喜美子の陶芸の才能の芽 / スカーレット 第84話

2020年1月11日(土)第14週「新しい風が吹いて」

あらすじ

八郎が個展に出品するための作品づくりは相変わらず行き詰まっていました。そんな八郎に対して、これまで作ったものを壊すよう喜美子はアドバイスするものの、八郎は喜美子の言葉の考えを否定。自分と喜美子は違うのだと八郎は言い切りました。

喜美子と八郎の気持ちのすれ違いが続く中、喜美子は展覧会への挑戦を目指した作品が完成しました。一方の八郎の作品づくりは行き詰まったままでした。それから二ヶ月が経過。三津は、川原家の家族とすっかり仲良くなっていました。

同じころ、百合子は信作との距離を一段と縮めはじめていました。そんな中、信作は百合子に対して一緒に家庭を築かないかと口にしました。さりげなく口にした新作の言葉を、百合子は喜んで受け止めました。

一方、三津が作陶に励む姿を見ながら八郎は思い出していました。喜美子がはじめて作陶に挑んだころのこと。自分を超えたことを。続けて八郎は三津に言いました。才能豊かな喜美子が自分の横にいるのはしんどいと。

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予習レビュー

喜美子ちゃんと八郎くんの二人のすれ違い。そして、八郎くんの創作の行き詰まり。二つのピンチが続く中で、もう一つの不安材料が加わりました。

それまで注文を受けた陶器だけを作っていた喜美子ちゃんが、展覧会への応募を目指して陶芸の創作を開始。

喜美子ちゃんがつくりはじめた作品を見た八郎くんが焦りを感じはじめたのです。

焦りの理由は喜美子ちゃんの才能です。

八郎くんは喜美子ちゃんのアドバイスを否定しました。既成概念を捨てよ。発想を転換したほうがいいという喜美子ちゃんのアドバイスを無視しました。

しかし、既成概念にとらわれず、自由な発想で創作に励む喜美子ちゃんの作品に見え隠れする喜美子ちゃんの才能。八郎くんにはない才能。

八郎くんの焦りはいかばかりか。

さて、今週の放送で弟子入りを許された三津ちゃん。川原家に一波乱起こすとアナウンスされている三津ちゃんは、今週はまだまだおとなしい存在でした。

しかし、喜美子ちゃんと八郎くんのすれ違いがますます大きくなる中、次週には三津ちゃんの存在が大きくなってくるのでしょうか。

存在がどのように大きくなるのか・・・それはここでは伏せておきます。

感想

喜美子ちゃんと八郎くんの間に生じた亀裂

前回の最後に、自分は喜美子ちゃんとは違うと言い切った八郎くん。今回のアバンタイトルでも再びその場面が登場しましたが・・・

ついに今回、言って欲しくなかったことを言ってしまいましたね。

「喜美子が横にいるとしんどい」と。

喜美子ちゃんと二人きりで過ごす夜の時間がかけがいのない時間とまで言っていた今週のはじめの頃の八郎くんが、今となっては別人のようです。

でも、八郎くんは変わってはいないのでしょう。

八郎くんの目から見た喜美子ちゃんが変わってしまったのでしょう。八郎くんにしてみたら喜美子ちゃんは遠くに行ってしまった。そんな感じがするのかもしれません。

喜美子ちゃんと八郎くんの間の亀裂がますます広がりましたが、まだ喜美子ちゃんだけはそのことに気がついていません。

喜美子ちゃんが亀裂に気がついたとき、喜美子ちゃんと八郎くんの亀裂は決定的なものになってしまうのでしょう。

きっと、その瞬間が来週のどこかのタイミングで描かれるものと思われます。

来週はつらい一週間になりそうですね。

というわけで、令和2年の最初の一週間も当ブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。

次週もよろしくお願いいたします。

どうぞ良い週末&三日連休をお過ごしください。

コメントへの返信 by 朝蔵

信作と百合子の不協和音(オペラ座の怪人さん:83話)
不協和音ではありながらも、わずかづつですが音が合いはじめましたね。百合子ちゃんも、信作くんの気持ちに気付いたみたいです。

そして信作くんの気持ちを受け止める準備もありそうです。百合子ちゃんと信作くんの二人の場面。とっても可愛らしい恋の描写でした。

「今の八さんにはな・・・・・・ああいう娘が必要なんちゃうかな思うねん・・・・・・。」(よるは去ったさん:83話)
喜美子ちゃんとしては、芸術家として行き詰まる今の八郎くんには、三津ちゃんみたいな娘が必要だと考えたはずなのに。

