銀座での個展開催が決定 / スカーレット 第79話

2020年1月6日(月)第14週「新しい風が吹いて」

あらすじ

常治の死から3年が経った昭和44年(1969年)1月。喜美子は31歳。八郎は陶芸展での金賞受賞をきっかけにその名が知られるようになり、個展を開くことも増え、ついに銀座で個展を開催することが決まりました。

銀座の個展が決まったことで家族が沸く中で、八郎は行き詰まりを感じていました。満足のゆく作品をつくれていないことに八郎は焦りを感じていたのです。その頃、八郎は二人の弟子をとり、二人の弟子の仲裁をするのも喜美子の役割でした。

その頃、八郎の作品は高く売れるようになっていました。そのため、川原家の家計は以前より安定していました。家計が安定する中、喜美子は注文を受けての大量の陶器づくりをやめ、自由に作品をつくりはじめていました。

そんな中、八郎の個展が四ヶ月後に迫ってきました。その個展までに八郎は50点以上の作品をつくる必要がありました。しかし、八郎は「素晴らしい作品」とは何なのかが分からなくなっていました。

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予習レビュー

前週が昭和40年の夏から冬にかけて。それから3年ほどが経過した昭和44年の正月から今週はスタートです。

前年最後の週の放送で八郎くんはついに陶芸展で金賞を受賞することができましたが、その金賞がきっかけとなって、八郎くんは個展をちょくちょく開催できるほどに。

もしかすると、八郎くんの陶芸展受賞のニュースを何かで知ったのでしょうか。フカ先生から年賀状が届くそうです。

この年賀状。フカ先生が再登場するフラグでしょうか。

さて、個展もたびたび開き、作品の注文も入ってくるほどの八郎くんに、ついに東京進出の機会が訪れます。

しかし、このころの八郎くんは再びスランプに。陶芸展で金賞を受賞する以前のような状態になっているのでしょうか。

一方で、喜美子ちゃんは自由に創作活動に挑む日々。

喜美子ちゃんと八郎くんの才能の逆転のフラグがそろそろ描かれるころのような気がしています。

そのフラグが、喜美子ちゃんと八郎くんのすれ違いをますます大きくし、ついに二人は・・・新年早々の回で、こんな不吉な憶測はやめておきましょう。

感想

喜美子ちゃんと八郎くんのすれ違いは完全に解消?

あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします!

年明け第一回はお父ちゃんが亡くなってから3年。喜美子ちゃんは31歳。戸田恵梨香さんの実年齢と一緒になったことでやっと安心して見ていられるようになりました。

さて、昨年末最後の週。お父ちゃんの最期が描かれた週では、喜美子ちゃんと八郎くんの心のすれ違いが深刻な状態です。

お父ちゃんの死をきっかけに二人は向き合う機会を得、すれ違いは解消。

年明け早々、そのすれ違いがぶり返しているのではないかと心配していたのですが、今のところすれ違いはなさそうです。

夜の二人きりの時間がかけがいのない時間みたいなことを八郎くんが口にしているくらいなので。

しかし、創作の行き詰まる八郎くんが抱えるストレスがこれから拡大し、再びすれ違いが生じてしまうのかもしれません。

家計も安定し銀座で個展を開けるほどになったのにもかかわらず、憂いをひめた表情を浮かべる八郎くんのこれから先の展開が心配です。

コメントへの返信 by 朝蔵

お父ちゃんの気質というか、思考をもっとも受け継いでいるのは直子(にゃんこさん:77話)
直子ちゃんが立て続けに3通の助けを求める電報を実家に送り、草間さんに連れられて信楽に帰ってきたことがあります。

直子ちゃんのピンチの原因は実らない恋心。喜美子ちゃんも同じような経験をしたものの、喜美子ちゃんは一人で乗り越えました。

このエピソードでもよくわかりますね。直子ちゃんはお父ちゃんと同様に感情の振れ幅が広いのだと。

結婚したあとに、ちゃぶ台返しなどしはじめないといいのですが(笑)

