ジョージ富士川との再会 / スカーレット 第78話

2019年12月28日(土)第13週「愛いっぱいの器」

あらすじ

武志が熱を出したため講演会に参加できなかった喜美子のために、八郎がジョージ富士川を自宅に招いてきました。ジョージ富士川の突然の来訪に驚く喜美子は、大阪でジョージ富士川に会った頃の夢を語り始めました。

照子とその子供たちも集まる中、ジョージ富士川はその場で創作姿を即興で披露しました。芸術作品の創作を心から楽しんでいるジョージ富士川の姿に刺激を受けた八郎は、それまで行き詰まりを感じていた作陶を再開しました。

季節は春になり、陶芸展に出品した八郎はついに金賞を受賞することができました。一方、常治が亡くなってから川原家の長女として気丈に振る舞い続けてきた喜美子は、八郎の腕の中ではじめて涙を流しました。

ほどなくして、八郎を支えるために心の中に湧き上がる創作意欲を封印していた喜美子も、作品づくりに挑みはじめました。そして、誰からの注文でもない自分のための作品を喜美子は初めて完成させるのでした。

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予習レビュー

歯車がうまくかみ合わない喜美子ちゃんと八郎くんのギクシャクした姿からはじまった今週は、八郎くんの粋なはからいで幕を閉じることになりました。

八郎くん、喜美子ちゃんのためにジョージ富士川を家に連れてきてしまいました。

八郎くん、なかなかやってくれますね。八郎くんのおかげで、喜美子ちゃんはジョージ富士川と再会することができました。

そしてジョージ富士川は、川原家で即興の創作実演を披露。

このジョージ富士川の創作姿によって、八郎くん自身も創作の行き詰まりを乗り越えることができるのだとか。

ところで、ジョージ富士川が川原家にやってきたことを聞きつけた照子ちゃんが子供を連れてやってきます。

さて、照子ちゃんの子供。もしかするとこのときすでに女の子が3人になっているかもしれません。

同じリボンをつけた3人の女の子が武志くんらしき男の子と一緒に、ジョージ富士川に遊んでもらっている様子の画像が発表されているからです。

もし照子ちゃんの子供が三姉妹なら。そして成長後の子供たちが物語の真ん中近くに入ってきたら、ずいぶんにぎやかなことになりますね。

感想

陶芸家・川原喜美子が誕生した瞬間

お父ちゃんが亡くなったことの悲しみをようやく外に出すことができて、喜美子ちゃんもようやく自分の人生を生きることができる自由を実感できたのでしょうか。

直子ちゃんが、自由になったことを自覚したように。

それに加えて八郎くんが金賞を受賞し創作の行き詰まりから抜け出したことで、八郎くんを支えるという不自由から解放され、もう一つの自由を手に入れることもできました。

そして喜美子ちゃんは初めて創作に挑み作品を完成させました。それは陶芸家・川原喜美子が誕生した瞬間でした。

陶芸家・川原喜美子が誕生した瞬間の描写はまた、喜美子ちゃんが陶芸家として活躍する日々を暗示するフラグともなりました。

その瞬間の描写を最後にして、令和元年の放送は終了。

元号が平成から令和に変わったこの一年も、当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

『まんぷく』『なつぞら』そして『スカーレット』。三作品の感動をたくさんの方と共有した豊かな時間を過ごせたことに心から感謝いたします。

どうぞ良い新年をお迎えください。

そして、来たる新年も当ブログにお付き合いいただければ幸いです。来年もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

【速報1】第14週&第15週のページを更新しました!