八郎くんにとっては、プライドがずたずたになってしまった一人の男として、傷ついた心を癒してくれる存在が必要なところまで追い詰められていたようです。

喜美子ちゃんの誤算が、次週あたりからはっきりと目に見えてあらわれてくるのでしょうか。見るのが怖いような。でも見てみたい。そんな気持ちです。

「命と同じくらい大切な物って何?」「今やったら百合ちゃんやな」(丹善人さん:83話)
信作くんは、これまでもきっと無意識のうちにこんな軽口をたたいて、女の子たちの心をいつの間にかつかんでしまっていたのかもしれませんね。

でも、本人としては女の子の気持ちをつかむ気持ちなどさらさらないから、女の子が自分に言い寄ってくることが理解できない。

これまでの信作くんは、その繰り返しだったのかもと、この度の信作くんのセリフを聞いて思いました。

ルキノ・ヴィスコンティ監督の一連の作品、マイケル・チミノ監督の天国の門(ぱぽりんさん:83話)
趣味がおそろしいくらいに一致してますね。とりわけ、ある意味でマイナーな『天国の門』が出てきたのには驚きました。

『天国の門』は、興行的にはメジャースタジオを倒産に追い込むくらいの破滅的な実績でしたが、ブログ主にとっては忘れられない一作。

サウンドトラックは今でも頻繁に聴いてます。実はブログ主のサウンドトラックのベスト10の中に『天国の門』そして『ひよっこ』が入っています。(笑)

八さんは否定されたら、自分自身が否定された気になるって言ってた(Lunaさん:83話)
思えば貴美子ちゃんは、幼いころからお父ちゃんに否定されっぱなしでしたからね。そんな環境で育ったので否定をはね返すつよさを身につけることができました。

でも、八郎さんは違います。

末っ子ということもあって可愛がられて育ったのでしょう。自分が否定されることに免疫ができていないはず。

八郎くんの末っ子にしたのも、長女の貴美子ちゃんとのギャップを強調するためだったのかもしれません。

88回がダブっていて、87回が抜けていますね(あらいぐまさん:『スカーレット』)
ご指摘ありがとうございます。重複を直したつもりでいましたが、まだたくさんミスが残っていました。教えてくださり本当に助かりました。

三津さんの年齢が明らかになりました(丹善人さん:83話)
たしかに!百合子ちゃんの口を通じて、三津ちゃんの年齢が説明されましたね!

八郎くんと三津ちゃんの年齢差は、干支のひとまわり。それくらいの年齢差なら、何があっても決しておかしくはないですね。

おかしくないことが起きてほしくはないですが・・・

「日々(ひび)」が連呼されているのは、映画「火火(ひび)」と同じように(ふーさんさん:16週)
主題歌の「日々(ひび)」と映画の「火火(ひび)」を、ブログ主は重ね合わせて考えはしませんでした。

映画は史実に可能な限り忠実なストーリーになったようですが、朝ドラがどこまで史実に忠実になるかはまだわかりません。

八郎くんも心がよろめくギリギリのところで立ち直るかもしれないし、骨髄バンクまで描かれるかどうかもまだ定かではありません。

史実を見た時点で朝ドラへの熱が冷めてきました(チエコさん:16週)
史実どおりには展開しないかなと、ブログ主は淡い期待を持っています。

ほとんど人間の心は弱いもの。だから、その弱さのために、リアルの人間模様はエグさでいっぱいです。

そんなリアルをある程度は受け入れながらも、希望を持たせてくれるのが朝ドラのいちばんの魅力ですからね。

今後の展開を予想してみました(やのっちさん:83話)
初コメントありがとうございます!そして素敵な予想をありがとうございます!

創作に行き詰まった八郎くん。出て行くのなら創作の問題が原因であってほしいですね。創作の問題で出てゆくのであれば、仮に戻ってきたときに喜美子ちゃんも八郎くんのことを心から受け入れることができる。

そして、そのような展開を視聴者も納得できます。

『あさがきた』 で、史実通りのふゆちゃんの2号さんストーリーはなかった(ともあきさん:83話)
『あさが来た』でも、エグい展開が予想されたことがありましたね!