ちなみに私は八郎さんより敏春さん派(にゃんこさん:77話)
一緒ですね!ブログ主も敏春さん派です。敏春社長が出てくるたびに照子ちゃんに言って上げたくなります。

ええのつかまえたのぉ〜って。

仕事もできて、しかも仕事に対してストイック。それでいて、家族に対する情が厚い。なかなか大きな人物だなと思います。

日本の超高齢化凄いですよ(美喜子さん:77話)
医療技術の進歩するスピードが速くなっているので、いわゆる「人生100年時代」も絵空事ではなくなってきましたね。

自分自身が「超」がつく高齢者になったとき、周囲にかける迷惑をどれだけ小さくできるかが課題ですね。

喜美ちゃんが絵筆持ったまま往生してるなんて珍しい場面(よるは去ったさん:78話)
自由に描けといわれて何も描けない喜美子ちゃんの姿が「珍しい」ことに気がつきませんでした。そこを見落としていました。

自由に描けと条件を付けられるようなことがないときは「自由に描けた」喜美子ちゃんが、自由に描こうとすると何もできなくなる。

頭のかたくなった大人にとっては自由は不自由以外の何者でもないんですね。さすがジョージ富士川、大芸術家だけのことはあります。

思えばお父ちゃんが一番自由を知っていたのかも(丹善人さん:78話)
生前のお父ちゃんが丸熊陶業の下請けの仕事をしていたころ。収入は少なかったものの、いい意味でも悪い意味でもお父ちゃんは自由人でした。

一方、雇われの長距離ドライバーになってから、収入は増えたのでしょう。収入が増えるからその仕事に就いたはず。

でも自由を失ってしまったのでしょうか。ハードワークだったことも重なり、体調を損ねてしまいました。

今週は、自分の気持ちとリンクする事が多かったです(tonkoさん:78話)
喜美子ちゃんのお父ちゃんは、ネット上ではずいぶんと叩かれることが多い評判のよくないキャラでしたが、描写があまりにもリアルだったから感情を揺さぶられ過ぎたのかもしれませんね。

問題のあるお父ちゃんでしたが、その一方で家族への愛情は本物。

愛憎が入り乱れるのは親と子の間によくあること。愛憎が入り乱れているから、親の死に対する感情も実に複雑。複雑な分だけ悲しみも深くなります。

そのようなリアルの経験をした人には、胸にせまる一週間でしたね。

結婚前におとうさんを説得したセリフが台無し(みそさん:『スカーレット』)
脚本家の水橋文美江さんが『スカーレット』には不快な人間を一人も登場させないとおっしゃっているので、ギリギリのところで八郎くんが踏ん張ってくれるかもしれません。

公式HP特集に掲載されている水橋文美江さんのインタビュー(10/12)(いえもんさん:79話)
インタビューを読んでみました。「不快な人間はひとりも出てきません」と言い切られているので、視聴者をガッカリさせるような展開は避けてとおるかもしれませんね。

というか、そうあって欲しいです。

喜美子と八郎は、同じ職人とはいえ、アーティストとエンジニア(文月さん:80話)
とてもわかりやすいたとえです!

喜美子ちゃんはエンジニア的な仕事をこなし、八郎くんはアーティストを目指していますが、実際の二人が持っている資質は正反対。

その耐えがたいギャップが二人のすれ違いをますます大きくしてしまうのかもしれません。

心の準備しておいた方がよさそう(Juriさん:16週)
喜美子ちゃんと八郎くんの蜜月期の描写は結婚するまでで終わってしまいましたね。結婚後の描写は、いきなりすれ違いが生じたところからでした。

年明けの放送も二人のすれ違いからはじまりそうです。

この二人、どこに向かって進んでいるんでしょうね。本当に心の準備が必要です。

総集編前編のエンディング「自信作できました!」で、”だんご皿” と銘打って紹介(はままさん:78話)
総集編は観ませんでした。(『ひよっこ2』の再放送は観ましたが)なので「だんご皿」と名付けられたことをはじめて知りました。教えてくださりありがとうございます。

喜美子ちゃんが「だんご皿」をつくる場面。ブログ主はあれが更になるとはじめのうちは想像できませんでした。

絵本『まるまる太郎』のおもちゃをつくるのかなと思ってました。きっと「だんご皿」は『まるまる太郎』に着想を得ていますね。

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コメント

  1. アーモンド より:

