信作から鋭い指摘受ける / スカーレット 第80話

2020年1月7日(火)第14週「新しい風が吹いて」

あらすじ

八郎が個展の準備に追われる中、その日も喜美子は、八郎の二人の弟子のケンカの仲裁をしていました。そんな中、信作が喜美子のもとにやって来ました。そのとき、八郎は銀座の個展に向けて接客をしているところでした。

喜美子は信作からのある報告を期待していました。そのころ、信作は百合子との距離を急速に縮めていました。その二人の関係の報告を喜美子は期待していたのです。しかし、信作が口にした言葉は喜美子には意外なものでした。

信作が百合子と会って話しているのは喜美子たちのことでした。喜美子と八郎は、かつて二人が思い描いていたような陶芸家夫婦からは程遠い姿になっているのではないか。喜美子は八郎を支えようとするあまり、自分のことを犠牲にしているのではないかと。

信作の言葉を受け止めた八郎は、喜美子にも陶芸に積極的に取り組むよう進めました。しかし、八郎が知らぬ間に喜美子が陶芸の知識を豊かにしていた事実を知り、八郎は心の底から驚かされるのでした。

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予習レビュー

信作くんの川原家への来訪がきっかけとなって、喜美子ちゃんと八郎くんの夫婦のすれ違いが再びクローズアップされます。

お父ちゃんが亡くなる前後も、喜美子ちゃんと八郎くんは気持ちがすれ違っていました。

しかし、お父ちゃんとお母ちゃんは一度もケンカをしたことがないというお父ちゃんの言葉によって、喜美子ちゃんと八郎くんは自分たちの関係を見直すきっかけとしました。

そして実際に、喜美子ちゃんと八郎くんのギクシャクした関係は修復されました。

一度は修復された喜美子ちゃんと八郎くんのギクシャクした関係。修復されたのは一時的だったようです。残念。

信作くんからそこまで言われてしまうほどの喜美子ちゃんと八郎くんの夫婦関係。このままどこに行ってしまうのでしょうか。

八郎くんの二人の弟子が繰り返すケンカの仲裁を喜美子ちゃんは行うものの、当の喜美子ちゃんと八郎くんのすれ違いの仲裁をしてくれる者はもう誰もいない皮肉。

さらに信作くんから鋭い指摘を受けながらも、喜美子ちゃんと八郎くんは自分たちの関係を見つめ直すきっかけにはしなさそう。

それどころか、八郎くんは喜美子ちゃんの知識や才能にプレッシャーすら感じはじめるみたいです。

八郎ぬまは泥沼になってしまうのでしょうか。

感想

喜美子ちゃんと八郎くんのギャップ

八郎くんを支える「内助の功」に徹していた喜美子ちゃんが、いつの間にか釉薬の調合など陶芸の知識を豊かにたくわえていた件。

支えられていた当事者である八郎くんが、喜美子ちゃんの努力に気がつかないばかりか、第三者の立場の百合子ちゃんですら気がついていなかった。

それくらい裏方に徹していながらも本格的な知識を習得し続けていた喜美子ちゃん。

そんな喜美子ちゃんのことを八郎くんは称賛していましたが、本音はかなり複雑な気持ちを抱いているのではないでしょうか。

ただでさえ八郎くんは創作に行き詰まっているタイミング。

そのようなタイミングで、喜美子ちゃんのまさかの実力を知った八郎くん。かなり焦ったであろうことが想像できます。

八郎くんの焦り。そして、どうやら焦りに気がついていなさそうな喜美子ちゃん。この二人のギャップがこれから拡大してしまうんでしょうか。

嬉々として陶芸に取り組む明るい喜美子ちゃんの明るい表情に対して、驚きを隠しきれない八郎くんの表情。

この表情が今後の展開へのフラグではないか。そんな気がする『スカーレット』第80回でした。

コメントへの返信 by 朝蔵

昨日、コメントをちょうだいした皆さま。明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

「うち、離婚するから」←照子のこのセリフ(ひるたまさん:14週)
ブログ主もこのセリフには驚きましたが、その一方で照子ちゃんはこういうセリフを平気で言う一面もありそうなので、視聴者を驚かすネタなのかなとも思いました。

というか、そう自分に思い込ませていました。

また「離婚」という言葉は、喜美子ちゃん八郎くん夫婦の今後の展開を暗示するために、あそこであえてこのセリフを入れたのかな、とも。

いずれにせよ、後半はエグい展開が十分にあり得そうですね。

まるまるさんたち(はままさん:78話)
喜美子ちゃんがつくる顔つきおむすびもまた、形がまんまるですね。あのおむすびも、まるまるシリーズへのオマージュなのかもしれません。

朝ドラから大河への流れの俳優が、多いですね(アーモンドさん:78話)
朝ドラが安定した人気なのに対して大河は苦戦することが多い。なので朝ドラの影響力を借りたいということなのかなと思います。

ちなみに最近は映画でも朝ドラの人気俳優を集めた作品がよく目につきます。朝ドラの影響力に映画界も目をつけているようです。

喜美子と八郎の夫婦の会話のシーン(つい しょうこさん:77話)
朝ドラとしては、とっても大胆な描写でしたね。

しかし昨年の秋ころに再放送された『おしん』で、もっと大胆な描写がありました。描写が年々こじんまりとしてきているようです。

あんなに嫌いだったお父ちゃんが、なおさら愛しく思えて、ロスが半端ないです(璃織さん:79話)
素敵な情報を教えてくださりありがとうございます!さっそく、見てみます。

お父ちゃんのいない『スカーレット』がはじまりましたが、何かが足りない!そんな気持ちでいっぱいです。

よい意味でも悪い意味でも、いつまでも記憶に残る朝ドラのお父ちゃんでした。常治さんという人は。

2夜連続のフジの正月ドラマ「教場」(みいちゃん命(欅の)さん:79話)
そんなドラマがあったんですか!?

