くんには、照子の娘の誰かと一緒になって、丸熊に婿入りして後を継いでくれることを願います。川原家には、直子か百合子の子どもの誰かを喜美子の養子にしたりして。

  8. 文月 より:

    松茸ごはんの逸話は,大野家と川原家の関係を象徴するほのぼのとした話でした。
    しかし,松茸をみて大騒ぎしていましたが,当時はそう大騒ぎするほどのことではなかったはずです。
    入手できたデータが限られてはいますが,昭和40年代初めの松茸(国産)の値段は,1500円/kg程度,このときの乾燥椎茸が2000円/kg程度,なめこが700円/kg程度ですから,そうそう口に入るものではなかったものの,今みたいに狂喜乱舞するほどではなかったと思います。
    私も,昭和45年ころに学校に持っていく弁当が,栗と松茸の炊き込みご飯だったことがありました。
     ということで,隔世の感を新ためて感じる一話でした。

  9. みいちゃん命(欅の) より:

    大野家のおじさんを演じているマギーさん。この人を見ると「あまちゃん」の神回だった第131話を思い出す。レコードスタジオで、「潮騒のメロディー」を春子(小泉今日子)が歌う姿を鈴鹿ひろ美が見て、自分の影武者が春子であったことに気付くという感動もののシーンである。マギーさんのセリフは確か春子の歌声を聞いて「まるで鈴鹿ひろ美じゃない」というのと、春子が影武者であることがばれた時に「エ、エッ!」と驚くだけのものだったのだけれど、マギーさんを見ると不思議といつもこのシーンを思い出すのである。
    今回のスカーレット第75話は自分の中で神回として記憶されると思うし、マギーさんを見ると大野家の3人が川原家の玄関に立っていたシーンを思い出すと思う。

  10. オペラ座の怪人 より:

    本日、2回目の書き込みを、
    朝蔵様、お許しください。

    じょうじ父さん、非常に問題のある人物で、
    私も、朝蔵様も、かなり怒っていたとは思うのですが、

    時々見せる、家族への愛情とのコントラストで、
    見る私たちを翻弄し、

    また、そもそも、信楽へ越してきたのも、
    戦地でマギーさんを見捨てず、
    何キロもの距離をおぶってくれて、
    マギーさんが恩を感じていた、
    というか、命の恩人。

    そんなじょうじ父さんが
    最後にきみ子を、
    きみ子だけを呼び寄せて、
    頭をポンポンして、
    「ほな、またな」

    ああ、涙が。

    (T_T) (T_T) (T_T)

    おしまい

  11. きゅうぽん より:

    今日は私も実父を膵臓がんで亡くしているので、切なかったです。
    お父さん酒飲みすぎやわ…って声もむなしくですが。

    気を取り直して、朝ドラ受けで、まったけがあんなに採れるなら…昔はどこの山でもよく採れたそうですが今はなかなかで、また山の所有とかあるので、勝手に良からぬ輩が採りにいかないようにと願いたいです笑

    あとリアル八郎さんをググりましたが、女癖が悪かったというのは史実だそうで、後に亡くなられる息子さんが父親を勘当した形らしいですが、その後すごく大成されたようで、信楽にもおられたとかもあったので、どうドラマでは喜美子と棲み分け?書き分け?するのか…もうそのまま出ないのか、息子の葬儀でとかあるのか…すごく気になってきました!

  12. オペラ座の怪人 より:

    ほな、またな

    (T_T) (T_T) (T_T)

    おしまい

  13. アーモンド より:

    今日のお父ちゃんの臨終場面涙涙です。
    最期に松茸ご飯を口にし、皆で作った皿を見て、喜美子と話ししながら、静かに息を引き取りましたね。

  14. よるは去った より:

    信作「『男なら約束守れ!』・・・・っておじさんなら言うで・・・・・.。」
    煽動する役が彼だったとはね。

    「串カツ」の約束を常治父ちゃんに代わって数年後に果たすのは・・・・・・・・・百合子ちゃん・・・・・・?

  15. アーモンド より:

    お父さんの病気は、やはり酒の飲み過ぎのせいでしょうかね。そして、ついに他界してしまうのですね。