弟子入り認められる三津 / スカーレット 第83話

2020年1月10日(金)第14週「新しい風が吹いて」

あらすじ

盗み出された喜美子と八郎の夫婦ノートを、三津が奪い返すことに成功。喜美子と八郎に夫婦ノートを手渡した三津は、ふたたび弟子入りを懇願しました。陶芸家を志望する三津は、日本中の焼き物の産地を訪ねて歩き、また新しいことに果敢に挑戦する女性でした。

三津のことを知った喜美子は考えました。創作に行き詰まる今の八郎にとって、三津の存在は良い刺激になるのではないかと。三津を弟子にしてみてはどうかと、喜美子は八郎にすすめました。頭を下げて懇願しました。

喜美子の提案をついに八郎は受け入れました。弟子として不適格であればすぐに辞めてもらうという条件で、三津の弟子入りを八郎は認めました。そして三津は、掃除や洗濯などの家事も手伝いながら川原家に住み込むことになりました。

三津は早速、土を変えてみてはどうかと八郎に提案をしました。しかし八郎は三津の提案を一蹴。これまで作ったものを壊して前に進もうという喜美子の声も聞き入れませんでした。そして八郎は、自分と喜美子は違う人間だと言い切るのでした。

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予習レビュー

三津ちゃんがついに八郎くんの弟子になることを認められました。

川原家に騒動を巻き起こすことになるという三津ちゃんという登場人物について、今の段階でわかっていることをまとめてみました。

・三津ちゃんは八郎くんに弟子入りを頼み込むまで、日本全国の焼き物の産地を訪ね歩き、たくさんの人と会い陶芸の経験を積んできた。

・三津ちゃんには一緒に陶芸家を目指す恋人がいたが別れてしまった。だから、喜美子ちゃんと八郎くんは三津ちゃんにとっては理想の夫婦。

・弟子入りを許された三津ちゃんは川原家の家族とすぐに打ち解ける。三津ちゃんは百合子ちゃんと布団を並べて眠ることに。

・三津ちゃんにとって八郎くんは尊敬する師匠。しかし、その尊敬の気持ちはやがて別の感情へと変化する。

・そして三津ちゃんは川原家に一波乱を起こす。

川原家に起こる波乱がどのようなものなのかはまだ不明ですが、次週あたりから三津ちゃんの言動が喜美子ちゃんを動揺させることになるようです。

次週では、八郎くんが三津ちゃんにだけ本音をもらすようです。喜美子ちゃんの存在が今の自分にとっては負担になっていると。

それを知った三津ちゃんが、意図的になのかうっかりなのかはわかりませんが、八郎くんの本音を喜美子ちゃんに言ってしまうのだとか。

また、妙に仲が良い八郎くんと三津ちゃんの姿が喜美子ちゃんが心配になる。そんな場面もあるそうです。

そして、1月20日から始まるその次の週では、八郎くんと三津ちゃんは距離を縮めはじめる。

1月下旬から2月にかけて、ただならぬことが起きそうな気がします。そんなブログ主の予感が今回もまたはずれることを願うばかりです。

感想

「僕と喜美子は違う人間や」

今回の最後に八郎くんが喜美子ちゃんに対して言った言葉「僕と喜美子は違う人間や」を聞いて思いました。

等ブログに「ずんこさん」が次のようなコメントを書き込んでくださいましたが、コメントの通りの展開になってきたと。

「(八さん)努力でコツコツ積み上げていく」
「喜美ちゃんはヒラメキ天才タイプ」(一部を抜粋)

八郎くんは努力を積み上げるタイプ。これまで作ったものの上にさらに努力を積み上げてゆくタイプなので、これまで作ったものを壊すわけにはゆきません。

でも喜美子ちゃんはヒラメキの才能に秀でているので、これまで作ったものを壊したところで、新しいものがこれまでとは関係のないところにひらめく。だから過去を壊せます。

八郎くんははっきりとそこを自覚してしまったんですね。

そして八郎くんのような努力型の人間ならよく知っているはずです。努力型は天才型には簡単には勝てないことを。

自分の限界と喜美子ちゃんの才能。両方がはっきり見えてしまった八郎くんの苦悩がこれからはじまるのでしょうか。

コメントへの返信 by 朝蔵

喜美子に嫉妬するさまが少しづつあらわになってきました(笑顔が一番のコハさん:『スカーレット』)
八郎くんが陶芸展ではじめて金賞を受賞した直後の勢いに乗っているころであれば、喜美子ちゃんの秘められた才能がわかったところで素直に喜ぶ余裕があったはず。

創作に行き詰まり、そのことを美術商からもハッキリと指摘され、なかば見限られたような捨てゼリフを吐かれた直後の、喜美子ちゃんの才能の覚醒。

八郎くんにとっては最悪のタイミングでしたね。

この二人が一緒に出て行ってしまうストーリー(ちーぼーさん:82話)
八郎くんと三津ちゃんが距離を縮めてゆくところまでは今のところ確定ですが、八郎くんと三津ちゃんが二人で出て行ってしまうかどうかは、まだわかりません。