朝ドラで注目の集まった役者さんで脇を固めるパターン。ドラマだけでなく映画でも増えてきました。

一昨年に見た、『まれ』の土屋太鳳ちゃん主演の映画。土屋太鳳ちゃん演じる主人公のご両親は『あまちゃん』。恋人は『半分、青い。』脚本は『ひよっこ』でした。

「川原家」の面々の応援とかあるかな(よるは去ったさん:79話)
これまで何度か朝ドラの番外編みたいな出し物が紅白の中で披露されましたが、最近、見なくなりましたね。

『あまちゃん』特別編など、とってもよくできてました。

じょうじ父さんが亡くなって、もう3年ですか(オペラ座の怪人さん:79話)
ちゃぶ台返しがなくなった川原家は、ダシを入れ忘れた味噌汁みたいですね。何かが足りない。そんな気がします。あれほど嫌いだったお父ちゃんなのに。

冨田靖子が、今日のあさイチのゲスト(アーモンドさん:79話)
『あさイチ』は見ることができないんです。これを見ることができれば、朝ドラの今後の展開のヒントが見つけられると思うのですが。(録画したものを見る時間もないのです)

いつも誰かが苛立っている(ぱぽりんさん:79話)
ぱぽりんさんが『あまちゃん』を見続けることができなかった理由としてあげられた「いつも誰かが苛立っている」。

同感です。

ブログ主は再放送で完走しましたが、誰もが苛立ち、ときに口汚くののしり合う場面は、耐えがたいものがありました。

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コメント

  1. 宵待草 より:

    はじめまして。
    八郎さんは、良くも悪くもこの時代の(昭和)男の人なのでしょう。
    貴美子(妻)より優位に立っている(と信じ込んでいる)間は優しいくて良い人です。
    でも自分より上(才能も含めて)だと思った瞬間、優しくていい人では居られなくなる。
    対等も一緒にも、自分が上に立てている(つまり男性優位がしみついている時代)という土台があればこそ言えているけれど、それが脅かされると人が変わってしまう。
    という揺らぎを、八郎さんの役者さんは見事に演じているなぁと思います。

  2. 丹善人 より:

    TVのない川原家で、どうして沢村忠を知っているのか。大野さん家ででも見せてもらってるのでしょうか。その頃、なつが描いていた「キックジャガー」のアニメが企画に上がっていたりして。

    百合子ちゃんが見ていたお姉ちゃんは完璧で時代の最先端を行く、あこがれのお姉ちゃんだったはず。直子ちゃんはある意味お姉ちゃんに嫉妬して自分の道を見つけに行ったけれど、百合子ちゃんはお姉ちゃんの後押しをしたいと思いながら、何を後押しすればいいのかわからなくて、ひいては自分の存在理由も見失っていたので信作にぶつけていたのでしょう。
    「妹」としてしか見ていなかった信作君も、喜美子夫妻の焚きつけで、ここでようやく尻を叩かれたかも。

  3. よるは去った より:

    喜美子「別のと『あかつき』に飲みに行ってるって・・・・・・うちの可愛い可愛い妹と・・・・・・・。」
    ん~やっぱりこういう話は視聴者の見えないところで進展するもんなんですかねえ。

  4. オペラ座の怪人 より:

    今日も夫婦はギクシャクしていましたなあ。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    きみ子が勉強しているのは、いいんだけど、
    遥か後ろにいた(はずの)きみ子が
    いつしか追いつき、
    そして、追い越し?

    予習はしない主義だけど、
    どうも、目に入るのが、
    夫婦の危機的予想、かしら?

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい

  5. 文月 より:

    悲しいかな、ついに喜美子と八郎に自他共に認めるすれ違いモードに入ってしまうのですね。
    蒼井優と山里亮太の結婚の際にネットで話題になっていましたが、結婚が久しく続くか否かは相手に対する尊敬を持ち続けられるかにかかっているとか。
    喜美子と八郎は、同じ職人とはいえ、アーティストとエンジニアとして互いに相手への優越感を持ていたように思います。
    八郎は些細な釉薬の調整などを些細にサンプルを作りながら試みて作陶するのが得意な人で、一方で芸術的感覚は不得手なようです。最初の入選作も社長の一声で見直しています。一方で、ロクロを使ったような均整のとれたフォルムの作陶は事もなげに仕上げます。
    喜美子は中学での金賞受賞、八郎の言葉からの双雁図の創作、火鉢の斬新な絵付けなど、無から美のバランスを見いだす感覚は優れているものの、ロクロを使いこなすことなどはストレスを感じているようです。喜美子の最初の作陶もロクロを使わないものでした。既にSUNNYの珈琲茶碗が伏線で会ったのかもしれませんが、喜美子は、均整を取れた作品より、不均衡・不揃いのなかに「ええやん」と感じているようです。
    その喜美子が、八郎を経ずして、作陶の知識と技量を蓄えてくる。
    それを知った八郎は、喜美子にとっての自分の存在価値を憂うるようになる展開にしかなり得ません。せめて、喜美子の知識と技量が八郎を経て蓄えられたのであれば、喜美子と八郎の関係性も違ってきたんでしょうが・・