    喜美子31歳、恵梨香31歳ちょうど年相応の年齢を演じているんですね。

  2. 偽君子 より:

    すみません、仕様がわからないのでコメントがダブってしまいました。

  3. つい しょうこ より:

    八郎さんが「この時間を取り上げられたら生きていけない」と言っている夫婦水入らずの時間ですが、今後喜美子がコンペに出品する作品作りに集中する間に、過ごす相手が喜美子から美津へと変わっていく予感が・・・これは伏線なんでしょうか?
    家族写真以来、事実上初めての八郎さんのスーツ姿も、素敵ですがちょっと窮屈そうな雰囲気も。個人的にはセーターやカーディガン姿のほうが好きですね。フリースもヒートテックもなかった時代の、品の良いニット姿はいつまでも見ていられます。飽きません。

  4. 偽君子 より:

    どうも初めまして。
    改めて考えてみますと、本作はけっきょく、特に女性に「共感させる」ように作っているんですね。そうなると、絵空事で終わってしまうのではよくない。あぁ、こういうことってあるよねと思うようなリアリティを持った展開である必要があるんでしょう。つまりは視聴者と「一緒に怒ったり嘆いたりしてくれる」ものにしたいと。それはやっぱり女性が書いたからでしょうか?もっといえばプロデューサーもチーフ演出も、主導権を握っている人の大部分が女性・・・おや、これはtbsの「アンナチュラル」と同じケースですね。
    そうなると、できればあんまりうまくいってしまうのでは面白くない。なかなか思い通りにならない状況でもしぶとく生きている人たちの姿が見たいんではないでしょうか。前作「なつぞら」が節目にもかかわらず、あまり受けなかったのはそのへんが希薄だったからかも(個人的に嫌いではありませんが)。

  5. 丹善人 より:

    オープニングクレジットを見ていると、喜美子が作ったとして出て来る作品は、すべて喜美子の
    モデルとなっている方が実際に作られた物なんですね。

  6. きりあす より:

    お弟子さんの1人(リーゼントの人)は、まんぷく塩軍団の赤津でしたね!
    テレビの前で、「赤津!」と叫んでしまいました(笑)
    すぐ首になるようですが、久々に元気な顔を観れて嬉しかったです。

  7. 偽君子 より:

    どうも初めまして。
    本作、年明け一発でなんとなくシニカルな雰囲気になっているので、ははぁ、これが本作なんだなと思いました。つまりこの徹底したリアリティは、特に女性の共感に訴えるものなんでしょうね。脚本が女性だから、女性が求めているものをしっかり抑えているんでしょうか。もっといえばプロデューサーもチーフ演出も、ほぼ実質的主導権を握っているのが女性なんですよね・・・おや、これは「アンナチュラル」と同じパターンではないですか。
    そうなると、あぁこういうことってあるよね、という展開にしてほしいし、どうせなら先を見出せない環境の中でしぶとく生きている人たちの姿を見せてほしいんでしょうね。前作が節目にもかかわらず、あま
    り受けなかったのはそれが足りなかったのかも(小生は嫌いではありませんが)。

  8. ぱぽりん より:

    朝蔵さん、皆さん、明けましておめでとうございます。
    また今年も一年、こちらにお邪魔し、楽しませていただきたいと思います。

    さて、この正月、CATVで <あまちゃん、一挙放送!> を見つけ、「あまちゃん三昧」をしてしまいました。
    本放送時、初回を見て挫折、途中も何度か見て挫折、ようやく終盤で連続して見ることのできた<あまちゃん>。
    不思議なのは、見る度、面白いと思うものの、見続けることが出来なかったこと。
    その理由がようやく解りました。

    <いつも誰かが苛立っている>
    その苛立ちが醸す <ザラついたニュアンス> が画面に張り付いている。
    そして、春子=小泉さんの、高いけれど割れてかすれた声がそれを更に際立つものにしていて、自分にはそうした世界がきつかった。

    ひよっこでは、実の花卉栽培がうまく行きみねこがそれを見届けるまで、明るく楽しい場面であっても、登場する人物の多くがどこかに不安を抱えていた。
    不安を抱える人には、寄り添い、声をかけ、励ますことが出来る。
    しかし、苛立つ人に対しては、離れて見ていることしかできない。
    そうした違いが作品の出来とは別に、ドラマへの自分の思いの違いになっていたようです。