史実に忠実なストーリーだと、そのような展開になってしまいますが、一体、どんな展開がこの先で用意されているんでしょうね。

富田靖子お母さんが娘と信作の仲に気をもむ(オペラ座の怪人さん:82話)
百合子ちゃんと信作くんがいつの間にか仲良しになっていたなんてこと。まして、信作くんが百合子ちゃんに対して恋心を抱いているなんてこと。マツさんは寝耳に水の事実だったことでしょう。

もしお父ちゃんが生きていたら、自分の大事な娘が戦友の息子と一緒になることを、喜んでいたかもしれませんね。

裏切る八さんなんか、絶対、絶対見たくありません(ネコさん:16週)
同感です。

自分の才能の限界。そして自分以上の喜美子ちゃんの才能。この二つをしっかりと受け止めて、大きな男へと成長を遂げてほしいですね。

本来のプロの陶芸家の姿勢(よるは去ったさん:82話)
ブログ主が大ファンの陶芸家は、個展に出品するために作陶するのではなく、ただ好きだから作陶を続け、作品が出来るとそれは庭に放り出して次の作品を作りはじめる。

そして個展を開くときに、庭に放り出しておいた作品の中からめぼしいものを拾い集めるのだそうです。

八郎くんもこんなスタイルであれば、停滞を避けて通れたかもしれませんね。

八郎と三津の年齢差なら普通にありえる年齢(丹善人さん:82話)
八郎くんと三津ちゃんの年齢差。推定十歳前後なので「歳の差」と呼べるほどのものはありませんね。

八郎くんが三十代半ば。三津ちゃんは二十代半ば。二人ともまだまだ若いので、暴走は十分にあり得ますね。

朝蔵さん、さては正月にお酒を飲み過ぎたか?(ぱぽりんさん:82話)
ご明察です(笑)。他にもいくつか誤りがありました。ご指摘ありがとうございます。助かりました。

驚異的なあっさり展開(文月さん:82話)
不倫がバレたその直後に離婚した数年後にスキップという「驚異的なあっさり展開」。前例から考えて十分にあり得ますね。

また、本来ならドロドロしてしまう離婚までのプロセスを大胆にスキップすることで、少なくとも「ドロドロ」は回避できます。

離婚も一つの「発展的解消」(ずんこさん:82話)
八郎くんと三津ちゃんは同じ努力型タイプ。喜美子ちゃんと三津ちゃんの元カレは同じ天才タイプ。ずんこさんのこの分け方、おもしろいですね!

喜美子ちゃんと八郎くん。三津ちゃんと元カレ。目指すところが同じ陶芸ではなく、まったく異なるジャンルであれば、それぞれのカップルはずっと一緒にいることができたのかもしれません。

でも、二組のカップルともに陶芸家で競合しあう相手どうしだったのが悲劇のはじまりでしたね。

その点で『なつぞら』のなっちゃんといっきゅうさんは、二人揃って天才型だったので幸福な夫婦でした。

自分がドラマを見るのは、ほとんどの場合、ロケ地、セット、小道具、衣装などが目当て(ぱぽりんさん:82話)
増田明美さんの「細かすぎる解説」レベルの、ぱぽりんさんの細かすぎるセット分析の理由がよ〜くわかりました。

それで思い出したことがあります。スタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』はご覧になりましたか?

ニューヨークの街角の場面があるのですが、ブログ主はロケ撮影だとばかり思い込んでいました。

なんとすべてがセット撮影。ニューヨークの街角を寸分たがわずスタジオの中に再現してしまったのだそうです。

信作の心に引っかているのは、やはり喜美子なのではないでしょうか(みいちゃん命(欅の)さん:82話)
数年前の朝ドラ『花子とアン』はご覧になりましたか?

ヒロインの幼なじみの朝市くんは、ずっとヒロインに想いを寄せながらも結ばれることはありませんでした。

そのときの関係と似ているかもしれませんね。喜美子ちゃんと信作くんの関係は。

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コメント

  1. おたかちゃん より:

    黒島結菜さん演じる三津が登場。出演者発表は伊藤健太郎さん(武志)と同時だったので、「アシガール」コンビ復活かと思っていましたが、武志はまだ子供なので共演はないようですね。
    話は変わりますが、「ゲゲゲの女房」再放送が今日最終回となり、次は「ひよっこ」だそうで、また楽しみです。

  2. 1013 より:

    大吉・吉・中吉・小吉・凶の5種類が同じ枚数だけ入っているおみくじの場合、5回連続で凶を引く確率は3125分の1。
    末吉入りの6種類なら7776分の1。
    更に凶や大吉は枚数少な目なのが普通なので確率はもっと下がる。
    凄いね、信作くん。
    逆に強運の持ち主かもしれない(汗)

  3. ともあき より:

    金賞取って三年目の浮気…。
    『あさがきた』 で、史実通りのふゆちゃんの2号さんストーリーはなかったのですから、こんな自分のセンス無いタイトルをそのまま再現しないでください!どうかお願いします!
    三津ちゃんの天然なところ、普段だったら可愛く映るのにフィルターかけてみてしまうのも三津ちゃんに申し訳ないし、八郎さんにも申し訳ない…。
    朝ドラなんだから、そんな展開引きずりませんよね、きっと!!!
    と、空元気で今日もランチ仲間とくらーくお昼を食べました。