第14週と第15週のページの情報に追記しました!第14週と第15週で新たに判明し追記した情報は次のとおりです。

第14週「新しい風が吹いて」新着情報

・喜美子ちゃんがこのころより作品づくりを開始する
・喜美子ちゃんの才能に八郎くんは複雑な思いを抱く
・八郎くんは弟子をやめさせていた(理由は不明です)

第15週「優しさが交差して」新着情報

・直子ちゃんは妊娠するもののまだ未婚の状態のまま
・三津ちゃんの八郎くんへの憧れの気持ちが強くなる
・そんな三津ちゃんの感情に喜美子ちゃんが気が付く

第14週&第15週のページへのリンク

第14週「新しい風が吹いて」
第15週「優しさが交差して」

【速報2】『ひよっこ』の再放送が決定

早くも『ひよっこ』が再放送されることが決定しました。放送時期は以下の通りです。

令和2年(2020年)1月27日(月)より(放送開始日は変更の可能性あり)

毎週月曜から金曜 16:20分〜16:50
1日に2回ずつ放送

コメントへの返信 by 朝蔵

辛い現実を見たくない≒明るく楽しく、元気が出るドラマでひと時だけでも現実を忘れたい(ひるたまさん:76話)
ひるたまさんのレビューを拝読して思い出したことがあります。ハリウッド映画が斜陽にあえいでいた1970年代。

颯爽とデビューした若きスティーブン・スピルバーグが、ハリウッド映画の衰退の原因をシンプルに表現し、ハリウッド映画復活の指針とした言葉です。

「汚れた洗濯物を干すような映画など誰も望んでいない」

汚れた洗濯物とは「辛い現実」です。1960年代に一世を風靡したリアリズムを追求するアメリカンニューシネマが輝きを失う中で、元気をもらえる映画でデビューしたスティーブン・スピルバーグの登場は実に鮮烈でした。

良くも悪くもリアリズムの追求(ひるたまさん:76話)
ブログ主が鑑賞した朝ドラの数など、朝ドラの歴史の中ではごく一部だけです。しかし、ブログ主の知る朝ドラの中でも本作は異色だと思います。

ひるたまさんのおっしゃる通り、リアリズムをここまでやるかと言うくらいに追求していますね。

お父ちゃんがまさにそのいい例で、ブログ主の父親に通じるところがあり、耐え切れないと思うことも数知れず。

ブログ主がこのブログをはじめてから、初めてレビューを放棄したお父ちゃん。あまりにもリアルすぎてレビューできなかったのです。

人気が上昇している八郎さんも…もうそろそろ上げ止まる頃でしょうか?(ひるたまさん:76話)
結婚後は、八郎さんの残念な姿ばかりが目につきます。これが結婚のリアリズムというものですが、結婚のリアルに耐えられなくなる人がこれから出てくるかと思います。

昭和の暴君タイプのお父ちゃんのリアルから解放されたと思ったら、今度は結婚のリアル。ハードルだらけですね。『スカーレット』は。

似たもの同士だから衝突もあったんでしょうな(よるは去ったさん:77話)
ですね。三姉妹の中でたった一人、直子ちゃんがお父ちゃんとの激しい対立が絶えなかった理由がよ〜くわかりました。

直子ちゃんとお父ちゃん。実は似た者同士だったんですね。ということは、三姉妹の中で一番の家族思いになるかも知れませんね。

鮫島くんと家庭を持ち商売を始めた後の直子ちゃんの姿を見るのが楽しみになってきました。

直子の気持ち、良く分かります(オペラ座の怪人さん:77話)
ブログ主も直子ちゃんの気持ちがよくわかりました。父親が亡くなったとき、悲しかったのと同時にこれでやっと自分の人生を生きられると思ったものです。

オペラ座の怪人さんも同じ感情を抱いていたんですね。常治お父ちゃんへの複雑な気持ち、よ〜くわかります。

本年、当ブログにお付き合いくださりありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。どうぞ良い新年をお迎えください。

百合子ちゃん、信作の言葉をスルーしたように見えて、実はわざとの態度のように見えました(丹善人さん:77話)
そうですね。百合子ちゃん、ダシに使われながらもまんざらではなさそうな様子でした。

信作くんの言葉をスルーして、これから友達と遊びに行くと言って信作くんのもとをさっさと立ち去ったのは、百合子ちゃんなりの反撃だったのかもしれません。

この二人。うまくいきそうですね。夫婦になったら、かなり楽しめる夫婦になりそうです。喜美子ちゃんと八郎くんの夫婦がえぐい展開になりそうな中、百合子ちゃんと信作くんの夫婦は期待大です。