    また、あまちゃんのドラマの組み立ても特徴的であったと思う。
    フレームを動かしてドラマ世界の広がりを見せるのではなく、何十枚もアニメのセルを重ね、セルを1枚剥がすごとにそのセルに隠されていたものが見えてくるような、奥行きというか深度でドラマの広がりを表現する感じでしょうか。

    スカーレットにはこれまでのところ、あまちゃんやひよっこに感じたような <ドラマを支配する空気> を感じません。
    良く言えば、安心して見ていられる。
    悪く言えば、画面に映っているモノしか見えない。

    後半に入り、どういった世界によってドラマが成り立っているのか、そろそろ見せて貰いたいなと思うところです。

  9. アーモンド より:

    お母ちゃん、冨田靖子が、今日のあさイチのゲストですね。
    ドラマとつなげて、冒頭に顔を出せばよかったのに、もう1人のゲスト笹野に気を使ったかな?。

  10. オペラ座の怪人 より:

    じょうじ父さんが亡くなって、
    もう3年ですか。

    じょうじ父さんのいない生活にも慣れて、
    富田靖子さんは合唱団でがんばっていて、
    夫婦は陶芸の道に邁進していて、

    うんうん、良い正月、かどうか、
    分からないけど、

    あ、忘れていた、
    朝蔵様、
    今年もよろしくお願いします。

      

    おしまい

  11. よるは去った より:

    明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
    昨年末の紅白歌合戦でリトル百合子ちゃんの住田萌乃ちゃんがメインボーカルのFoorinが出場すると知った時、「川原家」の面々の応援とかあるかななんで勝手に思いましたけど、ちょっとそれはなかったようですね。
    主題歌「フレア」を歌うSuperflyへの戸田恵梨香ちゃんの応援はありましたが。

  12. みいちゃん命(欅の) より:

    土曜日夜、何気なくテレビを見ていたら、信作と照子が出ているではないですか。いや「なつぞら」のなつの幼なじみ信さんも、なつの高校の同級生の良子ちゃんまでも、それ以外にも「わろてんか」や「ひよっこ」、「とと姉ちゃん」…etc、NHK朝ドラで主役や脇を固めていた俳優さんがいっぱい。2夜連続のフジの正月ドラマ「教場」のことです。キムタク主演であったものの、朝ドラに出ていた彼らの演技でスゴイ見ごたえがあるものとなっていました。信作の狂気に満ちた表情や照子のシリアスな演技は、「スカーレット」ではおそらく見ることはないと思います。

  13. 璃織 より:

    朝蔵様、皆様、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。さて、スカーレットの公式HPにお父ちゃん役 北村一輝さんのインタビュー2が載っていますね。もう、余りに素晴らしく感動して涙しながら読みました。実は「お父ちゃん」程ではもちろんありませんが、ちょっと北村さんの事、苦手だったんです。初めて見た役が身震いするほど超怖いストーカー役で、それはそれだけ迫真の演技だったという事なんですが…… 。でも、今回のインタビューを読むに当たり、その人間性の温かさや役者魂に触れ、その事柄だけでなく言葉の表現も含めて、感服また感動した次第です。もし、まだ読んでいらっしゃらない方は是非お読みになって下さい!これで、あんなに嫌いだったお父ちゃんが、なおさら愛しく思えて、ロスが半端ないです。しょうもないお父ちゃんを沢山見せつけてきたのは、山を高くする為の谷の深さ演出&演技だったんですね。そして、これを機に北村さんが大好きになりました。北村さん、素晴らしい演技をありがとうございました!そして、ご結婚おめでとうございます‼

  14. いえもん より:

    公式HP特集に掲載されている水橋文美江さんのインタビュー(10/12)を読むと、みんなが予想しているような展開にはならないんじゃないかなあ、その斜め上を行くような脚本になっているんじゃなかろうか、と思っています。かつて、新人時代の十代田さんが何か引っかかりのある表情をしている理由が、視聴者が想像していたのと全く違う、フカ先生の絵をお米に変えたことだったように。