  4. やのっち より:

    このブログをいつも楽しみにしてます。初めてコメントさせていただきます。

    喜美子と八郎のすれ違いがはっきりと浮き彫りになってきましたね。
    脚本家の水橋さんが、本作にモデルはいない、今後嫌な人間は1人も出てこないとおっしゃってたとどこかで読んだ気がします。それらを踏まえて今後の展開を予想してみました。

    八郎は、自分の才能の限界を感じ、また才能ある喜美子の負担になっていると思い込み、陶芸家を辞めて出て行ってしまうのではないかと思います。その際、いろんなデータも喜美子の為に残していくのではないかな? そして、一度は三津との距離を縮めたものの、振り切って出て行くのではないかと。
    一方で残された三津ちゃんは、コツコツ努力タイプながら、新しいことにも果敢に取り組んでいきたいタイプ。喜美子の片腕として成長し、良きライバルになる気がします。

    いかがでしょうか??

  5. 丹善人 より:

    三津さんの年齢が明らかになりました。
    百合ちゃんと同い年ということで、信楽にやって来た
    昭和22年に生まれたばかりの百合ちゃんは21年か
    22年生まれ。干支で言えば戌か亥年。で、八郎さんが
    信作と会った時、喜美子や信作が丑年で、八郎は亥年と
    言っていたので、八郎と三津はちょうど一回り違う
    ことになりますね。

    まあ信作と百合子が十歳違いなんだから、それと
    大きくは違わないようで。

  6. Luna より:

    ざわざわの八さんと喜美子。ほっこりさせてくれる百合子と信兄。でもこれからは嫌な展開になるんだろうな。八と喜美子。喜美子は人に否定されたらなにくそって頑張る。でも八さんは否定されたら、自分自身が否定された気になるって言ってた。オリジナルとはいえやはり嫌な展開は避けられないのかな?でも三津は昔の喜美子に似てるような気がする。

  7. ぱぽりん より:

    喜美子と八郎、どうすればもっともお互いを生かせるのか。

    朝蔵さんがずんこさんのコメントを取り上げて書かれたことは、自分も同様に思うところです。
    では二人はこれからどうすればよいのか、と考えるならば、

    「立場を入れ替える」

    八郎が 「陶芸作品の雰囲気を持った良質な日用使いの焼き物」 を作り、
    喜美子が 「日用使いもできる陶芸作品」 を作る。 

    喜美子のモデルとなった女性陶芸家は、あくまでモデルであり当作品のヒントであるわけで、何も史実に沿って八郎が不倫駆け落ち?しなければいけないわけではない。
    だから、これから起こるとんでもない展開は、喜美子と八郎の立場の入れ替え、と、ここであえて予想しておきましょう。
    花子とアンの蓮子以上のドロドロは起きないハズ、だってスカーレット、貧乏設定ではあるほかは、実にまったりしてるドラマじゃないですか。

    当たるかな、モロハズレかな??

    さてさて、残念ながら、というか、情けないことに、と言うべきか、アイズ・ワイド・シャットは見ていません。
    キューブリックの作品は大好きですが、見るのに体力が必要で、めっちゃ脳みそも疲れます。だからと言うわけではありませんが、これは見落としています、残念。
    ルキノ・ヴィスコンティ監督の一連の作品、マイケル・チミノ監督の天国の門などは、ただただ涙流して見つめるしかない映像、たまりません。
    ドラマでは、デヴィット・スーシェ演じる名探偵ポアロのシリーズの映像がすばらしい。
    アールデコを基調とした時代設定のロケ、セット、小道具など、よくぞと感心するばかりです。

  8. 丹善人 より:

    作り上げた物を壊さないと新しい物が出来ない。
    まさかその言葉がきっかけに、作り上げた家庭を壊すことになるとは。

    「命と同じくらい大切な物って何?」「今やったら百合ちゃんやな」
    信作君にとっては別に告白のつもりじゃなかったんでしょうね。
    そこんところが鈍いのかな。百合ちゃんは手が触れたりするちょっとの
    ことで心ときめいているというのに。

  9. よるは去った より:

    喜美子「今の八さんにはな・・・・・・ああいう娘が必要なんちゃうかな思うねん・・・・・・。」
    ネタバレを読んでしまった後では、これも微妙なセリフに感じますね。
    更に、
    八郎「僕と喜美子は違うねん・・・・・・違う人間や・・・・・。」
    あれだけシリアスな八郎君の表情見るのも初めてのような気がします。
    芸術家として違う道を歩んだとしても、せめて夫婦としては一緒に・・・・・という想いです。

  10. オペラ座の怪人 より:

    今日は不協和音でしたなあ。

    信作と百合子の不協和音、
    八さんときみ子の不協和音、
    八さんと女性弟子の不協和音、
    どうなることやら?

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    3連休は色々とあって、
    土曜日も
    月曜日も見られません。

    このホームページで
    (朝蔵様のホームページで)
    情報収集させていただきます。

      

    おしまい