意外と気さくな人でなあ(よるは去ったさん:77話)
ジョージ富士川を自宅に誘う場面を見てみたかったです。その気さくな姿を。フカ先生みたいに「ええよ〜」と気軽にこたえてくれたのでしょうか。

来年の放送では、ジョージ富士川の出番が増えそうな気がしています。知られざるジョージ富士川の素顔を見ることができますね。

林遣都さんが出演したおっさんずラブ(靴下さん:77話)
信作くんの「男が好きかもしれない」発言は、そういうネタだったんですね。ブログ主はこのセリフを聞いて『半分、青い。』のボクテへのオマージュかなと思ってました。

ボクテはまぎれもなく「男が好き」でしたからね。

八郎派 vs 敏春派(ひるたまさん:77話)
八郎くんの互角の勝負ができるほどの人気なんですか!?それはうれしい!

というのもブログ主は敏春さんが大好きなんです。「結婚するなら敏春さん」というのは同性ながらもわかる気がします。

結婚だけでなく、婿に迎えるのも敏春さんですね。婿という点では、明らかに八郎くんのスペックを超えてます。敏春さんは。

私生活で幸せかまありましたね(アーモンドさん:76話)
お父ちゃんの最期を演じた直後での発表。すごいタイミングを狙い撃ちしたものですね。ブッくりしました。

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コメント

  1. アーモンド より:

    長谷川博己、朝ドラの主演から、大河ドラマの主演へ。
    萬平から、明智光秀へ。
    朝ドラから大河への流れの俳優が、多いですね。

  2. はまま より:

    先に絵本についてコメントしましたが、さらにさかのぼって観なおしたところ、
    まるまるさんたち(まるまる子さん、まるまる太郎、まるまる次郎)は、武志の作品
    題名「夢見るまるまる」が元になっているのですね(73回)。
    あの絵本は、喜美ちゃんが武志だけのために描いた、この世に一冊だけの絵本という
    ことなのでしょう。と、勝手に納得してしまいました。

  3. はまま より:

    喜美ちゃん最初の作品。
    総集編前編のエンディング「自信作できました!」で、”だんご皿” と銘打って紹介されて
    ましたが、前回(77回)武志に読み聞かせていた絵本の “まるまる太郎” からひらめきを
    得たということなのでしょうかね(?)

  4. tonko より:

    今週は、自分の気持ちとリンクする事が多かったです。
    私も、父を在宅で看取り介護していたので重なる部分があり、
    喜美子の頭をポンポンとするところでは「ちりとてちん」を思い出し、
    その度に涙してました…
    私の父も秋に亡くなったし…とか
    父が亡くなってから自分が泣くまで
    やっぱり時間がかかったなぁ…とか
    私は喜美子よりだいぶ遅かったです

    一場面、気になったのは、
    お皿の絵付けのシーン
    演出上しょうがない、ドラマだし…と、思ったのですが
    いつ亡くなってもおかしくない状態の父を
    母屋に一人で寝かせておくのは
    私には無理かな~(涙)
    個人的なことですが、私と母は昼夜交替で24時間診てたので…
    なんか、すいません

  5. 丹善人 より:

    自由を不自由にするのは、心に蓋をする自分自身なんですね。その蓋を開けて心を解放したとき、本当の自由が見えてくる。それを一番最初に気づいたのが直子ちゃん。思えばお父ちゃんが一番自由を知っていたのかも。

  6. よるは去った より:

    ジョージ「大人は心が固うなってしまっているからな・・・・・・自由や自由や言われても・・・・・・。」
    なるほどね。そう言うことでしたか。
    いつもは素晴らしい閃きとともに、「空を飛ぶ二羽の鳥」、コーヒーカップの底に「花」を描いていた喜美ちゃんが絵筆持ったまま往生してるなんて珍しい場面だったしね。