あのとき、エグい展開は回避されだけでなく、ドラマの中では美しすぎる純愛ストーリーとして描かれました。

そんな展開になってほしいものですね。

逆に強運の持ち主(1013さん:83話)
信作くんがおみくじを引けども引けども、残念なおみくじばかり出てくるエピソードが絵がかえる真意をはかりかねていましたが・・・

残念なおみくじを立て続けに引くのは極めてレアな体験だという1013さんのコメントを拝見し、このエピソードは何かのフラグ?という気がしてきました。

「かわはら工房」だけを解散、もしくは八郎が引き継ぎ、喜美子は自然釉での新たな創作(つい しょうこさん:17週以降)
かわはら工房を八郎くんが引き継ぎ、喜美子ちゃんは自然釉で新たな創作に挑戦。これは考えられますね!

というのも『スカーレット』第一回で、窯に薪を足す喜美子ちゃんの姿が描かれましたが、あの窯で「自然釉で新たな創作に挑戦」することが考えられるからです。

また第16週では、窯の話が出てくるみたいです。

八郎さんの結婚感がどう変わるのかも見所(yukakoさん:16週)
ちょうだいしたコメントの「八郎さんの結婚感」という箇所を読んで思い出しました。

八郎くんは、家に帰ったら「お帰りなさい」と自分を迎えてくれる妻がいる家庭。それが、八郎くんの望みの結婚でしたね。

ところが妻は自分を超えかねないライバルになってしまいました。ただでさえ、保守的な結婚観を持つ八郎くんにしてみたら、これほどつらい状況はないですね。

「アシガール」コンビ復活(おたかちゃんさん:83話)
コンビ復活はないかもしれません。武志くん役が伊藤健太郎さんにバトンタッチするまでには10年くらいの歳月が必要です。

そんなに長い間、三津ちゃんが弟子として川原家に居続けるのは考えにくいですからね。

美津を選ぼうとしたところで、美津から捨てられる(つい しょうこさん:17週以降)
三津ちゃんは元カレのことを忘れてはいなさそうなので、元カレとの関係が復活。それによって八郎くんと三津ちゃんの接近はストップ。

そんな収まり方をしてほしいなとブログ主は希望しています。

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コメント

  1. みいちゃん命(欅の) より:

    百合子「人口増大に貢献してもええよ……結婚前提にお付き合いする?」
    信作「してくれるの?」
    百合子「多数決や!…ええ人?」⇒二人「ハ~イ!」

    スゴイ大胆で意味有り気な会話だと思ってドキドキしたのは、ぼくの勘違いか?

  2. つい しょうこつい より:

    信作の奥さんになったら・・・
    百合ちゃんは、呼び方を変えるんでしょうか?
    「信にい」のままではちょっと、ねぇ。
    呼はれ方が変わった時の信作君に興味がわきました。

  3. 丹善人 より:

    黒島結菜さん、川原家を崩壊させたら、全国の主婦から嫌われることに
    なりそうなのに、よく出演OKしたなと。
    (映画ではすでに嫌われ役をやっていたそうですが)
    まあ、嫌われ役で朝ドラデビューしても、その後人気役者になった
    小西真奈美さんの例もありますが。

  4. よるは去った より:

    信作「そりゃあ・・・・・人口増やす、家庭を築く・・・・・・一緒に築くか・・・・・・・・?」
    百合子「人口増大に貢献してもええよ・・・・・家庭を築いてもええよ・・・・・・・・。」

    「なつぞら」の照男兄ちゃんと砂良ちゃんの時とはまたひと味違うというか。
    照男兄ちゃんと砂良ちゃんの時はどちらかというとワイルドな感じでしたからね。
     砂良「『鉄砲』を嫁入り道具にちょうだい。」とか。
     「人口増大に貢献」は良かったな(´▽`)

  5. 丹善人 より:

    来週は百合ちゃんの結婚話に、直子は正式結婚しないまま子どもが出来、
    喜美子の家庭はすれ違いから夫婦関係がこじれそうという、三者三様。

    信作君の言葉は軽すぎてそこに誠実さがなく、女心がわからない鈍さに
    とうとう百合ちゃんの方から「結婚」の話を出さざるを得なくなりました。
    この先、信作が現実逃避をしないことを願いますが、外堀が埋められているから
    周囲が逃げることを許さないでしょうね。